JPH0332202Y2 - - Google Patents

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JPH0332202Y2
JPH0332202Y2 JP12892784U JP12892784U JPH0332202Y2 JP H0332202 Y2 JPH0332202 Y2 JP H0332202Y2 JP 12892784 U JP12892784 U JP 12892784U JP 12892784 U JP12892784 U JP 12892784U JP H0332202 Y2 JPH0332202 Y2 JP H0332202Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
small holes
locking shaft
handle
small
shaped key
Prior art date
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JP12892784U
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English (en)
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JPS6145556U (ja
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  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
  • Patch Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、屋外設置される配電盤等に使用され
る軸方向ピンタンブラ錠機構付き扉用ハンドル装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来の軸方向ピンタンブラ錠機構付き扉用ハン
ドル装置においては、第7図に示したように隣り
合う2個の小孔7a,7b及び小孔8a,8bが
施錠軸3の中心に関してなす角度θ1と、別の隣り
合う2個の小孔7c,7d及び小孔8c,8dが
施錠軸3の中心に関してなす角度θ2とが等しくな
つている。
(考案が解決しようとする問題点) そのため、ハンドルをθ1より大きい角度θ回転
させる時、途中の角度θ1まで回転した所で第8図
に示したように小孔7aは小孔8bに対向し、小
孔7cは小孔8dと対向して、駆動ピン11aと
11cが軸方向に移動可能となり、これら駆動ピ
ン11a,11cはハンドル状鍵4を鍵孔5内に
保持するためには働かなくなつてしまう。
一般にハンドル状鍵の厚さと施錠軸の軸方向に
とつた鍵溝の内法寸法との寸法差の設定について
は大まかであり、ハンドル状鍵と鍵溝間には施錠
軸の軸方向に大きなガタがあることが多い。
このガタが残りの駆動ピン11b,11dにあ
るとき、ハンドル状鍵4の背面凹部と駆動ピン1
1b,11dとの係合が成立しないか不充分であ
るため、これら駆動ピン11b,11dもハンド
ル状鍵4を鍵孔5内に保持するためには何等機能
しないことになる。
従つて本考案の目的は、回転途中におけるハン
ドル状鍵の抜落があり得ない軸方向ピンタンブラ
錠機構付き扉用ハンドル装置を提供することであ
る。
(問題点を解決するための手段) 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と本考案の要旨は、受座1の軸孔2に回転自在に
嵌挿した施錠軸3の前端部3bに、鍵溝5を施錠
軸3の横断方向に設け、受座1の本体部分6には
軸孔2の周囲に小孔7を軸方向に設け、施錠軸3
の基端部3bには小孔7a,7b…に対応させて
小孔8a,8b…を軸方向に設け、小孔7a,7
b…に嵌挿した従動ピン9をバネ10で突出方向
に付勢して、小孔8a,8b…に嵌挿した駆動ピ
ン11の前端部分を鍵溝5内に突出させ、鍵溝5
に嵌挿されるハンドル状鍵4の背面側に駆動ピン
11と係合する凹部12a,12b…を設けた軸
方向ピンタンブラ錠機構付き扉用ハンドル装置に
おいて、隣り合う2個の小孔7a,7b及び小孔
8a,8b…が施錠軸3の中心に関してなす角度
θ1と、別の隣り合う2個の小孔7c,7d及び小
孔8c,8dが施錠軸3の中心に関してなす角度
θ2とを等しくしていないことである。
(作用) 鍵溝5にハンドル状鍵4を差し込み、ハンドル
を回転させる時、第6図に示したように施錠軸3
を角度θ2回転させると、小孔7cは小孔8dと対
向するが、θ1≠θ2なので小孔7aは小孔8bと対
向せず、残りの小孔7b,7dもいずれのの小孔
8とも対応しない。
小孔7cと8dの対向により小孔11cに嵌挿
された駆動ピン11cは、ハンドル状鍵4を鍵孔
5内に保持するためには何等機能しないことにな
る。しかし、他の小孔7a,7b,7dに嵌挿さ
れた駆動ピン11a,11b,11dは、ハンド
ル状鍵4を鍵孔5内に保持するよう的確に機能す
る。
(実施例) 図示の実施例では、鍵溝5の横幅を充分広くと
るため、施錠軸3の前端部3bは充分大径に形成
されている。小孔8の前端段部3に駆動ピン11
の肩部15が当接するため、鍵溝5内に突出した
駆動ピン11の小径先端部14と鍵溝5の内壁面
5aとの間には、ハンドル状鍵4の挿入を容易に
する間隙が確保されている。垂直面に設けられた
鍵溝5は一方端の鍵挿入口部5bのみが開口した
盲孔状のものであり、施錠軸3が施錠位置にある
とき、該鍵挿入口部5bが下向きになる。
ハンドル状鍵4の背面側には4個の凹部12
a,12b,12c,12dを設けてあるが、そ
の深さには差異が設けられている。第1図、第2
図及び第4図に示された実施例では、前記凹部1
