JPH0333287Y2 - - Google Patents

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JPH0333287Y2
JPH0333287Y2 JP1985007217U JP721785U JPH0333287Y2 JP H0333287 Y2 JPH0333287 Y2 JP H0333287Y2 JP 1985007217 U JP1985007217 U JP 1985007217U JP 721785 U JP721785 U JP 721785U JP H0333287 Y2 JPH0333287 Y2 JP H0333287Y2
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filling
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cosmetic
cosmetics
hole
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JP1985007217U
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JPS61124205U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、溶剤で溶かして流動性を有した化
粧料を充填する化粧料の充填容器に関する。
(従来の技術) 従来、溶剤で溶かして粘性化した化粧料を加圧
下で充填皿の底面から充填し、充填皿の開放面を
閉塞する吸収体により溶剤を吸収して充填皿内で
固化するようにした化粧料の充填方法は公知であ
り、例えば特公昭57−60004号公報や実公昭59−
6725号公報等に開示されている。
かかる化粧料の充填方法に用いられる充填皿は
第8図に示すように皿1の底面2に充填孔3が貫
設された容器からなり、該充填孔3に充填ノズル
を整合して粘性化し流動性を有した化粧料を皿1
内に充填する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の充填皿にあつては、化粧
料の充填方向が皿に対し垂直に位置しており、化
粧料は急速に上昇して充填皿の開放面を閉塞する
吸収体に衝突し、その後左右に分流するため、充
填孔3の上方に整合する化粧料が局部的に陥没4
したり(第9,10図)、ひび割れ5が発生した
り(第11図)或は色むら6が発生する(第12
図)問題があつた。
化粧料の陥没やひび割れは圧力をかけて充填さ
れている化粧料が充填終了と共に圧力が除かれる
ため、充填孔の方へ戻されることに起因し、又色
むらの発生は、充填された化粧料が直接吸収体に
衝突するため、衝突した部分の化粧料の配向が他
の部分と変わることに起因していると考えられ
る。
(問題点を解決するための手段) この考案は従来の充填容器にみられた以上の如
き問題点を解決すべくなされたものであつて、底
壁に貫穿された充填孔13から溶剤で溶かした流
動性を有する化粧料を充填するようにした化粧料
の充填容器において、前記充填孔13の内端に近
接して充填される化粧料の充填方向を変更する手
段14を設けてことを特徴とする。
(作用) 充填孔から充填される化粧料は、充填孔の内端
において手段14に衝突して側方へと方向が変更
され充填方向が容器に対して垂直でなくなるた
め、吸収体に直接衝突することがないと共に、手
段14が阻害物となつて充填後の圧力除去時にお
いても、化粧料の戻りが防止される。
(実施例) 以下に図面を参照しつつこの考案の好ましい実
施例を説明する。第1、2図を参照して、10は
皿状に形成された合成樹脂等からなる充填容器で
ある。図示の充填容器10はコンパクト等の化粧
料容器内に挿設される中皿形状を呈するが、化粧
料容器自体を一部凹設して充填容器としても良
く、又必要に応じて充填容器10の内面に金属製
の皿を嵌合したり或は金属を被覆しても良い。
又、図示の充填容器10は色相の異なる複数の化
粧料を各別に充填するために仕切壁11より複数
の充填凹所に区分されているが、これに限られる
ものではない。
仕切壁11で区分された各充填凹所の底壁12
にそれぞれ充填孔13が上下に貫通して穿孔され
る。14は該充填孔13の容器内側に配設された
充填方向を変更する手段であり、充填孔13の中
央部に架け渡された棒状部材からなる。棒状部材
14は充填孔13の一部を閉塞し得る閉塞部材で
あり、充填された化粧料は棒状部材14に衝突し
て分流され充填方向が変わる。この結果充填され
た化粧料が垂直に上昇して吸収体に急激に衝突す
るおそれがなくなるため、化粧料の配向が変化す
ることがなくなり色むらの発生を防止出来ると共
に、充填が終了して充填圧力が解除されたとき、
充填孔の方へ戻ろうとする化粧料の動きを棒状部
材14で阻止するため、陥没やひび割れの発生を
防止することが出来るのである。
尚、15は充填された化粧料を示し、粉末化粧
