JPH033447A - セルスイッチ - Google Patents

セルスイッチ

Info

Publication number
JPH033447A
JPH033447A JP1135819A JP13581989A JPH033447A JP H033447 A JPH033447 A JP H033447A JP 1135819 A JP1135819 A JP 1135819A JP 13581989 A JP13581989 A JP 13581989A JP H033447 A JPH033447 A JP H033447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
input
output
cells
storage means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1135819A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuro Shohata
康郎 正畑
Masahiko Motoyama
雅彦 本山
Yoshinari Kumaki
良成 熊木
Kenji Sakagami
健二 坂上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1135819A priority Critical patent/JPH033447A/ja
Publication of JPH033447A publication Critical patent/JPH033447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はATV通信システムで使用されるセルスイッチ
に関する。
(従来の技術) 近年、既存の電話網で使用される伝送モードとして、通
信に必要な情報伝送能力を呼設定時に確保しておく S
 T M (S ynchronO3T ransfe
rMode)に変わって、通信端末が必要な時に通信網
の情報伝送能力を使用するA T M (A 5VnC
rOnOus  Trans4er  Mode )に
対する関心と期待が高まっている。
このATMは、セルと呼ばれる固定長の短パケットを用
いて情報を伝送し、各通信端末は必要に応じて通信網に
セルを渡すこと、すなわち通信端末が必要な時に通信網
の情報伝送能力を使用することを特徴とする伝送モード
である。
ATVはこのような特徴を有するため、必要とする任意
の情報伝送能力を通信端末に提供でき、通信端末が有意
情報のみ通信網に渡すことができるので通信効率を向上
することができるといった利点がある。
このため、ATMは、STMに変わって音声、データ、
動画などを一元化して扱うことができる通信網、すなわ
ちB−ISDN網を構成する基本技術として脚光を浴び
ている。
ATV通信網を構成するためには、複数の入力通信路か
ら配送されるセルを所望の通信路に出力する機能、すな
わちセルスイッチを実現する必要がある。
この際、通信端末が必要なときに通信網の情報伝送能力
を適宜使用するため、同時に同一の出力通信路に複数セ
ルが向かう事態が発生する。
このような事態が発生した場合には、複数セルのうち一
つを出力通信路に転送し、残ったセルはバッファに一旦
蓄積することによりいわゆるブロッキングを回避するこ
とが行われる。
このブロッキングの具体的な回避手法には種々の方法が
考えられるが、ブロッキング回避手法はスイッチの性能
に大きく影響を与えるため、効率的なブロッキング回避
手法を適用したセルスイッチの開発が望まれている。
従来から提案されてきたセルスイッチの中で、本発明者
らがrATMスイッチアーキテクチャの比較検討」 (
電子情報通信学会技術研究報告、情報ネットワーク、l
N88−119、平成元年1月27日)で報告した分散
衝突回避型入力バッファ方式と呼ばれるクラスのセルス
イッチは、セルスイッチ内部でブロッキングが発生する
位置にバッファを空間分割して設け、該バッファにより
ブロッキングを回避することを特徴とするセルスイッチ
である。このセルスイッチは、一般的にはバッファ付き
多段自己ルーティング網として既知であるスイッチ網に
より構成されている。ここに、バッファ付き多段自己ル
ーティング網とは、多段自己ルーティング網の各単位ス
イッチにおいてブロッキングを回避可能な様にバッファ
を設けたスイッチ網である。良く知られているように、
この多段自己ルーティング網は、複数の単位スイッチを
網状に結合し、セルの持つ方路情報の内、予め定められ
た位置のピットの値に従つて各セルをスイッチングする
ことにより入力通信路より入力されたセルを所望の出力
通信路に導くことができるスッチ網である。
このバッファつき多段自己ルーテング網は、各単位スイ
ッチにバッフ?を設けたことから、並列化とパイプライ
ン化を計ることができ、^スループットが期待でき、ま
た各単位スイッチが入力されたセルの方路情報の予め定
められた位置のビットの値のみに従ってスイッチングす
ることから、各単位スイッチの独立性が高く、さらに各
単位スイッチがバッファを持つので各単位スイッチを非
同期に動作させることが可能であることから、セルスイ
ッチ全体として動作タイミングに対する要求を緩和でき
るといった利点がある。
特に、 ■セルを出力する際、転送先のバッファがセルを入力予
きる領域を持っているときのみ該セルを転送する制m。
■各単位スイッチの持つバッファに蓄積されるセルのう
ち、なるべく出力通信路に空きが生じないセルを選択し
て出力する優先制御。
のふたつの制御を行うことにより、前記バッファ付き多
段自己ルーティング網の廃棄特性をセルスイッチとして
十分使用できる値に向上させることが発明者の研究によ
って明らかになっている。
発明者の一人は、特願昭63−67106号において前
記方路情報による優先順位を行うセルスイッチ、特にバ
ッファ付き多段自己ルーティング網を構成するのに好適
