JPH0332957A - 自動車のエアバッグ装置 - Google Patents
自動車のエアバッグ装置Info
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- JPH0332957A JPH0332957A JP16909189A JP16909189A JPH0332957A JP H0332957 A JPH0332957 A JP H0332957A JP 16909189 A JP16909189 A JP 16909189A JP 16909189 A JP16909189 A JP 16909189A JP H0332957 A JPH0332957 A JP H0332957A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
- B60R21/276—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow with means to vent the inflation fluid source, e.g. in case of overpressure
- B60R2021/2765—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow with means to vent the inflation fluid source, e.g. in case of overpressure comprising means to control the venting
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- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車のエアバッグ装置に関するものである。
(従来技術)
最近、自動車の衝突時における乗員の安全性を確保する
ため、エアバック装置が注目されている。このエアバッ
グ装置は、ガス発生FA(圧力発生源)としてインフレ
ータと、常時は網張状態とされて該インフレータで発生
されるガス圧を受けて膨張されるエアバッグとを備えて
いる。そして、衝突時にインフレータが起爆されてガス
圧を発生し、このガス圧を受けて膨張したエアバッグの
クツション作用によって、乗員に対する衝突時の衝撃が
緩和されることになる。このようなエアバッグ装置を開
示したものとして、例えば米国特許第4,097,06
5号明細書、特開昭48−50437号公報、実開昭5
8−23756号公報がある。
ため、エアバック装置が注目されている。このエアバッ
グ装置は、ガス発生FA(圧力発生源)としてインフレ
ータと、常時は網張状態とされて該インフレータで発生
されるガス圧を受けて膨張されるエアバッグとを備えて
いる。そして、衝突時にインフレータが起爆されてガス
圧を発生し、このガス圧を受けて膨張したエアバッグの
クツション作用によって、乗員に対する衝突時の衝撃が
緩和されることになる。このようなエアバッグ装置を開
示したものとして、例えば米国特許第4,097,06
5号明細書、特開昭48−50437号公報、実開昭5
8−23756号公報がある。
上記エアバック装置においては、乗員に対する衝突時の
衝撃をより効果的に緩和するため、乗員が衝突した後に
徐々にエアバッグが縄張するように、当該エアバッグ内
の圧力を逃がすいわゆるベントホールなるものが形成さ
れるのが一般的であり、このベントホールは従来エアバ
ッグそのもに形成されていた。
衝撃をより効果的に緩和するため、乗員が衝突した後に
徐々にエアバッグが縄張するように、当該エアバッグ内
の圧力を逃がすいわゆるベントホールなるものが形成さ
れるのが一般的であり、このベントホールは従来エアバ
ッグそのもに形成されていた。
(発明が解決しようとする問題点)
上述したベントホールの大きさ、すなわち開口面積とい
うものは、衝突時の衝撃緩和に大きな影響をおよぼす。
うものは、衝突時の衝撃緩和に大きな影響をおよぼす。
すなわち、ベントホールが小さすぎると、エアバッグか
らの反発力が大きくなりすぎ、またベントホールが大き
すぎるとエアバッグの反発力が弱くなりすぎるばかりで
