JPH0331744Y2 - - Google Patents

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JPH0331744Y2
JPH0331744Y2 JP1983088318U JP8831883U JPH0331744Y2 JP H0331744 Y2 JPH0331744 Y2 JP H0331744Y2 JP 1983088318 U JP1983088318 U JP 1983088318U JP 8831883 U JP8831883 U JP 8831883U JP H0331744 Y2 JPH0331744 Y2 JP H0331744Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 この考案は特に水晶振動子用ヘツダ等の小形電
子部品を複数個整列させて一括包装するのに適し
た電子部品包装構体に関する。
ロ 従来技術 最近の電気製品の小形化に伴つて電子部品も小
形化される傾向にある。小形電子部品の包装は、
部品相互の衝突を避けて損傷を防止するため、或
いはプリント基板等への自動供給に便宜を図るた
め等の理由で、個々を分離させて複数個を一括包
装するのが一般的であるが、電子部品が小形にな
る程、これを包装する包装構体の製作が難しくな
るという問題があつた。
例えば、小形電子部品の一例として、第1図及
び第2図に水晶振動子用ヘツダ(保持器)1を示
す。このヘツダ1は長円形状の金属外環2の長手
方向の両端部近傍に形成した各透孔に、リード線
3,3を上下に突出させて貫通させガラス4,4
で気密かつ絶縁して封止したもので、図示しない
が、リード線3,3の上部には、ピアノ線等を屈
曲成型したスプリングサポートや板状サポートを
ロウ付けまたは溶接し、これらのサポートを介し
て水晶振動片が取付けられ、キヤツプで封止され
る。リード線3,3の下部はプリント基板や外部
ソケツト等に挿通される。このようなヘツダ1の
包装は、一般に、第3図及び第4図に示すような
容器5と蓋6で行われている。
上記容器5は塩化ビニール等の薄肉の樹脂シー
ト成型品であつて、このフラツトな上面に1個の
ヘツダ1が隠れるまで収納される深さの有底上端
開口の箱形凹部7が複数個縦横の配列で形成され
る。各凹部7,7…に1個ずつヘツダ1,1…を
挿入した後、容器5上に薄い樹脂製の平板状の蓋
6を溶着等して、各凹溝7,7…の上端開口を塞
ぐことにより、ヘツダ1,1…を複数個整列させ
て一括包装している。
なお、特開昭50−21872号公報、特開昭50−
23771号公報には、段ボールのごとき板紙よりな
るキヤンタイプトランジスタ等の包装に適する包
装構体が開示されており、これらの包装構体は、
上板と下板とを所定間隔で対設し、下板にキヤツ
プ状本体嵌入用丸孔を形成するとともに、上板に
リード挿入用小孔を形成したものである。
ハ 考案が解決しようとする課題 ところで、ヘツダ1の小形化は主に金属外環2
の外径寸法の縮小により達成され、リード線3,
3の全長Lは外部機器との接続上ほぼ一定であ
る。そのため、第5図に示すようにヘツダ1が小
形化される程、上記容器5の凹溝7は小さく且つ
幅W'に対する深さL'の比が大きくなつて、薄肉
の樹脂シートの絞り成形品である容器5の絞り成
形時に割れが生じ易く、その製作を難しくしてい
た。
また前記特開昭50−21872号公報、特開昭50−
23771号公報に示される包装構体は、リード線を
細いリード挿入用小孔に一々挿入されなければな
らないため、水晶振動子用ヘツダ等の小形電子の
包装は極めて煩雑となり、包装費用が嵩むという
欠点があつた。
本考案は上記電子部品の小型化に伴う薄肉の樹
脂シートの絞り成型品よりなる包装構体の成形困
難という問題点および板紙による包装構体のリー
ド線をリード線挿入用小孔に挿入する作業が煩雑
であるという問題点に鑑み、多数の小形電子部品
を相互に離隔して一括包装する包装構体を、薄肉
の樹脂シートの絞り成形により容易且つ安価に提
供でき、しかも包装作業が簡単に行える包装構体
を提供することを目的とする。
ニ 課題を解決するための手段 本考案は、上面に複数の電子部品の下部が一列
に嵌入される凸部又は凹部を複数条平行に有する
薄肉の樹脂シート成形品よりなる第1ガイド板
と、 下面に複数の電子部品の上部が一列に嵌入され
る凸部又は凹部を前記第1ガイド板の凹部又は凸
部と直交する方向で、複数条平行に有する薄肉の
樹脂シート成形品よりなる第2ガイド板と、 前記第1・第2ガイド板間に介在され、第1ガ
イド板の交又部分に対応する複数の箇所に個々の
電子部品の下半部が挿入されて位置決めされる透
孔を有する薄肉の樹脂シート成形品よりなる中間
ガイド板とを具備し、 前記中間ガイド板の各透孔に1個ずつ挿通され
