JPH0333128Y2 - - Google Patents

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JPH0333128Y2
JPH0333128Y2 JP19756985U JP19756985U JPH0333128Y2 JP H0333128 Y2 JPH0333128 Y2 JP H0333128Y2 JP 19756985 U JP19756985 U JP 19756985U JP 19756985 U JP19756985 U JP 19756985U JP H0333128 Y2 JPH0333128 Y2 JP H0333128Y2
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【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は住宅用などに使用される分電盤に関
するものである。
〔背景技術〕
従来の分電盤は、第7図に示すように、箱体1
に主幹ブレーカ2および第8図に示すような分岐
ブレーカブロツク3とを収納し、箱体1に蓋4を
被せて構成される。
分岐ブレーカブロツク3は、第8図および第9
図に示すように、金属製の基台5の中央部にプラ
スチツク製の絶縁台6を載置してねじ止め等によ
り固定している。
基台5には、端部にブレーカ載置固定用立上が
り片5aを設けている。絶縁台6は、本体部6a
に対してブレーカ載置固定用立上がり片5aと平
行にブレーカ載置用立上がり片6bが一体成形さ
れており、本体部6aに主幹ブレーカ2の負荷側
のR相およびT相ラインに接続される分岐バー
7,8と同じく中相性ラインに接続される中性バ
ー9とがねじ14等により固定されている。分岐
バー7,8および中性バー9は、それぞれ主幹部
7a,8a,9aと、この主幹部7a,8a,9
aから分岐した分岐部7b,8b,9bとからな
り、各主幹部7a,8a,9aがブレーカ載置用
立上がり片6bと平行に配置され、分岐バー7,
8の主幹部7a,8aはブレーカ載置用立上がり
片6bの近傍において本体部6aと密着させ、中
性バー9の主幹部9aは本体部9aから浮かせて
いる。
分岐ブレーカ10は、負荷側を基台5のブレー
カ載置固定用立上がり片5aに載置されてねじ
(図示せず)等によつて固定され、電源側は絶縁
台6の立上がり片6bに載置され、分岐バー7,
8および中性バー9の分岐部7b,8b,9bに
電源端子(図示せず)が接続される。この場合、
分岐ブレーカ10は分岐バー7,8の主幹部7
a,8aに被さるように配置される。
なお、第9図では、中性バーの図示は省いてい
る。11はブレーカ固定用孔である。
この分岐ブレーカブロツク3は、分岐ブレーカ
10が分岐バー7,8の分岐部7a,8aに被さ
るように分岐ブレーカ10を取り付けているが、
分岐ブレーカ10は通常上ケースと下ケースとを
ビス12とナツト13とで固定しており、分岐バ
ー7,8の主幹部7a,8aに対面する分岐ブレ
ーカ10の底面および天面よりビス12とナツト
13が露出し、安全のために、ビス12,ナツト
13と分岐バー7,8の主幹部7a,8aとの間
に十分な絶縁性能を確保する必要があり、このた
め、分岐ブレーカの底面と分岐バー7,8の主幹
部7a,8aとの間に十分な距離をとる必要があ
り、分岐ブレーカブロツク3の背が高くなり、分
電盤として厚くなるという問題がある。
また、分岐バー7,8を絶縁台6の本体部6a
に押えつけるためにねじ14等の部品を必要とし
高価である。
別の従来の分岐ブレーカブロツク3として、第
10図および第11図に示すように絶縁台6′の
ブレーカ載置用立上がり片6bの上端に本体部6
aと対面する押え片6cを一体成形し、押え片6
cと本体部6aとで分岐バー7,8の主幹部7
a,8aを挟持し、分岐ブレーカ10の電源側を
押え片6cに載置するように構成したものがあ
る。
この従来例では、分岐ブレーカ10の底面と分
岐バー7,8の主幹部7a,8aとの間に押え片
6cが介在するため分岐ブレーカ10の底面と分
岐バー7,8の主幹部7a,8aとの距離を小さ
くしても主幹部7a,8aとビス12,ナツト1
3との間に十分な絶縁性能を確保でき、分岐ブレ
ーカブロツク3′の背を低くして分電盤の薄形化
を図ることができる。また、分岐バー7,8の主
幹部7a,8aを絶縁台6′の本体部6aに押え
つけるのにねじ等は不要となる。ところが、本体
部6aと押え片6cとが重なるため、単なる上下
金形では成形することができず、金型が複雑にな
り、この点でコスト高になるという問題がある。
もう一つ別の従来の分岐ブレーカブロツク3
は、第12図および第13図に示すように、絶縁
台6とは別体の絶縁板15を設け、この絶縁板1
5を分岐バー7,8の主幹部7a,8aに被せ、
絶縁板15上に分岐ブレーカ10の電源側を載置
するように構成している。
この従来例は、上記の従来例と同様に絶縁性能
の確保が容易で分電盤を薄形化でき、かつ分岐バ
ー7,8の主幹部7a,8aを押えることができ
るが、絶縁板15を別部品として必要であるた