なく、エアバックがはやく縄張しすぎてしまってエアバ
ッグを膨張させた意味合いが薄れてしまうことになる。
らの反発力が大きくなりすぎ、またベントホールが大き
すぎるとエアバッグの反発力が弱くなりすぎるばかりで
なく、エアバックがはやく縄張しすぎてしまってエアバ
ッグを膨張させた意味合いが薄れてしまうことになる。
このような観点から、従来は、代表的な衝突態様という
ものを考慮して、ベントホールの大きさを決定していた
。
ものを考慮して、ベントホールの大きさを決定していた
。
一方、衝突の態様というものは、衝突速度、衝突方向(
正面衝突、斜め衝突等の相違)、乗員の体格、@座姿勢
(エアバッグに対する乗員の衝突位置や方向)等種々の
相違するものである。このような事情から、ベントホー
ルなある一定の大きさとしたままでは、ガス圧の抜は出
る速度が早過ぎたり遅過ぎたり、すなわちエアバッグか
らの反発力が最適化されないことになる。
正面衝突、斜め衝突等の相違)、乗員の体格、@座姿勢
(エアバッグに対する乗員の衝突位置や方向)等種々の
相違するものである。このような事情から、ベントホー
ルなある一定の大きさとしたままでは、ガス圧の抜は出
る速度が早過ぎたり遅過ぎたり、すなわちエアバッグか
らの反発力が最適化されないことになる。
したがって、本発明の目的は、膨張されたエアバッグの
縄張速度、すなわちエアバックからの反発力というもの
を、衝突の態様にかかわらずより最適に行なわれるよう
にして、衝突時の乗員に対する衝撃緩和をより一層効果
的に行なえるようにした自動車のエアバック装置を提供
することにある。
縄張速度、すなわちエアバックからの反発力というもの
を、衝突の態様にかかわらずより最適に行なわれるよう
にして、衝突時の乗員に対する衝撃緩和をより一層効果
的に行なえるようにした自動車のエアバック装置を提供
することにある。
(発明の構成、作用)
上記目的を達成するため、本発明にあっては次のような
構成としである。すなわち、 インフレータとエアバッグとを収納したバッグケースに
対して、該バッグケース内の圧力が所定値以上となった
ときに開かれる圧力解放弁が設けられ、 前記バッグケースには、通常時は前記圧力解放弁に対し
てバッグケース内の圧力を遮断する圧力遮断状態とされ
ていて、前記インフレーりの起爆初期時を経過した後に
開かれるシャッタが設けられている。
構成としである。すなわち、 インフレータとエアバッグとを収納したバッグケースに
対して、該バッグケース内の圧力が所定値以上となった
ときに開かれる圧力解放弁が設けられ、 前記バッグケースには、通常時は前記圧力解放弁に対し
てバッグケース内の圧力を遮断する圧力遮断状態とされ
ていて、前記インフレーりの起爆初期時を経過した後に
開かれるシャッタが設けられている。
ような構成としである。
このように構成された本発明にあっては、バッグケース
内すなわちエアバッグ内の圧力が所定以上となったとき
に開かれる圧力解放弁を利用して、衝突の態様がどのよ
うな場合でも、エアバックの縮弓長というものを■重態
的なものとすることができる。より具体的には、エアバ
ッグで吸収すべき乗員からの荷重というものをエアバッ
ク内の圧力でとらえて、この圧力を最適に管理するよう
にしである。
内すなわちエアバッグ内の圧力が所定以上となったとき
に開かれる圧力解放弁を利用して、衝突の態様がどのよ
うな場合でも、エアバックの縮弓長というものを■重態
的なものとすることができる。より具体的には、エアバ
ッグで吸収すべき乗員からの荷重というものをエアバッ
ク内の圧力でとらえて、この圧力を最適に管理するよう
にしである。
この圧力解放弁は、機能だけを着目すればエアバッグに
取付けてもよいのであるが、エアバッグは通常は折畳ま
れて小さくされた状態でバッグケース内に収納される関
係上、圧力解放弁がこの折畳みの邪魔となってしまう。
取付けてもよいのであるが、エアバッグは通常は折畳ま
れて小さくされた状態でバッグケース内に収納される関
係上、圧力解放弁がこの折畳みの邪魔となってしまう。
そこで本発明では、エアバッグ内と連通ずるバッグケー
スに圧力解放弁を設けるようにしである。
スに圧力解放弁を設けるようにしである。
ところで、エアバッグによる乗員の拘束を早めるという
要請の点からは、エアバッグを極力すみやかに膨張させ
