JPH0332417A - 多連式ルーパのエレタイ制御方法 - Google Patents
多連式ルーパのエレタイ制御方法Info
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- JPH0332417A JPH0332417A JP16578889A JP16578889A JPH0332417A JP H0332417 A JPH0332417 A JP H0332417A JP 16578889 A JP16578889 A JP 16578889A JP 16578889 A JP16578889 A JP 16578889A JP H0332417 A JPH0332417 A JP H0332417A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B41/00—Guiding, conveying, or accumulating easily-flexible work, e.g. wire, sheet metal bands, in loops or curves; Loop lifters
- B21B41/12—Arrangements of interest only with respect to provision for indicating or controlling operations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
連続プロセスラインにおいては、連続的に金属ストリッ
プを搬送し、プロセス部において焼鈍、メツキ等の処理
を施している0通常、プロセス部の前後には、このスト
リップを通板しながら貯蔵・送出する装置としてルーパ
が設けられている。 このルーパには、最近のプロセスライン高速化に対応し
て、単体のルーパではなく、単体のルーパを複数連続さ
せた多連式のルーパが用いられる場合がある。 多連式ルーパの一例としてプロセス部出側に設けられた
二連式ルーパの構成例を第3図に示す。 第3図において、符号11は第1の(NO,1)ルーパ
、12は第2の(No、2)ルーパであり、Sはストリ
ップである。 N091ルーパ11においては、上下に複数のロール2
1.31が離隔して配置されていて、これらのロール2
1.31間に交互にストリツプSが巻き掛けられて通板
される。下関のロール31は、その中心位置が固定され
ていて(以下、このロールを固定ロール31という)、
上聞のロール21はキャリッジ41に固定されている(
以下、このロールを可動ロール21という)、このキャ
リツジ41は、ワイヤーロープ51を介してドラム61
に吊り下げられており、このドラム61はキャリッジモ
ータ71で駆動されてキャリッジ41を上下方向に移動
させると共に、このキャリッジ41でストリップSを上
方に引張っている。なお、NO62ルーパ12について
もNo、1ルーパ11と同様の構成を有しており、キャ
リッジ42がキャリッジモータ72で上下方向に移動さ
れる。 この二連式ルーパにおいては、キャリッジ41.42が
昇降することにより、可動ロール21.22と固定ロー
ル31.32との間の距離が変わってストリップSの貯
蔵量が変わるため、このキャリッジ41.42を昇降さ
せてストリフ1の貯蔵量、送出量を制御している。又、
キャリッジ41.42を昇降させない場合であっても、
ストリップSに張力を付与するため上方に引張っている
。 キャリッジ41.42が昇降する際には、ルーパ内のス
トリップSに張力変動が生じる。この張力変動はプロセ
ス部内のストリップSに波及し、例えば、プロセス部が
焼鈍枦であれば炉内張力を変動させてしまい、ストリッ
プSに蛇行やヒートバックルを発生させ、生産を妨害す
る恐れがある。 そこで、固定ロール31.32のうちの何本かに駆動モ
ータ81A〜81D、82A〜82Dを設け(例えば第
3図のように1本置きに設ける)、この駆動モータ81
A〜81D、82A〜82Dにより固定ロール31.3
2を回転駆動させて前記張力変動を防止するようにして
いる。なお、この駆動モータ81A〜81D、82A〜
82Dにより駆動される固定ロールを、以下、ヘルバロ
ールという。 又、多連式ルーパにおいては、各キャリッジ41.42
の高さ方向の位置が同じになるように、キャリッジモー
タ71.72を制御している。このように多連式ルーパ