め、コスト高になるという問題がある。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、別部品を必要とせず、かつ
金型も複雑化せず安価な構成で、分岐バーの主幹
部を押えることができるとともに、分岐ブレーカ
と分岐バーの主幹部との距離を小さくしても分岐
ブレーカと分岐バーの主幹部との間の絶縁性能を
十分確保できる分電盤を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の分電盤は、ブレーカ載置固定用立上
がり片を設けた基台と、 本体部と、この本体部の端部に一体成形した立
上がり片と、この立上がり片の上端にヒンジ部を
介して前記本体部と逆の方向に延ばした状態で前
記立上がり片と一体成形され前記本体部に対面し
た状態に折り返された押え片と、この押え片が前
記本体部と逆の方向に延びた状態で前記押え片の
先端に上向きに一体的に突設され前記押え片を前
記本体部に対面させた状態で前記本体部および前
記基台の少くとも一方に掛止される掛止爪とから
なり、前記本体部が前記基台に載置固定された絶
縁台と、 前記絶縁台の本体部と押え片とで挟持される主
幹部と、この主幹部より分岐形成した分岐部とか
らなる分岐バーと、 負荷側が前記基台のブレーカ載置固定用立上が
り片に載置固定され、電源側が前記絶縁台の押え
片に載置され、電源端子が前記分岐バーの分岐部
に接続された分岐ブレーカとを備えている。
この考案の構成によれば、絶縁台の立上がり片
の上端にヒンジ部を介して本体部と逆の方向に延
ばした状態で立上がり片と一体成形された本体部
に対面した状態に折り返される押え片を設け、さ
らに押え片が本体部と逆の方向に延びた状態で押
え片の先端に上向きに一体的に突設され押え片を
本体部に対面させた状態で本体部および基台の少
くとも一方に掛止される掛止爪を設け、押え片と
本体部とで分岐バーの主幹部を挟持した状態で掛
止爪を本体部および基台の少くとも一方に掛止さ
せるようにしたため、別部品を必要とせず、かつ
金型も複雑化せず、安価な構成で、分岐バーの主
幹部を押えて固定することができ、また分岐ブレ
ーカと分岐バーの主幹部との距離を小さくしても
分岐ブレーカと分岐バーの主幹部との間の絶縁性
能を十分確保できて薄形化できる。
また、絶縁台に固定される分岐バーの分岐部を
分岐ブレーカの電源端子に接続しているため、分
岐ブレーカの電源側も絶縁台に固定されることに
なり、分岐ブレーカ堅固に固定することができ
る。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。この分電盤の分岐ブレーカブロ
ツクは、ブレーカ載置固定用立上がり片5aを設
けた金属製の基台5と、 本体部6aと、この本体部6aの端部に一体成
形した立上がり片6b′と、この立上がり片6b′の
上端にヒンジ部6dを介して前記本体部6aと逆
の方向に延ばした状態で前記立上がり片6b′と一
体成形され前記本体部6aに対面した状態に折り
返された押え片6eと、この押え片6eが前記本
体部6aと逆の方向に延びた状態で前記押え片6
eの先端に上向きに一体的に突設され前記押え片
6eを前記本体部6aに対面させた状態で前記本
体部6aに掛止される掛止爪6fとからなり、前
記本体部6aが前記基台5に載置固定された絶縁
台6″と、 前記絶縁台6″の本体部6aと押え片6eとで
挟持される主幹部7a,8aと、この主幹部7
a,8aより分岐形成した分岐部7b,8bとか
らなる分岐バー78と、 負荷側が前記基台5のブレーカ載置固定用立上
がり片5aに載置固定され、電源側が前記絶縁台
6″の押え片6eに載置され、電源端子(図示せ
ず)が前記分岐バー7,8の分岐部7b,8bに
接続される複数の分岐ブレーカ10とを備えてい
る。
分岐ブレーカブロツク3は、金属製の基台5の
中央部にプラスチツク製の絶縁台6″を載置して
固定している。
基台5は、端部にブレーカ載置固定用立上がり
片5aを設けたリツプ溝形形状を有している。絶
縁台6″は、本体部6aに対してブレーカ載置固
定用立上がり片5aと平行に立上がり片6b′が一
体成形されており、さらに立上がり片6b′の上端
に第2図および第3図のように、押え片6eがヒ
ンジ部6dを介して本体部6aと逆の方向に延ば
した状態で立上がり片6b′と一体成形され、さら
に押え片6eが本体部6aと逆の方向に延びた状
態で押え片6eの先端に上向きにかぎ形の掛止爪
6fが一体的に突設されてあり、第3図において
矢印Aで示すように押え片6eを回転させ、掛止
爪6fを第2図のように本体部6aの切欠6hに
係合させて押え片6eを本体部6aと対面させた
状態で固定する。この際、分岐バー7,8は、例
えば第3図のような状態において、本体部6aに
載置することにより、第2図の状態において押え
片6eと本体部6aとで挟持されることになる。
なお、絶縁台6″の基台5への固定は、本体部
6の下面に部分的に突設したかぎ形の掛止爪6g
を基台5に設けた孔5bの孔縁に引掛けることで
実現している。
上記以外の構成は従来例と同様である。なお、
第1図においては、中性バー9の図示は省いてい
る。