なセルスイッチの構成を開示している。この発明で開示
されている方路情報による優先制御を行うセルスイッチ
、その中でも特に2人力2出力のセルスイッチは、該セ
ルスイッチのバッファに蓄積されているセルの向かう出
力通信路がどのような組合せであっても、該バッファに
該セルスイッチが収容している出力通信路に向かうセル
が存在するなら必ず該出力路にセルを出力することがで
きる。
しかしながら、この発明で開示されているセルスイッチ
においては、入力されるセルの向かう出力通信路の組合
せによってはバッファに蓄積されているセルが永久に出
力されない、古い替えるとセルがバッファに蓄積されて
いる時間の上限を有限の値におさえることができないと
いう欠点があった。
また、バッファ付き自己ルーティング網では、セルが経
由するバッファの数が多く、セルが入力されてから出力
されるまでの時間として定義されるセル遅延時間が大き
くなるという欠点もあった。
一方、発明者の一人は、特願昭63−64056号にお
いて前記方路情報による優先制御を行なうセルスイッチ
のバッファとして使用可能な通信バッフ7装置の構成を
開示している。この発明で開示されている通信バッファ
装置は、セルの到着順を、該セルを蓄積してるレジスタ
に対応して設けられたカウンタにより記憶しておくこと
を特徴としており、この特徴により、優先制御(方路情
報による優先制御のみならず伝送品質クラスを実現する
ために必要な優先制御も含む)を簡便なハードウェアで
実現できる利点がある。
しか、しながら、この発明で開示されている通信バッフ
ァ装置においては、入力されるセルの持つ優先度によっ
ては、セル到着順位を保持しているカウンタがオーバー
フローしてしまうことがあるといった欠点があった。ま
た、バッファには同時にセルの入出力が行われるので、
バッファに含まれるセルを保持しておく機能を有する記
憶領域にはデータの書き込みと読み出しが同時に行われ
る機能が要求され、該記憶領域の動作速度が上昇すると
いう欠点もあった。
さらに、セルスイッチを構成するのに必要なレジスタに
は高速動作が要求されるため、セルスイッチ全体の消費
電力が大となるといった欠点もあった。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、バッファ付き自己ルーティング網を構成
するのに好適な方路情報による優先制御を行うセルスイ
ッチには、セルがバッフ?に蓄積されている時間の上限
を有限値におさえることができないという欠点があった
。また、バッファ付き自己ルーチング網には、セル遅延
時間が大きくなるという欠点もあった。
一方、方路情報による優先制御を行うセルスイッチのバ
ッファとして使用可能な通信バッファ装置には、入力さ
れるセルの持つ優先度によっては、該通信バッファ装置
でセル到着順を保持しているカウンタがオーバーフロー
してしまうといった欠点があった。また、バッファ内の
記憶領域の動作速度が上昇するといりた欠点もありた。
ざらに、セルスイッチはセルスイッチ全体で消費する電
力が大となるといった欠点もあった。
そこで、本発明は、上記同題点を改善し、セル遅延時間
を小さくすることができるセルスイッチを提供すること
を目的とする。
また、セルがバッファに蓄積されている時間の上限を有
限値に抑えることができるセルスイッチを提供すること
を目的とする。
ざら・に、到着順序の保持を行うカウンターがオーバー
フローするようなことがないセルスイッチを提供するこ
とを目的とする。
またさらに、バッファ内の記憶領域の動作速度が上昇せ
ず、消費電力が小さなセルスイッチを提供することを目
的とする。
[発明の構成1 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成する本発明のセルスイッチは、複数の入
力通信路のうち一つから方路情報を備えたセルを入力し
、前記方路情報に従って複数の出力通信路のうち一つか
ら出力するセルスイッチにおいて、 前記複数の入力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
該入力通信路から入力されるセルを受け取る複数のセル
入力手段と、 前記セル入力手段のそれぞれに対応して設けられ、該セ
ル入力手段から入力されるセルを受け取り、一旦蓄積し
ておく複数のセル蓄積手段と、前記複数のセル蓄積手段
に蓄積されているセルの持つ方路情報のコピーを保持し
、該方路情報を参照して前記セル蓄積手段のそれぞれか
ら所定のセルを出力させる転送制御手段と、 前記複数の出力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
該出力通信路にセルを出力する複数のセル出力手段と、 前記転送制御手段の制御を受け、前記複数のセル蓄積手
段から出力されるセルを所望の前記セル出力手段へと導
くスイッチ手段とを備え、前記セル蓄積手段は、予め定
められた回数の複数の書き込みサイクルを実行すること
によりひとつのセルを前記セル入力手段から受け取ると
共に、予め定められた回数の複数回の読み出しサイクル
を実行することによりひとつのセルを前記スイッチ手段
に渡すことを特徴とする。
また、2本の入力通信路のうち一つから方路情報を備え
たセルを入力し、前記方路情報に従って複数の出力通信
路のうち一つから出力するセルスイッチにおいて、 前記複数の入力通信路のそれぞれに対応して設けられ・
、該入力通信路から入力されるセルを受け取る複数のセ
ル入力手段と、 前記セル入力手段のそれぞれに対応して設けられ、該セ
ル入力手段から入力されるセルを受け取り、一旦蓄積し
ておく複数のセル蓄積手段と、前記複数のセル蓄積手段
に蓄積されているセルの持つ方路情報のコピーを保持し
、該方路情報を参照して前記セル蓄積手段のそれぞれか
ら所定のセルを出力させる転送制御手段と、 前記複数の出力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
該出力通信路にセルを出力する複数のセル出力手段と、 前記転送w4御手段の[1を受け、前記複数のセル蓄積
