JPH0332631Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0332631Y2
JPH0332631Y2 JP3095485U JP3095485U JPH0332631Y2 JP H0332631 Y2 JPH0332631 Y2 JP H0332631Y2 JP 3095485 U JP3095485 U JP 3095485U JP 3095485 U JP3095485 U JP 3095485U JP H0332631 Y2 JPH0332631 Y2 JP H0332631Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skirt
slip
box
propulsion
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3095485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61152093U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3095485U priority Critical patent/JPH0332631Y2/ja
Publication of JPS61152093U publication Critical patent/JPS61152093U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0332631Y2 publication Critical patent/JPH0332631Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、中押し工法により水底地盤あるい
は地中等に推進敷設される推進函のスカート部の
滑り止水接合装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、水底トンネル、地下トンネル等を構成す
る多数の推進函を、直列に並べて水底地盤あるい
は地中等に推進敷設する場合、隣り合う一方の推
進函の端部に筒状スカートの一端部を連結し、隣
り合う他方の推進函の端部を前記筒状スカート内
に挿入し、かつ各推進函の端面間に推進用ジヤツ
キを介在させ、そのジヤツキによる前部の推進函
の推進と、後方のジヤツキによる後部の推進函の
推進とを反復して行なういわゆる中押し工法が採
用されている。
そしてこの中押し工法を採用する場合、スカー
トをその中に配置された推進函との間から海水ま
たは地下水等の水分が侵入するのを防止するため
に、スカートとその内側の推進函とを止水接合す
る必要がある。
従来、この止水接合の一例として、第4図に示
すように、ゴム製帯状止水パツキング12におけ
る巾方向の一側部をスカート10に当接してボル
ト13および帯状押え金具14により固定し、前
記帯状止水パツキング12の巾方向の他側部を推
進函11に当接し、水圧により帯状止水パツキン
グ12を推進函11に押付けるように構成した止
水接合装置が知られている。
しかるに、この止水接合装置の場合は、帯状止
水パツキング12に作用する水圧が低いときは漏
水する恐れがあり、また帯状止水パツキング12
における推進函11に接する縁部が波形に変形し
易く、この波形の変形が発生した場合は、前記縁
部の一部が推進函11から離れるので漏水が発生
するという問題がある。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できる推進
函スカート部の滑り止水接合装置を提供すること
を目的とするものであつて、この考案の要旨とす
るところは、金属製帯状取付板1に固着されたゴ
ム製止水材2に、大きい突出量の中央止水突条3
とその両側に位置する小さい突出量の側部支承突
条4と各突条3,4の間に位置する溝5とが設け
られ、中央止水突条3の頂部に合成樹脂製中央滑
り層6が一体に設けられると共に側部支承突条4
の頂部に合成樹脂製側部滑り層7が一体に設けら
れて、滑り止水パツキング8が構成され、隣り合
う一方の推進函9に一端部が固定されているスカ
ート10の他側部とその中に配置された他方の推
進函11の端部外周との間に前記滑り止水パツキ
ング8が介在され、その前記スカート10および
推進函11のうちの一方に前記帯状取付板1が固
定されると共に、他方に中央滑り層6および側部
滑り層7が圧接されていることを特徴とする推進
函スカート部の滑り止水接合装置にある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第3図はこの考案の実施例において用いられる
滑り止水パツキング8を示すものであつて、鋼製
またはその他の金属製帯状取付板1の中央部に、
その帯状取付板1の長手方向に連続して延長する