2は摺鉢状の円形穴であるが、凹部の形状はこれ
に限定されず、第3図に示したように溝状に形成
することもできる。
施錠軸3の軸方向にとつた鍵溝5の内法寸法5
dとハンドル状鍵4の厚さ4dとの寸法差gを、
前記凹部12a,12b…のいずれの深さよりも
小さく設定すれば、鍵溝5に挿入したハンドル状
鍵4を施錠軸3の軸方向にいくら動いたとして
も、いずれの駆動ピン11a,11b…の先端部
も凹部12a,12b…から脱出することはな
く、各駆動ピン11の前端部は凹部12a,12
b…内に留まつて凹部12a,12b…の内壁面
と当接する。
即ち、鍵溝5内でのハンドル状鍵4のガタ付き
は最小限に抑制され、駆動ピン11a,11b…
と凹部12a,12b…との係合は確実に保持さ
れるので、前記角度θ1とθ2との不等関係に加え
て、ハンドル状鍵4の脱落防止効果は一段と向上
する。
(効果) 本考案では、受座1の本体部分6にピン受入用
小孔7a,7b…を設け、施錠軸の基端部3bに
前記小孔7a,7b…に対向させてピン受入用小
孔8a,8b…設け、隣り合う2個の小孔7a,
7b及び小孔8a,8bが施錠軸3の中心に関し
てなす角度θ1と、別の隣り合う2個の小孔7c,
7d及び小孔8c,8dが施錠軸3の中心に関し
てなす角度θ2とを等しくしていないので、施錠軸
3をどのような角度まで回転させても、同時に全
ての駆動ピン11a,11b,11c,11dが
働かなくなつてしまうことはない。
即ち、4本ピン構成のとき3本の駆動ピンがハ
ンドル状鍵4を鍵溝5内に保持する為に働いてい
るため、ハンドル状鍵4が回転途中において抜脱
される危険性がないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る扉用ハンドル
装置の右側面図である。第2図は第1図の扉用ハ
ンドル装置に用いたハンドル状鍵の斜視図であ
る。第3図は本考案の別の実施例におけるハンド
ル状鍵の斜視図である。第4図は第1図のA−A
線断面図である。第5図は第1図の扉用ハンドル
装置の受座の正面図であり、施錠軸が施錠位置に
ある状態を示す。第6図は第5図の位置から施錠
軸を反時計周り方向に回転させたときの受座の正
面図である。第7図は従来の扉用ハンドル装置の
受座の正面図であり、施錠軸が施錠位置にある状
態を示す。第8図は第7図の位置から施錠軸を反
時計周り方向に回転させたときの受座の正面図で
ある。 1……受座、2……軸孔、3……施錠軸、4…
…ハンドル状鍵、5……鍵溝、7a,7b,7
c,7d……従動ピン受入用小孔、8a,8b,
8c,8d……駆動ピン受入用小孔、9……従動
ピン、10……バネ、11a,11b,11c,
11d……駆動ピン、12a,12b,12c,
12d……ハンドル状鍵背面側の凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受座1の軸孔2に回転自在に嵌挿した施錠軸3
    の前端部3bに、鍵溝5を施錠軸3の横断方向に
    設け、受座1の本体部分6には軸孔2の周囲に小
    孔7を軸方向に設け、施錠軸3の基端部3bには
    小孔7a,7b…に対応させて小孔8a,8b…
    を軸方向に設け、小孔7a,7b…に嵌挿した従
    動ピン9をバネ10で突出方向に付勢して、小孔
    8a,8b…に嵌挿した駆動ピン11の前端部分
    を鍵溝5内に突出させ、鍵溝5に嵌挿されるハン
    ドル状鍵4の背面側に駆動ピン11と係合する凹
    部12a,12b…を設け、隣り合う2個の小孔
    7a,7b及び小孔8a,8bが施錠軸3の中心
    に関してなす角度θ1と、別の隣り合う2個の小孔
    7c,7d及び小孔8c,8dが施錠軸3の中心
    に関してなす角度θ2とを等しくしていない軸方向
    ピンタンブラ錠機構付き扉用ハンドル装置。
JP12892784U 1984-08-25 1984-08-25 軸方向ピンタンブラ錠機構付き扉用ハンドル装置 Granted JPS6145556U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12892784U JPS6145556U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 軸方向ピンタンブラ錠機構付き扉用ハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12892784U JPS6145556U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 軸方向ピンタンブラ錠機構付き扉用ハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145556U JPS6145556U (ja) 1986-03-26
JPH0332202Y2 true JPH0332202Y2 (ja) 1991-07-09

Family

ID=30687546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12892784U Granted JPS6145556U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 軸方向ピンタンブラ錠機構付き扉用ハンドル装置

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JP (1) JPS6145556U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6145556U (ja) 1986-03-26

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