手段から出力されるセルを所望の前記セル出力手段へと
導くスイッチ手段とを備え、前記セル入力手段は、前記
入力通信路がビット列を転送する並列度をセル蓄積手段
が前記ビット列を入力する並列度に変換するデマルチプ
レクサを含み、 前記セル出力手段は・、前記セル蓄積手段がビット列を
出力する並列度を出力通信路が前記ビット列を転送する
並列度に変換するマルチプレクサを含むことを特徴とす
る。
さらに、2本の入力通信路のうち一つから方路情報を備
えたセルを入力し、前記方路情報に従って複数の出力通
信路のうち一つから出力するセルスイッチにおいて、 前記2本の入力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
該入力通信路から入力されるセルを受け取る2個のセル
入力手段と、 前記セル入力手段のそれぞれに対応して設けられ、該セ
ル入力手段から入力されるセルを受け取り、一旦蓄積し
ておく2個のセル蓄積手段と、前記複数のセル蓄積手段
に蓄積されているセルの持つ方路情報のコピーを保持し
、該方路情報を参照して前記セル蓄積手段のそれぞれか
ら所定のセルを出力させる転送1i1J11手段と、前
記複数の出力通信路のそれぞれに対応して設けられ、該
出力通信路にセルを出力する複数のセル出力手段と、 前記転送制御手段の制御を受け、前記複数のセル蓄積手
段から出力されるセルを所望の前記セル出力手段へと導
くスイッチ手段とを備え、前記転送制御手段は少なくと
もトグル動作を行う優先セル蓄積手段表示フリップフロ
ップを含み、前記セル蓄積手段に最も古くから蓄積され
ているセルの向かう出力通信路が一致した時に、前記優
先セル蓄積手段表示フリップフロップの状態に従って前
記ふたつのセル蓄積手段からひとつを選択し、該選択し
たセル蓄積手段に最も古くから蓄積されているセル手段
を出力させ、最も古くから蓄積されているセルを出力し
ないセル蓄積手段からはセルを出力していない出力通信
路に向かうセルを選択して出力させ、その後前記優先セ
ル蓄積手段表示フリップフロップをトグルさせることを
特徴とする。
またさらに、複数の入力通信路のうち一つから方路情報
を備えたセルを入力し、前記方路情報に従って複数の出
力通信路のうち一つから出力するセルスイッチにおいて
、′ 前記複数の入力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
該入力通信路から入力されるセルを受け取る複数のセル
入力手段と、 前記セル入力手段のそれぞれに対応して設けられ、該セ
ル入力手段から入力されるセルを受け取り、一旦蓄積し
ておく複数のセル蓄積手段と、前記複数のセル蓄積手段
に蓄積されているセルの持つ方路情報のコピーを保持し
、該方路情報を参照して前記セル蓄積手段のそれぞれか
ら所定のセルを出力させる転送制御手段と、 前記複数の出力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
該出力通信路にセルを出力する複数のセル出力手段と、 前記転送制御手段の制御を受け、前記複数のセル蓄積手
段から出力されるセルを所望の前記セル出力手段へと導
くスイッチ手段とを備え、前記転送制御手段は、それぞ
れの前記セル蓄積手段がセルを保持する各エントリに対
応して、該エントリがセルを保持しているか否かを保持
するセル蓄積フラグと、該エントリが保持しているセル
が該・セル蓄積手段に到着した順序を保持する到着順カ
ウンタを含むことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、セル蓄積手段が予め定められた複数回
の書き込みサイクルを実行することによりセルを入力す
るので、入力通信路から入力されるセルを、該セルを構
成するビット列の一部がセル蓄積手段に入力された時点
で該セルを出力する候補のセルとすることができ、セル
遅延FR間を小とすることができる。
また、本発明によれば、バッファの先頭セルがブロッキ
ングしたとき先頭セルを出力することについて、セルス
イッチに含まれるバッファ全てを公平に扱うことができ
るので、方路情報による優先制御を行なうセルスイッチ
において、セルがバッフ?に蓄積されている時間の上限
を有限値に抑えることができる。
さらに、本発明によれば、カウンタによる到着順序の保
持を行うバッファにおいて、優先制御を行った結果出力
されるセルより古(から蓄積されているセルに対応して
設けられたカウンタをデクリメントするので、カウンタ
のオーバーフローを防ぐことができる。
その上、本発明によれば、バッファ内部の記憶領域とし
て書き込みと読み出しが異なるアドレスであれば同時に
実行できる2ボ一トRAMを使用できるので、該記憶領
域の動作速度を上昇させることがない。
さらに、本発明によ・”れば、セル蓄積手段のセルの入
力及びまたはセルの出力が複数回で行われるので、セル
入力手段に含まれるデマルチプレクサ、及びまたは、セ
ル出力手段に含まれるマルチプレクサの長さがセル長よ
り短くなり、さらに、前記マルチプレクサをセルが入力
もしくは出力されているときのみに動作させることがで
きるので、^速動作を行なうレジスタの数を減少させ、
さらに必要なときのみにマルチプレクサ及びまたはデマ
ルチプレクサを動作さゼるので、消費電力を小とするこ
とができる。
(実施例) 以・下、図面を参照しながら本発明の一実施例について
詳細に説明する。
第1FII4は本発明の一実施例であるセルスイッチの
構成を示すブロック図である。同図に示したセルスイッ
チは2本の入力通信路IA、IBと2本の出力通信路2
A、2Bを収容するバッファ付き多段自己ルーティング
網を構成するのに好適なセルスイッチとなっている。
同図において、3はセルスイッチ、4A、4Bは入力通
信路IA、IBに対応して設けられたセル入力手段、5
A、5Bは前記セル入力手段4a。
4Bに対応して設けられたセル蓄積手段、6は前記複数
のセル蓄積手段5A、5Bに蓄積されているセルの持つ
