JPH0333833A - 光非線形材料およびその製造方法 - Google Patents
光非線形材料およびその製造方法Info
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- JPH0333833A JPH0333833A JP16853289A JP16853289A JPH0333833A JP H0333833 A JPH0333833 A JP H0333833A JP 16853289 A JP16853289 A JP 16853289A JP 16853289 A JP16853289 A JP 16853289A JP H0333833 A JPH0333833 A JP H0333833A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の産業上利用分野)
本発明は光非線形材料、さらに詳細には大きな3次光非
線形効果を有する材料に関するものである。
線形効果を有する材料に関するものである。
(従来の技術及び問題点)
光信号処理用として、3次の光非線形効果を利用した素
子が数多く提案されており、大きな3次光非線形定数を
有し、しかも高速応答する材料が望まれている。半導体
材料においては、光非線形性を応用して、すでに光双安
定動作が実現している(H,M、 Gibbs et
al、 Appl、 Phys、 Lett、、 Vo
l、 41,221(19g2)) 、一方、最近では
、半導体材料に比べ、応答速度が著しく速くなる可能性
を有している材料として、有機材料が注目されている。
子が数多く提案されており、大きな3次光非線形定数を
有し、しかも高速応答する材料が望まれている。半導体
材料においては、光非線形性を応用して、すでに光双安
定動作が実現している(H,M、 Gibbs et
al、 Appl、 Phys、 Lett、、 Vo
l、 41,221(19g2)) 、一方、最近では
、半導体材料に比べ、応答速度が著しく速くなる可能性
を有している材料として、有機材料が注目されている。
有機材料における3次光非線形効果は、共役π電子を有
する化合物(J、P、 Hermann、 J−Duc
ing、 J、 Appl、 Phys、、 45.5
100(1974))でかつ基底状態と励起状態間での
双極子モーメントの差が大きな化合物において顕著であ
ることが知られている。ただし、3次光非線形性を有す
る有機材料の探索は、さほどなされていない現状にあり
、現在、ポリジアセチレン、ポリアセチレン、ポリチオ
フェン、フタロシアニンなどの導電性材料を中心に研究
されているに留まっている。
する化合物(J、P、 Hermann、 J−Duc
ing、 J、 Appl、 Phys、、 45.5
100(1974))でかつ基底状態と励起状態間での
双極子モーメントの差が大きな化合物において顕著であ
ることが知られている。ただし、3次光非線形性を有す
る有機材料の探索は、さほどなされていない現状にあり
、現在、ポリジアセチレン、ポリアセチレン、ポリチオ
フェン、フタロシアニンなどの導電性材料を中心に研究
されているに留まっている。
これらの導電性高分子材料は、通常は加工性が悪く、ま
た光素子として要求される機械的強度を満足せず、さら
にブロック状の素子形状とすることは困難であるという
問題がある。
た光素子として要求される機械的強度を満足せず、さら
にブロック状の素子形状とすることは困難であるという
問題がある。
(発明の目的)
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、成形
性に優れ、機械的強度にも優れた大きな3次光非線形効
果を有する材料を提供することを目的とする。
性に優れ、機械的強度にも優れた大きな3次光非線形効
果を有する材料を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段〉
上記問題点を解決するため、本発明による光非線形材料
は、サーモトロピックな液晶性高分子に1O−36es
u以上の3次光非線形分子感受率を有する成分が化学結
合している前記液晶性高分子と少なくとも1O−36e
su以上の3次光非線形分子感受率を有する化合物が相
溶していることを特徴とする。
は、サーモトロピックな液晶性高分子に1O−36es
u以上の3次光非線形分子感受率を有する成分が化学結
合している前記液晶性高分子と少なくとも1O−36e
su以上の3次光非線形分子感受率を有する化合物が相
溶していることを特徴とする。
本発明はまた、上述の光非線形材料を製造する方法を提
供するものであり、10−”esu以上の3次光非線形
分子感受率を有する成分が化学結合しているサーモトロ
