JPH0330862B2 - - Google Patents

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JPH0330862B2
JPH0330862B2 JP55188403A JP18840380A JPH0330862B2 JP H0330862 B2 JPH0330862 B2 JP H0330862B2 JP 55188403 A JP55188403 A JP 55188403A JP 18840380 A JP18840380 A JP 18840380A JP H0330862 B2 JPH0330862 B2 JP H0330862B2
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JP
Japan
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control
data
control means
drum
turned
Prior art date
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Tsuneki Inuzuka
Katsuyoshi Maejima
Masahiro Tomosada
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Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPS57111548A publication Critical patent/JPS57111548A/ja
Publication of JPH0330862B2 publication Critical patent/JPH0330862B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5012Priority interrupt; Job recovery, e.g. after jamming or malfunction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、制御プログラムを格納したメモリを
含む複数の制御手段を用いて像形成を制御する、
複写機等の画像形成装置に関する。
[従来技術] 従来、この種の画像形成装置においては、必要
時のみ一方の制御手段から他方の制御手段に制御
データを転送していた。この場合、一方の制御手
段が異常で制御データが転送されないこともあ
り、正確な制御ができない。しかも、相手の制御
手段が異常であることを判別できずに一方的に制
御を続行してしまうことになり、非常に不都合で
あつた。
[発明の目的] 本発明は上述の如き従来技術の欠点を除去した
画像形成装置の提供を目的としている。
更に詳細に言えば、像処理条件を入力するため
の入力手段、像形成を実行するプロセス処理手
段、上記プロセス処理手段を作動制御する制御プ
ログラムを格納したメモリを含む第1の制御手
段、上記第1の制御手段を上記入力手段から入力
された像処理条件に基づいて制御する制御プログ
ラムを格納したメモリを含む第2の制御手段、と
を有し、上記第1の制御手段は上記第2の制御手
段へ上記プロセス処理手段の異常状態を含む第1
の複数の制御データを転送し、上記第2の制御手
段は上記第1の制御手段へ上記像処理条件を示す
第2の複数の制御データを転送し、上記第1又は
第2の複数の制御データを繰返し転送するため
に、転送要求信号を上記第1、第2の制御手段の
一方から他方へ所定周期で繰返し出力し、上記他
方の制御手段は上記転送要求信号を受け取つてか
ら所定時間以内に次の転送要求信号が出力されな
いことを検出すると上記一方の制御手段の異常と
判断し、異常処理を行なうことを特徴とする画像
形成装置の提供を目的としている。
かかる構成により、特別な異常検出回路を設け
なくても制御データを転送しながら相手の制御手
段の状態を検出することが可能となる。更に制御
データにノイズ等による誤りがあつたとしても、
繰返し伝送することにより、すぐに誤りの訂正が
可能となるものである。
[実施例] 第1図は本発明が適用できる複写機の断面図で
あり、構造及び動作を説明する。
ドラム1の表面は、CdS光導電体を用いた三層
構成のシームレス感光体より成り、軸上に回動可
能に軸支され、コピーキーのオンにより作動する
メインモータ21により矢印の方向に回転を開始
する。
ドラム1が所定回転と後述する電位制御処理
(前処理)が終了すると、原稿台ガラス36上に
置かれた原稿は、第1走査ミラー24と一体に構
成された照明ランプ23で証明され、その反射光
は、第1走査ミラー24及び第2走査ミラー25
で走査される。第1操作ミラー24と第2走査ミ
ラー25は1:1/2の速比で動くことによりレ
ンズ30の前方の光路長が常に一定に保たれたま
ま原稿の走査が行われる。
上記の反射光像はレンズ30、第3ミラー2
6、第4ミラー27を経た後、露光部で、ドラム
1上に結像する。
ドラム1は、前露光ランプ8と前除電帯電器2
により同時除電され、その後一次帯電器3により
コロナ帯電(例えば+)される。その後ドラム1
は前記露光部で、照明ランプ23により照射され
た像がスリツト露光される。
それと同時に、AC又は一次と逆極性(例えば
−)のコロナ除電を二次帯電器4で行い、その後
更に全面露光ランプ9による表面均一露光によ
り、ドラム1上に高コントラストの静電潜像を形
成する。感光ドラム1上の静電潜像は、次に現像
器7の現像ローラにより現像され、トナー像とし
て可視化され、トナー像は転写帯電器5により転
写される。
上段カセツト13、もしくは下段カセツト14
内の転写紙は、給紙ローラ11もしくは12によ
り機内に送られ、レジスタローラ15で正確なタ
