JPH033287Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH033287Y2
JPH033287Y2 JP3395485U JP3395485U JPH033287Y2 JP H033287 Y2 JPH033287 Y2 JP H033287Y2 JP 3395485 U JP3395485 U JP 3395485U JP 3395485 U JP3395485 U JP 3395485U JP H033287 Y2 JPH033287 Y2 JP H033287Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
conductive metal
connection terminal
inner tube
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3395485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61151708U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3395485U priority Critical patent/JPH033287Y2/ja
Publication of JPS61151708U publication Critical patent/JPS61151708U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH033287Y2 publication Critical patent/JPH033287Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は心電図、脳波図、筋電図など生体、
特に人体の微弱電流の測定時に人体に取付けた電
極と計測機器を電気的に接続する際に、前記人体
に取付けた電極(平面型電極)に接続するために
使用する平面型電極の接続端子に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 現在、平面型電極の接続端子Aとしては第6図
に示すような一般にワニ口と呼ばれるものが使用
されている。これは端子11の側面に設けた突起
12によつて端子11の先端のワニ口13が開い
たり、閉じたりりするものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、この種の接続端子では支点がないた
め、看護婦が使用の際に指にのみ力が入つて指が
疲れるという問題が提起されている。
例えば、心電図をとる時は第7図に示すように
人体Bの約10ケ所に電極14を設ける。従つてこ
の電極1つ1つに接続端子を取付けねばならず、
このような作業を1日に約50人以上もの患者に行
うことは看護婦にとつては大きな疲労の原因とな
り、その改良が望まれていた。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は従来の接続端子における上記した問
題点を解消したもので、看護婦が使用に当つて疲
れることなく、片手で容易に作業できることを目
的とするものである。
即ち、この考案は外管内にリード線を内蔵する
内管が摺動可能な2重構造のクリツプの前記内管
先端及び外管先端にそれぞれ導電性金属板を取付
け、内管の摺動によつてこの2枚の導電性金属板
間に間隙を作り、この間隙にて生体電極を挾持す
るようにした接続端子を提供するものである。
このような構造の接続端子とすることによつて
従来のワニ口のものが支点なしで指にのみ力の加
わる作業であるのに対し、この考案の接続端子で
は注射器の如く支点を定めて作業できるため同じ
反発力のバネを使用しても実際の力は小さくてす
むという特徴を有するのである。
〈作用〉 以下、この考案をその一実施例を示す図面に基
づいて使用する。
この考案で使用する2重構造のクリツプ1は第
1図に示すような内管2と外管3とによりなる2
重構造であり、内管2はバネ4により摺動するよ
うになつている。そして内管2から外管3先端に
はリード線(図示せず)が導入されている。
一方内管2の先端には導電性金属板5が、外管
3の先端には導電性金属板6が取付けあり、さら
に下方の金属板6の下面に絶縁板7を取付けたも
のである。この絶縁板7は人体と接続端子が接触
して測定の際にノイズが生じるのを避けるために
設けることが好ましい。
しかしてこの接続端子は内管2を押すことによ
つて2枚の導電性金属板5,6の間に第2図に示
すような間隙が生じ、この間隙に第3図に示すよ
うに挟着舌片を上部に有する生体電極14を挟
み、つけるのである。
以上のようにして2枚の導電性金属板5,6に
て生体電極を挟着するのであるから、この挟着に
おいて少しでもずれたり、動いたりするとノイズ
発生の原因となつて例えば心電図測定において正
確な測定が妨げられる恐れがある。従つてこの2
枚の導電性金属板5,6による生体電極14の挟
着は確実であることが要求される。このため2枚
の導電性金属板5,6には第4図a,bのように
金属板5はその下面周囲に、金属板6は上面周囲
にそれぞれ滑り止めの歯型8を形成することが好
ましい。
また、この滑り止めをより完全にするためには
第5図aに示すように金属板5の方に1本または
2本のキバ9を設け、他方の金属板6には第5図
bのようにそれに対応する凹部10を設けてもよ
い。
なお、この考案における導電性金属板の形状は
図面においては長方形を示したが、丸型、楕円型
やその他多角型状であつても差支えない。
なお、金属板5は内管と通じ、リード線と接続
されているため、下方の金属板6は設けなくて
も、金属板5のみでも生体からの微弱電流の取出
しは可能である。