ピックな液晶性高分子と少なくとも1o−”esu以上
の3次光非線形分子感受率を有する化合物を相溶しその
ガラス転移温度以上において、電場もしくは剪断応力を
印加し一軸方向に液晶配向することを特徴とするもので
ある。
供するものであり、10−”esu以上の3次光非線形
分子感受率を有する成分が化学結合しているサーモトロ
ピックな液晶性高分子と少なくとも1o−”esu以上
の3次光非線形分子感受率を有する化合物を相溶しその
ガラス転移温度以上において、電場もしくは剪断応力を
印加し一軸方向に液晶配向することを特徴とするもので
ある。
すなわち、本発明においては、大きな3次光非線形定数
を有する化合物を、液晶形成基中に3次光非線形成分を
含んだサーモトロピック液晶高分子に相溶しその液晶配
向を利用して大きな3次光非線形定数を得ようというも
のである。
を有する化合物を、液晶形成基中に3次光非線形成分を
含んだサーモトロピック液晶高分子に相溶しその液晶配
向を利用して大きな3次光非線形定数を得ようというも
のである。
先にも述べたように、大きな3次光非線形材料は、長い
π電子共役系を有している。長いπ電子共役系を有する
化合物は、その光非線形効果に異方性があり、分子の長
軸方向の価が特に大きいことが知られ、分子が完全配向
した場合には、無配向時に比べ最大5倍のX(3)が得
られることが示されている(K、D、Singer、
M、G、Kuzyk、and J、E、5ohn、 J
。
π電子共役系を有している。長いπ電子共役系を有する
化合物は、その光非線形効果に異方性があり、分子の長
軸方向の価が特に大きいことが知られ、分子が完全配向
した場合には、無配向時に比べ最大5倍のX(3)が得
られることが示されている(K、D、Singer、
M、G、Kuzyk、and J、E、5ohn、 J
。
○pL Soc、 Am、B、Vol、4 No、6,
968(1987)) 。
968(1987)) 。
本発明においては、これを利用し、大きな3次光非線形
効果を有する化合物をサーモトロピックな液晶高分子中
に溶解しそのガラス転移温度以上に於いて、電場、磁場
、剪断応力を印加し、液晶配向を誘起して光非線形化合
物の分子配向を実現しようというものである。これは、
液晶高分子が外力により起こされた液晶配向を液晶温度
以下で固定できるという特徴を利用したものである。
効果を有する化合物をサーモトロピックな液晶高分子中
に溶解しそのガラス転移温度以上に於いて、電場、磁場
、剪断応力を印加し、液晶配向を誘起して光非線形化合
物の分子配向を実現しようというものである。これは、
液晶高分子が外力により起こされた液晶配向を液晶温度
以下で固定できるという特徴を利用したものである。
この結果、配向度に応じた3次光非線形性が発現し、配
向度が高いほど、相溶する化合物が有する大きな3次光
非線形性を有効利用することができる。さらに、サーモ
トロピック液晶高分子は成形性に優れ、機械的強度も大
きいことから得られる光非線形材料の成形性・機械強度
が優れているという特徴を有する。
向度が高いほど、相溶する化合物が有する大きな3次光
非線形性を有効利用することができる。さらに、サーモ
トロピック液晶高分子は成形性に優れ、機械的強度も大
きいことから得られる光非線形材料の成形性・機械強度
が優れているという特徴を有する。
3次光非線形性を有する側鎖型、もしくは主鎖型サーモ
トロピック液晶において、液晶配向を利用して大きな3
次光非線形性を得ようという試みは、既にある(特願昭
62−321192号、特願平1−2612号)。
トロピック液晶において、液晶配向を利用して大きな3
次光非線形性を得ようという試みは、既にある(特願昭
62−321192号、特願平1−2612号)。
本発明においては、液晶高分子自体が有する3次光非線
形性と相溶する3次光非線形化合物との相乗効果により
3次光非線形性を向上させ、さらにホスト・ゲスト間の
構造の類似性により非線形成分の高濃度化が可能である
という特徴を有する。
形性と相溶する3次光非線形化合物との相乗効果により
3次光非線形性を向上させ、さらにホスト・ゲスト間の
構造の類似性により非線形成分の高濃度化が可能である
という特徴を有する。
本発明で用いるサーモトロピックな液晶高分子は側鎖型
液晶高分子でも主鎖型液晶高分子でもよいが配向状態に
おいて均一で透明であることが望ましい、また、得られ
る光非線形高分子材料の成形性・機械的強度を保証する
ために、サーモトロピック液晶高分子は成形性・機械的
強度に優れたものを用いることが望ましい。
液晶高分子でも主鎖型液晶高分子でもよいが配向状態に
おいて均一で透明であることが望ましい、また、得られ
る光非線形高分子材料の成形性・機械的強度を保証する
ために、サーモトロピック液晶高分子は成形性・機械的