イミングをとつて、感光ドラム1方向に送られ、
潜像先端と紙の先端とを転写部で一致させること
ができる。
次いで、転写帯電器5とドラム1の間を転写紙
が通る間に転写紙上にドラム1上のトナー像が転
写される。
転写終了後、転写紙は分離ベルトによりドラム
1より分離され、紙検知センサ16を介して搬送
ベルト17により、定着ローラ19に導かれ、加
圧、加熱により定着され、その後排出ローラ42
により紙検出用センサ18を介してトレー34へ
排出される。
又、29は転写紙を確実に搬送するための搬送
フアンである。又、定着終了後、定着ローラはウ
エーブ20によりクリーニングされる。
又、転写後のドラム1は回転続行し、クリーニ
ングローラと弾性ブレードで構成されたクリーニ
ング装置6で、その表面を清掃し回収されたトナ
ーは、パイプ45により排出トナー容器43に集
められ、次サイクルへ進む。
第2図は操作部の平面図である。
図中、55は上段、下段カセツトを選択するた
めのキー、54はコピー濃度をセツトするための
スライドレバーで、5の位置が標準濃度である。
53はコピー数をセツトするための数値キー、7
1はその数値をキヤンセルするためのクリアキ
ー、51はキー53によるセツト数のコピー完了
前に別の数のコピーを実行するための割込キー、
52はコピー開始を指令するためのコピーキー、
50はセツト数の連続コピー中にコピー動作を中
止するためのストツプキーであり、57,58,
59は各等倍コピー、拡大コピー、縮小コピーを
選択するためのキーであり、60〜62は選択さ
れた倍率を表示するための表示器であり、60は
選択された縮小コピーモードを表示し、61は拡
大コピーモード表示、62は等倍コピーモードを
表示する。拡大はAサイズをBサイズに変換する
モード、縮小は1:0.67、1:0.79の縮率と適正
カセツト選択との組合せによる5つのモードがあ
る。72はカセツト選択キーによつて選ばれたカ
セツトの上下段を表示し、56はその選ばれた段
に装填されているカセツトの種類を表示する。こ
れは又、縮小キー59をオンした場合、縮小サイ
ズとシートサイズの一致するカセツトを、選択カ
セツトがそうでないとき点滅表示させる。同時に
先の選択カセツトのサイズもスタテイツクに表示
する。
63〜67は本体からの警告表示器で全て絵文
字で表示される。63は紙送り点検表示器で、コ
ピー用紙が機内で詰まつた時に点灯する。64は
紙/カセツト補給表示器で、選択されているカセ
ツト台にカセツトが入つていないとき、或は、そ
のカセツト台にセツトしているカセツト内の紙が
なくなつた時点灯する。65は排出トナー満杯表
示器で、複写機内で一度使用して回収したトナー
が容器43に満杯である時点灯する。66は現像
剤補給表示で、現像器内の現像剤が規定量以下に
なると点灯する。67はキーカウンタ確認表示器
で、キーカウンタが本体のソケツトに挿入されて
いない時点灯する。
70はウエイト表示器で、この表示は電源スイ
ツチを入れた時、定着ヒータの温度が規定値より
低い時点灯しており、温度が規定値以上になり、
ウエイトUP処理が終了した時消灯する。
68はコピー枚数表示器で、点キー53で希望
枚数をセツトすると、そのセツト枚数が7セグメ
ントで表示される。一度に1〜99枚までセツト可
能である。コピー終了後約60秒経過又は、クリア
キー71、割込みキー51によりセツト枚数、コ
ピー数から自動的に01に戻る。68は割込み表示
器で割込みキーを押した時点灯し、割込みキー終
了後消灯する。
第3−1図は第1図の複写装置の制御回路図で
あり、図中Q102は第2図の操作部の各種キーの入
力、各種表示器56,60〜62,68,69,
72の表示動作及び複写動作スタート等の制御を
行うマイクロコンピユータ(以下、管理用コンピ
ユータ)、Q101は複写プロセス実行の為のメイン
モータ、高圧トランス等の駆動制御を行うマイク
ロコンピユータ(以下、シーケンスコンピユー
タ)である。Q102は第6−1図〜第6−4図のフ
ローで示されるプログラムを命令語コードルーチ
ンで格納したROMメモリ、シーケンス制御上の
プロセスタイミングデータ、キー53によるコピ
ーセツト数、コピーカウント数、キー57〜59
による倍率データ、カセツトセンサによるサイズ
データ、割込み緊急コピー時のカウント数、カセ
ツト段の退避データ等を格納するRAMメモリ、
入力、出力を司るIポート、Oポート及びI/O
ポート、及びクロツク発生器700のクロツクO
によりROMのプログラムを読み出し、ROM、
I/Oをプロセスしてプログラム処理するCPU
を1チツプ半導体中に有した1チツプマイクロコ
ンピユータである。Q101もQ102と同様の1チツプ
マイクロコンピユータであり、ROMメモリには
第7−1図〜第7−6図のフローで示されるプロ
グラムが格納されている。Q103〜Q105は各コンピ
ユータの入出力ポートI/Oの5本を図の如く13
本等に拡張するためのポートである。800は操
作部の各表示器の回路に対応し、管理コンピユー
タのQ4,Q5ポートに接続し、801は各キーの
入力回路に対応し、i5ポートに接続される。80
2は上記キーマトリクス801、表示器システム
800をスキヤンするプローブ信号(デイジツ
ト)を作るためのクロツクパルス発生器で、Q102
のプログラム割込みポートに入力接続される。こ
のパルスを分周してポートQ4から繰り返し信号
を出力する。803はレンズ系の位置を検出す
る、レンズ動くに応じて作動する2つのスイツチ
であり、2つのスイツチの組合せにより第1図の
30−1のとき等倍用信号を出力し、30−2のとき
拡大、30−3のとき縮小0.79、30−4のとき同
0.67用の信号をQ105に対して出力する。804は
カセツト13,14のサイズを検出するための、
カセツトオンによりカセツトのカムにより作動す
