JPH0333735Y2 - - Google Patents

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JPH0333735Y2
JPH0333735Y2 JP1986165322U JP16532286U JPH0333735Y2 JP H0333735 Y2 JPH0333735 Y2 JP H0333735Y2 JP 1986165322 U JP1986165322 U JP 1986165322U JP 16532286 U JP16532286 U JP 16532286U JP H0333735 Y2 JPH0333735 Y2 JP H0333735Y2
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JP
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reel
hose
air hose
drum
shaft
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JP1986165322U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は圧縮空気を送るエアーホースの巻取器
に関するものである。
[従来の技術] 今日、グリースガン、塗料吹付器等各種のハン
ドツールに圧縮空気を用いることが多くなり、作
業場所も工場内等広範囲になるに従いコンプレツ
サー又は固定配管からハンドツール迄の間を20m
乃至30mのエアーホースで接続することが多くな
つた。
このエアーホースは適宜の耐圧性を有するゴム
管が一般的に用いられ、該エアーホースは通常、
コンプレツサーに巻き付けるか又は第9図及び第
10図に示す様なホースリール80に巻き取るこ
とによりエアーホース27の整理を行なつてい
た。
この従来のホースリール80は第10図に示す
様に、単に円筒部の両端に円板状の両端部を設け
たドラム81をリールシヤフト85と一体とし、
該リールシヤフト85により脚部82と一体の支
持板83へ軸受を介して回転可能に取り付け、該
リールシヤフト85内に空気流路86を形成する
と共に、リールシヤフト41の端部に回転自在な
ジヨイント87を介してプラグ89を設け、エア
ーホース27の一端を前記リールシヤフト85に
固定して該リールシヤフト85と一体のドラム8
1にエアーホース27を巻き取り得る様にしたも
のであり、引き出したエアーホース27を巻き取
るに際しては手でドラム81を回転させるもので
ある。
[考案が解決しようとする問題点] 従来のホースリールは前述の様にドラムを手で
回転させるものであり、巻き取りに手数を要する
欠点があつた。
これは、エアーホースの肉厚が比較的厚い為、
エアーホース自体の重量が大きくなり、又、エア
ーホースの直径も比較的太く、数十mの長さを有
する該エアーホースを巻き取るドラムも大きくな
る故、ホースリール自体の重量を極力軽くする様
にし、且つ、エアーホースの引き出し時にホース
リールが転倒しない様にドラムの回転抵抗を小さ
くしている為、エアーホースを自動的に巻き取る
様にすることは困難と考えられていた。
[問題を解決するための手段] 本考案は車輪及びストツパー機構を有し、且
つ、十数Kg乃至二十Kgの重量を有する台車部にホ
ースリール部を載置し、該ホースリール部のドラ
ムは渦巻バネによりエアーホースを巻き取り得る
様にすると共に、ドラムの回転を停止させるブレ
ーキ機構をホースリール部のリールケース側板に
設け、更にホースリール部を旋回可能に台車部へ
取り付ける支持軸をホースリール部の外周の2箇
所に90゜の間隔を設けて配置したエアーホースの
巻取器とする。
[作用] 本考案に係るホースリール部は渦巻バネを設け
ている故、エアーホースを巻き取る場合は該渦巻
バネにより自動的に巻き取ることができ、エアー
ホースを引き出す場合でも、該ホースリール部は
重量を有する台車部に載置されている故、前記渦
巻バネに抗してエアーホースを引き出す際、ホー
スリール部を安定的に固定して容易にエアーホー
スを引き出すことができ、又、該台車部の台車本
体には車輪が設けてある故、ホースリール部の移
動が容易にして、該ホースリール部を支持軸によ
り台車部へ旋回可能に取り付ける故、エアーホー
スの引き出し方向が変化してもエアーホースに無
理な力を加えることがないエアーホース巻取器で
ある。
[実施例] 本考案に係るエアーホース巻取器の実施例は、
第1図及び第2図に示す様に台車部10とホース
リール部20とから成り、台車部10は台車本体
11の下側四隅に車輪12を設け、又、ストツパ
ー機構15を台車本体11の左右両サイドに設け
る。
このストツパー機構15として、本実施例は台
車本体11に固定した雌螺子部16に対して雄螺
子部18を有するストツパー軸17を垂直方向に
設け、該ストツパー軸17を雌螺子部16に螺子
込むことにより該ストツパー軸17の下端19が
前記台車本体11に設けたられ車輪12よりも下
方に降下し得る様にする。
更に、該台車部10にはホースリール部20の
支持軸21が嵌入される軸受部13を設け、該軸
受部13には支持軸21が不用意に軸受部13か
ら抜けることを防止する係止片14を挿入し得る
様にし、該台車部10は十数Kg乃至二十Kgの重量