た複数の電子部品を上下から第1・第2ガイド板
で挟持して一括包装したことを特徴とするもので
ある。
ホ 作用 このような包装構体によると、第1ガイド板の
凹部又は凸部は電子部品の下部を一方向に移動し
ないように位置決めし、第2ガイド板の凸部又は
凹部は電子部品の上部を前記一方向と直交する他
方向へ移動しないように位置決めし、さらに第3
ガイド板の透孔で全方向に移動しないように位置
決めすると共に、第1ガイド板の凹部又は凸部と
第2ガイド板の凸部又は凹部とによる上下からの
挟持により、電子部品の上下方向への移動も防止
される。しかも、第1・第2ガイド板の凹部又は
凸部が、従来の容器の箱形凹溝よりも格段に浅
く、かつ平行な波形であるので、凹部又は凸部は
薄肉の樹脂シートを絞り成形して、十分高精度に
且つ容易に成形することができ、電子部品が小形
化されても十分これに適応できる。
ヘ 実施例 本考案を上記水晶振動子用ヘツダ1の包装形態
に適用した一実施例を第6図乃至第9図により説
明すると、8は第1ガイド板、9は第2ガイド
板、10は中間ガイド板で、各ガイド板8,9,
10は塩化ビニール等の透明樹脂成形品である。
第1ガイド板8は上面にX方向に平行な複数条の
凹部8a,8a…と凸部8b,8b…を有する波
板であり、第2ガイド板9は下面にX方向と直交
するY方向に平行な複数条の凸部9a,9a…と
凹部9b,9b…を有する波板である。第1ガイ
ド板8の各凹部8a,8a…の幅W1はヘツダ1
のリード線3,3の線径より少し大きくて金属外
環2の幅Wより小さく、深さH1はリード線3,
3の金属外環2の下面よりの突出長L1より小さ
く設定される。1条の凹部8aには複数のヘツダ
1,1…の各2本のリード線3,3…の下部突出
部分が共に嵌入されて各ヘツダ1,1…は凹部8
aに沿つて横一列に並ぶ。第2ガイド板9の各凸
部9a,9a…の幅W2はヘツダ1の2本のリー
ド線3,3の間隔Dより小さく、高さH2はリー
ド線3,3の金属外環2上面よりの突出長L2よ
り少し大きく設定される。
また第1・第2ガイド板8,9は中間ガイド板
10を上下から挟み込んで着脱可能に合体するも
ので、その合体構造は例えば第7図に示すように
第1ガイド板8は周縁から上方に側板8cを延ば
し、側板8cの上端から外横方向にフランジ8d
を突設した有底上端開口の箱形構造にし、一方第
2ガイド板9は周縁に第1ガイド板8の側板8c
に沿つて若干立ち上がりその上端部からフランジ
8d上に嵌着されるL字状フランジ9cを設けた
構造にすればよい。
上記中間ガイド板10は合体させた時の第1・
第2ガイド板8,9の凹部8aと凸部9aの交又
部分に対応する複数箇所に透孔11,11…を形
成した平板状ないしは金属外環2の形状に対応す
る浅い凹部を有し、周縁に立ち下がり側板12を
有するもので、第1ガイド板8の各凸部8b,8
b…上に載置される。前記各透孔11,11…は
第1ガイド板8の凹部8a,8a…に沿う方向に
長尺な長穴で、各々1つに1個のヘツダ1の2本
のリード線3,3が挿通される。
上記実施例によるヘツダ包装は次の要領で行わ
れる。
例えば第1ガイド板8上に中間ガイド板10を
その透孔11,11…が凹部8a,8a…上に並
ぶよう位置決め載置する。次に中間ガイド板10
上から透孔11,11…に1つずつヘツダ1を挿
入する。挿入された各ヘツダ1,1…は透孔1
1,11…にて位置決めされてX−Y方向の縦横
に所定の間隔で中間ガイド板10上に整列する。
全ての透孔11,11…へのヘツダ挿入が完了し
た後、第2ガイド板9をその凸部9a,9a…を
中間ガイド板10上のY方向に並ぶ各ヘツダ1,
1…のリード線間に挿入して第1ガイド板8に嵌
着固定する。この状態で各ヘツド1,1…は第1
ガイド板8の凹部8a,8aでY方向の動きが規
制され、第2ガイド板9の凸部9a,9a…でX
方向の動きが規制されて個々が一括包装される。
また包装は予め中間ガイド板10の透孔11,
11…にヘツダ1,1…を挿入しておいて、この
中間ガイド板10を第1ガイド板8上に載せ、そ
の後第2ガイド板9を被せるようにしてもよい。
尚、本考案は上記実施例に限らず、例えば第1
0図に示すように第2ガイド板9′の下面の凹部
9b′,9b′…にヘツダ1,1…のリード線3,3
…の各2本を嵌入させてヘツダ1,1…のX方向
の動きを規制するようにしてもよい。また包装さ
れる電子部品は水晶振動子用ヘツダ以外のコンデ
ンサや抵抗などであつてもよい。
ト 考案の効果 以上説明したように、本考案によれば包装され
る電子部品が小径であつてもこれを部分的に収納
する第1、第2ガイド板の凹凸部は十分に幅狭く
形成することが容易であり、中間ガイド板の透孔
は電子部品のリード線を一本ずつ挿入するもので