強度に優れたものを用いることが望ましい。
大きな3次光非線形係数を得るためには、サーモトロピ
ックな液晶性を保つ範囲内で相溶する光非線形成分の濃
度を高めることが重要である。このためには液晶高分子
中に多く相溶することか望ましく、相溶化合物は液晶高
分子と構造的に類似した組み合わせが望ましい。
ックな液晶性を保つ範囲内で相溶する光非線形成分の濃
度を高めることが重要である。このためには液晶高分子
中に多く相溶することか望ましく、相溶化合物は液晶高
分子と構造的に類似した組み合わせが望ましい。
本発明においては、液晶高分子の液晶形成基中に1O−
36esu以上の3次光非線形分子感受率を有する成分
を含むことを特徴としている。これは、液晶高分子中に
相溶する光非線形化合物と構造的に類似の液晶形成基を
導入することにより、両者の相溶性を高め、高濃度相溶
を可能にするためである。3次光非線形成分を含んだサ
ーモトロピック液晶はそれ自身でも3次の光非線形性を
示し得るが、新たな光非線形成分を相溶することにより
、液晶性と相溶する化合物の大きな光非線形性の相乗効
果により大きな特性を得ることができる。
36esu以上の3次光非線形分子感受率を有する成分
を含むことを特徴としている。これは、液晶高分子中に
相溶する光非線形化合物と構造的に類似の液晶形成基を
導入することにより、両者の相溶性を高め、高濃度相溶
を可能にするためである。3次光非線形成分を含んだサ
ーモトロピック液晶はそれ自身でも3次の光非線形性を
示し得るが、新たな光非線形成分を相溶することにより
、液晶性と相溶する化合物の大きな光非線形性の相乗効
果により大きな特性を得ることができる。
本発明における光非線形材料においては、液晶配向を利
用するため液晶高分子と3次光非線形化合物の相溶した
物は液晶性を示すことが必要である。
用するため液晶高分子と3次光非線形化合物の相溶した
物は液晶性を示すことが必要である。
このため混合比は液晶性を示し得る範囲に限定される。
本発明に用いる主鎖型サーモトロピック液晶高分子は下
記の構造式で表したとき 基(B)が下記のうちの1つ又は複数からなり、0(3 基(C)は10esu以上の3次光非線形分子感受率を
有する構造で下記のうち1つ又は複数からなりたつこと
が望ましい。
記の構造式で表したとき 基(B)が下記のうちの1つ又は複数からなり、0(3 基(C)は10esu以上の3次光非線形分子感受率を
有する構造で下記のうち1つ又は複数からなりたつこと
が望ましい。
ここで、X1〜X3、Y1〜Y3は、CN、N又はN→
○のいずれかの組み合わせで、具体的には−C=C−−
N=N−−CH=N− −N=CH− OOO ↑ ↑ ↑ −N=N−−N=N−−N=CH− ↑ −CH=N−1のような構造である。
○のいずれかの組み合わせで、具体的には−C=C−−
N=N−−CH=N− −N=CH− OOO ↑ ↑ ↑ −N=N−−N=N−−N=CH− ↑ −CH=N−1のような構造である。
オキサゾール環、フラン環、チアゾール環、オキサジア
ゾール環、ベンゾチアゾール環、ベンゾオキサゾール環
、ベンゾオキサジアゾール環、ナフタレン環、アントラ
セン環、イソキノリン環などのπ電子共役系の環状化合
物である。
ゾール環、ベンゾチアゾール環、ベンゾオキサゾール環
、ベンゾオキサジアゾール環、ナフタレン環、アントラ
セン環、イソキノリン環などのπ電子共役系の環状化合
物である。
さらに、電子吸引基、もしくは電子供与基のどちらか、
又は両方が環上のいずれか、好ましくは電荷移動の生じ
やすい部位、例えばπ共役系の両末端位置に結合してい
ることが望ましい。
又は両方が環上のいずれか、好ましくは電荷移動の生じ
やすい部位、例えばπ共役系の両末端位置に結合してい
ることが望ましい。
ここで電子吸引基としては−N○2、−CN、−COO
Hl−COCH3、−CH○、−CONH2、−CH=
C(CN)2、−C(CN)=C(CN)2、ハロゲン
などであり、電子供与基としては一3H1−3R1−O
H1−OR1−NH2、−NHRl−NR1R2などが
挙げられる。R,R1、R2はアルキル基を示す。
Hl−COCH3、−CH○、−CONH2、−CH=
C(CN)2、−C(CN)=C(CN)2、ハロゲン
などであり、電子供与基としては一3H1−3R1−O
H1−OR1−NH2、−NHRl−NR1R2などが
挙げられる。R,R1、R2はアルキル基を示す。
本発明に用いる側鎖型サーモトロピック液晶高分子は下
記の構造式で表される。
記の構造式で表される。
Llは液晶形成基であり、その構造は、ここで、Aは、
−CN、−NO3、−COOHl−CH○、−CONH
2、あるいはハロゲンを扇形性を有し、下記の内1つま
たは複数から成り立つことが望ましい。
−CN、−NO3、−COOHl−CH○、−CONH