る上下段各4つのスイツチであり、各4つのその
内3つのスイツチのオン・オフの組合せにより表
示器56で示す8通りのサイズデータを出力す
る。806は上段カセツト13のフタの上からシ
ートを手で挿入したとき動作するスイツチ41
で、このシートに対しローラ11を共用して1枚
コピーを実行させる。このためのシーケンスは第
4−2図の手さしの場合に対応する。807は現
像器7のトナーなしを検出するスイツチ、808
はキーカウンタ(オペレータ別のトータルカウン
タ)の有無、接触不良を検知するスイツチであ
り、不図示の回路で前記表示器を駆動する。80
5は先のレンズ系を変倍入力等に応じて先の位置
に所望セツトするためのレンズモータ回路で、選
択キー59位置検出スイツチ803に応じて制御
される。
809はコンピユータQ101,Q102のデータやり
取りをさせるラインで、矢印がデータ要求やデー
タの向きに対応する。810はレジストローラを
オンするクラツチ回路、811はミラー系を露出
終了後リターンすべく反転させるためのクラツチ
回路、812は現像器モータの駆動回路、814
は1次コロナ等の高圧トランス回路、815は上
記反転の為のミラー反転位置に設けたスイツチ、
816はレジスタ送りのタイミング信号を発生す
るスイツチ、817はミラー系の停止休止位置に
あるときオンするホームスイツチ、818はメイ
ンモータと同軸のデイスクの回転によりパルスを
発生するフオトインタラプタからなるドラムクロ
ツクパルス発生器、819はドラム回転用のメイ
ンモータ回路で、前述、後述クラツチはこれと動
力接続する。820は第4−2図の如くタイミン
グで制御されるランプ10の回路で、露光ランプ
23と略逆の関係で点灯する。821はミラー系
を露光走査の為に移動させるクラツチ、822は
露光ランプ23の回路、823は定着ヒータをマ
シン内の異常検出時オフする回路、824はカセ
ツトローラ11又は12をオンするクラツチ、8
25はキーカウンタをアツプする回路、826は
ソータ46のジヤムを検出する回路で、第1図の
ソータの入り口に設けたスイツチ47をシートが
押さえている時間が規定より長いときジヤム信号
を出力する。827は本体、ソータのジヤム時セ
ツトされるメカニカルなラツチリレーで、シーケ
ンスコンピユータQ101はQ104のi4ポートを介して
そのリレーの状態を読取つている。このリレーの
解除によりコピー阻止状態を解除し、表示器68
によるジヤム損失数の表示をリセツトし、元のコ
ピー数から損失数を引いて表示する。
この表示器68は当初は“01”を表示し、キー
入力時入力数を表示し、コピースタートすると給
紙毎にその数から−1した数を表示する。最後の
スキヤン反転時再び元の入力数を表示し、同数の
再コピーを容易にする。60秒後は再び“01”に戻
る。
コピー中、前、後進クラツチの異常(制御出力
したのにミラーが所定位置に所定時期に達してい
ない)、ドラムクロツクパルス発生器818の異
常(パルス間隔が規定より長い)、定着ヒータの
温度制御用のサーミスタが断線等のトラブルを
Q102が検出すると数表示器68はトラブルを特定
する。“E1”…“E3”のエラー表示をする。その
部分の修復により元の切換わる前の数字を表示す
る。
又、ソータ46からソータ用意OKの信号が得
られない場合も同様に“E0”を表示する。この
表示リセツトも前記と同様である。
又ジヤム発生時は、シーケンスコンピユータ
Q101のi5ポートに入力されるシートセンサ16,
18によりQ102に809を介してジヤムデータを
送る。Q102はジヤム損失数を前者1、後者2とし
て判別して表示器68に“P1”、“P2”として表
示する。ソータジヤム時も同様“P0”と表示す
る。
本例では、縮小コピーをカセツトサイズに関係
なく実行できるが、全くサイズ検出器804と無
関係ではなく、縮小、等倍選択時のみに限つて、
かつ適正サイズでない場合に限つて表示器56に
より適正サイズを点滅表示する。並行にコピー中
のシートサイズについても表示する。それにより
極めて安心して取扱いできるようになつた。拡大
コピーは部分拡大の用途を考慮し、常にB4サイ
ズのストロークのスキヤンを行うので、その表示
をさせてはいないが、同様に適正か否かの表示を
することもできる。
次に、表示回路800を第3−2図を用いて説
明する。この回路は第2図に示す操作部501に
対応した回路図である。
本回路は、一括第3−1図に示すマイクロコン
ピユータQ102が搭載されたDCコントローラ基板
に接続され、キースキヤンのプローブ信号Digit
1〜6、キースキヤン出力信号KEY0〜3、ダ
イナミツク表示用デイジツト信号JD−1,2,
4,5,6、更に、ダイナミツク表示用セグメン
ト信号SEG−a〜gの各端子は、Q102に接続され
る。
更に、第2図との関係について、2ケタ7セグ
メント数字表示用発光ダイオードLED801はコピ
ー枚数表示68と対応し、発光ダイオード
LED802〜LED808及びLED818,819は、第2図にお
けるカセツトサイズ表示56と各々同一名称で対応
する。発光ダイオードLED809〜LED815は、第2
図における縮小、拡大、等倍選択表示60、61、62
に同一名称で対応する。但し、第3−2図におけ
るMは拡大、1:1は等倍を表わす。また、発光
ダイオードLED816,817はそれぞれカセツト上下段
選択表示72の上段、下段に対応する。これらの表
示阻止LDE801〜LDE819は、JD−1〜JD−6迄
の各デイジツト信号として、図示する組合せにお
いて+24Vの電源がパルス状に順番に印加され、
かつSEG−a〜g迄の各セグメント信号として、
同様に図示する組合せにおいて、0Vの電源が選
択的に印加されてタイミング点灯する。
第4−1図〜第4−2図の動作タイムチヤー
ト、第6−1図〜第6−4図、第7−1図〜第7
−6図の制御フローチヤートを参考に、制御動作