の各ルーパのキャリッジ位置を電気的に一致させる制御
を、以下、エレタイ制御という。
プを搬送し、プロセス部において焼鈍、メツキ等の処理
を施している0通常、プロセス部の前後には、このスト
リップを通板しながら貯蔵・送出する装置としてルーパ
が設けられている。 このルーパには、最近のプロセスライン高速化に対応し
て、単体のルーパではなく、単体のルーパを複数連続さ
せた多連式のルーパが用いられる場合がある。 多連式ルーパの一例としてプロセス部出側に設けられた
二連式ルーパの構成例を第3図に示す。 第3図において、符号11は第1の(NO,1)ルーパ
、12は第2の(No、2)ルーパであり、Sはストリ
ップである。 N091ルーパ11においては、上下に複数のロール2
1.31が離隔して配置されていて、これらのロール2
1.31間に交互にストリツプSが巻き掛けられて通板
される。下関のロール31は、その中心位置が固定され
ていて(以下、このロールを固定ロール31という)、
上聞のロール21はキャリッジ41に固定されている(
以下、このロールを可動ロール21という)、このキャ
リツジ41は、ワイヤーロープ51を介してドラム61
に吊り下げられており、このドラム61はキャリッジモ
ータ71で駆動されてキャリッジ41を上下方向に移動
させると共に、このキャリッジ41でストリップSを上
方に引張っている。なお、NO62ルーパ12について
もNo、1ルーパ11と同様の構成を有しており、キャ
リッジ42がキャリッジモータ72で上下方向に移動さ
れる。 この二連式ルーパにおいては、キャリッジ41.42が
昇降することにより、可動ロール21.22と固定ロー
ル31.32との間の距離が変わってストリップSの貯
蔵量が変わるため、このキャリッジ41.42を昇降さ
せてストリフ1の貯蔵量、送出量を制御している。又、
キャリッジ41.42を昇降させない場合であっても、
ストリップSに張力を付与するため上方に引張っている
。 キャリッジ41.42が昇降する際には、ルーパ内のス
トリップSに張力変動が生じる。この張力変動はプロセ
ス部内のストリップSに波及し、例えば、プロセス部が
焼鈍枦であれば炉内張力を変動させてしまい、ストリッ
プSに蛇行やヒートバックルを発生させ、生産を妨害す
る恐れがある。 そこで、固定ロール31.32のうちの何本かに駆動モ
ータ81A〜81D、82A〜82Dを設け(例えば第
3図のように1本置きに設ける)、この駆動モータ81
A〜81D、82A〜82Dにより固定ロール31.3
2を回転駆動させて前記張力変動を防止するようにして
いる。なお、この駆動モータ81A〜81D、82A〜
82Dにより駆動される固定ロールを、以下、ヘルバロ
ールという。 又、多連式ルーパにおいては、各キャリッジ41.42
の高さ方向の位置が同じになるように、キャリッジモー
タ71.72を制御している。このように多連式ルーパ
の各ルーパのキャリッジ位置を電気的に一致させる制御
を、以下、エレタイ制御という。
ルーパにおいてキャリッジを駆動させる本来の目的には
2つのものがある。その1つは、キャリッジを昇降させ
てストリップSを貯蔵・送出することにより、外部にお
けるストリップの移動速度の変化がプロセス部における
ストリップの移動速度に影響を与えないようにすること
である。又、他の1つは、所定の張力をストリップに与
えてルーパ内でのストリップの蛇行を防止することであ
る。従来、前名はキャリッジの位置制御によりなされ、
後者はキャリッジモータの電流制御によってなされてい
た。 しかしながら、同一のキャリッジ駆動装置によりキャリ
ッジの位置制御と電流制御を行った場合、制御同士が互
いに干渉し合ってしまい、張力変動を防止できないとい
う問題点が生じる。 例えば第3図に示した二連式ルーパで考える。 プロセスラインの加減速時に、各キャリッジ41.42
の位置がずれた場合には、電流制御の系ではキャリッジ
位置に関係なく一定のトルクをキャリッジモータに出力
させようとする。一方、エレタイ制御系では高い位置に
あるキャリッジを下方へ、低い位置にあるキャリッジを
移動させるような制御指令を出力する。従って、二連の
ルーパのうちでキャリッジ位置が高いルーパに貯蔵され
ているストリップの張力はゆるみ、その結果、当該ルー
パにおいては、張力を回復させるため電流制御系から再