方路情報を保持し、該保持している方路情報を参照して
それぞれのセル蓄積手段5A。
5Bから出力すべきセルを指定し、所定のセル蓄積手段
5A、5Bから所定のセルを出力させる転送制御手段で
ある。また、7A、7Bはセルスイッチ3の収容してい
る複数の出力通信路2A、2Bのそれぞれに対応して設
けられ、それぞれの出力通信路2A、2Bにセルを出力
するセル出力手段。8は前記転送制御手段6の制御を受
け、前記セル蓄積手段5A、5Bから出力されたセルを
所望のセル出力手段7A、7Bへと導くスイッチ手段で
ある。
前記セルを蓄積手段5A、5Bは、予め定められた個数
のセルを蓄積できる記憶11i19を持つ。
この記憶領域9には、該セル蓄積手段5A、5Bが1回
の書き込み及びまたは読み出しサイクルにより書き込み
及びまたは読み出し可能な単位ごとにアドレスが付けら
れ、該アドレスによってセル蓄積手段5A、5Bの書き
込み及びまたは読み出し領域が指定される。このような
記憶領域9は、例えばLSI技術を用いた半導体メモリ
により容易に実現できる。
前記セル蓄積手段5A、5Bは予め定められた回数の書
き込みサイクルを実行することにより、一つのセルを入
力することを特徴とする。これは、該セル蓄積手段5A
、5Bが1回の書き込みサイクルによって入力できるピ
ット幅をセル10を構成するビット列の長さよりも短く
していることと等価である。セル10を入力する際には
、該セル10を入力する複数回の書き込みサイクルに対
して連続したアドレスを与えるものとする。
また、本例のセル蓄積手段5A、5Bは予め定められた
回数の複数回の読み出しサイクルを実行することにより
、ひとつのセル10を出力することを特徴とする。これ
は、該セル蓄積手段が1回の読み出しサイクルによって
出力できるピット幅をセル10を構成するビット列の長
さよりも短くしていることと等価である。セル10を出
力する際には、該セル10を出力する複数回の読み出し
サイクルに対して連続したアドレスを与えるものとする
以上述べたようにセルの入力及びまたは出力を行うと、
前記セル蓄積手段5A、5Bの記憶領域9上でのセル1
0の指定またはセル10を1き込む領域の指定は、一つ
のセル10を保持している連続したアドレスに対して新
たな識別子を導入することにより行うことガできる。該
連続したアドレスに対して導入する新たな識別子をエン
トリと呼ぶ。例えば、アドレスが2進数により表現され
る良く知られているLS IVL術による半導体メモリ
を記憶領域として使用し、さらに読み出しサイクル及び
または書き込みサイクルの回数を2のべき数の中から選
択するならば、記憶領域に与えるアドレス信号の内いく
つかに前記エントリを指定するためのビット列を与え、
エントリを指定するために使用したアドレス信号の残り
のアドレス信号に、一つのセルの入力及びまたは出力が
開始された時点でクリアされ、一つのセルを入力及びま
たは出力するために行なわれる複数回の■き込みサイク
ル及びまたは読み出しサイクルごとにインクリメントさ
れるカウンタにより発生させられるビット列を与えるこ
とにより、前記記憶領域9に与えるアドレス信号を作成
することもできる。
入力通信路1Aもしくは、1Bより入力されるセル10
は、対応するセル入力手段4A、4Bを通過してセル蓄
積手段5A、5Bへと蓄積される。
セル入力手段4A、4Bは前記入力通信路IA。
1Bがビット列を転送する並列度を、セル蓄積手段5A
、5Bが前記ビット列を入力する並列度に変換−するデ
マルチプレクサ11を含み、セル蓄積手段5A、5Bの
連続する複数の書き込みサイクルをとらえてセル10の
ビット列をセル蓄積手段5A、5Bに書き込むと共に、
入力しているセル10の持つ方路情報のうち、自己ルー
ティング機能により要求されるところの該セルスイッチ
3を含むスイッチ網の中での該セルスイッチ3の位置に
よって指定されるビットを転送制御手段6に渡す。
前記転送制御手段6は、それぞれのセル蓄積手段5A、
5Bでのセルの蓄積状況を把握しており、それぞれのセ
ル入力手段4A、4Bから新たにセル10が入力される
とき、新たに入力されるセル10を書き込む蓄積手段5
A、5Bのエントリを決める。また、該転送制御手段6
は、それぞれのセル入力手段4A、4Bからのセル入力
時に渡される方路情報を記憶部12に蓄積しており、セ
ル出力時に出力するためのセル蓄積手段5A、5Bのエ
ントリを決める。さらに、該転送制御手段6は、それぞ
れのセル蓄積手段5A、5Bからのセル10の出力の開
始タイミングを決定する。これは、ある転送制御手段6
を含むセルスイッチ3がセル10を出力する先のセル蓄
積手段(5A、5B)の状態を見て決めることが望まし
い。すなわち、該転送制御手段6は、出力光のセル蓄積
手段(5A、5B)が新たにセル10を幽き込むことの
できるエントリがある場合のみ該出力光のセル蓄積手段
(5A、5B)へセル10を出力′ケるようにセル蓄積
手段5A、5Bを制御する。
これは、出力光のセル蓄積手段(5A、5B)に新らた
にセル10を蓄積可能なエントリがあることを、該出力
光のセル蓄積手段(5A、5B)をU御する転送1Ij
i11手段(6)が、該転送制御手段(6)が出力する
レディ信号をアクティブにすることで表現し、該レディ
信号を出力通信路2A。
2Bを通じてセル出力先の転送制御手段6が参照するこ
とにより可能になる。
さらに、前記転送制御手段6においては、前記入力通信
路IA、IBから入力されるセル10を、該セル10の
持つ方路情報が前記セル蓄積手段5A、5Bに入力され
た時点から出力する候補のセルとしてもよい。このこと
により、前記セル蓄積手段5A、5Bに他のセル10が
保持されていなかった場合には、セル10を一旦全てセ
ル蓄積手段5A、5Bに入力したのち出力することに比
べ、セル遅延時間を小とすることができる。
前記スイッチ手段8は、ふたつのセル蓄積手段5A、5
Bから出力されるセル10を構成するビット列を所望の
セル出力手段7A、7Bへと転送制御手段6のI制御を
受けながら導く働きを行う。