ることが要求される。一方、インフレータは、その起爆
初期時には極めて大きな圧力を発生し、この起爆初期時
の圧力は圧力解放弁の好ましい開弁圧力よりも大きくな
ってしまう。
要請の点からは、エアバッグを極力すみやかに膨張させ
ることが要求される。一方、インフレータは、その起爆
初期時には極めて大きな圧力を発生し、この起爆初期時
の圧力は圧力解放弁の好ましい開弁圧力よりも大きくな
ってしまう。
このことは、起爆初期時にガス圧が圧力解放弁を通して
逃げてしまい、エアバックのすみやがな膨張という点で
好ましくないものとなる。このような観点から、本発明
では、シャッタを利用して、起爆初期時の大きな圧力を
エアバッグ膨張のために有効にil用し得るようにしで
ある。
逃げてしまい、エアバックのすみやがな膨張という点で
好ましくないものとなる。このような観点から、本発明
では、シャッタを利用して、起爆初期時の大きな圧力を
エアバッグ膨張のために有効にil用し得るようにしで
ある。
(発明の効果)
このように1本発明にあっては、膨張したエアバックの
縄張というものを種々の衝突態様に対応しつつより最適
化して、乗員に対する衝撃緩和をより効果的に行なうこ
とができる。
縄張というものを種々の衝突態様に対応しつつより最適
化して、乗員に対する衝撃緩和をより効果的に行なうこ
とができる。
また1本発明にあっては、衝突発生の際のエアバッグの
すみやかな膨づ長と、エアバックの折畳みという点につ
いて何等悪影響を与えることなく、上記縄張を最適化す
ることができる。
すみやかな膨づ長と、エアバックの折畳みという点につ
いて何等悪影響を与えることなく、上記縄張を最適化す
ることができる。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付して図面に基づいて説明する
。
。
第1図、第2図において、1はフロントウィンドガラス
、2はフロントウィンドガラスlを支承したダッシュパ
ネルアッパで、このダッシュパネルアッパ2の後方にイ
ンストルメントパネル3が配置されている。
、2はフロントウィンドガラスlを支承したダッシュパ
ネルアッパで、このダッシュパネルアッパ2の後方にイ
ンストルメントパネル3が配置されている。
実施例では、助手席側(第1図左方fl!1) )に本
発明によるエアバック装置を装備したものを示しており
、このため、助手席側においてインストルメントパネル
3の下方に形成されたグローブボックス4(そのリッド
を符号4aで示す)の上方において、エアバッグユニッ
トAtJが配設されている。このユニットAUは、第3
図、第4図、第6図、第7図に示すように、バッグケー
ス1)を有し、このバッグケース1)は、図示を略す強
度部材としてのステアリングシャフト支持部材5に対し
て固定、支持されている。なお、上記シャフト支持部材
5の左右各端部は、既知のように、図示を略す左右のヒ
ンジピラーに結合されているものである。また、第2図
中、6は空調ユニット、7はデフロスタである。
発明によるエアバック装置を装備したものを示しており
、このため、助手席側においてインストルメントパネル
3の下方に形成されたグローブボックス4(そのリッド
を符号4aで示す)の上方において、エアバッグユニッ
トAtJが配設されている。このユニットAUは、第3
図、第4図、第6図、第7図に示すように、バッグケー
ス1)を有し、このバッグケース1)は、図示を略す強
度部材としてのステアリングシャフト支持部材5に対し
て固定、支持されている。なお、上記シャフト支持部材
5の左右各端部は、既知のように、図示を略す左右のヒ
ンジピラーに結合されているものである。また、第2図
中、6は空調ユニット、7はデフロスタである。
第6図、第7図に示すように、バッグケース1)は、後
方に向けて開口する開口部1)aを有しており、当該後
方開口部1)aがカバ一部材12によって施蓋されてい
る。そして、実施例では、カバ一部材12がインストル
メントパネル3の一部を構成している。すなわち、イン
ストルメントパネル3は、助手席側において、後方に向
けて凹となった凹部3aを有し、この凹部3aの底部が
ほぼ水平とされた棚部3bとされている。そして、凹部
3aの前方奥壁が、上記カバ一部材12によって構成さ
れている。このようにして、バッグケース1)は、その