び上方向への指令が出力されることになる。 よって、i&終的には、ある中途半端な位置でキャリッ
ジは平衡してしまう、又、キャリッジ位置が低いルーパ
においても逆動作であるが、同様の結果となる。即ち、
エレタイ制御をしようとしても各ルーパは例えば第3図
のように同じ位置にはならない。 このような状態に陥った多連式ルーパにおいて、次にプ
ロセスラインを加減速させた場合には、キャリッジは上
昇あるいは下降動作をするが、このときに張力バランス
が崩れてしまうのである。即ち、加減速前の状態で張力
が高く、且つ、その張力が高い方へ変動した場合にはス
トリップに絞りが発生する恐れがあり、逆に、加減速前
の状態で張力が低く、且つ、張力が低い方へ変動した場
合には、ルーパ内でストリップに蛇行が生じる恐れがあ
る。 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、ルーパ位置をエレタイ制御する多連式ルーパでス
トリップの張力変動を確実に防止することができる多連
式ルーパのエレタイ制御方法を提供することを課題とす
る。
2つのものがある。その1つは、キャリッジを昇降させ
てストリップSを貯蔵・送出することにより、外部にお
けるストリップの移動速度の変化がプロセス部における
ストリップの移動速度に影響を与えないようにすること
である。又、他の1つは、所定の張力をストリップに与
えてルーパ内でのストリップの蛇行を防止することであ
る。従来、前名はキャリッジの位置制御によりなされ、
後者はキャリッジモータの電流制御によってなされてい
た。 しかしながら、同一のキャリッジ駆動装置によりキャリ
ッジの位置制御と電流制御を行った場合、制御同士が互
いに干渉し合ってしまい、張力変動を防止できないとい
う問題点が生じる。 例えば第3図に示した二連式ルーパで考える。 プロセスラインの加減速時に、各キャリッジ41.42
の位置がずれた場合には、電流制御の系ではキャリッジ
位置に関係なく一定のトルクをキャリッジモータに出力
させようとする。一方、エレタイ制御系では高い位置に
あるキャリッジを下方へ、低い位置にあるキャリッジを
移動させるような制御指令を出力する。従って、二連の
ルーパのうちでキャリッジ位置が高いルーパに貯蔵され
ているストリップの張力はゆるみ、その結果、当該ルー
パにおいては、張力を回復させるため電流制御系から再
び上方向への指令が出力されることになる。 よって、i&終的には、ある中途半端な位置でキャリッ
ジは平衡してしまう、又、キャリッジ位置が低いルーパ
においても逆動作であるが、同様の結果となる。即ち、
エレタイ制御をしようとしても各ルーパは例えば第3図
のように同じ位置にはならない。 このような状態に陥った多連式ルーパにおいて、次にプ
ロセスラインを加減速させた場合には、キャリッジは上
昇あるいは下降動作をするが、このときに張力バランス
が崩れてしまうのである。即ち、加減速前の状態で張力
が高く、且つ、その張力が高い方へ変動した場合にはス
トリップに絞りが発生する恐れがあり、逆に、加減速前
の状態で張力が低く、且つ、張力が低い方へ変動した場
合には、ルーパ内でストリップに蛇行が生じる恐れがあ
る。 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくなされたも
ので、ルーパ位置をエレタイ制御する多連式ルーパでス
トリップの張力変動を確実に防止することができる多連
式ルーパのエレタイ制御方法を提供することを課題とす
る。
本発明は、各ルーパの固定的ロールに駆動手段が設けら
れた多連式ルーパにおいて、各ルーパのキャリッジ位置
を一致させるようにエレタイ制御する際に、各ルーパの
キャリッジ位置を検出し、検出位置に基づき固定側ロー
ルの駆動を制御して、前記キャリッジ位置をエレタイM
御することにより、前記課題を達成したものである。
れた多連式ルーパにおいて、各ルーパのキャリッジ位置
を一致させるようにエレタイ制御する際に、各ルーパの
キャリッジ位置を検出し、検出位置に基づき固定側ロー
ルの駆動を制御して、前記キャリッジ位置をエレタイM
御することにより、前記課題を達成したものである。
本発明においては、多連式ルーパをエレタイ制御するに
際し、各ルーパのキャリッジ位置を検出し、各ルーパの
固定側ロールの駆動を各ルーパの検出位置に応じて制御
し、キャリッジ位置をエレタイ制御する。これにより、
キャリッジの昇降手段は、ストリップの張力を一定にす