該スイッチ手段8は、セル蓄積手段5A、5Bが一つの
出力サイクルで出力するビット列の並列度を、同時にス
イッチングできるように並列に構成されたクロスバスイ
ッチで構成される。良く知られているように、このクロ
スバスイッチは、例えば2本の入力信号線と2本の出力
信号線を直行させ、これらの入力信号戸田力信号線が交
わった点に入力信号線から出力信号線に信号を導くスイ
ッチを置き、該スイッチの開閉を外部から制御可能とす
ることによって構成可能である。これを複数国設けるこ
とによってセル蓄積手段が出力するビット列の並列度を
同時にスイッチング可能とすることができる。
セル出力手段7A、7Bは、前記セル蓄積手段5A、5
Bがビット列を出力する並列度を、前記出力通信路2A
、2Bが前記ビット列を転送する並列度に変換するため
のマルチプレクサを含み、セル蓄積手段5A、5Bが連
続して出力するセル10を途切ることな(出力通信路2
A、2Bに送り出す。
セル入力手段4A、4Bの含むデマルチプレクサ11と
セル出力手段7A、7Bの含むマルチプレクサ13の構
成例を第2図(a)、(b)に示す。
両図において、FFG、tDタイプのフリップフロップ
、S王は2人力1出力のセレクタである。
第2図(a)は直列−並列変換シフトレジスタとして、
第3図は並列−直列変換シフトレジスタとして既知であ
る構成である。これらのシフトレジスタを入力通信路1
A、1Bまたは出力通信路2A、2Bがビット列を転送
する並列度と等しい数準備することによりマルチプレク
サ11もしくはデマルチプレクサ13を構成することが
可能である。
ここで、これらのシフトレジスタを構成するレジスタに
は、入力通信路IA、1Bもしくは出力通信路2A、2
Bで転送されるビット列をサンプル可能なりロックがビ
ットクロックとして与えられる。例えば現在考えられて
いる150MbpsというUNIのインタフェース速度
を持つB−ISDN網で、入力通信路1A、1Bもしく
は出力通信路2A、2Bがビット列を転送する並列度が
1、すなわち完全にシリアルでビット列を転送する場合
には、150MH2という周波数を持つクロックが与え
られることになる。
本例のセルスイッチ3の消費電力の大部分は、前記マル
チプレクサ11もしくはデマルチプレクサ13である。
ここで該マルチプレクサ11及びまたはマルチプレクサ
13を構成しているときレジスタに与えるビットクロッ
クを、セル10が入力または出力されていないときは与
えないことにすると、これらのレジスタはセルが入力さ
れている間のみしか動作しない。すなわち、デマルチプ
レクサ11及びまたはマルチプレクサ13をセル10が
到着しているときまたはセル10が出力されているとき
のみ動作させることができる。このことにより、本例の
セルスイッチ3は消費電力を低減することができる。こ
れは、デマルチプレクサ11/マルチプレクサ13の構
成が第2図(a)(b)に示すものと別の構成、例えば
、セレクタとカウンタを組み合せたようなものであって
も有効である。
さらに本例のセルスイッチ3においては、スイッチ手段
8並びにセル出力手段7A、7B内にセルを一つ以上蓄
積することができないので、ふたつのセル蓄積手段5A
、5Bからのセル出力は同時に開始されることが望まし
い。
また、本例のセルスイッチ3では、前記セル蓄積手段−
5A、5Bに対して同時にセル10の入力と出力が起こ
る可能性がある。しかしながら、出力されるセル10は
セル入力手段4A、4Bによってセル蓄積手段5A、5
Bに入力されたセル10の中から転送制御手段6が選択
するので、セル蓄積手段5A、5Bのセル10の入力速
度と該セル蓄積手段5A、5Bからのセル10の出力速
度が等しい場合、またはセル10の入力速度がセルの出
力速度より早い場合は、同じアドレスに対する礪き込み
サイクルと読み出しサイクルが発生することはない。
このため、本例のセルスイッチ3では、前記セル蓄積手
段5A、5Bに含まれる記憶領域9として、異なるアド
レスに対するデータ入力とデータ出力とを同時に実行す
ることができる2ボ一トRAMとして既知であるLSI
技術による半導体メモリを使用するとよい。このように
2ボ一トRAMを使用することにより書き込みまたは読
み出しサイクルを不必要に高速にする必要はなくなる。
セル10の入力速度が出力速度より遅い場合は本例によ
るセルスイッチ3の場合に同じアドレスに対する書き込
みサイクルと読み出しサイクルが発生する可能性がある
。この欠点は、セル10の入出力の複数の書き込みまた
は読み出しサイクルに分割し、一つのセル10の入力終
了を待たずに該セル10の出力開始が可能であるように
構成したことが原因である。しかしながら、セルの入出
力を複数の會き込みまたは読み出しサイクルに分割した
ことにより、前述のように入力通信路IA。
1Bから入力されるセル10を、該セル10の持つ方路
情報が前記セル蓄積手段5A、5Bに入力された時点か
ら出力するセル10の候補とすることによって、該セル
スイッチ3内での遅延時間を減少する効果を得ることが
できるので、本例ではセル10の入出力を複数の書き込
みまたは読み出しサイクルに分割することにしている。
 セル蓄積手段5A、5Bへのセル10の入力速度がセ
ル蓄積手段からのセルの出力速度より遅い場合、すなわ
ち該セルスイッチ3の入力通信路IA、1Bでのセル転
送速度が出力通信路2A、2Bでのセル速度より遅い場
合には、該セルスイッチ3の入力部に速度変換のための
デュアルバッファを準備するーことにより、該セルスイ
ッチ3へのセル10の入力速度を等しくすることができ
るので、この欠点は容易に回避することができる。
または、入力通信路1A、IBから入力されるセル10
を該セル10の持つ方路情報が前記セル蓄積手段5A、
5Bに入力された時点からではな(、該セル10の入力
が終了した時点から出力するセル10の候補とすること
によっても衝突回避可能である。出力するセル10の候
補とする時点をセルスイッチ43が選択できるとなおよ
い。
次に、前記転送制御手段6で行われる出力セルの選択の
