JPH0331969Y2 - - Google Patents

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JPH0331969Y2
JPH0331969Y2 JP14948584U JP14948584U JPH0331969Y2 JP H0331969 Y2 JPH0331969 Y2 JP H0331969Y2 JP 14948584 U JP14948584 U JP 14948584U JP 14948584 U JP14948584 U JP 14948584U JP H0331969 Y2 JPH0331969 Y2 JP H0331969Y2
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  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
技術分野 この考案は、複写機や記録装置における湿式現
像装置に関する。 従来技術 第3図において、湿式現像装置を備えた複写機
の一例を説明する。示矢方向に回転させられる潜
像担持体としての感光体ドラム1の周りには、帯
電装置2、露光系3、現像装置4、転写装置5、
分離搬送装置6、クリーニング装置7及び転写装
置と感光体ドラムとの間に転写紙を送るためのレ
ジストローラ対8がそれぞれ配置されている。か
かる複写機の作用は、既に知られているのでその
説明は割愛する。 現像装置4は、感光体ドラム1の側方に配置さ
れていて、ケーシング9と、このケーシングに回
転自在に支持されていてそれぞれ示矢方向に駆動
される第1現像ローラ10、第2現像ローラ1
1、スクイズローラ12と、図示されないタンク
及びポンプに接続されていて、第1現像ローラ1
0に現像液を汲上げ供給するノズル13とからな
つている。各ローラには、それぞれの基側縁をケ
ーシングに固定されたスクレーパ14,15,1
6の先端縁がそれぞれ当接させられている。ノズ
ル13から吐出された現像液Dは、バツフア17
にてローラ軸方向に振り分けられたのち、第1現
像ローラ10によつて感光体ドラム1周面へ供給
され、該ドラムに形成された潜像を可視像化す
る。第1現像ローラ10周面に付着している現像
液はスクレーパ14によつて掻き落される。この
現像液は第2現像ローラ11によつて再び感光体
ドラムへ供給される。各現像ローラによつて供給
された現像液は、液膜として感光体ドラム1周面
に付着して転写位置へ向けて移動するのであるが
転写前にスクイズローラ12によつて液膜の厚さ
を制御される。 スクイズローラ12は、感光体ドラム1と所定
の間隔を置いて配置されていて、対向部において
はドラムの回転方向と逆向きに回転している。こ
のスクイズローラの作用を第4図において説明す
る。現像ローラにより供給された現像液Dは、ド
ラム表面において数百μの液膜を形成していて、
速度U1で移動している。この現像液Dの液膜厚
さは、感光体ドラム1とスクイズローラ12との
間〓Tよりも大きい。一方、スクイズローラ12
に速度Wなる現像液の流れD2が生じている。従
つて、感光体ドラム1とスクイズローラ12との
間には、U1+W=U2なる合成された流れが生じ
て、現像液Dは二つの流れD1,D2に引きさかれ
る。ここでスクイズローラ12の速度V2が増せ
ば、速度Wが大きくなり流れD2の厚さt2が増大
し、ドラム周面に残る流れD1の厚さt1が減少す
る。そして、感光体ドラム1とスクイズローラ1
2のそれぞれの速度V1,V2の相対速度がある程
度以上になると、流れD1の厚さt1が一定となる。
この厚さt1は、可視像の転写及び機外に排出され
たコピーの乾き具合に大きく影響する。 従つて、スクイズローラ12が余剰の現像液を
除去するためには、間〓Tを満たすだけの液量が
なければならない。 ところで、各現像ローラ10,11は、感光体
ドラム1との対向部において、ドラムと同方向に
回転して現像液をドラム周面に供給している。こ
の場合、現像液はローラ表面で運ばれるので、現
像ローラには比較的高い回転速度が要求される。
高速で回転するローラのうち、第2現像ローラ1
1は、第3図に符号Daで示すように、感光体ド
ラム周面から現像液を掻き取つてしまう。前述し
たように、スクイズローラ12が余剰現像液を除
去するためには、間〓T(第4図参照)を満たす
液膜が必要なのであるが、第2現像ローラ11に
よる液掻取作用によつて、間〓Tより薄い液膜の
部分が発生する。この部分は、スクイズローラ1
2による除去作用を受けないから、適正な膜厚で
ある厚さt1よりも厚い液膜となり、ドラム周面に
円周方向の筋となつて現われる。そして、この部
分が転写されると、転写紙には、縞模様として現
出し、異常画像、画像濃度むらとして、コピー品
質を著しく損なう原因となる。 目 的 本考案は、上記異常現像を防止して、安定した
コピー品質を得られる湿式現像装置を供給するこ
とを目的とする。 構 成 本考案は回転する潜像担持体に近接して配置さ
れていて、該潜像担持体に現像液を供給して潜像
を可視像化する現像ローラと、上記潜像担持体の