るためにのみ用い、キャリッジの位置制御を固定ロール
の駆動により行うようになる。即ち、従来は、キャリッ
ジの昇降手段単体でストリップの張力制御とキャリッジ
の位置制御を行っていたものを、本発明では、各々別の
手段で制御可能とするため、電流制御系と位置制御系と
の干渉をなくすことができる。 従って、ストリップの張力変動を確実に防止できるため
、プロセスラインの加減速時にストリップの歪みやルー
パ内での蛇行が発生せず安定した操業が可能となる。
際し、各ルーパのキャリッジ位置を検出し、各ルーパの
固定側ロールの駆動を各ルーパの検出位置に応じて制御
し、キャリッジ位置をエレタイ制御する。これにより、
キャリッジの昇降手段は、ストリップの張力を一定にす
るためにのみ用い、キャリッジの位置制御を固定ロール
の駆動により行うようになる。即ち、従来は、キャリッ
ジの昇降手段単体でストリップの張力制御とキャリッジ
の位置制御を行っていたものを、本発明では、各々別の
手段で制御可能とするため、電流制御系と位置制御系と
の干渉をなくすことができる。 従って、ストリップの張力変動を確実に防止できるため
、プロセスラインの加減速時にストリップの歪みやルー
パ内での蛇行が発生せず安定した操業が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 この実施例は、前出第3図に示した二連式ルーパのキャ
リッジモータ71.72とヘルパロールの駆動モータ8
1A〜81D、82A〜82Dを各々別に制御して、ス
トリップSの張力を制御すると共に、各キャリッジ11
.12をエレタイ制御する装置である。なお、各キャリ
ッジ11.12のドラム61.62には、第3図に破線
で示すように、キャリッジ位置を検出する、例えばセル
シンからなる位置検出器91.92が設けられている。 ス、キャリッジモータ71.72には、それの速度5P
fbc t 、 5ptbc 2を検出するための速度
検出器141.142が設けられている。 この装置の制御系は、第1図に示すような、キャリッジ
モータ71.72を制御するためのキャリッジモータ制
御部1と、第2図に示すような、各ヘルバロール駆動モ
ータ81A〜81D、82A〜82Dを制御するための
ロールモータ制御部2とで構成される。これら各制御部
1.2には、金属ストリップSに所望される張力、速度
を設定するための、張力指令Tref、ヘルパロール速
度指令5PrCfが入力される。なお、キャリッジモー
タ制御部1には、キャリッジモータ71.72の速度指
令が設定される。 キャリッジモータ制御部1においては、まず、第1の加
算点101.102において、入力された張力指令Tr
efに、キャリッジ41.42の質lに起因する慣性を
補償するため、補償器3から出力される補償信号を加算
すると共に、キャリッジモータ71.72の電流Ice
、IC2をフィードバックして減算する。なお、キャリ
ッジモータ71.72の電流値Ic、、Ic2は、それ
ぞれの電源ラインに設けた電流検出器111,112で
検出する。 前記加算点101.102の出力は、自動電流制御器(
Automatic Current Regurat
or:A CR)121.122で処理されてキャリッ
ジモータ71.72の電流制御信号になる。この制御信
号には、第2の加算点131.132において、キャリ
ッジモータ71.72の速度指令5PrCが加算される
と共に、キャリッジモータ71.72の検出速度5Pf
l)Ct 、5Prbc 2 (速度検出器141.1
42からの検出値)がフィードバックされて前記速度指
令5Prcから減算される。 この第2の加算点131.132から出力された信号は
、自動速度制御器(ASR)151.152に入力され
て処理され、キャリッジモータ71.72の速度制御信
号になる。その後、該速度制御信号には、第3の加算点
161.162で前記電流値ICI、IC2がフィード
バックされて減算され、第2の自動電流制御器171.
172に入力される。なお、前記自動速度制御器151
.152は、ドループ制御ができるようになっている。 この自動電流制御器171.172においては、入力信
号に所定の処理を施して電源制御部181.182に入
力する。該電源制御部181.182は、入力信号に基
づきキャリッジモータ71.72に供給する電源の電圧
、電流、周波数等を制御して、キャリッジモータ71.