原理について説明する。
第3図に示すように、前記転送制御手段6は、少なくと
も、それぞれセル′tI積手段5A、5Bがセル10を
保持するエントリ14に対応して、該エントリ14がセ
ル10を保持しているか否かを保持するセル蓄積フラグ
15と、該エントリ14が保持しているセル10が該セ
ル蓄積手段5A。
5Bに到着した順序を保持する到着順カウンタ16、さ
らに該エントリ14が保持しているセル10の方路情報
を保持する方路情報レジスタ17とを含んでいる。
セル入力時には、セル入力手段4A、4Bから入力され
ているセル10の持つ方路情報の内の1ビツトが入力さ
れたとき、該1ビツトは方路情報レジスタ17に入力さ
れる。該方路情報レジスタ17は、ここでは1ビツトの
情報を保持づるレジスタである。さらに一般的に言うと
、該方路情報レジスタ17は、セルスイッチ3の収容し
ている出力通信路Nの底が2である対数を越える最も小
さな整数に等しいビット長を持つビット列の長さを持て
ばよい。
セル入力時には該入力されているセル10の保持される
セル蓄積手段5A、5Bのエントリ14に対応する方路
情報レジスタ17の設定と同時に、該エントリに対応す
るセル蓄積フラグ15がセットされる。その後、該セル
10が入力されているセル蓄積手段5A、5Bに対応す
る到着順カウンタ16−の内、対応するセル蓄積フラグ
15がセットされているものをインクリメントする。
一方、セル出力時には、セル10が出力されたエントリ
14に対応する、到着順カウンタ16の保持している値
より大きな値を保持しているセル10が出力されたセル
蓄積手段5A、5Bに対応する到着順カウンタ16をデ
クリメントする。その後、セル10が出力されたエント
リ14に対応する到着順カウンタ16を0にリセットし
、かつ、エントリ14に対応するセル蓄積フラグ15を
リセットする。
以上の様に到着順カウンタ16の保持する値を変化させ
ることにより、前記セル蓄積手段5A。
5Bに蓄積されているセル10の到着順が到着順カウン
タ16の保持する値に反映されることになる。保持する
値が最も大きな到着順カウンタ16に対応するエントリ
14に蓄積されるセル10が最も古くから蓄積されてい
るセルである。ここで、セル出力時に、方路情報による
優先順位により、最も古くから蓄積され゛ているセル以
外のセル10が出力された場合、出力されたセルより古
くから蓄積されているセル10に対応する到着順カウン
タ16をデクリメントするので、前述の特開昭63−6
40568において開示した通信バッファ装置の構成よ
りは複雑な構成が必要になるが、到着順を保持するカウ
ンタ16がオーバーフローしないという利点がある。
前記転送制御手段6は、それぞれのセル蓄積手段5A、
5Bから出力させるセル10として、それぞれのセル蓄
積手段5A、5B毎に、対応する到着順カウンタ16の
内、保持する値が最も大きなものに対応するエントリ1
4に蓄積されているセル10を選択しようとする。ここ
で、これらのふたつのセル10の向かう方路を、方路情
報レジスタ17の値を参照し、もし一致していたなら、
次に述べる手順により、それぞれのセル蓄積手段5A、
5Bから出力するセル10を決定する。
ここで、一方の出力通信路2Aに向かうセルをU1他方
の出力通信路2Bに向かうセルをDで表わすことにする
と、前記転送制御手段6は第4図に示すように両セル蓄
積手段5A、5Bの先頭セルUまたはDが同一であるこ
とでブロッキングを判別する。
そして、ブロッキングが判別されると、少なくともトグ
ル動作を行う優先セル蓄積手段表示フリップ7Oツブ1
8をトグルさせることにより、両セル蓄積手段5A、5
Bに蓄積されている同一出力通信路2Aまたは2B方向
に向かうセルU(またはD)を交互に順次出力させる。
このとき、−方何のセル蓄積手段が一方向に向かうセル
UまたはDを出力している間、他方側のセル蓄積手段5
Aまたは5Bからは他方向に向かうセルDまたはUを出
力させることができる。
さらに、両セル蓄積手段5Aまたは5Bの先頭セルの方
路がそれぞれ異なる場合には、前記フリップフロップ1
8をトグル動作させることなく、通常通り並列的にセル
UまたはDを出力させるものである。
以上により、バッファの先頭セルがブロッキングしたと
き先頭セルを出力することについて、セルスイッチ3に
含まれるバッファ全てを公平に扱うことができるので、
方路情報による優先制御を行うセルスイッチにおいて、
セルがバッファに蓄積されている時間の上限を有限値に
抑えることができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通りのセ
ルスイッチであるのでセル遅延時間を小さくすることが
できる。また、セルがバッファに蓄積されている時間の
上限を有限値に抑えることができる。さらに、セルの到
着順序の保持を行うカウンタがオーバーフローするよう
なことがない。
【図面の簡単な説明】
第1−図は本発明の一実施例に係るセルスイッチの構成
を示すブロック図、第2図(a)、(b)はいずれも上
記実施例のデマルチプレクサ及びマルチプレクサの構成
例を示す回路図、第3図はセル蓄積方式の説明図、第4
図はセル出力方式の説明図である。 IA、1B・・・入力通信路 2A、2B・・・出力通信路 3・・・セルスイッチ 4A、4B・・・セル入力手段 5A、5B・・・セル蓄積手段 6・・・転送制御手段 7Δ、7B・・・セル出力手段 8・・・スイッチ手段 9・・・記録領域 0・・・セル ト・・デマルチプレクサ 2・・・記憶部 3・・・マルチプレクサ 4・・・エントリ 5・・・セル蓄積フラグ 6・・・カウンタ 7・・・方路情報レジスタ 第3 図 ■埋入−f田上ミ 好秀和 第4 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の入力通信路のうち一つから方路情報を備え
    たセルを入力し、前記方路情報に従つて複数の出力通信