この実施例の分岐ブレーカブロツク3は、絶縁
台6″の立上がり片6′の上端にヒンジ部6dを介
して本体部6aと逆の方向に延ばした状態で立上
がり片6b′と一体成形され本体部6aに対面した
状態に折り返される押え片6eを設け、さらに押
え片6eが本体部6aと逆の方向に延びた状態で
押え片6aの先端に上向きに一体的に突設され押
え片6eを本体部6aに対面させた状態で本体部
6aおよび基台5の少くとも一方の掛止される掛
止爪6fを設け、押え片6eと本体部6aとで分
岐バー7,8の主幹部7a,8aを挟持した状態
で掛止爪6fを本体部6aに掛止させるようにし
たため、別部品を必要とせず、かつ金型も複雑化
せず、安価な構成で、分岐バー7,8の主幹部7
a,8aを押えて固定することができ、また分岐
ブレーカ10と分岐バー7,8の主幹部7a,8
aとの距離を小さくしても分岐ブレーカ10と分
岐バー7,8の主幹部7a,8aとの間の絶縁性
能を十分確保できて薄形化できる。
また、絶縁台6″に固定される分岐バー7,8
の分岐部7b,8bの分岐ブレーカ10の電源端
子に接続しているため、分岐ブレーカ10の電源
側も絶縁台6″に固定されることになり、分岐ブ
レーカ10を堅固に固定することができる。
この考案の他の実施例を第4図ないし第6図に
基づいて説明する。この分電盤の分岐ブレーカブ
ロツクは、第1図ないし第3図における掛止爪6
fを延長形成し、本体ブロツク6aの孔6iを通
して基台5の孔5cの孔縁に掛止するように構成
している。
その他の構成は、第1図ないし第3図に示した
ものと同じである。
このように構成すると、掛止爪6fが絶縁台″
を基台5に固定する固定手段としても作用し、絶
縁台6″をより確実に基台5に固定することがで
きる。その他の効果は前述の実施例と同様であ
る。
〔考案の効果〕
この考案の分電盤によれば、絶縁台の立上がり
片の上端にヒンジ部を介して本体部と逆の方向に
延ばした状態で立上がり片と一体成形され本体部
に対面した状態に折り返される押え片を設け、さ
らに押え片が本体部と逆の方向に延びた状態で押
え片の先端に上向きに一体的に突設され押え片を
本体部に対面させた状態で本体部および基台の少
くとも一方に掛止される掛止爪を設け、押え片と
本体部とで分岐バーの主幹部を挟持した状態で掛
止爪を本体部および基台の少くとも一方に掛止さ
せるようにしたため、別部品を必要とせず、かつ
金型も複雑化せず、安価な構成で、分岐バーの主
幹部を押えて固定することができ、また分岐ブレ
ーカと分岐バーの主幹部との距離を小さくしても
分岐ブレーカと分岐バーの主幹部との間の絶縁性
能を十分確保できて薄形化できる。
また、絶縁台に固定される分岐バーの分岐部を
分岐ブレーカの電源端子に接続しているため、分
岐ブレーカの電源側も絶縁台に固定されることに
なり、分岐ブレーカを堅固に固定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部破断側面
図、第2図および第3図はそれぞれ第1図の要部
の斜視図、第4図はこの考案の他の実施例の一部
破断側面図、第5図および第6図はそれぞれ第4
図の要部の斜視図、第7図は分電盤の外観を示す
斜視図、第8図は従来の分岐ブレーカブロツクの
斜視図、第9図はその一部破断側面図、第10図
は別の従来の分岐ブレーカブロツクの一部破断側
面図、第11図はその要部の分解斜視図、第12
図はさらに従来の分岐ブレーカブロツクの一部破
断側面図、第13図はその要部の分解斜視図であ
る。 5……基台、5a……ブレーカ載置固定用立上
がり片、6″……絶縁台、6a……本体部、6
b′……立上がり片、6d……ヒンジ部、6e……
押え片、6f……掛止爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブレーカ載置固定用立上がり片を設けた基台
    と、本体部と、この本体部の端部に一体成形した
    立上がり片と、この立上がり片の上端にヒンジ部
    を介して前記本体部と逆の方向に延ばした状態で
    前記立上がり片と一体成形され前記本体部に対面
    した状態に折り返された押え片と、この押え片が
    前記本体部と逆の方向に延びた状態で前記押え片
    の先端に上向きに一体的に突設され前記押え片を
    前記本体部に対面させた状態で前記本体部および
    前記基台の少くとも一方に掛止される掛止爪とか
    らなり、前記本体部が前記基台に載置固定された
    絶縁台と、 前記絶縁台の本体部と押え片とで挟持される主
    幹部と、この主幹部より分岐形成した分岐部とか
    らなる分岐バーと、 負荷側が前記基台のブレーカ載置固定用立上が
    り片に載置固定され、電源側が前記絶縁台の押え
    片に載置され、電源端子が前記分岐バーの分岐部
    に接続された分岐ブレーカとを備えた分電盤。
JP19756985U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH0333128Y2 (ja)

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