72のトルク、速度を前記制御信号に従ったものに制御
する。なお、この電源制御部181.182には、トラ
ンスやサイリスタ等を構成要素とするインバータを用い
ることができる。このようなインバータを用いれば、キ
ャリッジモータ71.72には、かご型誘導電動器を用
いることができ、汎用性が高くなる。 一方、前記ロールモータ制御部2には、第2図に示すよ
うに、各ロールモータ81A〜81D、82A〜82D
毎に、前記キャリッジモータ制御部1におけるそれらと
同様の機能の速度制御器231A〜231D、232A
〜232D、@流制御器251A〜251D、252A
〜252D、電源制御部261A〜261D、262A
〜262D等が設けられている。又、これらは、前記キ
ャリッジモータ制御部1中の第2の加算点131.13
2から電源制御部181.182に至るまでの部分と同
機の回路構成を有するものであり、その説明は省略する
。 ロールモータの制御部2においては、ヘルパーロールへ
の速度指令S P refが、第4の加算点201A〜
202Dに入力されると共に、ヘルパロール駆動モータ
81A〜81D、82A〜82Dの速度検出器221A
〜221D、222A〜222Dで検出された速度5P
fbがフィードバックされて前記速度指令S P re
fから減算される。 一方、各ルーパキャリッジ41.42の位置を位置検出
器91.92で検出し、これらの位置検出値を加算点4
に入力する。この加算点4でキャリッジ位置の偏差が計
算されて位置制御器(^ut。 1atic Po5ition Controller
:A P C) 5に入力される。このAPC5は、I
C(a積回路)アンプを使用したハード回路によるもの
でも、マイクロコンピュータによるソフトロジックを用
いたものでもよい、又、このAPC5の制御手法は、P
I(比例積分)制御でも、P(比例)制御でもよい。 このAPC5からの出力はヘルパロール速度指令への補
正量として、前記第4の加算点201A〜201D、2
02A〜202Dへ入力し加算する。この補正量の入力
により、ヘルバロールの駆動を制御して、キャリッジ4
1.42の位置偏差がなくなるようにエレタイ制御する
。これにより、ストリップ5の張力制御はキャリッジモ
ータ制御部1で、キャリッジ41.42の位置制御はロ
ールモータ制御部2で行う、なお、前記補正量に対して
各ロール毎にゲインに1〜Kaを乗することにより、更
に制御効果をあげることができる0例えば、各ゲインの
値は、K t = 1 、K 2 = 3、K3 =5
、K4 =7、K5=7、K6 =5、K7=3、K6
=1として設定できる。 なお、前記実施例においては、第3図に示すような二連
式のルーパに本発明を採用した場合について例示したが
、本発明を採用可能なルーパは第3図に示すような構成
のものに限定されるものではなく、他の構成のルーパに
も採用可能である。 又、各制御部1.2の構成もルーパに応じた池の構成の
ものでもよい。
。 この実施例は、前出第3図に示した二連式ルーパのキャ
リッジモータ71.72とヘルパロールの駆動モータ8
1A〜81D、82A〜82Dを各々別に制御して、ス
トリップSの張力を制御すると共に、各キャリッジ11
.12をエレタイ制御する装置である。なお、各キャリ
ッジ11.12のドラム61.62には、第3図に破線
で示すように、キャリッジ位置を検出する、例えばセル
シンからなる位置検出器91.92が設けられている。 ス、キャリッジモータ71.72には、それの速度5P
fbc t 、 5ptbc 2を検出するための速度
検出器141.142が設けられている。 この装置の制御系は、第1図に示すような、キャリッジ
モータ71.72を制御するためのキャリッジモータ制
御部1と、第2図に示すような、各ヘルバロール駆動モ
ータ81A〜81D、82A〜82Dを制御するための
ロールモータ制御部2とで構成される。これら各制御部
1.2には、金属ストリップSに所望される張力、速度
を設定するための、張力指令Tref、ヘルパロール速
度指令5PrCfが入力される。なお、キャリッジモー
タ制御部1には、キャリッジモータ71.72の速度指
令が設定される。 キャリッジモータ制御部1においては、まず、第1の加
算点101.102において、入力された張力指令Tr
efに、キャリッジ41.42の質lに起因する慣性を
補償するため、補償器3から出力される補償信号を加算
すると共に、キャリッジモータ71.72の電流Ice
、IC2をフィードバックして減算する。なお、キャリ
ッジモータ71.72の電流値Ic、、Ic2は、それ
ぞれの電源ラインに設けた電流検出器111,112で
検出する。 前記加算点101.102の出力は、自動電流制御器(
Automatic Current Regurat
or:A CR)121.122で処理されてキャリッ
ジモータ71.72の電流制御信号になる。この制御信
号には、第2の加算点131.132において、キャリ
ッジモータ71.72の速度指令5PrCが加算される
と共に、キャリッジモータ71.72の検出速度5Pf
l)Ct 、5Prbc 2 (速度検出器141.1
42からの検出値)がフィードバックされて前記速度指
令5Prcから減算される。 この第2の加算点131.132から出力された信号は
、自動速度制御器(ASR)151.152に入力され
て処理され、キャリッジモータ71.72の速度制御信
号になる。その後、該速度制御信号には、第3の加算点
161.162で前記電流値ICI、IC2がフィード
バックされて減算され、第2の自動電流制御器171.