2、あるいはハロゲンを扇形性を有し、下記の内1つま
たは複数から成り立つことが望ましい。
ここで、Xl−X3、Yl−Y3は、CH,NまたはN
−0のいずれかの組み合わせで具体的には−C=C−−
N=N−−CH=N− −N=CH− ○ O○ ↑ ↑ を −N=N−−N=N−−N=CH− ↑ −CH=N− のような構造である。
−0のいずれかの組み合わせで具体的には−C=C−−
N=N−−CH=N− −N=CH− ○ O○ ↑ ↑ を −N=N−−N=N−−N=CH− ↑ −CH=N− のような構造である。
ジアゾール環、ベンゾチアゾール環、ベンゾオキサゾー
ル環、ベンゾオキサジアゾール環、ナフタレン環、アン
トラセン環、イソキノリン環なとのπ電子共役系の環状
化合物で、互いに等しい構造であっても相異なる構造で
あってもよい。さらに、電子吸引基もしくは電子供与基
のどちらかまたは両方が2の位置または/および環上の
いずれかに結合していることが望ましい。
ル環、ベンゾオキサジアゾール環、ナフタレン環、アン
トラセン環、イソキノリン環なとのπ電子共役系の環状
化合物で、互いに等しい構造であっても相異なる構造で
あってもよい。さらに、電子吸引基もしくは電子供与基
のどちらかまたは両方が2の位置または/および環上の
いずれかに結合していることが望ましい。
ここで、電子吸引基としては−N○2、−CN、−CO
OHl−COCH3、−CH○、−CONH2、−CH
=C(CN)2、−C(CN) −〇 (CN)2、ハ
ロゲンなどであり、電子供与基としては、−3H1−5
R1−〇H1−OR1−NH2、−NHRl−NRtR
2などが挙げられる。R,R1、R2はアルキル基を示
す。
OHl−COCH3、−CH○、−CONH2、−CH
=C(CN)2、−C(CN) −〇 (CN)2、ハ
ロゲンなどであり、電子供与基としては、−3H1−5
R1−〇H1−OR1−NH2、−NHRl−NRtR
2などが挙げられる。R,R1、R2はアルキル基を示
す。
Sl、S2の構造は高分子主鎖から3−10個のメチレ
ン鎖が酸素、窒素もしくは硫黄原子を介してLlもしく
はR2に結合するものであり、互いに同じ構造でも異な
るものでもよい。
ン鎖が酸素、窒素もしくは硫黄原子を介してLlもしく
はR2に結合するものであり、互いに同じ構造でも異な
るものでもよい。
本発明においては、光素子作製に必要とされる機械的強
度や成形性は高分子主鎖の選択、側鎖の濃度および主鎖
と側鎖を介するメチレン鎖の長さにより制御できる。高
分子の主鎖は本発明においては基本的に限定するもので
はないが、特に、ポリシロキサン、ポリアミド、ポリジ
アセチレン、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸、ポリ
エステル、ポリウレタン、ポリメタクリル酸エステル、
ポリアクリル酸エステルのいずれか、あるいはこれらの
いくつかの組み合わせであることが望ましい。
度や成形性は高分子主鎖の選択、側鎖の濃度および主鎖
と側鎖を介するメチレン鎖の長さにより制御できる。高
分子の主鎖は本発明においては基本的に限定するもので
はないが、特に、ポリシロキサン、ポリアミド、ポリジ
アセチレン、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸、ポリ
エステル、ポリウレタン、ポリメタクリル酸エステル、
ポリアクリル酸エステルのいずれか、あるいはこれらの
いくつかの組み合わせであることが望ましい。
相溶する化合物は3次の分子感受率が1O−36esu
JJ、上の材料である。このためには大きなπ電子共役
系を有し、2つ以上の電子供与基もしくは電子吸引基を
有する次に示すような化合物が望ましい。
JJ、上の材料である。このためには大きなπ電子共役
系を有し、2つ以上の電子供与基もしくは電子吸引基を
有する次に示すような化合物が望ましい。
(以下余白)
ここで、X1〜Xn+1、Yx〜Yn+1はCN、N又
はN→○のいずれかの組み合わせで、具体的には −C=C−−N=N−−CH=N− −N=CH− O○ 0 ↑ ↑ ↑ −N=N−−N=N−−N=CH− ↑ −CH=N− のような構造である。
はN→○のいずれかの組み合わせで、具体的には −C=C−−N=N−−CH=N− −N=CH− O○ 0 ↑ ↑ ↑ −N=N−−N=N−−N=CH− ↑ −CH=N− のような構造である。
ゾール環、ベンゾチアゾール環、ベンゾオキサゾール環
、ベンゾオキサジアゾール環、ナフタレン環、アントラ
セン環、イソキノリン環なとのπ電子共役系の環状化合
物で、互いに等しい構造であっても相異なる構造であっ
てもよい。さらに、電子吸引基もしくは電子供与基のど
ちらかまたは両方がA1、A2および環上のいずれかに
結合していることが望ましい、ここで、電子吸引基とし