    路のうち一つから出力するセルスイッチにおいて、 前記複数の入力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
    該入力通信路から入力されるセルを受け取る複数のセル
    入力手段と、 前記セル入力手段のそれぞれに対応して設けられ、該セ
    ル入力手段から入力されるセルを受け取り、一旦蓄積し
    ておく複数のセル蓄積手段と、前記複数のセル蓄積手段
    に蓄積されているセルの持つ方路情報のコピーを保持し
    、該方路情報を参照して前記セル蓄積手段のそれぞれか
    ら所定のセルを出力させる転送制御手段と、 前記複数の出力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
    該出力通信路にセルを出力する複数のセル出力手段と、 前記転送制御手段の制御を受け、前記複数のセル蓄積手
    段から出力されるセルを所望の前記セル出力手段へと導
    くスイッチ手段とを備え、 前記セル蓄積手段は、予め定められた回数の複数の書き
    込みサイクルを実行することによりひとつのセルを前記
    セル入力手段から受け取ると共に、予め定められた回数
    の複数回の読み出しサイクルを実行することによりひと
    つのセル前記スイッチ手段に渡すことを特徴とするセル
    スイッチ。
  2. (2)複数の入力通信路のうち一つから方路情報を備え
    たセルを入力し、前記方路情報に従って複数の出力通信
    路のうち一つから出力するセルスイッチにおいて、 前記複数の入力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
    該入力通信路から入力されるセルを受け取る複数のセル
    入力手段と、 前記セル入力手段のそれぞれに対応して設けられ、該セ
    ル入力手段から入力されるセルを受け取り、一旦蓄積し
    ておく複数のセル蓄積手段と、前記複数のセル蓄積手段
    に蓄積されているセルの持つ方路情報のコピーを保持し
    、該方路情報を参照して前記セル蓄積手段のそれぞれか
    ら所定のセルを出力させる転送制御手段と、 前記複数の出力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
    該出力通信路にセルを出力する複数のセル出力手段と、 前記転送制御手段の制御を受け、前記複数のセル蓄積手
    段から出力されるセルを所望の前記セル出力手段へと導
    くスイッチ手段とを備え、 前記セル入力手段は、前記入力通信路がビット列を転送
    する並列度をセル蓄積手段が前記ビット列を入力する並
    列度に変換するデマルチプレクサを含み、 前記セル出力手段は、前記セル蓄積手段がビット列を出
    力する並列度を出力通信路が前記ビット列を転送する並
    列度に変換するマルチプレクサを含むことを特徴とする
    セルスイッチ。
  3. (3)2本の入力通信路のうち一つから方路情報を備え
    たセルを入力し、前記方路情報に従って複数の出力通信
    路のうち一つから出力するセルスイッチにおいて、 前記2本の入力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
    該入力通信路から入力されるセルを受け取る2個のセル
    入力手段と、 前記セル入力手段のそれぞれに対応して設けられ、該セ
    ル入力手段から入力されるセルを受け取り、一旦蓄積し
    ておく2個のセル蓄積手段と、前記複数のセル蓄積手段
    に蓄積されているセルの持つ方路情報のコピーを保持し
    、該方路情報を参照して前記セル蓄積手段のそれぞれか
    ら所定のセルを出力させる転送制御手段と、 前記複数の出力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
    該出力通信路にセルを出力する複数のセル出力手段と、 前記転送制御手段の制御を受け、前記複数のセル蓄積手
    段から出力されるセルを所望の前記セル出力手段へと導
    くスイッチ手段とを備え、 前記転送制御手段は少なくともトグル動作を行う優先セ
    ル蓄積手段表示フリップフロップを含み、前記セル蓄積
    手段に最も古くから蓄積されているセルの向かう出力通
    信路が一致した時に、前記優先セル蓄積手段表示フリッ
    プフロップの状態に従って前記ふたつのセル蓄積手段か
    らひとつを選択し、該選択したセル蓄積手段に最も古く
    から蓄積されているセルを出力させ、最も古くから蓄積
    されているセルを出力しないセル蓄積手段からはセルを
    出力していない出力通信路に向かうセルを選択して出力
    させ、その後前記優先セル蓄積手段表示フリップフロッ
    プをトグルさせることを特徴とするセルスイッチ。
  4. (4)複数の入力通信路のうち一つから方路情報を備え
    たセルを入力し、前記方路情報に従って複数の出力通信
    路のうち一つから出力するセルスイッチにおいて、 前記複数の入力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
    該入力通信路から入力されるセルを受け取る複数のセル
    入力手段と、 前記セル入力手段のそれぞれに対応して設けられ、該セ
    ル入力手段から入力されるセルを受け取り、一旦蓄積し
    ておく複数のセル蓄積手段と、前記複数のセル蓄積手段
    に蓄積されているセルの持つ方路情報のコピーを保持し
    、該方路情報を参照して前記セル蓄積手段のそれぞれか
    ら所定のセルを出力させる転送制御手段と、 前記複数の出力通信路のそれぞれに対応して設けられ、
    該出力通信路にセルを出力する複数のセル出力手段と、 前記転送制御手段の制御を受け、前記複数のセル蓄積手
    段から出力されるセルを所望の前記セル出力手段へと導