172に入力される。なお、前記自動速度制御器151
.152は、ドループ制御ができるようになっている。 この自動電流制御器171.172においては、入力信
号に所定の処理を施して電源制御部181.182に入
力する。該電源制御部181.182は、入力信号に基
づきキャリッジモータ71.72に供給する電源の電圧
、電流、周波数等を制御して、キャリッジモータ71.
72のトルク、速度を前記制御信号に従ったものに制御
する。なお、この電源制御部181.182には、トラ
ンスやサイリスタ等を構成要素とするインバータを用い
ることができる。このようなインバータを用いれば、キ
ャリッジモータ71.72には、かご型誘導電動器を用
いることができ、汎用性が高くなる。 一方、前記ロールモータ制御部2には、第2図に示すよ
うに、各ロールモータ81A〜81D、82A〜82D
毎に、前記キャリッジモータ制御部1におけるそれらと
同様の機能の速度制御器231A〜231D、232A
〜232D、@流制御器251A〜251D、252A
〜252D、電源制御部261A〜261D、262A
〜262D等が設けられている。又、これらは、前記キ
ャリッジモータ制御部1中の第2の加算点131.13
2から電源制御部181.182に至るまでの部分と同
機の回路構成を有するものであり、その説明は省略する
。 ロールモータの制御部2においては、ヘルパーロールへ
の速度指令S P refが、第4の加算点201A〜
202Dに入力されると共に、ヘルパロール駆動モータ
81A〜81D、82A〜82Dの速度検出器221A
〜221D、222A〜222Dで検出された速度5P
fbがフィードバックされて前記速度指令S P re
fから減算される。 一方、各ルーパキャリッジ41.42の位置を位置検出
器91.92で検出し、これらの位置検出値を加算点4
に入力する。この加算点4でキャリッジ位置の偏差が計
算されて位置制御器(^ut。 1atic Po5ition Controller
:A P C) 5に入力される。このAPC5は、I
C(a積回路)アンプを使用したハード回路によるもの
でも、マイクロコンピュータによるソフトロジックを用
いたものでもよい、又、このAPC5の制御手法は、P
I(比例積分)制御でも、P(比例)制御でもよい。 このAPC5からの出力はヘルパロール速度指令への補
正量として、前記第4の加算点201A〜201D、2
02A〜202Dへ入力し加算する。この補正量の入力
により、ヘルバロールの駆動を制御して、キャリッジ4
1.42の位置偏差がなくなるようにエレタイ制御する
。これにより、ストリップ5の張力制御はキャリッジモ
ータ制御部1で、キャリッジ41.42の位置制御はロ
ールモータ制御部2で行う、なお、前記補正量に対して
各ロール毎にゲインに1〜Kaを乗することにより、更
に制御効果をあげることができる0例えば、各ゲインの
値は、K t = 1 、K 2 = 3、K3 =5
、K4 =7、K5=7、K6 =5、K7=3、K6
=1として設定できる。 なお、前記実施例においては、第3図に示すような二連
式のルーパに本発明を採用した場合について例示したが
、本発明を採用可能なルーパは第3図に示すような構成
のものに限定されるものではなく、他の構成のルーパに
も採用可能である。 又、各制御部1.2の構成もルーパに応じた池の構成の
ものでもよい。
以上説明した通り本発明によれば、多連式ルーパをエレ
タイ制御する際に、ストリップに張力変動が生ずるのを
確実に防止することができる。従って、従来の多連式ル
ーパにおいて問題とされた、ルーパ昇降時に生じるスト
リップの弛みや、電流制御及び位置制御間の干渉により
生じるキャリッジの位置のずれ、及びそのずれを直そう
とした際に生じるストリップの弛み等の不具合を確実に
解消させる等の優れた効果が得られる0本発明者等の調
査によれば、本発明を採用した多連式ルーパにおいては
3ケ月稼働した後でも全く不具合が生じないという効果
が確認された。
タイ制御する際に、ストリップに張力変動が生ずるのを
確実に防止することができる。従って、従来の多連式ル
ーパにおいて問題とされた、ルーパ昇降時に生じるスト
リップの弛みや、電流制御及び位置制御間の干渉により
生じるキャリッジの位置のずれ、及びそのずれを直そう
とした際に生じるストリップの弛み等の不具合を確実に
解消させる等の優れた効果が得られる0本発明者等の調
査によれば、本発明を採用した多連式ルーパにおいては
3ケ月稼働した後でも全く不具合が生じないという効果
が確認された。
第1図は、本発明の実施例に係る二連式ルーパのキャリ
ッジモータ制御部を示すブロック図、第2図は、同じく
ロールモータ制御部を示すブロック図、 第3図は、従来の二連式ルーパの構成例を示す配置図で
ある。 S・・・金属ストリップ、 1・・・キャリッジモータ制御部、 2・・・ロールモータ制御部、 11・・・第1ルーパ、 12・・・第2ルーパ、 21.22.31.32・・・ロール、41.42・・
・キャリッジ、 71.72・・・キャリッジモータ、 81A〜81D、82A〜82D・・・ロール駆動モー
タ、 91. 92・・・キャリッジ位置検出器。
ッジモータ制御部を示すブロック図、第2図は、同じく
