JPH0331361B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0331361B2 JPH0331361B2 JP58151667A JP15166783A JPH0331361B2 JP H0331361 B2 JPH0331361 B2 JP H0331361B2 JP 58151667 A JP58151667 A JP 58151667A JP 15166783 A JP15166783 A JP 15166783A JP H0331361 B2 JPH0331361 B2 JP H0331361B2
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- JP
- Japan
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- coherent light
- optical fibers
- detection
- pair
- paths
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 24
- 230000001427 coherent effect Effects 0.000 claims description 12
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 8
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 2
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 6
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光フアイバを用いて防犯、防災上の異
常を検知する異常検知装置に関するものである。
常を検知する異常検知装置に関するものである。
従来の防犯、防災上の異常を検知する装置にお
いては、警備領域内の必要個所に感知器を取付
け、その検知信号を電気的伝送手段によって警報
装置に送る方式のものが多く用いられてきた。し
かし、この方式のものは配線間の短絡、地絡ある
いは誘導等の電気的雑音を拾い、しかも感知器の
検知範囲は限られているので警備領域が広い場合
には多数の感知器を取付けなければならない等の
欠点があった。
いては、警備領域内の必要個所に感知器を取付
け、その検知信号を電気的伝送手段によって警報
装置に送る方式のものが多く用いられてきた。し
かし、この方式のものは配線間の短絡、地絡ある
いは誘導等の電気的雑音を拾い、しかも感知器の
検知範囲は限られているので警備領域が広い場合
には多数の感知器を取付けなければならない等の
欠点があった。
そこで、上記した従来装置の欠点を解消するた
めに、レーザ光源装置からの可干渉光を警備領域
内に設定された複数の検知区域に光フアイバを用
いて分岐させながら伝送し各検知区域では前記可
干渉光を二路に分岐し、これらを各検知区域の床
等の建物部材に布設された2本の光フアイバに入
射させて干渉縞パターンを各光フアイバの出射面
後方に形成させ、侵入者の侵入等による各検知区
域の建物部材の物理的変化や振動、或いは火災等
による昇温を干渉縞パターンの移動、変化によつ
て検出する方式のものが提案されている。即ち第
1図において1aはレーザ光源装置2からの可干
渉光を伝送する単一モード或いは偏波面保存型の
光フアイバ、3はレーザ光源装置2より出射され
光フアイバ1aによつて伝送された可干渉光を二
路に分岐する分岐器、4は異常検出を必要とする
検知区域を斜線で示している。1b,1cは検知
区域4内に布設された一対の光フアイバで、光フ
アイバ1b,1cの一端は分岐器3に接続され、
光フアイバ1b,1cの他端は結合器5を介して
一本の光フアイバ1dに接続される。そして分岐
器3、光フアイバ1b,1c及び結合器5によつ
て検知部を形成する。6は結合器5で発生した干
渉縞パターンを検出してその状態を判定し警報を
発する警報装置である。
めに、レーザ光源装置からの可干渉光を警備領域
内に設定された複数の検知区域に光フアイバを用
いて分岐させながら伝送し各検知区域では前記可
干渉光を二路に分岐し、これらを各検知区域の床
等の建物部材に布設された2本の光フアイバに入
射させて干渉縞パターンを各光フアイバの出射面
後方に形成させ、侵入者の侵入等による各検知区
域の建物部材の物理的変化や振動、或いは火災等
による昇温を干渉縞パターンの移動、変化によつ
て検出する方式のものが提案されている。即ち第
1図において1aはレーザ光源装置2からの可干
渉光を伝送する単一モード或いは偏波面保存型の
光フアイバ、3はレーザ光源装置2より出射され
光フアイバ1aによつて伝送された可干渉光を二
路に分岐する分岐器、4は異常検出を必要とする
検知区域を斜線で示している。1b,1cは検知
区域4内に布設された一対の光フアイバで、光フ