後方開口部1)aがほぼまっすぐに後方を向いた形で5
インストルメントパネル3内に収納されている。
方に向けて開口する開口部1)aを有しており、当該後
方開口部1)aがカバ一部材12によって施蓋されてい
る。そして、実施例では、カバ一部材12がインストル
メントパネル3の一部を構成している。すなわち、イン
ストルメントパネル3は、助手席側において、後方に向
けて凹となった凹部3aを有し、この凹部3aの底部が
ほぼ水平とされた棚部3bとされている。そして、凹部
3aの前方奥壁が、上記カバ一部材12によって構成さ
れている。このようにして、バッグケース1)は、その
後方開口部1)aがほぼまっすぐに後方を向いた形で5
インストルメントパネル3内に収納されている。
バッグケースユニットAUの詳細について、第6図を参
魚しつつ説明する。先ず、バックケース1)内には、そ
の奥部においてインフレーク13が固定配置され、この
インフレータからのガス発生方向が前方となるように設
定されている。また、バッグケースll内には、インフ
レーク13とカバ一部材12との間に、折畳まれたエア
バッグ14が収納されている。このエアバッグ14は、
その内部空間がバッグケースll内と連通されると共に
、その連通用開口の周縁部がバッグケースユニの後方開
口部1)aの周縁部に固定されている(第7図参照)。
魚しつつ説明する。先ず、バックケース1)内には、そ
の奥部においてインフレーク13が固定配置され、この
インフレータからのガス発生方向が前方となるように設
定されている。また、バッグケースll内には、インフ
レーク13とカバ一部材12との間に、折畳まれたエア
バッグ14が収納されている。このエアバッグ14は、
その内部空間がバッグケースll内と連通されると共に
、その連通用開口の周縁部がバッグケースユニの後方開
口部1)aの周縁部に固定されている(第7図参照)。
そして、エアバッグ14にはベントホール51が形成さ
れ(第7図参照)でいるが、その大きさは、後述する圧
力解放弁があるため、比較的小さいものとされている。
れ(第7図参照)でいるが、その大きさは、後述する圧
力解放弁があるため、比較的小さいものとされている。
また、前記カバ一部材12には、ミシン目状に弱化部1
2aが形成されている。
2aが形成されている。
バッグケース1)には、圧力解放弁Bが組込まれている
。この圧力解放弁Bは、バッグケースユニの土壁1)b
上に固定された弁ケース21を有する。この弁ケース2
1内は、バツグケース1)の土壁に形成されれた第1排
気口22を介してバッグケース1)内と連通され、また
弁ケース21に形成された第2排気口23を介して外部
(大気)に解放されている。弁ケース21内には、上記
第1排気口22を開閉するための弁体24が配設され、
この弁体24は、スプリング25によって下方に付勢さ
れて、常時は後述する圧力遮断状態にあるシャッタ31
に着座して、第1排気口22を閉じている。
。この圧力解放弁Bは、バッグケースユニの土壁1)b
上に固定された弁ケース21を有する。この弁ケース2
1内は、バツグケース1)の土壁に形成されれた第1排
気口22を介してバッグケース1)内と連通され、また
弁ケース21に形成された第2排気口23を介して外部
(大気)に解放されている。弁ケース21内には、上記
第1排気口22を開閉するための弁体24が配設され、
この弁体24は、スプリング25によって下方に付勢さ
れて、常時は後述する圧力遮断状態にあるシャッタ31
に着座して、第1排気口22を閉じている。
上記第1排気口22は、シャッタ31によって開閉され
る。このシャッタ31は、バッグケース1)の土壁1)
b下面に固定されたガイド32(第5図参照)に沿って
、前後方向(第6図左右方向)に摺動自在とされ、その
摺動位置に応じて、第1排気口22を塞ぐ圧力遮断状態
(第6図)と、第1排気口22を開く圧力作用状態(第
7図)とに切換えられる。そして、第6図に示す圧力作
用状態からシャッタ31が後方(第6図右方)へ変位し
て圧力作用状態(第7図)となったときに、土壁1)b
に固定されたストッパ33に当接されて、これ以上の変
位が規制される。そして、シャッタ31の前方端には、
後述するインフレータ13で発生されたガス圧を受ける
受圧部31aが、形成されている。