を説明する。
上記コピーサイクルに先立つて実行するサイク
ルとして、電源スイツチSW1の投入後、ドラム
1および定着器19を停止したまま、定着器温度
を上昇させるステツプがある。(第4−1図、第
7−1図のパワースイチツチオンフロー70,7
1)これは定着器がある一定の温度に上昇するま
で、トナーは定着器に固まつており、定着ローラ
19を傷つけるおそれがあるので、これを防止す
るためとより効率よく温度上昇させる為である。
次に、定着ローラ19の温度が第1の設定温度
を越えるとメインモータ21を低速で回転させる
と同時に、全面露光ランプ9、前露光ランプ8、
ブランク露光ランプ10を点灯し、ドラム表面の
照射を開始し、ドラム1が1回転する間、二次帯
電器4に高圧を印加し第2の設定温度に達するま
で、光照射回転を続けるステツプがある(ステツ
プ72、73)。これにより、定着器が第1の設定温
度を越えている場合トナーは溶融しており、定着
ローラ19を傷つけることはない為、定着器の温
度分布を均一にし、二次帯電器4によりドラム1
上の残留電荷を除電し、光照射回転によりドラム
1の光メモリー軽減、ドラム表面をクリーナ6に
よりクリーニングする。第4−1図、第4−2図
中、メインモータ中の点線が低速、実線が高速を
示す。尚、ウエイト中マシンの裏ドア開閉を検知
して、開のときウエイトランプを点灯オフ、コピ
ースタート指令の入力待機する。
又、上記第2の設定温度に上昇するまでは、定
着下ローラ用ヒータ32も点灯し、温度上昇に寄
与する。
次に、定着ローラが第2の設定温度に達する
と、メインモータ21は高速回転で回転を始め、
前除電器2、一次帯電器3、二次帯電器4、転写
帯電器5に高圧が、高速回転に適した値加えら
れ、ドラム1回転を行う。前回転と称する(74、
75)。これは、各種高圧が加えられた後、ドラム
1全面に高圧を印加する為である。尚、ドラム速
度を切換える際、メインモータへの低速信号をオ
フし、30m秒おいて高速の信号をQ101は出力する
(73−2、73−3)。これにより、切換えシヨツク
を防止する。
同時に、レンズ30の位置が等倍コピーを行う
位置30−1にない場合、レンズ30は等倍位置
へ移動を開始する(76)。
次に、ドラム1が1回転終了すると、ブランク
露光ランプが点灯した状態で、電位センサ44に
より、ドラム表面電位(VSLと称する)を測定
し、次にブランク露光ランプ10が消灯した状態
で、ドラム表面電位(VDと称する)を測定す
る。VSLとVDの値により、一次帯電器3と二次
帯電器4に流れる高圧電流を制御し、予め決めら
れたVDとVSLに近づくようにする。この制御を
数回繰り返す(77)。
次に、レンズ30の位置が等倍位置(第1図の
30−1)に到達している場合、原稿露光ランプ
23を点灯させ、原稿の白地の反射率に相当する
標準白板35を照射し、ドラム1上の電位(VL
と称する)を電位センサ44により測定する。
VLを測定することにより、濃度調整ツマミ54
の“5”の位置で、最適な画像が得られるよう
に、原稿露光ランプ23の点灯電圧をシフトさせ
る。このVLの測定制御を数回繰り返し、原稿露
光ランプ23の点灯電圧のシフト量を最適に制御
する。最後にVLを測定し、現像器7の現像バイ
アスを最適値に設定する。
以上のように、VSL、VD、VLの測定(総称
して電位制御と呼ぶ)により、高圧のドラム1上
への帯電量、ならびに露光ランプ23の光量、な
らびに現像バイアスを制御し、最適な画像ができ
るように構成されている。そして、VLを測定し、
制御終了と共にウエイト終了となり、コピー可能
となる(78)。
又、前記制御回転後、又はコピー回転終了後の
サイクルとしてドラム1を回転させ、二次帯電器
4により、ドラムの残留電荷やメモリを除去し、
ドラム表面をクリーニングするステツプがある
(以下後回転と称する)。これは、二次帯電器4の
みにて約1/5回転し、二次帯電器4にかかる電圧
を弱にして、約1/2回転している。そしてコピー
回転終了後は、紙が排出されるまで光照射のみで
回転させる回転である。
この後回転は、ドラム1を静電的、物理的にク
リーンにして放置するためである。そして、後回
転終了後、ドラムは停止し、再び定着器下ヒータ
32が点灯し、定着ローラは第3の設定温度に保
たれるように、サーミスタ34によりコントロー
ルされる(第7−5図のステツプ、570、571)。
その後何もせずに2時間放置されると、オート
シヤツトオフにより、メインSW2は自動的に
OFFされる(572)。
オートシヤツトオフ前に各キーを操作すると、
管理コンピユータは各データをセツトしている。
コピーキーが押されデータがシーケンスQ101
転送された場合、その時期に応じ、ドラム1の停
止時間(放置時間)と変倍モードにより、前述し
たコピー動作に入るまでの前処理が変化する
(573、574)。
以下、この前処理の相違点を列挙する。
(1) 放置時間60秒以下 変倍モードの変更有の場合、VLの測定によ
る現像バイアスの変更有。
変倍モードの変更無の場合、電位制御無し。
(2) 放置時間60秒以上 VSL、VD、VLの測定により、像形成の最
適値を制御。
以上の前処理終了後、第7−1図B,Cのコピ
ー動作に入る。
即ち、変倍コピーであつても、60秒から2時間
でのスタートであれば、ドラムを予め高速で運転
し低速に切換える。それにより、ドラムの前述の
如き準備処理を短時間で十分に行うようにしてい
る。
等倍データ、コピースタート指令が管理コンピ
ユータQ102から送られている場合、シーケンスコ
ンピユータQ101はそれを判断して(Bモードのと
き78、79を介して、Cモードのとき77を介して)、
ドラムを高速にする。変倍(縮小、拡大)のと
き、ドラムを高速にする。変倍(縮小、拡大)の
とき、ドラムを30m秒遅延して低速する(80)。
次にステツプ81の如くプロセスをオンして管理コ