    くスイッチ手段とを備え、 前記転送制御手段は、それぞれの前記セル蓄積手段がセ
    ルを保持する各エントリに対応して、該エントリがセル
    を保持しているか否かを保持するセル蓄積フラグと、該
    エントリが保持しているセルが該セル蓄積手段に到着し
    た順序を保持する到着順カウンタを含むことを特徴とす
    るセルスイッチ。
JP1135819A 1989-05-31 1989-05-31 セルスイッチ Pending JPH033447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1135819A JPH033447A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 セルスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1135819A JPH033447A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 セルスイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH033447A true JPH033447A (ja) 1991-01-09

Family

ID=15160546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1135819A Pending JPH033447A (ja) 1989-05-31 1989-05-31 セルスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH033447A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5414703A (en) * 1990-10-08 1995-05-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Asynchronous cell switch

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5414703A (en) * 1990-10-08 1995-05-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Asynchronous cell switch

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2907886B2 (ja) スイッチングシステム
US6160814A (en) Distributed shared-memory packet switch
US5126999A (en) Method and apparatus for input-buffered asynchronous transfer mode switching
Rojas-Cessa et al. CIXB-1: Combined input-one-cell-crosspoint buffered switch
US6021128A (en) Asynchronous transfer mode switching system
JP2618327B2 (ja) 広帯域入力バッファatmスイッチ
USRE43110E1 (en) Pipelined maximal-sized matching cell dispatch scheduling
EP2239895A1 (en) Space-Space-Memory (SSM) Clos-Network Packet Switch
EP0842473B1 (en) Multiple level minimum logic network
KR20000047434A (ko) 입력/출력 테라비트 스위치들을 위한 rrgs-라운드-로빈 그리디 스케쥴링
JPH08298522A (ja) 共有メモリ非同期転送モードスイッチ内において使用されるための空間優先度を維持するための選択的押出しシステム及び方法
US20040085979A1 (en) Multiple input/output-queued switch
WO2000076256A1 (en) Photonic switch using time-slot interchange
KR960001051B1 (ko) 비동기 전송모드 통신스위치
JPH033447A (ja) セルスイッチ
CN107171973B (zh) 一种基于邻端口调度信息的两级交换结构实现方法
Chen et al. Feedforward SDL constructions of output-buffered multiplexers and switches with variable length bursts
CN107770093B (zh) 一种前置的连续反馈型两级交换结构的工作方法
JP3581052B2 (ja) Atmスイッチ
JP2895508B2 (ja) セルスイッチ
KR100378588B1 (ko) 대용량화가 가능한 다중 경로 비동기 전송 모드 스위치 및 셀구조
Awan et al. Design and implementation of enhanced crossbar CIOQ switch architecture
Liu et al. Optimal packet scheduling in WDM optical switches with output buffer and limited wavelength conversion
JP3511976B2 (ja) パケットスイッチ装置
Panigrahy et al. Weighted random matching: a simple scheduling algorithm for achieving 100% throughput