を有する台車とする。
そして、ホースリール部20は第3図に示す様
に、水平方向を軸とする円筒状ケース34と平板
円板状の内側側板32と外側側板33とからなる
リールケース31内にエアーホース27を巻き取
るドラム51を設けるものであり、ケース側板を
貫通する様にリールシヤフト41を設ける。
このリールケース31は、円筒状ケース34の
両側に内側側板32を当接し、内側側板32の外
側に十字型の補強板38を設け、前記円筒状ケー
ス34の外側において左右補強板38の間をブリ
ツジ部39で接続する様にし、更に左右補強板3
8の外側に外側側板33を設ける様にする。
この様に、ホースリール部20の側板を二重構
造とし、内側側板32に対しリールシヤフト41
を回転可能としつつ外側側板33をリールシヤフ
ト41と一体とすることにより、円筒状ケース3
4や内側側板32及び補強板38に対して外側側
板33を回転させるとリールシヤフト41が回転
する様にすれば、該リールシヤフト41には渦巻
バネ55の内端を固定する故、渦巻バネ55が伸
びたとき、外側側板33を内側側板32に対して
回転させることによりリールシヤフト41を回転
させて渦巻バネ55を締め、以てエアーホース2
7の巻込み力を復元させることができる。
又、このリールシヤフト41は、該リールシヤ
フト41の外側の一端においてプラグ25を取り
付け、該リールシヤフト41内に軸方向に沿つた
空気流路42を形成し、リールシヤフト41の中
央部においてリールシヤフト41外部への透孔4
3を設ける。更に、該リールシヤフト41のリー
ルケース31内両端には渦巻バネ55の内端を固
定し、リールシヤフト41中央部には前記リール
シヤフト41に設けた透孔43を覆う様に円筒状
のシヤフトカバー45を設け、該シヤフトカバー
45はリールシヤフト41に対して気密状態を保
ちつつリールシヤフト41に対して回転自在と
し、該シヤフトカバー45内側の前記リールシヤ
フト41に設けた透孔43位置に環状の溝部47
を設け、該溝部47と連通する様にエアーホース
27の一端を固定する。そしてドラム51は2枚
の円板状ドラム側板52により前記リールシヤフ
ト41に対して回転自在に設けられ、2枚の円板
状ドラム側板52間を継ぐ円筒状のドラム底部5
3を形成し、該ドラム底部53の外周にエアーホ
ース27を巻き付けるものであり、該ドラム底部
53に前記渦巻バネ55の外側端を固定する。
そして、ブレーキ機構60としては第3図及び
第4図に示す様に、前記ドラム側板52の両外側
からブレーキ片61をスプリング68にて押圧す
るものであり、該ブレーキ片61はリールケース
側板に固定した筒状ケース65内を摺動し得るも
のであつて、筒状ケース65内のスプリング68
によりブレーキ片先端62をドラム側板52に押
圧されるも、ブレーキ片61の後方には軸63を
介してリング64を設け、筒状ケース65には溝
部66を形成し、以て前記スプリング68に抗し
てリング64を引き、筒状ケース65の溝部66
からリング64を外す様に回転させると前記ブレ
ーキ片先端62がドラム側板52から離れる様に
構成するものである。
従つて、リールケース31の両側に設けたブレ
ーキ機構60の各リング64を引き出し、筒状ケ
ース65の溝部66から各リング64を外す様に
回転させると、両ブレーキ片61の先端62がド
ラム側板52から離れ、ドラム51は前記渦巻バ
ネ55によりエアーホース27を自動的に素早く
巻き取り、又、渦巻バネ55の力に抗してエアー
ホース27を容易に引き出すことができる。そし
て、リールケースの両側に設けたブレーキ機構6
0の一方においてリング64を筒状ケース65の
溝部66に入れると、一方のブレーキ片61の先
端62がスプリング68によりドラム側板52に
押圧され、ドラム51の回転に抵抗を与える故、
長く引き出されたエアーホース27を徐々に巻き
取ることができ、本考案に係るエアーホース巻取
器から遠方で作業した後、該巻取器に近い場所で
作業をする場合は余分な長さのエアーホース27
が徐々に巻き取られて作業を容易とする。更に、
リールケース31の両側に設けたブレーキ機構6
0のリング64を筒状ケース65の溝部66に入
れると、ドラム51は両側からブレーキ片61の
先端62によつて押圧され、ドラム51の回転は
止められる故、エアーホース27の長さを一定に
保つて作業を行なうことができる。尚、該ブレー
キ機構60はブレーキ片61後方の軸63にリン
グ64を設けたが、リング64に限ることなく軸
63と直交する棒状体を設け、該T字状棒状体を
筒状ケース65の溝部66に挿入し得る様にする
こともできる。
更に、ホース引出口は第5図にも示す様に長方
形の開口部37を円筒状ケース34に形成し、該
開口部37には二本の平行な棒状ガイド71を設
け、該棒状ガイド71の間に保護環72を挾持
し、該保護環72内にエアーホース27を貫通さ
せる。この棒状ガイド71の両端は円板状の支持
板74に固定し、該支持板74は二本の棒状ガイ
ド71の中央中心線を回転中心とする様に支軸7
3でリールケース31へ揺動可能に取り付け、保
護環72は二本の棒状ガイド71の間を左右に摺
動し得る様にする。
又、リールケース31の開口部37近傍にはエ
アーホース27のホースエンドに設けられたカプ
ラー29を嵌合し得るホース固定プラグ75を設
け、エアーホース27を使用しない場合のホース