回転方向において上記現像ローラの下流側に配置
されると共に上記潜像担持体と所定の間隔をおい
て配置され、上記潜像担持体の回転方向と順方向
に回転し、上記潜像担持体表面の余剰現像液を掻
き取るスクイズローラと、 上記潜像担持体の回転方向において、該潜像担
持体と上記スクイズローラとの対向部より上流側
から上記潜像担持体と上記スクイズローラとの間
に現像液を供給する現像液供給手段とを配置した
ことを特徴とするものである。現像液供給手段と
しては、現像ローラが担持体表面から掻き取つた
現像液を、担持体とスクイズローラ間に案内する
手段、ノズルを用いて担持体とスクイズローラ間
に現像液を供給する手段、現像ローラの回転を、
担持体表面から必要以上に掻き取らない程度に低
速にする手段がある。 以下、図示の実施例に基いて本考案を詳細に説
明する。なお、従来技術の項で説明した部材と同
じ機能の部材については、同一の符号を付すに止
め、個々の説明を省略する。 第1図において、第2現像ローラ11の周面に
は、「へ」の字形に折り曲げた現像液供給手段と
してのスクレーパ18の折曲した稜線18aが当
接させられている。スクレーパ18は、第2現像
ローラ11の有効長さと略同長であつて、その基
部をケーシング9に固定されている。スクレーパ
18に折り曲げて形成された案内部18bは、感
光体ドラム1の周面と略平行に、スクイズローラ
12の方へ向つて延びている。スクレーパ18の
基端寄りには、該スクレーパとケーシング9との
間で現像液が停滞するのを防ぐための複数個の排
出孔18c,18cが形成されている。 かかる実施例によれば、第2現像ローラ11が
高速回転して、ドラム周面から現像液を排除して
も、この現像液は、スクレーパ18の稜線で掻き
取られたのち、案内部18bによつて、感光体ド
ラム1とスクイズローラ12との間〓Aに向けて
流下案内され、該間〓Aを満たす。なお、第1図
において、感光体ドラム1と各ローラとは接触さ
せて示されているが、これらは図示されない間〓
保持手段によつて微小間〓をおいて対向されてい
る。 第1図に示す実施例において、スクレーパ15
が掻き落した現像液は、スクレーパ18とケーシ
ング9とで形成される断面V字状の桶状部分に落
下するが、この現像液は排出孔18cからケーシ
ング底部へ流下する。第1図において、符号9a
は、図示されないタンク及びポンプへ連通された
液回収口を示している。 次に、第2図において、本考案の別の実施例を
説明する。 感光体ドラム1の回転方向において、第2現像
ローラ11とスクイズローラ12との間には、現
像液供給手段としてのノズル19が配置されてい
る。ノズル19は、スクイズローラ12の軸方向
に複数本配置されていて、図示されないポンプに
よつて間〓Aに現像液を供給している。この場
合、ノズル19は、これから吐出される現像液が
感光体ドラム1に形成された可視像を乱さないよ
うに、その形状、吐出方向等を定められること勿
論である。かかる実施例においても、間〓Aに
は、間〓T(第3,4図参照)以上の厚さを有す
る現像液が供給されるので、スクイズローラ12
による余剰現像液の除去効果は安定して維持され
る。 以上説明した実施例は、感光体ドラム1の側方
に2つの現像ローラ10,11を配置したもので
あるが、現像ローラは1つであつてもよい。ま
た、以上説明した実施例は、第2現像ローラ11
が感光体ドラム周面から掻き取つた現像液を補填
すべくスクレーパ18やノズル19を設けたもの
であるが、現像液供給手段としては、ドラム周面
からの現像液掻き取り作用を防止する手段であつ
てもよい。 第1図において、スクレーパ18を取り除く。
感光体ドラム1の線速V1とし、第2現像ローラ
11の線速V3としたとき、V1≧V3となるように
第2現像ローラ11の回転速度を設定する。現像
ローラが複数本配設されている場合、各ローラは
共に駆動源に連結されているが、ドラムの移動方
向において、スクイズローラの直前に位置する現
像ローラ(第1図においては第2現像ローラ1
1)のスプロケツト或いはギヤ(何れも図示せ
ず)の比を適宜に選定することにより、上記線速
の関係を設定できる。 V1≧V3としたとき、第2現像ローラ11によ
る現像液掻き取り作用が発生せず、感光体ドラム
1とスクイズローラ12との間〓Aにおいて、現
像液が不足することがなかつた。感光体ドラム1
と現像ローラ11との線速をそれぞれ変えて、異
常現象が発生するか否かを実験した結果を次表に
示している。このときの条件は、現像液の粘度
1.20〜1.90cps、液温25±2℃であつた。
【表】 この表の実施例4,5から判るように、V1
V3であると、異常現象、すなわちコピー上に縞
模様が発生した。実験例7は、現像ローラを停止
したものであつて、異常現象の発生はなかつた
が、ドラムからの誘起電位や現像バイアスによつ
て、現像ローラへのトナーの付着が、スクレーパ
15による除去能力を超えてしまい、実用的でな
い。実験例6は、異常現象の発生はなかつたもの
の、線速比が6:1になり、1:1に比べると機
械的駆動の取り方が複数になるため、実用的でな
い。従つて、感光体ドラムと現像ローラの線送比