料を溶剤で溶かして粘性を有する。充填ノズルに
より圧力をかけて充填された化粧料15は充填容
器10の開放された上面を閉塞する吸収体により
溶剤が吸収され、充填容器10内で固化する。
充填方向を変更する手段14は前記棒状部材に
限られるものではない。その変形例を第3〜7図
に示す。第3図は、充填孔13を下方へ向かつて
狭窄する形状とし、充填時における化粧料の拡散
と、充填終了時に化粧料の戻りに対する抵抗を発
生させるようにし、充填方向を変更する手段14
を板状にして充填孔13から若干上方へ浮かせた
状態で配置したものである。第4図は、充填孔1
3の内側に断面「状の充填方向を変更する手段1
4を連設して、充填孔13の通路を「状に屈曲さ
せたものである。第5図は充填孔13の内側にフ
ラツプ14を取り付けて充填時の圧力若しくは充
填終了時の化粧料の戻り圧力によりフラツプ14
を上下方向に作動させるようにしたものである。
第6図は充填方向を変更する手段14を下向に先
鋭の断面三角形状に形成したものである。又、第
7図は充填孔13の内壁を斜めに形成して、充填
孔13の通路を化粧料の充填方向に対して交差さ
せ、充填孔13の内壁を充填方向を変更する手段
14としたものである。
以上の第3〜7図は、充填方向変更手段14の
一例を示すにすぎず、これに限定されるものでは
ない。化粧料の充填方向を変更し、充填終了時に
於ける化粧料の戻りを防止出来るものであれば以
上の他いかなる構造であつても良い。
(考案の効果) この考案の化粧料の充填容器によれば、充填さ
れた化粧料が垂直に上昇して充填容器の開放面を
閉塞する吸収体に急激に衝突することが防止され
るため、吸収体への衝突による化粧料の配向が変
化するおそれがなく、色むらの発生を防止するこ
とが出来る。又、充填終了時における化粧料の充
填孔への戻りを防止出来るため、化粧料の陥没や
ひび割れの発生も防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の充填容器の斜視図、第2図
は化粧料を充填した充填容器の断面図、第3〜7
図は変形例を示す断面図、第8は従来の充填容器
の平面図、第9,11,12図は従来の充填容器
における化粧料の問題点を示す平面図、第10図
は第9図A−A線に沿つた断面図である。 10……充填容器、11……仕切壁、12……
底壁、13……充填孔、14……充填方向を変更
する手段、15……化粧料。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 底壁に貫穿された充填孔13から溶剤で溶か
    した流動性を有する化粧料を充填するようにし
    た化粧料の充填容器において、前記充填孔13
    の内端に近接して充填される化粧料の充填方向
    を変更する手段14を設けたことを特徴とする
    化粧料の充填容器。 (2) 充填方向を変更する手段14が、充填孔13
    の内端に配設され、開口部を部分的に閉塞する
    閉塞部材からなることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の充填容器。 (3) 充填方向を変更する手段14が、充填孔に連
    続し充填方向に対して交差する方向に延長され
    た通路の壁面からなることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の充填容器。
JP1985007217U 1985-01-22 1985-01-22 Expired JPH0333287Y2 (ja)

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JPS61124205U JPS61124205U (ja) 1986-08-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014090733A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Key Tranding Co Ltd 化粧料容器およびそれを用いた化粧製品の製法

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JPS644312U (ja) * 1987-06-29 1989-01-11
JP2018089207A (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 ロレアル 配合物ケーキを収容する皿状容器、そのような皿状容器を含む化粧用品、ならびにそのような皿状容器および化粧用品を製造するための方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596725U (ja) * 1982-07-06 1984-01-17 株式会社日立ホームテック 石油燃焼器の油量確認装置

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