る。このシャッタ31は、バッグケース1)の土壁1)
b下面に固定されたガイド32(第5図参照)に沿って
、前後方向(第6図左右方向)に摺動自在とされ、その
摺動位置に応じて、第1排気口22を塞ぐ圧力遮断状態
(第6図)と、第1排気口22を開く圧力作用状態(第
7図)とに切換えられる。そして、第6図に示す圧力作
用状態からシャッタ31が後方(第6図右方)へ変位し
て圧力作用状態(第7図)となったときに、土壁1)b
に固定されたストッパ33に当接されて、これ以上の変
位が規制される。そして、シャッタ31の前方端には、
後述するインフレータ13で発生されたガス圧を受ける
受圧部31aが、形成されている。
次に以上のように構成された作用について説明する。
通常は、エアバッグユニットAUは第6図の状態にあり
、カバ一部材12がインストルメントパネル3の一部を
構成した状態が維持され、また第1排気口22はシャッ
タ31によって閉じられている。
、カバ一部材12がインストルメントパネル3の一部を
構成した状態が維持され、また第1排気口22はシャッ
タ31によって閉じられている。
いま前方衝突が生じると、この衝突がセンサ(図示略)
により感知されて、インフレータ13が起爆され、ガス
圧が発生される。このインフレータ13からのガス圧は
、バッグケース14の前方(第6図左方)に向けて噴射
され、略180度反転されて後方へ向かうことになる。
により感知されて、インフレータ13が起爆され、ガス
圧が発生される。このインフレータ13からのガス圧は
、バッグケース14の前方(第6図左方)に向けて噴射
され、略180度反転されて後方へ向かうことになる。
これにより、バッグケース1)内と連通ずるエアバッグ
14が膨張される。このエアバッグ14は、その膨張に
伴ってカバ一部材12をその弱化部12a部分で破断し
た後1乗員の直前で大きく膨らんだ状態となって乗員を
拘束する。上記カバ一部材12が破断された際、破断さ
れたカバ一部材12は後方へ向けて勢いよく移動される
が、棚部3bの存在によって、この破断されたカバ一部
材12が直接乗員に当たってしまうことが防止される。
14が膨張される。このエアバッグ14は、その膨張に
伴ってカバ一部材12をその弱化部12a部分で破断し
た後1乗員の直前で大きく膨らんだ状態となって乗員を
拘束する。上記カバ一部材12が破断された際、破断さ
れたカバ一部材12は後方へ向けて勢いよく移動される
が、棚部3bの存在によって、この破断されたカバ一部
材12が直接乗員に当たってしまうことが防止される。
また、棚部3bによってエアバッグ14は、まっすぐ後
方へ向けて案内されて、すなわち下方へ向かう度合が小
さくなって、エアバッグ14による乗員の拘束を衝突開
始から短時間のうちに行なう上でも好ましいものとなる
。
方へ向けて案内されて、すなわち下方へ向かう度合が小
さくなって、エアバッグ14による乗員の拘束を衝突開
始から短時間のうちに行なう上でも好ましいものとなる
。
インフレータ13の起爆初期時には、発生されるガス圧
が極めて大きいが、シャッタ31によって第1排気口2
2が閉じられているため、弁体24には当該大きなガス
圧が作用せず、当該弁体24は第6図に示す閉位置を保
持する。これにより、インフレーク13で発生されたガ
ス圧がエアバッグ14内に効果的に供給されて、当該エ
アバッグ14がすみやに膨張されることになる。
が極めて大きいが、シャッタ31によって第1排気口2
2が閉じられているため、弁体24には当該大きなガス
圧が作用せず、当該弁体24は第6図に示す閉位置を保
持する。これにより、インフレーク13で発生されたガ
ス圧がエアバッグ14内に効果的に供給されて、当該エ
アバッグ14がすみやに膨張されることになる。
起爆初期時を過ぎると、上述のように反転されて後方へ
向かおうとするガス圧がシャッタ31の受圧部31aに
大きく作用して、当該シャッタ31を後方へ駆動し、第
1排気口22が開かれる。
向かおうとするガス圧がシャッタ31の受圧部31aに
大きく作用して、当該シャッタ31を後方へ駆動し、第
1排気口22が開かれる。
この第1排気口22が開かれるタイミングは、インフレ
ータ13から発生されるガス圧がかなり低下した時期と
なるように設定される。
ータ13から発生されるガス圧がかなり低下した時期と
