JPH04109673U - 洗車具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型車、ハイル−フ車等のル−フを、脚立な
どの補助具を使用すること無く簡単に空拭き、ワックス
掛け、洗車等ができると共に、使い勝手がよくしかも安
価に家庭用としても好適な洗車具を提供する。 【構成】 洗車具をスポンジ、タオル地等の複数個の払
拭ユニットから構成し、これらのユニットは継ぎ足し分
離自在で、全体の長さが調節可能であるようにする。ま
た水切り具と、取っ手を組み合わせ、さらには所定長さ
の可撓性ホ−スから水が噴出するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、洗車具に関し、より具体的には限定するものではないが、特に大型 車、ハイル−フ車等の空拭き、ワックス掛け、洗車等に適した洗車具に関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

車両用の洗車装置或いは洗車具は、文献名を挙げるまでもなく従来周知であり 、大はガソリンスタンド等で見られる自動洗車装置から、小は家庭用のモップ、 ブラシ類まで多数提案されている。したがって洗車コスト、労力等を厭わなけれ ば、普通の車両に対しては従来のこれらの洗車装置でも格別に支障はない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら従来のこの種洗車具には問題点或いは不便な点もある。例えばハ イル−フ車両においては、ル−フ部分は一般に人の背丈より高いので、脚立など の補助具を使用しなければ洗車、ワックス掛け等ができない不便さがある。また 最近は大型車も愛用されているが、これら大型車のル−フの中央部分は手が届き 辛く、十分に洗車できない嫌いがある。

【０００４】 そこで、ハイル−フ用の洗浄装置も、例えば実開昭５６−１６８４５５公報に より提案されている。この洗浄装置は、ル−フの側部のドリップチャンネルに沿 って移動する移動支持体にブラシを係合する構造になっている。したがって、移 動体をチャンネルに沿って移動させながら、ブラシによりハイル−フ部分も洗浄 することはできる。しかしながら、この洗浄装置の移動支持体は、一種の装置で あり、しかも大きくまたブラシ体も大きい。したがって操作は難しく、さらには コスト的にも不利で、おおよそ家庭的な洗浄装置とは実用性に乏しい。

【０００５】 また従来のモップ、ブラシ等は、安価で手軽であるなどの利点はあるが、その 一部が痛むと使いづらく、破棄されているのが実状である。しかし簡単に捨てる ことは資源を浪費することであり、また環境破壊にもつながり好ましいことでは ない。

【０００６】 したがって、本考案は、安価で使い勝手がよく、家庭用としても好適な実用的 な洗車具を提供することを目的としている。また一部が痛むと、痛んだ部分だけ を交換できる洗車具を提供することも目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記目的を達成するために、スポンジ、タオル地等から構成された 複数個の払拭ユニットから成り、これらのユニットは継ぎ足し分離自在で、全体 の長さが調節可能であるように構成される。また請求項２記載の考案は、スポン ジ、タオル地等から構成された継ぎ足し分離自在の複数個の払拭ユニットと、こ れらのユニットが所定の長さに継ぎ足されてその端部近傍に取り付けられる水切 り具との組み合わせから構成され、請求項３記載の考案は、スポンジ、タオル地 等から構成された継ぎ足し分離自在の複数個の払拭ユニットと、これらのユニッ トが所定の長さに継ぎ足されてその端部近傍に取り付けられる水切り具と、さら にその端部に取り付けられる取っ手との組み合わせから構成される。 請求項４記載の考案は、所定長さの可撓性ホ−スと、スポンジ、タオル地等か ら構成されたれた払拭体とから成り、前記ホ−スには複数個の噴水孔が設けられ ていると共に、前記払拭体は少なくとも前記ホ−スの噴水孔が形成されている面 に設けられ、請求項５記載の考案は、請求項４記載の可撓性ホ−スの端部近傍に は水切り具が、さらにその端部には取っ手が設けられるように構成される。 また請求項６記載の考案は、請求項４または５記載の可撓性ホ−スが、継ぎ足 し分離自在の複数個のホ−スユニットから構成される。 請求項７記載の考案は、所定長さの可撓性ホ−スと、該ホ−スの略中間部に設 けられている回転払拭体とから成り、該回転払拭体は、前記可撓性ホ−スから噴 水する水のエネルギで回転すると共に、前記可撓性ホ−スの端部近傍には少なく とも水切り具が設けられる。

