JPH0334149Y2

JPH0334149Y2 -

Info

Publication number: JPH0334149Y2
Application number: JP1984172224U
Authority: JP
Priority date: 1984-11-12
Filing date: 1984-11-12
Publication date: 1991-07-19
Also published as: JPS6186097U

Description

【考案の詳細な説明】（産業上の利用分野）この考案は従来のバケツの下部に水口を付け
て、ホースを差しこみ、便所内のふき掃除に使用
した水を、便器内側の洗浄に使用できるようにし
た便所掃除用具である。

(イ) バケツ本体１の下部に設けた水口３にホース
を差しこみ２、その上部本体１の縁の把手の付
根の内側にホース止の穴４があり、これにホー
スの先を差しこむホースの先は水力をつけるた
めの水口８がある。

(ロ) 本体１の下部の水口３の対面バケツ本体１の
側面下部に仕切７を有するポケツト５とまた前
記バケツ本体１の任意側面に係着した柄付ブラ
シ９とまた、このバケツ本体１の上縁に嵌着し
た把手６とでできている。

本案は以上のような構造でこれを使用するとき
は、本案は便所掃除専用バケツであるからポケツ
ト５には常時掃除用具がいれてある、ポケツトの
仕切７で仕切られた、大の方に雑布、小の方に柄
付ブラシ９が柄の先は本体上部の縁にかけて、ブ
ラシの先は小の方にはいつているから、この本体
１に水をいれて、便所まで持つていきポケツト５
の大の方から、雑布をだして、バケツ本体１の中
の水で雑布をしぼり、便所内と便器の外側をふき掃除したあと、ポケツ
ト５の大の方にはいつている、洗浄剤をとりだし
て、便器の内側にふりかけて、次に本体の縁にか
けてある、柄付ブラシ９を手に持つて、便器の内
側の汚れをおとす。

汚れがおちたら、もう１方の手でホース２を、
ホース止の穴４よりはずして、ホースの先の水口
８を便器の内側に持つていき、柄付ブラシ９を使
いながら便器の内側を洗浄する。

洗浄がおはつたら、柄付ブラシ９の先をポケツ
ト５の仕切７で仕切つた小の方にいれ柄の先を本
体１の上部の縁にかける。

この時、ブラシ９にふくんだ汚水は、ポケツト
５の仕切７によつて、仕切られているので大の方
に流れ出る心配はない。又バケツ本体１を使用し
ない時は、ホース２を水口３よりはずして、第３
図２のようにいれる。これで、水口３よりホース
止４にかけるためにおこるホース２のまがりのい
たみをふせぐことができる。

（考案の効果）従来便所の掃除をする時は、バケツに水をいれ
て、片手に持ち、片手にホースを持つて１度便所
まで持つていき、又、ブラシ雑布、洗浄剤を取り
にかえらなければならなかつた。始めと終りで６
回になり、３往復する。これが１往復ですみ、便
器内側の洗浄にふき掃除に使つたバケツの水が使
用することができるのである。

（課題を解決するための手段）バケツ本体１の把手の付け根の一方の下部に水
口３をつけ、それにホース２を差しこみその上
部、把手の付根、バケツ本体の上縁部内側にホー
ス止の穴をつけ、ホースの先を差しこむホースの
先は水力をつけるためにホースの口より小さな水
口８がつけてある。

水口３の対面即ち前記バケツ本体１の側面下部
に仕切７を有するポケツト５をつけてあり、本考
案にはセツトになつた、柄付ブラシ９があり、柄
はポケツトの上部のバケツの縁にかけ、ブラシの
先は仕切ポケツトの小の方にいれる、大の方に雑
布、洗浄剤をいれる。便所掃除用バケツセツトで
ある。

（作用）便所の掃除をする時はバケツ１に水をいれて、
持つて行けば一度で掃除にかゝれる、掃除用具は
つねにポケツトにいれているから、バケツ一パイの水で便所内をふき掃除したあとの
水でホース２を持つて便器内の洗浄ができる便所
掃除専用バケツ。

（実施例）以下、本案の実施例について説明する。

（従来の技術）従来、便所の掃除をするには、まずバケツに水
をいれて、片手にバケツ片手にホースを持つて、
便所まで持つて行き、又、雑布、柄付ブラシ、洗
浄剤を取りにかえらなければ便所の掃除できなか
つた。

（考案が解決しようとする課題）これは次のような欠点があつた。

(イ) 便所までなんども足をはこばなくてはならな
かつた、掃除はじめから終りのかたづけまでに
６回行つたり来たりをしなければならない。

(ロ) 便器内側の洗浄をする時点では、手洗所の水
道の蛇口からホースで水を引かなければならな
い、この時便器内にホースの先を差しこんで、
見えない水量を気にかけながら蛇口を廻す、こ
の水量のかげんに時間がかゝり大量の水を便槽
に流しこむことになり、汲取り料金となつて支
拂ているのである。

本考案は、これらの欠点を除くためになされた
ものである。

余分の汲取り料金を支拂うことがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の斜視図、第２図は本考案の斜
視図の中にホース２を水口３とホース止４からは
ずしていれた図、第３図は本考案にセツトになつ
ている柄付ブラシ９。１は本体、２はホース、３は水口、４はホース
止、５は仕切付ポケツト、６は本体の把手、７は
ポケツトの仕切、８はホース先の水口、９は柄付
ブラシ。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】バケツ本体１とこのバケツ本体１の下部に設け
た水口３とまた、その先端に、脱着自在に係着し
てなる、可撓性を有する、ホース２と、このホー
ス２の先端を係着（固定）できるように前記バケ
ツ本体１の上縁部に設けた環４と、また、前記、
水口３の対面、即ち前記バケツ本体１の側面下部
に仕切り７を有するポケツト５と、また、前記バ
ケツ本体１の任意側面に係着した柄付ブラシ９と
また、このバケツ本体１の上縁小孔に嵌着した把
手６とでなることを特徴とする、便所掃除専用バケツセツト。