ては−NO2、−CN、−COOHl−COCH3、−
CHol−CONH2、−CH=C(CN)2、−C(
CN)=C(CN)2、ハロゲンなどであり、電子供与
基としては一5H1−3R1−〇H1−OR1−NH2
、−NHRl−NR1R2などが挙げられる。R,R1
,R2はアルキル基を示す。
、ベンゾオキサジアゾール環、ナフタレン環、アントラ
セン環、イソキノリン環なとのπ電子共役系の環状化合
物で、互いに等しい構造であっても相異なる構造であっ
てもよい。さらに、電子吸引基もしくは電子供与基のど
ちらかまたは両方がA1、A2および環上のいずれかに
結合していることが望ましい、ここで、電子吸引基とし
ては−NO2、−CN、−COOHl−COCH3、−
CHol−CONH2、−CH=C(CN)2、−C(
CN)=C(CN)2、ハロゲンなどであり、電子供与
基としては一5H1−3R1−〇H1−OR1−NH2
、−NHRl−NR1R2などが挙げられる。R,R1
,R2はアルキル基を示す。
特に、液晶高分子中の光非線形ユニットと類似した構造
の非線形化合物を用いることによって、高濃度な相溶が
達成可能である。しかし多少異なる構造であっても、〜
30重量%程度の相溶が可能である。
の非線形化合物を用いることによって、高濃度な相溶が
達成可能である。しかし多少異なる構造であっても、〜
30重量%程度の相溶が可能である。
液晶配向は電場もしくは磁場もしくは剪断応力印加によ
って行なう、主鎖型高分子は一般に分子再配列が困難な
ため超強磁場もしくは剪断配向が望ましい、一方、側鎖
型高分子材料は一般に側鎖分子は配向しやすく、電場も
しくは磁場配向が容(II+) 化合物(I) 式(4) %式% ) 北治土Wり a: 20mo1% d+ 20mo1% ○ C−0CH2CH20− (A、B、C,Dがエステル結合でランダムに共重合し
たちの)ム ■のム 5 Ti(OiPr)4 止金1公の H3 (発明の効果) 以上説明したとおり、本発明における材料は、大きな3
次光非線形効果を有し、成形性と機械強度に優れている
ため光信号処理をはじめとし、3次光非線形効果を利用
する全ての用途に用いることができる。
って行なう、主鎖型高分子は一般に分子再配列が困難な
ため超強磁場もしくは剪断配向が望ましい、一方、側鎖
型高分子材料は一般に側鎖分子は配向しやすく、電場も
しくは磁場配向が容(II+) 化合物(I) 式(4) %式% ) 北治土Wり a: 20mo1% d+ 20mo1% ○ C−0CH2CH20− (A、B、C,Dがエステル結合でランダムに共重合し
たちの)ム ■のム 5 Ti(OiPr)4 止金1公の H3 (発明の効果) 以上説明したとおり、本発明における材料は、大きな3
次光非線形効果を有し、成形性と機械強度に優れている
ため光信号処理をはじめとし、3次光非線形効果を利用
する全ての用途に用いることができる。
第1図はフィルム試料に電解印加を行なう方法を説明す
るための説明図である。 ト フィルム試料、2・ ・電極。
るための説明図である。 ト フィルム試料、2・ ・電極。
Claims (2)
- (1)10^−^3^6esu以上の3次光非線形分子
感受率を有する成分が化学結合しているサーモトロピッ
クな液晶性高分子と少なくとも10^−^3^6esu
以上の3次光非線形分子感受率を有する化合物が相溶し
ていることを特徴とする光非線形材料。 - (2)10^−^3^6esu以上の3次光非線形分子
感受率を有する成分が化学結合しているサーモトロピッ
クな液晶性高分子と少なくとも10^−^3^6esu
以上の3次光非線形分子感受率を有する化合物を相溶し
そのガラス転移温度以上において、電場もしくは剪断応
力を印加し一軸方向に液晶配向することを特徴とする光
非線形材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1168532A JP2876053B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 光非線形材料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1168532A JP2876053B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 光非線形材料およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0333833A true JPH0333833A (ja) | 1991-02-14 |