ゴム製止水材2が一体に設けられ、その止水材2
には、大きい突出量の中央止水突条3と、その巾
方向の両側に位置する小さい突出量の側部支承突
条4と、突条3,4の間に位置する断面円弧状の
溝5とが、それぞれ止水材長手方向に連続して延
長するように設けられ、中央止水突条3の頂部に
四弗化エチレン(ルーロン)またはその他の合成
樹脂からなる中央滑り層6が接着剤または焼付け
等により一体に設けられ、かつ側部支承突条4の
頂部には四弗化エチレン(ルーロン)またはその
他の合成樹脂からなる側部滑り層7が接着剤また
は焼付け等により一体に設けられ、さらに帯状取
付板1の巾方向の両側には、ボルト挿通用透孔1
5が帯状取付板長手方向に間隔をおいて設けら
れ、また帯状取付板1の全表面がゴム材により被
覆されている。
第1図および第2図は前記滑り支承パツキング
8を使用したこの考案の実施例に係る推進函スカ
ート部の滑り止水接合装置を示すものであつて、
前後方向に隣り合う前部の4角筒状推進函9の後
端部外周に、鋼板製4角筒状スカート10の前部
が嵌合されてアンカー部材16により固着され、
後部の4角筒状推進函11の前端部はスカート1
0内の後部に配置され、前述のように構成された
2本の滑り止水パツキング8は、スカート10と
推進函11との間において、それらの全周を囲む
ように配置されると共に、推進函長手方向に間隔
をおいて配置され、かつ帯状取付板1がスカート
10に対向すると共に、中央滑り層6および側部
滑り層7が推進函11におけるステンレス製表面
板17に圧接されるように配置され、前記帯状取
付板1は前記透孔15に挿通されてスカート10
に螺合されたボルト18によりスカート10に固
定されている。
前部の推進函9の後端面に固着された鋼製後端
板19とスカート10の中間部とに鋼製スカート
補強リブ20が溶接により固着され、かつ後部の
推進函11の前端面には間隔保持用受台21が固
定されると共にジヤツキ支承部材22が固定さ
れ、前部の推進函9の後端部に固定された推進用
ジヤツキ23はジヤツキ支承部材22に対向し、
さらに前記受台21には合成樹脂からなる間隔保
持材24が固定され、その間隔保持材24によ
り、スカート10と推進函11との間隔が一定に
保持される。
なおスカート10の隅部とスカート10内の推
進函11の外周隅部とは円弧状に形成され、また
前記滑り止水パツキング8は、適当長さに製作さ
れ、スカート10の内周に沿つて直列に並べて配
置されると共に隣り合う滑り止水パツキングユニ
ツトの端部が接着剤により固着される。
前記実施例の場合は、帯状取付板1がスカート
10に固定されると共に、各滑り層6,7が推進
函11に圧接されているが、これと逆に、帯状取
付板1が推進函11に固定されると共に、各滑り
層6,7がスカート10に圧接されてもよい。
前記実施例のように、2列の滑り止水パツキン
グ8をスカート10の内面にボルト18により着
脱自在に固定しておけば、推進用ジヤツキ23に
より前部の推進函9を推進して前部の滑り止水パ
ツキング8を後部の推進函11よりも前方に配置
し、かつ間隔保持用受台21を取外すことにより
後部の滑り止水パツキングによりスカート10と
推進函11との間からの水の侵入を防止しなが
ら、前部の滑り止水パツキングの着脱交換を行な
うことができる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、金属製帯状取付板1に固着
されたゴム製止水材2に、大きい突出量の中央止
水突条3とその両側に位置する小さい突出量の側
部支承突条4と各突条3,4の間に位置する溝5
とが設けられ、中央止水突条3の頂部に合成樹脂
製中央滑り層6が一体に設けられると共に側部支
承突条4の頂部に合成樹脂製側部滑り層7が一体
に設けられて、滑り止水パツキング8が構成さ
れ、隣り合う一方の推進函9に一端部が固定され
ているスカート10の他側部とその中に配置され
た他方の推進函11の端部外周との間に前記滑り
止水パツキング8が介在され、その前記スカート
10および推進函11のうちの一方に前記帯状取
付板1が固定されると共に、他方の中央滑り層6
および側部滑り層7が圧接されているので、スカ
ート10および推進函11により中央止水突条3
を強力に圧縮し、その中央止水突条3の強力な反
発力により合成樹脂製中央滑り層6をスカート1
0または推進函11に対し強力に圧接させて、ス
カート10と推進函11との間を確実に止水する
ことができ、かつ中央止水突条3の両側にある側
部支承突条4の頂部の合成樹脂製側部滑り層7
も、スカート10または推進函11に圧接させ
て、ゴム製止水材2の形態を安定させることがで
き、さらに各突条3,4の間に溝5が設けられて
いるので、各突条3,4の横方向膨出を容易にし
て圧縮変形を容易にすることができ、また前記各
滑り層6,7は滑り性能が優れている合成樹脂で
あるので、滑り止水パツキング8の各滑り層6,