【０００８】

【作用】

本考案は、上記のように払拭ユニットは、継ぎ足し自在に構成されているので これらのユニットを洗車する車両の大きさに適する長さに継ぎ足す。そして車両 のル−フを跨ぐようにして、ル−フから垂らし、その両端部を例えば２人がそれ ぞれ持ち、ル−フに軽く接する程度に力を加えて交互に引く。これにより空拭き ができる。洗浄するときは、適宜水を掛け、またワックス掛けするときは払拭ユ ニットに直接ワックスを塗るか或いはスポンジ等にワックスを付けておき、ワッ クスの付いたスポンジを払拭ユニットでル−フに接触させながら移動させる。洗 車作業が終わったら、払拭ユニットに分離して収納することができる。分離する とき或いは再度継ぎ足すときに、点検し痛んで使用に適さないユニットは破棄す る。或いは継ぎ足す順序を変えて痛んだユニットを端部に持ってくるなどして使 用する。

【０００９】 請求項２記載の考案は、上記の作用に加えて水切り具が備わっているので、洗 車時等において水、ワックス、ゴミ等が手元に落ちてくるのが防止される。また 請求項３記載の考案は、さらに取っ手を有するので、上記のような洗車作業中に 取っ手を利用することができる。

【００１０】 請求項４記載の考案は、所定長さの可撓性ホ−スから構成されているので、こ のホ−スを洗車する車両のル−フを跨ぐようにして、ル−フから垂らし、その両 端部を例えば２人がそれぞれ持ち、払拭体がル−フに軽く接する程度に力を加え て交互に引く。これによりル−フの空拭きができ、ワックスを用いてワックス掛 けもできる。また噴水孔から水を噴射すると洗車ができる。請求項５記載の考案 は、水切り具と、取っ手を有するので、上記の作用に加えて洗車作業中に取っ手 を利用することができ、また洗車時等において水、ワックス、ゴミ等が手元に落 ちてくるのが防止される。請求項６記載の考案の所定長さの可撓性ホ−スは、継 ぎ足し分離自在のホ−スユニットから構成されているので、上記のような作用を 奏すると共に、車両の大きさに合わせて、ホ−スの長さを調節でき、痛んだホ− スユニットのみを捨てることもできる。

【００１１】 請求項７記載の考案は、所定長さの可撓性ホ−スと、該ホ−スの略中間部に設 けられている回転払拭体とから構成されているので、このホ−スを洗車する車両 のル−フを跨ぐようにして、ル−フから垂らし、その両端部を例えば２人がそれ ぞれ持ち、回転払拭体がル−フに軽く接する程度に力を加えて交互に引く。これ によりル−フの空拭きができ、ワックスを用いてワックス掛けもできる。ホ−ス から水を噴射すると回転払拭体が回転し、ル−フは回転力が加わり効率的に洗浄 される。また水切り具を備えているので、洗車時等において水、ワックス、ゴミ 等が手元に落ちてくるようなことはない。

【００１２】

【実施例】

以下本考案の実施例を説明する。図１を参照すると、本実施例に係わる払拭ユ ニットは、所定長さのリング体１から構成されているということが一見して理解 される。そしてこのリング体１は、自動車の空拭き、洗浄、ワックス掛け等に適 した材質、例えばタオル地、モップ状材質、織布に植え込んだ起毛材、スポンジ に引っ張り補強材を加えたスポンジ体等から形成されている。これらのリング体 は、複数個用意されるが、リング体を空拭き専用、ワックス掛け専用等に区別し て用意することもできる。

【００１３】 水切り具２は、本実施例では軽量で安価な合成樹脂から円板状に形成され、そ の中央部に透孔３が設けられている。したがって図１の右方に示されているよう に、この透孔３にリング体１を挿通することができる。そうすると、挿通された リング体の端部は、取っ手の握り部４として使用できる。

【００１４】 図１の左方には、取っ手の実施例が示されている。この取っ手５は、リング体 １に引っかけるフック部６と、握り部７とから例えば樹脂により一体的に形成さ れている。そして水切り具２はフック部６から通すようになっている。

【００１５】 次に上記実施例の作用について説明する。ユニットは、リング１体から構成さ れているので、適当なリング体を選び出し輪ゴムを繋ぎ合わせる要領で所定長さ の洗車具とする。そして図２に示されているように自動車のル−フＲを横切るよ うに或いは跨ぐようにして、両サイドから垂らす。このように垂らされた洗車具 の端部を人Ｍ、Ｍが持って交互に引き合い空拭きをする。必要に応じて、適当な リング体１にワックスを塗っておきワックス掛けをし、また水を掛けて洗車する 。このとき専用のリング体が使用できることは明かである。洗車作業が終了した ら、そのままでもいいし、またはリング体１を分離して箱等に収納する。痛んだ ユニットは適宜処理する。

【００１６】 図２に示されている本実施例によると、上記のように繋いだ洗車具の端部には 取っ手５と、水切り具２が設けられているので、作業中にゴミ、ワックス、水等 が掛からなくて便利である。また取っ手５の握り部７と、リング体１の握り部４ とを持って作業ができる。