ントローラQ102にレンズ移動の許可信号を送る。
Q102はこれを受けて第6−4図の制御動作に従つ
てレンズを所望位置にセツトする。このように、
コピースタートして初めてレンズセツトを行うの
で、変倍変更によるレンズの無駄動作をさせな
い。よつてレンズ移動に伴う異音を少なくでき、
シヨツクを極力防止する。本例はこれを後述のコ
ピー中断して行う緊急コピー時、又その終了後の
元のコピーモード復帰時にも行う。
又、変倍時は更にドラム1回転させる(83)。
これは高速から低速への切換におけるならし運転
のためと、電位安定化及びクリーニングの為にあ
る。
管理Q102はレンズをこの前回転中に位置セツト
する。レンズ移動を行つた場合に限つて、電位測
定して所定現像バイアスにセツトする(171)。次
に管理Q102にシーケンスQ101は変倍モードデータ
を要求し、そのデータが拡大コピーであると判定
すると、ミラー系の走査反転位置データとして3
段階位置の中で中位置で反転するようなデータを
RAMにセツトする(172、173)。つまりカセツ
トサイズが何であれ中位のB4サイズ位置をスト
ローク長とする。
縮小第1モード(1:0.79)のときは(173)、
管理Q102に選択されているカセツトのサイズデー
タを要求する。そしてカセツトサイズがB5であ
るか否か判定し(174)、そうであるとき短いハー
フサイズ位置(A4)を反転位置データとしてセ
ツトする(175)。そうでないとき順次A4R、A4、
B5R、u2か否か判定し、全て違うとき最長のフ
ルサイズ位置(A3)を反転データとしてセツト
する(176)。そのいずれかのとき元の中位置をセ
ツトする。尚、u2はポストカード等種々の小サ
イズのシートが格納できる小セツトである。
縮小第2モード(1:0.67)のとき(177)、
A4、B5、u2、B5Rのいずれでもない場合フルサ
イズを反転データとし、いずれかの場合中位置と
する。
等倍のとき、A3のみフルサイズ、A4、A5、
u2のどれかではハーフサイズ、それ以外では中
位サイズとする。
このように変倍モードに応じ、又そのときのカ
セツトに応じ、適切な反転位置が決められる。そ
れにより無駄なスキヤン動作を防止できる。
以上の組合せを第8図に示す。2重ワクは変倍
モードとカセツトサイズとが適正であることを示
す。又、ドキユメントをプラテンガラス上にセツ
トする方向、位置を第9図に示す。この方向と同
じ関係でカセツトにシートが配置される。
次に第7−3図において、機内に残留するシー
トの枚数カウンタ、トータルカウンタ、キーカウ
ンタを+1し(271)、手さしスイツチがオンか否
かを判定し、上段カセツトローラの作動制御を行
う(272)。管理Q102からの選択カセツトの段デー
タを判定してローラ11,12のいずれかをオン
する(273)。トータル、キーカウンタを+1する
ソレノイドをこの後オフする。ドラムクロツクの
カウントによる遅延後現像器に現像バイアス電圧
を印加し、ブランクランプをオフし、原稿露光ラ
ンプをオンする(274)。走査光学系のホーム位置
を確認して(275)、それの前進開始信号を出力す
る(276)。
このとき、変倍モードに応じて設けられた4つ
の前進クラツチの1つを選択し、ドラム周速と変
倍率で決まる走査速度でもつてミラー、ランプを
前進させる。等倍の場合270mm/秒、1:0.79の
縮小の場合240mm/秒、1:0.67の場合284mm/
秒、拡大の場合148mm/秒である。前進中レジス
トローラ15をオンする信号を出力し(第7−4
図の371)、先にセツトした反転位置に至つたか否
かを第3−1図の815のスイツチ信号と比較し
て判別する(372)。そしてブランクランプをオン
し、ミラー系の前進動作をオフし、後進クラツチ
をオンする(373)。そしてランプオフするか縮小
コピー時のみ遅延して露光ランプをオフする。光
学系がホーム位置に至つて停止する(470)。
そして各プロセスをオフして前述後回転ルーチ
ンに突入する(570)。次いでスイツチ18からの
転写紙の排出を確認してドラムを停止する
(571)。その後コピー再開の指令データの入力時
期が60秒以内か以外かに応じ、前述のルーチン処
理を行う。2時間以上放置されるとマイコンのパ
ワーを残して他はパワーオフする。
第7−6図は、第7−1図〜第7−5図の閉ル
ープに挿入されているもので、コンピユータQ101
とQ102とのデータやりとり、センサ18からのシ
ート排出を検知して機内カウンタを−1する制
御、サーミスタの断線信号を入力判定して管理
Q102へ異常データを送る制御(I・O)、又、前
進後進クラツチのトラブルをタイマで判定して、
又ドラムクロツクパルス発生器のトラブルをタイ
マで判定して同様にデータを送る制御を行う。ト
ラブル時は第7−1図のパワースイツチの判定ル
ーチンに戻り、待機する。
管理Q102はこのデータを受けて、数値表示器6
8にE1、E2等の識別表示を行う。
メインモータM1は主に感光ドラム、定着ロー
ラ等の回転を駆動するためのモータで、本実施例
ではドラムの回転速度を2段階に制御するようモ
ータの回転方向を制御する。第5−1図に示す動
力伝達ブロツク図において、モータM1の出力軸
にワンウエイクラツチCL1,CL2を設け、CL
2に減速ギアを設ける。モータが時計方向に回転
(正転)すると、ワンウエイクラツチCL1を介し
てそのまま時計方向回転動力として、すなわち正
転時動力伝達ルートLT1に沿つて動力が軸回転
として出力される。次にモータM1の出力軸が反
時計方向に回転(逆転)させると、このときCL
1は動力を伝達せず、逆にCL2が動力逆転のま
ま動力を伝達し、ギヤG1によつて所定の回転数
迄減速され、かつG1からの出力は再び時計方向
の回転とし、即ち逆転時動力伝達ルートLT2に
沿つて前記の軸と同一軸回転として減速されて出
力される。