〈考案の効果〉 以上のようにこの考案の平面電極用接続端子は
夫々、上面あるいは下面の周囲に滑止め用歯ある
いはさらに1個または2個のキバを設けた2枚の
導電性金属板によつて人体に取付けた電極を確実
に挟持できるので端子が動いたり、ずれたりする
ことがなく正確な心電図等の測定ができるのであ
り、その実用的効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の平面型電極用接続端子の概
略を示す説明図、第2図はこの考案の平面型電極
用接続端子の部分拡大図、第3図はこの考案の平
面型電極用接続端子の使用状態図、第4図a,b
および第5図a,bはこの考案で用いる導電性金
属板の説明図、第6図は従来のワニ口状接続端子
の説明図、第7図は人体における電極取付位置の
一例を示す説明図である。 1……クリツプ、2……内管、3……外管、4
……バネ、5,6……導電性金属板、7……絶縁
板、8……滑り止め歯形、9……キバ、10……
凹部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 生体微弱電流の計測における計測器類と生体
    側電極とを結線する電極接続端子であつて、外
    管内にリード線を内蔵する内管が摺動可能な2
    重構造のクリツプの前記内管先端及び外管先端
    にそれぞれ導電性金属板を取付け、内管の摺動
    によつてこの2枚の導電性金属板間の間隙を与
    え、該間隙にて生体電極を挟持することを特徴
    とする平面型電極用接続端子。 (2) 導電性金属板は丸型、楕円型あるいは多角形
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載の平
    面型電極用接続端子。 (3) 導電性金属板はその周囲または板中に滑り止
    め用歯型を有する実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の平面型電極用接続端子。 (4) 導電性金属板はその任意の個所に1本または
    それ以上の突起物を有する実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の平面型電極用接続端子。 (5) 導電性金属板は該金属板と人体との接触を避
    けるために下方の導電性金属板の下面に絶縁板
    を取付けた実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の平面型電極用接続端子。
JP3395485U 1985-03-08 1985-03-08 Expired JPH033287Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3395485U JPH033287Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3395485U JPH033287Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61151708U JPS61151708U (ja) 1986-09-19
JPH033287Y2 true JPH033287Y2 (ja) 1991-01-29

Family

ID=30536883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3395485U Expired JPH033287Y2 (ja) 1985-03-08 1985-03-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH033287Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61151708U (ja) 1986-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7197351B2 (en) Portable electrocardiograph
JPH0536404Y2 (ja)
US4781197A (en) Clip type electrode for electrocardiographs
US5326272A (en) Low profile electrode connector
US3750094A (en) Electrical connector
US5372125A (en) Positive locking biomedical electrode and connector system
JPH0117290Y2 (ja)
JPH033287Y2 (ja)
EP0195451B1 (de) Elektrode zur Messung von Körperströmen
JP4565411B2 (ja) 生体電極とその接続構造
JPH0225366Y2 (ja)
JPH077923Y2 (ja) 多電極型生体用電極
JPH0117288Y2 (ja)
JPH059094B2 (ja)
US20230231330A1 (en) Spring locking electrode connector apparatus with multiconductive contacts and methods thereof
JPH0117287Y2 (ja)
JPH0117289Y2 (ja)
JPH0543767Y2 (ja)
JPH0310963Y2 (ja)
JPH0543766Y2 (ja)
JPH029811B2 (ja)
JPH0536403Y2 (ja)
CN211381345U (zh) 一种多功能刺激电极装置
JPH077922Y2 (ja) 生体用電極
JPH0614725Y2 (ja) 生体電極用リード線止め金具