【００１７】 図３には、払拭ユニットの第２の実施例が示されている。本実施例によると、 ユニット１０は材質的には前述したユニットのそれと同じであるが、形状は平面 的には略方形を呈している。そしてその端部の上面と下面には起毛体からなるフ アスナ（登録商標）１２、１２が設けられている。したがって、ユニット１０、 １０はこれらのフアスナ１２、１２により相互に連結でき、図１、２に関して説 明したように適宜接続し、洗車等に供することができる。また本実施例によると 、取っ手１３と水切り具１４とが組み合わされている。これらの取っ手１３と水 切り具１４は、予め特定のユニット１０に取り付けておいても良いし、或いは水 切り具１４は取っ手１３の柄に挿通する構造とし、取っ手自体はフアスナにより ユニット１０に適宜取付けるように実施することができる。

【００１８】 本考案の第３の実施例が図４に示され、その使用状態が図５に示されている。 本実施例によると、洗車具は可撓性のホ−スユニット２０から構成されている。 ユニット２０は、全体は筒状を呈しているが望ましくは一部は偏平に形成され、 その下面に複数個の噴水２９、２９が形成されている。ホ−スユニット２０の一 端部は比較的小経のオス部２１となり、他端部の内部はオス部と略同経のメス部 ２２となっている。そしてこれらのオス部とメス部とにわたって水が流れる通路 が形成されている。

【００１９】 ホ−ス２０の表面は、洗車に適した材質、例えばタオル地、モップ状材質、ス ポンジ等で形成された払拭体２７で覆われるが、図４の右側に示すホ−スユニッ ト２０は全体が、そして左側で示すユニットは下側の半分のみが覆われた実施例 が示されている。払拭体２７は、望ましくはホック、フアスナ等によりホ−スユ ニットに着脱自在に取り付けられ、或いはホ−スユニット２０を通す構造となっ ており、空拭き、洗車、ワックス掛け等のそれぞれに適した材質のものを適宜選 択できるように実施される。

【００２０】 取っ手、水切り具は、図１、３に示されているように実施することができる。 すなわち水切り具２３は第１実施例と同じ構造を有し、図４の右方に示す取っ手 は、ホ−ス２０のメス部２２に嵌合する円筒部２４と、握り部２５とから例えば 樹脂により一体的に形成されている。そしてこの取っ手５の軸方向の内部は、中 空になって水が流れるようになっている。また左方に示す取っ手は、ホ−ス２０ のオス部２２に嵌合する筒部と、握り部２５と、ホ−ス２８が接続される円筒部 とから一体的に形成されている。この取っ手は、ホ−スの端部を塞ぐ栓の作用も している。

【００２１】 本実施例は上記のように構成されているので、図５に示されているようにホ− スユニット２０、２０をオス部２１と、メス部２２を嵌合して適当な長さにする 。ユニット２０には払拭体２７が設けられているので、このままの状態でル−フ Ｒの空拭き、ワックス掛けする。このとき、取っ手５の柄に水切り具２３を通し 、そして取っ手の円筒部２４をホ−スユニット２０のメス部２２に、同様に他方 の取っ手はユニット２０のオス部２１に嵌めると、取っ手５の握り部２５、２６ が使用できる。また水切り具により空拭き作業中にゴミ、ワックス等が手に降り かかるようなことがない。なお両端部に同じ取っ手を嵌めることもできることは 明かである。

【００２２】 取っ手５の円筒部にホ−ス２８を接続し、水を噴水孔２９、２９から噴出させ て水洗いする。なお上記実施例では、可撓性ホ−スは、ユニットとして示されて いるが適当な長さの１本のホ−スでも実施できることは明かである。

【００２３】 図６に本考案の第４の実施例が示されている。本実施例によると、可撓性ホ− スはホ−スユニット３０、３０から構成され、これらのユニットは図４に関して 述べたような構造により適宜接続されるようになっている。また特定のホ−スユ ニット３０にはホ−スから噴出する水圧で回転する回転体３１が設けられている 。そして回転体の下面には、モップ、ブラシ状の払拭具３２が取り付けられてい る。なお取っ手５、水切り具２３は、図４に示す実施例のものと同じ構造になに なっている。

【００２４】 本実施例の洗車具も、前述の実施例のものと同様に使用できることは明らかで ある。すなわち水を噴出しないときは、回転体３１は回転しないまま、空拭き、 ワックス掛けとして使用する。洗車するときは水を噴出する。そうすると、回転 体３１が回転するので、払拭具３２も回転し酷い汚れも落ちる。なおホ−スユニ ット３０、３０は、図４に示されているユニット２０、２０と互換性を持たせる ように実施することもできる。