7を強力に圧接させても、スカート10と推進函
11とを容易に相対移動させることができる等の
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の実施例を示す
ものであつて、第1図はこの考案の推進函スカー
ト部の滑り止水接合装置を示す縦断側面図、第2
図はその滑り止水接合装置を有する推進函中押し
部の縦断側面図、第3図はこの考案の実施例にお
いて用いられる滑り止水パツキングの斜面図であ
る。第4図は従来のスカート部の滑り止水接合装
置を示す縦断側面図である。 図において、1は金属製帯状取付板、2はゴム
製止水材、3は中央止水突条、4は側部支承突
条、5は溝、6は合成樹脂製中央滑り層、7は合
成樹脂製側部滑り層、8は滑り止水パツキング、
9は推進函、10はスカート、11は推進函、1
7はステンレス製表面板、18はボルトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製帯状取付板1に固着されたゴム製止水材
    2に、大きい突出量の中央止水突条3とその両側
    に位置する小さい突出量の側部支承突条4と各突
    条3,4の間に位置する溝5とが設けられ、中央
    止水突条3の頂部に合成樹脂製中央滑り層6が一
    体に設けられると共に側部支承突条4の頂部に合
    成樹脂製側部滑り層7が一体に設けられて、滑り
    止水パツキング8が構成され、隣り合う一方の推
    進函9に一端部が固定されているスカート10の
    他側部とその中に配置された他方の推進函11の
    端部外周との間に前記滑り止水パツキング8が介
    在され、その前記スカート10および推進函11
    のうちの一方に前記帯状取付板1が固定されると
    共に、他方に中央滑り層6および側部滑り層7が
    圧接されていることを特徴とする推進函スカート
    部の滑り止水接合装置。
JP3095485U 1985-03-06 1985-03-06 Expired JPH0332631Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3095485U JPH0332631Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3095485U JPH0332631Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61152093U JPS61152093U (ja) 1986-09-19
JPH0332631Y2 true JPH0332631Y2 (ja) 1991-07-10

Family

ID=30531115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3095485U Expired JPH0332631Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0332631Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61152093U (ja) 1986-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6118577A (ja) ゴムクロ−ラの芯金並びにゴムクロ−ラ
JPH0332631Y2 (ja)
EP0304390B1 (en) Traction device with rubber track
US5312672A (en) Sealing strip for wall and floor joints
JP2857098B2 (ja) 浮体ユニットの洋上接合方法
JPS5851668Y2 (ja) ゴムクロ−ラ
JPS583910Y2 (ja) 構造物止水接続構造
JP2711547B2 (ja) 止水板
JP4024331B2 (ja) 弾性履帯
JPS6117046Y2 (ja)
JPH0224817Y2 (ja)
JPH067119Y2 (ja) 内張り管のシール構造
JPH0452318Y2 (ja)
JPH025183Y2 (ja)
JPH0437973Y2 (ja)
JPS623857U (ja)
JPH0423953Y2 (ja)
GB2375156A (en) Pipe wrap
JPH024305Y2 (ja)
JPH047433Y2 (ja)
JPS6446093A (en) Cut off structure of water channel joint
JPS5925977Y2 (ja) 鋼製地下構造物の接合構造
JPH0442406Y2 (ja)
JPH0756393Y2 (ja) 樹脂製u字溝
JPH04153407A (ja) 補強用チェーンマットを有する伸縮止水継手