この様に本実施例では、モータM1の回転を正
逆に切換えることによつて回転速度を切り換える
様に成している。これによつて感光ドラムの回転
速度を(複写プロセススピード)安価にかつ単純
な制御によつて切換えることができ、かつ安定な
回転が得られる。
第5−2図にはスピード切換の他の実施例を示
す。モータ1−1は、同一回転方向で回転数のみ
異なる2本の出力を持つモータで、各々を電磁ク
ラツチCL3,CL4により伝達を切換える方式で
あり、単に回転速度を切換える方法は更に幾つか
考えられるが、これらの方法が2速切換に限定し
た場合は最も安価で信頼性も高い。
第3−3図において、複写プロセススピードを
主目的としたスピード切換を制御する為に、メイ
ンモータM1のコモン端子J11-1は一方の電源に
接続され、また主コイル端子J11-2と補助コイル
端子J11-3の間に進相コンデンサC1を接続し、
かつ端子J11-2,J11-3のそれぞれがソリツドステ
ートリレーQ304,Q305を介して他方の電源に接続
し、Q304をONしてM1を正転せしめ、またQ305
をONしてM1を逆転させる制御を行つている。
第6−1図〜第6−4図により管理コントロー
ラQ102の動作を説明する。第6−1図においてコ
ンピユータ電源が加えられると、I/Oポート、
RAMを初期状態にクリアし(ステツプ60)、シ
ーケンスコントローラQ101のReset終了を確認し
合い(61)、動作を開始する。そしてプログラム
割込処理を許可する(62)、割込端子(iNT)に
は発振器の信号(1.2KHz)が加えられており、
この信号によつて割込みが発生し、第6−2図の
ルーチンを実行して各KEYの入力スキヤンと各
表示器のダイナミツク表示(162)と、Q101との
間で取りかわすデータシリアル転送の要求の監視
を行つている。
尚、このダイナミツク表示の為のプローブ信号
は、管理コントローラQ102の異常検出の為に使つ
ているのでメインSWの投入に関係なくスキヤン
出力し、表示の準備をしている。しかしメイン
SWが投入されていない時は表示用電源がシーケ
ンスコントローラQ101によりOFFされている為
に実際には点灯しない。
ところで、メインSWが投入された信号がシー
ケンスコントローラQ101からシリアル転送により
伝えられると、管理コントローラQ102はキー入力
を許可し、2時間タイマをクリアして再スタート
させる(63〜65)。
ウエイト中は、シーケンスコントローラQ101
電位制御により、帯電器の電流なびに原稿露光ラ
ンプの制御を行う為にレンズ位置は等倍位置にし
なくてはならない。従つて、管理コントローラ
Q102は、シーケンスコントローラQ101から“レン
ズ等倍位置”を要求する信号が送られてくるの
で、第6−4図のレンズ移動サブルーチンにより
レンズを等倍にする(67)。
そしてウエイト終了信号がシーケンスコントロ
ーラからシリアル転送により伝えられると、60秒
タイマがクリアさてれ再スタートする(68)。
ところで2時間タイマと60秒タイマは、キー操
作等オペレータが複写機を操作する毎に延長され
るタイマである。2時間タイマは、オペレータが
2時間以上複写機を操作しない時の電源の切り忘
れに対し、省エネルギ用に電源スイツチをOFF
にする。又、60秒タイマは、オペレータが60秒以
上複写機を操作しない場合、表示をイニシヤライ
ズする為のものである。この60秒タイマにより標
準モード、つまり等倍選択、下段カセツト選択を
し、コピー設定枚数(表示器68)を“1”にセ
ツトするものである(69)。ところが現像剤が不
足している場合、紙やカセツトが無い場合は60秒
タイマは動作しない。
これはオペレータがコピー中断状態を回復させ
ていることを考慮したものである。又、ウエイト
中も60秒タイマは動作しない。
第3−1図のMCOM−Q101,Q102につき詳細
に説明する。
(シリアル転送) 本例におけるマイクロコンピユータ間のデータ
授受は、データシリアル転送により行う。本例で
は2つのMCOMのいずれか一方にデータ転送を
行うのではなく、同時に双方向に行う。以下、第
6−2図、第7−6図のフローチヤートにより詳
述する。
まず、シーケンスコントローラのMCOM−
Q101のポートO11から管理コントローラのMCOM
−Q102の入力ポートi11へシリアル転送要求信号
(RQ)を送る(第7−6図のステツプ600)。こ
れはQ101からのシリアル要求ラインi12を“L”レ
ベルにすることによりなされる。Q102がこのライ
ンi12の“L”をセンスすると(第6−2図のス
テツプ164)、Q102からQ101へのシリアルデータを
準備し(165)、かつライン111を介してシリア
ル転送可能である旨の信号(ENABLE)をQ101
に送る(166)。Q101はこの可能信号を受けると
(602)、Q101からのシリアル転送データの準備を
し(603)、次にQ101,Q102は互いに同時にデータ
転送を各々ライン114,115により、データ
交換の形で行う(第6−2図のステツプ167、第
7−6図のステツプ604)。このステツプにて互い
に16ビツト分のデータをシフトレジスタが受けた
か否かを判定し、データをRAMに格納し、内容
判定する。尚、転送はライン113によるシフト
クロツクパルスにより順次互いのシフトレジスタ
にシフトストアするものである。このデータは第
10図に示される如く、16ビツトのビツトが1か
0かにより設定される。管→シとあるのはQ102
らQ101へ、シ→管とあるのはQ101からQ102へ送ら
れたデータ内容である。例えば、Q101が受けたも
のでST3のアドレス1におけるデータが1の時、
変倍セツト時のレンズ移動等にトラブルが生じた
ことを示す。シーケンスQ101は、これによりコピ
ー動作を禁止する。ST1のアドレス2が1の時
は、拡大コピーセツトの入力を示す。Q101は、こ