ロールモータ制御部を示すブロック図、 第3図は、従来の二連式ルーパの構成例を示す配置図で
ある。 S・・・金属ストリップ、 1・・・キャリッジモータ制御部、 2・・・ロールモータ制御部、 11・・・第1ルーパ、 12・・・第2ルーパ、 21.22.31.32・・・ロール、41.42・・
・キャリッジ、 71.72・・・キャリッジモータ、 81A〜81D、82A〜82D・・・ロール駆動モー
タ、 91. 92・・・キャリッジ位置検出器。
Claims (1)
- (1)各ルーパの固定側ロールに駆動手段が設けられた
多連式ルーパにおいて、各ルーパのキャリッジ位置を一
致させるようにエレタイ制御する際に、 各ルーパのキャリッジ位置を検出し、 検出位置に基づき固定側ロールの駆動を制御して、前記
キャリッジ位置をエレタイ制御することを特徴とする多
連式ルーパのエレタイ制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1165788A JP2561732B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 多連式ルーパのエレタイ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1165788A JP2561732B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 多連式ルーパのエレタイ制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332417A true JPH0332417A (ja) | 1991-02-13 |
JP2561732B2 JP2561732B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=15819012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1165788A Expired - Fee Related JP2561732B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 多連式ルーパのエレタイ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561732B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008284586A (ja) * | 2007-05-17 | 2008-11-27 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | ルーパ装置の張力制御装置 |
JP2009184760A (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-20 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴムストリップ搬送装置 |
CN102632092A (zh) * | 2012-04-24 | 2012-08-15 | 中冶连铸技术工程股份有限公司 | 一种处理线焊缝跟踪方法和装置 |
JP2014226694A (ja) * | 2013-05-22 | 2014-12-08 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | ルーパ装置の制御装置 |
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CN110142299A (zh) * | 2019-06-20 | 2019-08-20 | 辽宁科技大学 | 一种镁合金薄带轧制张力调配装置及其方法 |
EP3511084A3 (de) * | 2018-01-12 | 2019-11-27 | SMS Group GmbH | Tragkonstruktion für einen vertikalbandspeicher, vertikalbandspeicher, und verfahren zum speichern eines metallbands in einem vertikalbandspeicher |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6314403A (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-21 | Kubota Ltd | 耐熱性にすぐれた樹脂磁石 |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP1165788A patent/JP2561732B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2561732B2 (ja) | 1996-12-11 |
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