アイバ1b,1cの一端は分岐器3に接続され、
光フアイバ1b,1cの他端は結合器5を介して
一本の光フアイバ1dに接続される。そして分岐
器3、光フアイバ1b,1c及び結合器5によつ
て検知部を形成する。6は結合器5で発生した干
渉縞パターンを検出してその状態を判定し警報を
発する警報装置である。
この第1図に示した異常検知装置においては、
レーザ光源装置2から発生した可干渉光は光フア
イバ1aを介して分岐器3において分岐された
後、光フアイバ1b、1cを通り結合器5におい
て合流して干渉、干渉縞を形成する。この干渉縞
パターンは光フアイバ1dを介して警報装置6に
送られる。そして、検知区域4への侵入者の侵入
等による物理的変化や振動、或いは火災等による
昇温を光フアイバ1b,1cの変位に基づく干渉
縞パターンの移動、変化によつて検出している。
レーザ光源装置2から発生した可干渉光は光フア
イバ1aを介して分岐器3において分岐された
後、光フアイバ1b、1cを通り結合器5におい
て合流して干渉、干渉縞を形成する。この干渉縞
パターンは光フアイバ1dを介して警報装置6に
送られる。そして、検知区域4への侵入者の侵入
等による物理的変化や振動、或いは火災等による
昇温を光フアイバ1b,1cの変位に基づく干渉
縞パターンの移動、変化によつて検出している。
しかしこの方式のものは原理的にきわめて高感
度であるために侵入者の警備領域への侵入による
以外の物理的変化や振動或いは通常の周囲温度の
変化によつても光フアイバ1b,1cは相対的に
変位し、結合器5で形成された干渉縞パターンは
移動、変化し、誤動作を生じる。
度であるために侵入者の警備領域への侵入による
以外の物理的変化や振動或いは通常の周囲温度の
変化によつても光フアイバ1b,1cは相対的に
変位し、結合器5で形成された干渉縞パターンは
移動、変化し、誤動作を生じる。
本発明は上記に述べた従来の欠点を除去するた
めに成されたものであり、検知区域4における分
岐器3,結合器5及び一対の光フアイバ1b,1
cから成る検知部をシリコン樹脂のように熱膨張
率が低く高周波の物理的振動を吸収する材料によ
りモールドして一体化することにより、単なる物
理的変化や周囲温度の変化によつて誤動作するこ
とのない光フアイバを用いた異常検知装置を提供
することを目的とする。
めに成されたものであり、検知区域4における分
岐器3,結合器5及び一対の光フアイバ1b,1
cから成る検知部をシリコン樹脂のように熱膨張
率が低く高周波の物理的振動を吸収する材料によ
りモールドして一体化することにより、単なる物
理的変化や周囲温度の変化によつて誤動作するこ
とのない光フアイバを用いた異常検知装置を提供
することを目的とする。
以下本発明の実施例を図面とともに説明する。
本実施例においては第2図及び第3図に示すよう
に検知区域4内において分岐器3、一対の光フア
イバ1b,1c及び結合器5から成る検知部を熱
膨張率が小さく、物理的な高周波振動を吸収しや
すいシリコン樹脂7で一体にモールドする。この
モールドされた検知部は検知区域4において床等
の建物部材に布設される。他の構成は従来と同様
である。
本実施例においては第2図及び第3図に示すよう
に検知区域4内において分岐器3、一対の光フア
イバ1b,1c及び結合器5から成る検知部を熱
膨張率が小さく、物理的な高周波振動を吸収しや
すいシリコン樹脂7で一体にモールドする。この
モールドされた検知部は検知区域4において床等
の建物部材に布設される。他の構成は従来と同様
である。
上記構成の異常検知装置においては、侵入者等
の侵入により、シリコン樹脂7等が変形して光フ
アイバ1b,1c間にも変位が生じ、これに応じ
た干渉縞パターンの移動、変化を警報装置6が検
出して警報を発する。また、火災等の急激な温度
変化が生じると熱膨張により、シリコン樹脂7を
介して光フアイバ1b,1c間に変化を生じ、干
渉縞パターンが移動、変化し、警報装置6は警報
を発する。しかし、侵入者の侵入等以外の物理的
変位や振動或いは通常の周囲温度の変化はシリコ
ン樹脂7に妨げられて内部の光フアイバ1b,1
cには伝りにくくなり、光フアイバ1b,1c間
に変化は生じず干渉縞パターンの移動、変化も生
じないため誤動作は防止される。
の侵入により、シリコン樹脂7等が変形して光フ
アイバ1b,1c間にも変位が生じ、これに応じ
た干渉縞パターンの移動、変化を警報装置6が検
出して警報を発する。また、火災等の急激な温度
変化が生じると熱膨張により、シリコン樹脂7を
介して光フアイバ1b,1c間に変化を生じ、干
渉縞パターンが移動、変化し、警報装置6は警報
を発する。しかし、侵入者の侵入等以外の物理的
変位や振動或いは通常の周囲温度の変化はシリコ
ン樹脂7に妨げられて内部の光フアイバ1b,1
cには伝りにくくなり、光フアイバ1b,1c間
に変化は生じず干渉縞パターンの移動、変化も生
じないため誤動作は防止される。
尚、上記実施例では検知部をシリコン樹脂7に
よりモールドしたが、モールド材として熱膨張率