なるように設定される。
膨張したエアバッグ14に対して乗員が前方衝突するこ
とにより、エアバッグ14にはこれを網張しようとする
力が作用することになる。そして、この網張の程度は、
ベントホール51からのガス排出と圧力解放弁Bの開弁
圧力によって決定されることになるが、この開弁圧力は
、常に一定となる。このことは、衝突形態にかかわらず
、エアバッグ14の網張が最適に行なわれることを意味
する。すなわち1乗員の体重の相違や5衝突の方向の相
違等を問わず1乗員に対するエアバッグ14からの反発
力が最適化される。
とにより、エアバッグ14にはこれを網張しようとする
力が作用することになる。そして、この網張の程度は、
ベントホール51からのガス排出と圧力解放弁Bの開弁
圧力によって決定されることになるが、この開弁圧力は
、常に一定となる。このことは、衝突形態にかかわらず
、エアバッグ14の網張が最適に行なわれることを意味
する。すなわち1乗員の体重の相違や5衝突の方向の相
違等を問わず1乗員に対するエアバッグ14からの反発
力が最適化される。
第8図、第9図は本発明の他の実施例を示すものであり
、前記実施例と同一構成要素には同一の符号を付してそ
の説明は省略する。
、前記実施例と同一構成要素には同一の符号を付してそ
の説明は省略する。
本実施例では、圧力作用状態に変位されたシャッタ31
を、当該圧力作用状態に確実に保持しておくためのスト
ッパ41を設けたものである。このストッパ41は、バ
ッグケース1)の土壁1)bに形された開口1)cを通
して、第9図に示す圧力作用状態にあるシャッタ31の
前方に進出可能なロッド42と、該ロッド42を上記進
出位置に付勢するスプリング43とを備えている。そし
て、シャッタ31が第8図に示す圧力遮断状態にあると
きは、当該シャッタ31の板面に当接された退出位置と
され、シャッタ31が一旦第9図に示す圧力作用位置と
なると、その前方に進出して、シャッタ31の圧力遮断
状態へ向けての変位を規制する。
を、当該圧力作用状態に確実に保持しておくためのスト
ッパ41を設けたものである。このストッパ41は、バ
ッグケース1)の土壁1)bに形された開口1)cを通
して、第9図に示す圧力作用状態にあるシャッタ31の
前方に進出可能なロッド42と、該ロッド42を上記進
出位置に付勢するスプリング43とを備えている。そし
て、シャッタ31が第8図に示す圧力遮断状態にあると
きは、当該シャッタ31の板面に当接された退出位置と
され、シャッタ31が一旦第9図に示す圧力作用位置と
なると、その前方に進出して、シャッタ31の圧力遮断
状態へ向けての変位を規制する。
また、起爆初期時を経過した後にシャッタ31を開かせ
るのに、第7図に示すようにエアバッグ14とシャッタ
31とをひもWにより連結して、膨張されるエアバッグ
14によってシャッタ31が開かれるようにしてもよい
。この場合は、エアバッグ14が起爆初期時を経過した
後の膨張過程にあるときに、当該エアバッグ14からの
ひもWを介した引っ張り力がシャッタ31に伝達される
ように設定される。なお、このひもWは、ある程度以上
の力が作用したときに破断されるようにしたり、伸長可
能なものを用いて、ひもWによる工アバラグ14の膨張
を極力拘束しないようにするのがよい。勿論、シャッタ
31の駆動を、ソレノイド等の駆動源を別途用いて行な
うこともできる。
るのに、第7図に示すようにエアバッグ14とシャッタ
31とをひもWにより連結して、膨張されるエアバッグ
14によってシャッタ31が開かれるようにしてもよい
。この場合は、エアバッグ14が起爆初期時を経過した
後の膨張過程にあるときに、当該エアバッグ14からの
ひもWを介した引っ張り力がシャッタ31に伝達される
ように設定される。なお、このひもWは、ある程度以上
の力が作用したときに破断されるようにしたり、伸長可
能なものを用いて、ひもWによる工アバラグ14の膨張
を極力拘束しないようにするのがよい。勿論、シャッタ
31の駆動を、ソレノイド等の駆動源を別途用いて行な
うこともできる。
第1図は本発明あ適用された自動車のインストルメント
パネルを後方から見た斜視図。 第2図は第1図の■−■線断面図。 第3図はバッグケースの前方斜視図。 第4図はバッグケースの後方斜視図。 第5図はシャッタ部分の詳細を示す斜視図。 第6図はインフレークが起爆される前でシャッタが圧力