1:1〜4:1程度が実用域と考えられるが、こ
れは現像液の粘性や現像ローラの表面形状によつ
て適宜のものが選択される。 感光体ドラムと現像ローラの線速比の設定によ
つて、ドラム周面からの現像液の掻き取りを抑止
して、間〓Aへ現像液を供給する手段において、
現像ローラが1本の場合、ノズズル13から供給
される現像液は、感光体ドラムに形成される可視
像を乱さないように、ドラムと現像ローラとの間
に流し込まれる。かくすることによつて、、現像
ローラに液汲み上げ作用の機能を与えなくてもよ
いので、その回転速度を低くすることができる。 効 果 以上のように、本考案によれば、潜像担持体と
スクイズローラとの間に現像液を供給するので、
両者の間には間〓Tを満たすに充分な量の現像液
が存在することになる。 従つて、スクイズローラによる余剰現像液の除
去効果が安定して維持されるから、得られるコピ
ーに異常現象が発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正断面図、第
2図は同別の実施例を示す正断面図、第3図は従
来の湿式現像装置を備えた複写機の一例を示す要
部正断面図、第4図はスクイズローラによる余剰
現像液除去作用の原理を示す図である。 1……感光体ドラム、10,11……現像ロー
ラ、12……スクイズローラ、18,19……現
像液供給手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転する潜像担持体に近接して配置されてい
    て、該潜像担持体に現像液を供給して潜像を可視
    像化する現像ローラと、上記潜像担持体の回転方
    向において上記現像ローラの下流側に配置される
    と共に上記潜像担持体と所定の間隔をおいて配置
    され、上記潜像担持体の回転方向と順方向に回転
    し、上記潜像担持体表面の余剰現像液を掻き取る
    スクイズローラと、上記潜像担持体の回転方向に
    おいて、該潜像担持体と上記スクイズローラとの
    対向部より上流側から上記潜像担持体と上記スク
    イズローラとの間に現像液を供給する現像液供給
    手段とを配置したことを特徴とする湿式現像装
    置。
JP14948584U 1984-10-02 1984-10-02 Expired JPH0331969Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14948584U JPH0331969Y2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02
DE19853535182 DE3535182A1 (de) 1984-10-02 1985-10-02 Einrichtung zum erzeugen mehrfarbiger bilder mit hilfe eines elektrophotographischen nasskopiergeraets
US06/783,025 US4640605A (en) 1984-10-02 1985-10-02 Apparatus for forming multicolor electrophotographic images through wet-type developing process
GB08524310A GB2165057B (en) 1984-10-02 1985-10-02 Apparatus for forming multicolor electrophotographic images
US07/306,609 USRE34437E (en) 1984-10-02 1989-02-03 Apparatus for forming multicolor electrophotographic images through wet-type developing process

Applications Claiming Priority (1)

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JP14948584U JPH0331969Y2 (ja) 1984-10-02 1984-10-02

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Publication Number Publication Date
JPS6165465U JPS6165465U (ja) 1986-05-06
JPH0331969Y2 true JPH0331969Y2 (ja) 1991-07-08

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ID=30707664

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JPS6165465U (ja) 1986-05-06

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