JP2876053B2 JP2876053B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=15869769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1168532A Expired - Lifetime JP2876053B2 (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 光非線形材料およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2876053B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120172599A1 (en) * | 2009-08-24 | 2012-07-05 | Akira Otomo | Second-order nonlinear optical compound and nonlinear optical element comprising the same |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63155036A (ja) * | 1986-11-21 | 1988-06-28 | ヘキスト・セラニーズ・コーポレーション | 非線形光学特性を示す側鎖形液晶性ポリマー |
JPH0220560A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-24 | Hoechst Celanese Corp | 非線形光学応答を示すポリマーブレンド |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP1168532A patent/JP2876053B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63155036A (ja) * | 1986-11-21 | 1988-06-28 | ヘキスト・セラニーズ・コーポレーション | 非線形光学特性を示す側鎖形液晶性ポリマー |
JPH0220560A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-24 | Hoechst Celanese Corp | 非線形光学応答を示すポリマーブレンド |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120172599A1 (en) * | 2009-08-24 | 2012-07-05 | Akira Otomo | Second-order nonlinear optical compound and nonlinear optical element comprising the same |
US8846955B2 (en) * | 2009-08-24 | 2014-09-30 | National Institute Of Information And Communications Technology | Second-order nonlinear optical compound and nonlinear optical element comprising the same |
JP2016006079A (ja) * | 2009-08-24 | 2016-01-14 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 | 2次非線形光学化合物及びそれを含む非線形光学素子 |
US9977150B2 (en) | 2009-08-24 | 2018-05-22 | National Institute Of Information And Communications Technology | Second-order nonlinear optical compound and nonlinear optical element comprising the same |
US10754064B2 (en) | 2009-08-24 | 2020-08-25 | National Institute Of Information And Communications Technology | Second-order nonlinear optical compound and nonlinear optical element comprising the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2876053B2 (ja) | 1999-03-31 |
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