れによりメインモータや光学系の速度を変えたり
する等の拡大制御を行う。又、Q102が受けたもの
でST0のアドレス2が1の時は、光学系の移動
等にトラブルが生じたことを示す。管理Q102は、
これりよりコピー表示器800にLEDセグメン
トでエラー表示(EO等)やキー入力の禁止制御
をする。又、ST0のアドレス1,0が1の時、
裏ドアスイツチやメインスイツチが開いているこ
とを示すもので、Q102はそれによりウエイト表示
切換したり、数表示制御等を停止する。同様に図
面中の記載のデータが各ビツトに対応する。
管理Q102のポートからシーケンス、転送要求が
出される場合も同様である。
Q101は略370msecで周期的にシリアル転送する
ように構成される。それは転送タイマt(前述の
如き内部タイマ)により行う(600、606)。
又、Q101におけるQ102からのシリアル要求の監
視はポートセンスにより行うもので、シーケンス
のメインフローにおける閉ループルーチンに設け
たサブルーチンにより行う。このサブルーチンは
メインスイツチのオンオフを常時監視することも
行う(第7−6図のステツプ599)。
又、Q102におけるQ101からのシリアル要求の監
視は、キー入力制御、コピー数等の表示のダイナ
ミツク制御のルーチン内でついで行つている。従
つて殆ど常時監視している。
ところで、管理コントローラQ102は、シリアル
転送を行う毎にイニシヤライズされるタイマt′を
持つており、シーケンスコントローラQ101の暴走
等によりシリアル転送が停止した場合を確認でき
る。即ち、第6−2図のステツプ169により内部
タイマスタートし、そのタイマ時間内に次の転送
がなされない場合(170)、シーケンスコントロー
ラが異常であると認識して閉ループのプログラム
(172)に入り、キースキヤン、セグメントスキヤ
ンのプローブ信号を停止してしまう。それにより
Q102に接続の異常検出用回路900を作動する。
(後述) 管理コントローラ異常検出用回路900を第1
2図に示す。これは管理コントローラQ102より出
される周期的信号のダイナミツク表示用のDigit
信号を監視しており、Digit信号がある一定の時
間以上変化しない場合、マイコンQ101,Q102用の
リセツト回路を働かせる。従つてシーケンスコン
トンローラQ101、又は管理コントローラQ102が異
常の場合、リセツト回路により2つのマイコンは
フローの初期状態から走行する。
(コンピユータリセツト制御) 複数個のマイコンを使用して複写機のシーケン
ス制御を行う場合、電源投入によりマイコンがリ
セツトされ、走り出す迄の時間は、チツプによつ
てバラツクことがあり、複写誤動作する可能性が
ある。本例は一方のマイコンのリセツト終了とと
もに(又はリセツト終了後、ある時間を経過した
後)他のマイコンがリセツト終了したかどうかを
確認することにより、一方のマイコンが初期状態
にクリアされていない状態でマイコンがランして
複写動作が不確実になることを防止できる。
このようにお互いにマイコンがリセツト終了し
て動作可能な状態になつた後、互いの動作を開始
するようにしている。
又、一方のMCOMが異常の場合、その状態か
らプログラムランしないので両方のプラグラムを
進行しない。その為、複写機負荷が不必要に動作
したりすることはない。
第6−1図、第7−1図のフロー図、第11
図、第12図の回路図により説明する。
ACコンセントにラインがコネクトされると
MCOM等、制御中枢部分を動作させる+5V電源
が入る。そうすると、第12図に示すリセツト回
路が働き、MCOM−Q101,Q102がリセツトされ
る。リセツトされているタイマ期間MCOM−
Q101,Q102の出力ポートはすべて“H”レベルと
なる。次にリセツト信号がなくなるとMCOM−
Q101,Q102は、ROMにおける0番地からプログ
ラムを開始する。MCOM−Q101,Q102はそれぞ
れRAMのクリアを行い、出力ポートを初期状態
への設定を行う(第6−1図の60、第7−1図の
68)。次にMCOM−Q101,Q102間の初期状態のや
り取りのミスをなくす為にお互いに30msec程度
の時間をマイコンのクロツクをカウントすること
による内部タイマによつて消費する。次にQ102
Q101に対して、シリアル転送要求(RQ)の信号
を出力ポートO11を使つて出す。この出力ポー
トはリセツト時ならびに出力ポートの初期状態で
は“H”になつており、要求を出す時に“Low”
レベルとなるように構成している。MCOM−
Q101は、Q102からのシリアル要求が出されたこと
を検知して、シリアル転送を開始する。シリアル
転送が終了すると、MCOM−Q101,Q102はシリ
アル転送されたデータが予め定められたリセツト
終了時のデータであるかどうかチエツクし(第6
−1図の61、第7−1図の69)、もし誤転送等で
あれば、シリアル転送をやり直す。そしてシリア
ル転送データが予め定められたデータ(第10図
のST3のアドレス3)と一致した時、MCOM−
Q101,Q102は次の動作に入る。
(パワーオンオフ制御) Q101は、メインスイツチの信号を監視しており
(70)、メインSWが投入されるとQ102にメイン
SWが投入されたことをシリアル転送によりデー
タ転送する。そしてレジストクラツチ等の負荷に
使用する電源24V及び表示用5Vをオンにする
(70−1)。メインスイツチ未投入の間はQ101
RAM、I/Oをクリアしつつ待機する。それに
より誤動作を極力防止する。
第11図において、上記パワオン信号はQ101
ポートO8から出力され、24V電源のレギユレー
タVR1、及び5VレギユレータVR2を通常の方
式でオンする。従つて表示レギユレータVD2、
マイコンレギユレータVR3が共通のメインスイ
ツチを介さないトランスT2整流器D2に接続さ
れていても確実に表示を不作動することができ