が小さく、高周波の物理的振動を吸収する物質で
あれば用途によつて他の物質を適宜選択して用い
ることにより用途に合致した検知部を得ることが
できる。
よりモールドしたが、モールド材として熱膨張率
が小さく、高周波の物理的振動を吸収する物質で
あれば用途によつて他の物質を適宜選択して用い
ることにより用途に合致した検知部を得ることが
できる。
以上のように本発明においては、可干渉光を分
岐する分岐手段と、この可干渉光を各々通過させ
る一対の光フアイバと各光フアイバを通過した可
干渉光を合流させる結合手段とから成る検知部を
熱膨張率が小さく高周波の物理的振動を吸収する
物質によつて一対にモールドしており、物理的変
化や振動及び温度変化等は検知部に伝りにくくな
る。このため、侵入者の侵入等による物理的変化
や振動或いは火災等による昇温等の異常を良好に
検知することができるとともに、それ以外の単な
る物理的変化や温度変化はこれを検知しないため
に誤動作を防止することができる。
岐する分岐手段と、この可干渉光を各々通過させ
る一対の光フアイバと各光フアイバを通過した可
干渉光を合流させる結合手段とから成る検知部を
熱膨張率が小さく高周波の物理的振動を吸収する
物質によつて一対にモールドしており、物理的変
化や振動及び温度変化等は検知部に伝りにくくな
る。このため、侵入者の侵入等による物理的変化
や振動或いは火災等による昇温等の異常を良好に
検知することができるとともに、それ以外の単な
る物理的変化や温度変化はこれを検知しないため
に誤動作を防止することができる。
第1図は従来装置の構成図、第2図、第3図は
各々本発明の構成図及びそのA―A′線断面図で
ある。 1a〜1d……光フアイバ、2……レーザ光源
装置、3……分岐器、4……検知区域、5……結
合器、6……警報装置。
各々本発明の構成図及びそのA―A′線断面図で
ある。 1a〜1d……光フアイバ、2……レーザ光源
装置、3……分岐器、4……検知区域、5……結
合器、6……警報装置。
Claims (1)
- 1 可干渉光を入力されて二路に分岐する分岐手
段と二路に分岐された可干渉光を通過させる一対
の光フアイバと、その一対の光フアイバを通過し
た可干渉光を合流させる結合手段から成る検知部
を備え、該検知部に加わる侵入者の侵入等による
建物の変位、振動などの物理的外乱あるいは火災
等による昇温等の異常を可干渉光が合流した際に
生じる干渉強度の変化によって検知する異常検知
装置において、前記検知部を熱膨張率が小さく高
周波の物理的振動を吸収する物質によつて一体に
モールドすることを特徴とする光フアイバを用い
た異常検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58151667A JPS6044803A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 光フアイバを用いた異常検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58151667A JPS6044803A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 光フアイバを用いた異常検知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6044803A JPS6044803A (ja) | 1985-03-11 |
JPH0331361B2 true JPH0331361B2 (ja) | 1991-05-02 |
Family
ID=15523597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58151667A Granted JPS6044803A (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | 光フアイバを用いた異常検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6044803A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6912623B2 (ja) * | 2016-01-29 | 2021-08-04 | 日本ドライケミカル株式会社 | 防災システム |
JP2017134790A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 日本ドライケミカル株式会社 | 防災システム |
-
1983
- 1983-08-22 JP JP58151667A patent/JPS6044803A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6044803A (ja) | 1985-03-11 |
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