遮断状態にあるときの様子を示す側面断面図。 第7図はインフレータが起爆された後でシャッタが圧力
作用状態にあるときの様子を示すI1)面断面図。 第8図は、第9図は本発明の他の実施例を示すもので、
シャッタ部分の側面断面図。 AU:エアバッグユニット B:圧力解放弁 3:インストルメントパネル ll:バッグケース 12:カバ一部材 13:インフレータ 14:エアバッグ 21:弁ケース 22:第1排気口 23:第2排気口 24:弁体 24ニスプリング 31:シャッタ 31a:受圧部 第2図 第6図 Au
パネルを後方から見た斜視図。 第2図は第1図の■−■線断面図。 第3図はバッグケースの前方斜視図。 第4図はバッグケースの後方斜視図。 第5図はシャッタ部分の詳細を示す斜視図。 第6図はインフレークが起爆される前でシャッタが圧力
遮断状態にあるときの様子を示す側面断面図。 第7図はインフレータが起爆された後でシャッタが圧力
作用状態にあるときの様子を示すI1)面断面図。 第8図は、第9図は本発明の他の実施例を示すもので、
シャッタ部分の側面断面図。 AU:エアバッグユニット B:圧力解放弁 3:インストルメントパネル ll:バッグケース 12:カバ一部材 13:インフレータ 14:エアバッグ 21:弁ケース 22:第1排気口 23:第2排気口 24:弁体 24ニスプリング 31:シャッタ 31a:受圧部 第2図 第6図 Au
Claims (1)
- (1)インフレータとエアバッグとを収納したバッグケ
ースに対して、該バッグケース内の圧力が所定値以上と
なったときに開かれる圧力解放弁が設けられ、 前記バッグケースには、通常時は前記圧力解放弁に対し
てバッグケース内の圧力を遮断する圧力遮断状態とされ
ていて、前記インフレータの起爆初期時を経過した後に
開かれるシャッタが設けられている、 ことを特徴とする自動車のエアバッグ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16909189A JPH0332957A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 自動車のエアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16909189A JPH0332957A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 自動車のエアバッグ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332957A true JPH0332957A (ja) | 1991-02-13 |
Family
ID=15880157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16909189A Pending JPH0332957A (ja) | 1989-06-30 | 1989-06-30 | 自動車のエアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0332957A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5695214A (en) * | 1996-02-06 | 1997-12-09 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Air bag module with vent |
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JPS60236A (ja) * | 1983-05-16 | 1985-01-05 | Kogata Gas Reibou Gijutsu Kenkyu Kumiai | 内燃機関を用いた暖冷房給湯装置 |
-
1989
- 1989-06-30 JP JP16909189A patent/JPH0332957A/ja active Pending
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