JPH0331909Y2 - - Google Patents

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JPH0331909Y2
JPH0331909Y2 JP13588787U JP13588787U JPH0331909Y2 JP H0331909 Y2 JPH0331909 Y2 JP H0331909Y2 JP 13588787 U JP13588787 U JP 13588787U JP 13588787 U JP13588787 U JP 13588787U JP H0331909 Y2 JPH0331909 Y2 JP H0331909Y2
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sheet
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laminate
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、例えば水道管・ガス管・電線管等
の地中に埋設した配管を掘り出していく途中で、
間もなく配管に達することを予告するために、配
管の上側に沿つて埋設して使用する地下埋設物予
告シートに関するものである。
《従来技術》 この種の地下埋設物予告シートは比較的長期間
に至つて地下に埋設されること、及び埋設された
予告シートが、後日、土地を掘削したとき、当該
地下埋設物の所在を正しく予告し得ることを考慮
して、従来以下のように構成されていた(第3図
〜第5図参照)。
ここで、第3図は従来例による予告シートの長
手方向の要部断面図、第4図はその予告シートの
積層手順を示す要部断面図、第5図は予告シート
の埋設時の一形態を示す斜視図である。
即ち、この予告シート1は裏打ちラミネート2
で裏面を被覆したベースシート3上に、表打ちラ
ミネート4を介して予告文字5を印刷した保護シ
ート6を積層し、表打ちラミネート4と保護シー
ト6とで予告文字5を土壌中での腐蝕から保護す
るように構成されている。
なお、ベースシート3は、耐蝕性の合成樹脂材
料をデニール処理して強化したものをクロスに編
んで強度メンバーとして構成されている。
そして保護シート6は透明な耐蝕性フイルムか
ら成り、その下面に予告文字5を正逆反転した逆
文字で印刷し、保護シート6を透視して正文字で
視認し得るようになつている。
また、この種の予告シート1は周知のように掘
削機による発掘を容易にするため、上記第5図で
示す状態で地中に埋設される。
即ち、上記耐蝕性の帯状予告シート1を連続的
にZ状に折り畳み、かつ、その帯状予告シート1
を長手方向に連続的にミシン縫い固定してある。
《考案が解決しようとする問題点》 上記従来の予告シートは、印刷した予告文字5
を表打ちラミネート3と保護シート6とで保護す
るように構成されているものの、必ずしもその保
護が十分ではなく、次のような問題点がある。
(イ) 予告シートの連続折込加工時や、埋設時に表
面の保護シート6が傷つき、その傷口から侵入
する湿気等で予告文字が腐蝕することがある。
(ロ) ベースシート3はクロスに縫んだ強度メンバ
ーであり、引張り強度が強いが埋設時に裏打ラ
ミネート2、表打ラミネート4が傷つくと、そ
の傷口からベースシート3を通つて湿気等が侵
入し、上記(イ)と同様に予告文字が腐蝕すること
がある。
(ハ) ベースシート3を強度メンバーとして積層し
てあるが、少々硬さに欠け埋設時の取扱い作業
が容易に能率よく行えない。
《問題点を解決するための手段》 本考案は上記問題点を解決するためになされた
ものであり、上記従来の予告シートを下記のよう
に改良したものである。
即ち、保護シート6は透明な上面保護シート9
と、文字表示用保護シート7を備え、予告文字5
を正文字で印刷した文字表示用保護シート7の上
面に上面ラミネート8を介して上面保護シート9
を積層して構成したことを特徴とするものであ
る。
《作用》 予告文字は、その上面側が上面ラミネート8と
上面保護シート9とによつて2種に保護され、か
つ、その下面側が文字表示用保護シート7とベー
スシート3の表打ちラミネート4とによつて2重
に保護されている。
従つて、予告文字5は埋設時に表面の保護シー
ト9が傷けられても、上面ラミネート8で守ら
れ、また、表打ちラミネート4が傷けられても、
文字表示用保護シート7で守られる。
なお、予告シートは保護シート6の予告文字保
護層の増加7,8分だけ硬さ・強度が増すことに
なる。
《実施例》 以下、本考案に係る予告シートの実施例を図面
に基づいて説明する。
第1図は本発明による予告シート長手方向の要
部断面図、第2図はその予告シートの積層手順を
示す要部断面図である。なお、この予告シートは
前記第4図に示したのと同様の形態で地中に埋設
されるので、その形態についての重複する説明は
省略する。
この予告シート1は裏打ちラミネート2で裏面
を被覆したベースシート3上に表打ちラミネート
4を介して予告文字表示用保護シート7を積層
し、予告文字5を正文字で印刷した文字表示用保