【００２５】

【考案の効果】

請求項１記載の考案は、スポンジ、タオル地等から構成された複数個の払拭ユ ニットから成り、これらのユニットは継ぎ足し分離自在で、全体の長さが調節可 能であるので、ユニットを洗車する車両の大きさに適する長さに継ぎ足すことが でき、ハイル−フ車も、大型車も補助具を使用することなく簡単に空拭き、ワッ クス掛け、洗車することができる。また洗車作業が終わったら、払拭ユニットに 分離して収納することもでき、分離するとき或いは再度継ぎ足すときに、点検し 痛んで使用に適さないユニットのみを破棄することもできる。さらには構造的に も簡単で、家庭用の洗車具として安価に提供できる利点もある。 請求項２記載の考案は、請求項１記載の構成に水切り具が組み合わされている ので、前述の効果に加えて洗車作業中に、ゴミ、ワックス、水等が降り掛からな いという本考案特有の効果が得られる。 請求項３記載の考案は、さらに取っ手が組み合わされているので、取っ手を使 用して空拭き、洗車等ができる効果がある。 請求項４記載の考案は、所定長さの可撓性ホ−スと、スポンジ、タオル地等か ら形成されたれた払拭体とから構成されているので、請求項１記載の考案と同様 な効果が得られると共に、ホ−スには噴水孔が形成されているので、洗車作業が より簡単にしかも完全にできる。 請求項５記載の考案は、請求項４記載の考案にさらに水切り具と、取っ手が付 加されているので、前述の効果に加えて洗車等の作業中に、ゴミ、ワックス、水 等が降り掛からないという本考案特有の効果が得られ、また取っ手を使用して空 拭き、洗車等ができる効果もある。 請求項６記載の考案は、さらに可撓性ホ−スは、継ぎ足し分離自在の複数個の ホ−スユニットから構成されているので、ユニットを洗車する車両の大きさに適 する長さに継ぎ足すことができ、ハイル−フ車も、大型車も補助具を使用するこ となく簡単に空拭き、ワックス掛け、洗車することができる。また洗車作業が終 わったら、払拭ユニットに分離して収納することもでき、分離するとき或いは再 度継ぎ足すときに、点検し痛んで使用に適さないホ−スユニットのみを破棄する こともできる。 請求項７記載の考案は、所定長さの可撓性ホ−スと、回転払拭体と、水切り具 とから構成されているので、請求項４記載の考案と同様な効果が得られると共に 、回転払拭体により水洗いがさらに完全になる利点が得られる。

【００２６】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例を示す分解斜視図である。

【図２】その使用態様を示す模式的正面図である。

【図３】本考案の第２実施例を示す分解斜視図である。

【図４】本考案の第３実施例を示す分解斜視図である。

【図５】第３実施例の使用態様を示す模式的正面図であ
る。

【図６】本考案の第４実施例の使用態様を示す模式的正
面図である

【符号の説明】

１ リング体（払拭ユニット） ２、１４、２３ 水切り具 ５、１３ 取っ手 １０ 払拭ユニット ２０ ホ−スユニット ２７ 払拭体 ２９ 噴水孔 ３１ 回転体 ３２ 払拭具

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】スポンジ、タオル地等から構成された複数
   個の払拭ユニットから成り、これらのユニットは継ぎ足
   し分離自在で、全体の長さが調節可能であることを特徴
   とする洗車具。
2. 【請求項２】スポンジ、タオル地等から構成された継ぎ
   足し分離自在の複数個の払拭ユニットと、これらのユニ
   ットが所定の長さに継ぎ足されてその端部近傍に取り付
   けられる水切り具との組み合わせからなる洗車具。
3. 【請求項３】スポンジ、タオル地等から構成された継ぎ
   足し分離自在の複数個の払拭ユニットと、これらのユニ
   ットが所定の長さに継ぎ足されてその端部近傍に取り付
   けられる水切り具と、さらにその端部に取り付けられる
   取っ手との組み合わせからなる洗車具。
4. 【請求項４】所定長さの可撓性ホ−スと、スポンジ、タ
   オル地等から構成されたれた払拭体とから成り、前記ホ
   −スには複数個の噴水孔が設けられていると共に、前記
   払拭体は少なくとも前記ホ−スの噴水孔が形成されてい
   る面に設けられていることを特徴とする洗車具。
5. 【請求項５】請求項４記載の可撓性ホ−スの端部近傍に
   は水切り具が、さらにその端部には取っ手が設けられて
   いる洗車具。
6. 【請求項６】請求項４または５記載の可撓性ホ−スは、
   継ぎ足し分離自在の複数個のホ−スユニットから構成さ
   れている洗車具。
7. 【請求項７】所定長さの可撓性ホ−スと、該ホ−スの略
   中間部に設けられている回転払拭体とから成り、該回転
   払拭体は、前記可撓性ホ−スから噴水する水のエネルギ
   で回転すると共に、前記可撓性ホ−スの端部近傍には少
   なくとも水切り具が設けられていることを特徴とする洗
   車具。