エンドを固定し得る様にする。このプラグ75は
第8図に示す様にプラグ内に透孔76を有し、ホ
ースエンドを開口し得る様にすれば、該エアーホ
ース27内に結露等により水分が付着した場合に
圧縮空気を送り、以てエアーホース27内の水分
を吹き出すことが可能となる。尚、該プラグ75
は透孔を有するものに限ることなく、カプラー2
9を嵌合させてホースエンドを閉鎖することも可
能であり、透孔76を有するプラグ75と透孔を
有しないプラグとを設けることもできる。
そして、このホースリール部20を台車部10
に取り付ける支持軸21は棒状にして、台車部1
0に設けた軸受部13に嵌入され、ホースリール
部20を水平方向に旋回可能として開口部37の
向きを変えることができる様にするものであり、
又、第1図に示す様に同一構造の支持軸21を
90゜異なつた位置に設けることにより、開口部3
7を略水平方向に向けてホースリール部20を台
車部10に載置する場合と、開口部37を略上方
に向けてホースリール部20を台車部10に載置
する場合とが可能となり、ホース出口部分でエア
ーホース27に加わる曲げ応力を小さくして使用
することが可能となり、エアーホース27の寿命
を長くすることができる。
[考案の効果] 本考案はホースリール部のホースリール内にエ
アーホースを収納し、且つ、エアーホースの巻き
取りは渦巻バネにより自動的にドラムへ巻き取る
ことが可能であり、所要長さのエアーホースを引
き出してブレーキ機構によりドラムの回転を停止
させることも可能である故、長尺のエアーホース
を使用するに際し、所要の長さを引き出し、又、
不必要な長さはドラムに巻き取り、容易にエアー
ホースを適宜の長さとして余分な長さを巻き取り
処理することができ、且つ、エアーホースを引き
廻してもエアーホースを傷める虞れが少なく、圧
縮空気を使用するハンドツールを用いる作業を極
めて効率良く行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係るエアーホース
巻取器の側面図及び正面図、第3図はホースリー
ル部の断面図にして、第4図はブレーキ機構の要
部断面図、第5図乃至第7図はエアーホース引出
口を示す図、第8図は固定プラグを示す図、第9
図は従来のホースリール部の側面図にして、第1
0図は従来のホースリール部の断面図である。 10……台車部、12……車輪、13……軸受
部、15……ストツパー機構、20……ホースリ
ール部、21……支持軸、25……プラグ、27
……エアーホース、31……リールケース、37
……開口部、41……リールシヤフト、42……
空気流路、45……シヤフトカバー、51……ド
ラム、52……ドラム側板、53……ドラム底
部、55……渦巻バネ、60……ブレーキ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輪及びストツパーを有し、且つ、十数Kg乃至
    二十Kgの重量を有する台車部に軸受部を設けてホ
    ースリール部を載置し、該ホースリール部のドラ
    ムは渦巻バネをリールシヤフトとドラムとの間に
    設けることによりエアーホースを巻き取り得る様
    にすると共に、ドラムの回転を停止させるブレー
    キ機構をホースリール部のケース側板に設け、該
    ホースリール部を旋回可能に台車部の軸受部へ取
    り付ける支持軸を90゜の角度をもつてホースリー
    ル部の外周の2箇所に設けたことを特徴とするエ
    アーホースの巻取器。
JP1986165322U 1986-10-28 1986-10-28 Expired JPH0333735Y2 (ja)

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JP1986165322U JPH0333735Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JP1986165322U JPH0333735Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JPS6369581U JPS6369581U (ja) 1988-05-10
JPH0333735Y2 true JPH0333735Y2 (ja) 1991-07-17

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Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339220U (ja) * 1976-09-09 1978-04-05
JPS54142461A (en) * 1978-04-28 1979-11-06 Rotsukou Dengiyou Kk Apparatus for winding and rewinding wire rope and cable
JPS5711164B2 (ja) * 1975-04-11 1982-03-03

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JPS6369581U (ja) 1988-05-10

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