護シート7の上面に上面ラミネート8を介して透
明な上面保護シート9を積層することにより、耐
蝕性を有する帯状予告シートとして構成されてい
る。
ベースシート3は従来例のものと同様、耐蝕性
を有するクロスにより強度メンバーとして構成さ
れている。保護シート6を構成する文字支持用保
護シート7には、その上面に予告文字5が正文字
で印刷されており、透明な上面保護シート9と上
面ラミネート8とを透視して予告文字5を判読し
得るようになつている。
ちなみに、上記予告シートを構成する各層の材
質と膜厚は次表の通りである。
各層の符号 材質 膜厚(μ) 9 PP 15 8 PE 18 7 PP 23 4 PE 18 3 PE 32 2 PE 18 ただしPPはポリプロピレン、PEはポリエチレ
ンを表わす。
上記ベースシート3、文字表示用保護シート7
及び上面保護シート9を各ラミネート4,8を介
して積層するには、加熱溶融状態のラミネート材
を両シート部材間に流し込んで接合する。
なお、本実施例では、文字表示用保護シート7
にはその長手方向に熱収縮性をデニール処理によ
り引張強度を高めるよう方向性が付与され、一
方、上面保護シート9には、かかる方向性は付与
されていない。
つまり、上記接合処理の際に文字表示用保護シ
ート7が弛んでしわを生じると、端面から湿気等
が侵入して予告文字5を腐蝕するので、熱収縮性
を付与して、接合時にしわが生じないようにする
とともに、文字表示用保護シートに引張強度を高
めてベースシート3を補強するように構成し、一
方では、上面保護シート9を無方向性にしてシー
ト表面の切欠きを防止するように構成してある。
なお、後日、金属探知機による発掘位置を探知
し易くするために、予告シート1内にAl等の金
属箔膜を積層することがある。その場合には金属
箔膜が腐蝕しないように、例えば、表打ちラミネ
ート4と予告文字表示用保護シート7との間に、
それぞれラミネートの保護層を介して積層するの
が望ましい。
《考案の効果》 本考案に係る地下埋設物予告シートは前記のよ
うに構成され、作用することから以下のような効
果を奏する。
(イ) 連続折込加工時や、埋設時などで上面保護シ
ートが傷付けられても、上面ラミネート層が印
刷された予告文字を被覆し続け、予告文字の腐
蝕を防ぎ耐久性に優れる。
(ロ) 埋設時に土砂、砂利などで表打ちラミネート
が傷付けられても、文字表示用保護シートが予
告文字を裏面より保護し続け、予告文字の腐蝕
を防ぎ耐久性に優れる。
(ハ) 保護シートが異質の多重層で形成されている
ので強度に優れるうえ、硬さも増すので予告シ
ートは取扱い易くなり埋設作業が容易に能率よ
く行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る予告シート長手方向の要
部断面図、第2図はその予告シートの積層手段を
示す要部断面図、第3図及び第4図はそれぞれ従
来例の予告シートに係る第1図及び第2図相当
図、第5図は予告シートの埋設時の形態を示す斜
視図である。 2……裏打ちラミネート、3……ベースシー
ト、4……表打ちラミネート、5……予告文字、
6……保護シート、7……文字表示用保護シー
ト、8……上面ラミネート、9……上面保護シー
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 裏打ちラミネート2で裏面を被覆したベースシ
    ート3上に、表打ちラミネート4を介して予告文
    字5を印刷した保護シート6を積層し、表打ちラ
    ミネート4と保護シート6とで予告文字5を土壌
    中での腐蝕から保護するように構成した地下埋設
    物予告シートにおいて、 保護シート6は文字表示用保護シート7の上面
    に予告文字5を上から正文字で印刷し上面ラミネ
    ート8を介して上面保護シート9を積層して構成
    したことを特徴とする地下埋設物予告シート。
JP13588787U 1987-09-04 1987-09-04 Expired JPH0331909Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13588787U JPH0331909Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13588787U JPH0331909Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6439992U JPS6439992U (ja) 1989-03-09
JPH0331909Y2 true JPH0331909Y2 (ja) 1991-07-05

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ID=31395887

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JPS6439992U (ja) 1989-03-09

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