はなく、リード線を一括して挿入するものである
ため包装作業が極めて容易で、電子部品の小径化
に十分対応した包装構体が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は電子部品の一例としての水
晶振動子用ヘツダを示す側面図及び平面図、第3
図及び第4図は従来の電子部品包装構体の一例を
示す部分省略平面図及びA−A線沿う拡大断面
図、第5図は第4図のB−B線に沿う断面図、第
6図及び第7図は本考案の一実施例を示す部分省
略平面図及びC−C線に沿う拡大断面図、第8図
は第7図のD−D線に沿う断面図、第9図は第6
図の包装構体の部分拡大分割斜視図、第10図は
本考案の他の実施例を示す部分断面図である。 1…電子部品(水晶振動子用ヘツダ)、8…第
1ガイド板、8a…凹部、8b…凸部、9,9′
…第2ガイド板、9a…凸部、9b,9b′…凹
部、10…中間ガイド板、11…透孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面に複数の電子部品の下部が一列に嵌入さ
    れる凹部又は凸部を複数条平行に有する薄肉の
    樹脂シート形成品よりなる第1ガイド板と、 下面に複数の電子部品の上部が一列に嵌入さ
    れる凸部又は凹部を前記第1ガイド板の凹部又
    は凸部と直交する方向で、複数条平行に有する
    薄肉の樹脂シート成型品よりなる第2ガイド板
    と、 前記第1・第2ガイド板間に介在され、第1
    ガイド板の凹部又は凸部と第2ガイド板の凸部
    又は凹部の交又部分に対応する複数の箇所に
    個々の電子部品の下半部が挿入されて位置決め
    される透孔を有する薄肉の樹脂シート成型品よ
    りなる中間ガイド板とを具備し、 前記中間ガイド板の各透孔に1個ずつ挿通さ
    れた複数の電子部品を上下から第1・第2ガイ
    ド板で挟持して一括包装したことを特徴とする
    電子部品包装構体。 (2) 前記電子部品が複数のリード線を有する水晶
    振動子用ヘツダであり、 前記第1ガイド板の凹部は上記ヘツダのリー
    ド線の下方部を嵌入し得る幅を有し、 前記第2ガイド板の凸部は上記ヘツダのリー
    ド線間の間隔より狭い幅を有し、 前期中間ガイド板の透孔は、上記ヘツダのリ
    ード線相互の外側寸法よりも若干大きく金属外
    環よりも小さい、実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の電子部品包装構体。
JP8831883U 1983-06-08 1983-06-08 電子部品包装構体 Granted JPS59193188U (ja)

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JP8831883U JPS59193188U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 電子部品包装構体

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JP8831883U JPS59193188U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 電子部品包装構体

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Publication Number Publication Date
JPS59193188U JPS59193188U (ja) 1984-12-21
JPH0331744Y2 true JPH0331744Y2 (ja) 1991-07-05

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JP8831883U Granted JPS59193188U (ja) 1983-06-08 1983-06-08 電子部品包装構体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017063144A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 北川工業株式会社 部品包装体

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JPS5021872A (ja) * 1973-07-02 1975-03-08
JPS5023771A (ja) * 1973-07-02 1975-03-14

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