る。
又マイコンのリセツト時、従来その出力に接続
のハンマードライバ等駆動用素子をオンし、負荷
に電圧を加えて負荷をオンする弊害が生じた。
しかし、マイクロコンピユータがすべての負荷
の出力ポート状態を決定した後、負荷用電源24V
等をオンする為、パワオンリセツト時の不都合は
ない。又、複数のマイコンを用いた場合、上述の
如くリセツト確認動作でプログラムをランさせる
のでその危険を最大限に防止できる。
尚、リセツト確認は一方のマイコン(シーケン
スの分を管理で)に関してのみ行うことでも構わ
ない。
(コンピユータリセツト回路) 次に第12図に示すマイコンリセツト回路につ
いて説明する。Q108は2回路入りのコンパレータ
で機能としてQ108-1,Q108-2に別れている。ま
ず、マイコン用電源+5V(Vcc)が、電源コンセ
ント投入、もしくは第3−3図のサービスマンス
イツチSW1が投入されることによつて立上る
と、コンパレータQ108-1,Q108-2の各−側入力端
子(2番)、+側入力端子(5番)に抵抗
RA133-2,RA131-4によりVccを約1/2にデバイド
された電圧がしきい値として印加される。この時
抵抗RA133-1とコンデンサC110とによる時定数回
路でVccの立上りが遅延された形でQ108-1の+側
入力端子(3番)に抵抗RA133-3を介して印加さ
れる。このとき電源投入後約30msecの間、+側端
子の電圧より−側端子の電圧が高く、Q108-1の出
力端子(1番)から0Vが出力され、これが電源
投入時のマイコンのリセツト信号となる。尚、ダ
イオードD119は電源オフの放電用ダイオード、ま
た、Q108-1の3〜1番間端子に接続された抵抗
RA134-2は誤動作、チヤタリング防止の為にヒス
テリシスを設ける為である。またこのときQ108-2
の出力端子(7番)はOFF状態となつている。
次にマイコン停止検出回路について説明する
と、MCOM−Q101,Q102が正常に動作している
場合、MCOM−Q102から操作部におけるダイナ
ミツク表示用のデイジツト信号が出力されてお
り、その信号の一部が繰返しパルス信号としてバ
ツフアドライバQ112を介して更に微分コンデンサ
C106を介してタイマICQ135のトリガ端子(8番)
に印加される。このとき8番端子は抵抗RA131
−2,RA131-3によつて約2.5Vのバイアス電圧が
印加されており、かつプラス側のクランプダイオ
ードD121も図示の様に接続されている。
このタイマー用ICの時間設定用端子13番、12
番には抵抗RA131-1、RA134-1及びコンデンサ
C107によつて、8番端子に入力されるマイナスト
リガーパルスのインターバルよりも長いタイムア
ツプ時定数となる様に図示の様に接続されてい
る。この8番端子にトリガーパルスが周期的に入
力されると出力端子9番から約5Vの電圧が出力
され、ハンマードライバーQ119の入力端子(1
番)に接続されることにより、このときQ119の出
力端子(16番)はON(0V)状態となつている。
一方、コンパレータQ108-2の−側端子(6番)
は抵抗R134-4とC115とで構成される時定数回路に
接続され、かつ、前記Q119の出力端子がR116を介
して接続されている。ここで電源投入時は当然マ
イコンがリセツト完了する迄は表示用デイジツト
信号は発生せず、Q135の出力端子から0Vが出力
され、Q119の出力はOFF状態となつていてQ108-2
の6番端子は徐々に上昇するが、6番端子の電圧
が5番端子よりも高くなるのは、電源投入後約
330msecとしてあり、この間は前述したように
Q108-2の出力端子7番はOFF状態となている。し
かし電源投入時より330msec経過する迄には、マ
イコンがリセツトを完了し作動を開始する為に表
示用デイジツト信号が程なく発生して、Q119の出
力16番端子はONして約0Vになり、この為Q108-2
の6番端子はVccがR134-4とR116とでデバイドさ
れた電圧より上昇することができなくなり、この
デバイドされた電圧をQ108-2の5番端子よりも低
く設定することにより、結局Q108-2の出力7番端
子はOFFのままで定常状態となる。ここでいま
マイコンに異常が生じ表示用デイジツト信号が出
力されなくなると、Q116の出力16番端子がOFF
となり、Q108-2の6番端子電圧が上昇することに
より、約200msec後、Q108-2の出力7番端子が
ON(約0V)となり、C110の電荷を瞬時に放電さ
せることによりQ108-1の入力3番端子の電圧を下
げ、出力1番端子がON(約0V)となつてマイコ
ンのリセツト信号を発生せしめる。
このときこのリセツト信号がD120を図示の様に
介してタイマーICQ135のトリガー端子(8番)に
も“0”レベルとして印加され、出力9番端子が
5VとなつてQ108-2の出力7番端子は、C115,R116
の放電時定数による若干の遅れをもつてOFF状
態となり、この後約30msec後再びマイコンのリ
セツトが解除され、このときマイコンが破壊され
ていない限りマイコンは正常動作に復帰すること
ができる為、本機能は極端な外部ノイズ等により
マイコン自身が誤動作を起こした場合の自動修復
機能として有用である。
[効果] 以上説明した如く、本発明によれば、制御デー
タを繰り返し転送するための転送要求信号が所定
時間以内に出力されないことで、相手の制御手段
の異常を検出でき、特別の異常検出回路を設ける
必要がない。又、相手の制御手段が異常なのがわ
からず、制御を続行することがない。
更に繰り返し転送することにより、転送データ
に誤りがあつてもすぐに誤りの訂正が可能となる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用できる複写装置の断面
図、第2図は第1図の複写装置の平面図、第3−
1図、第3−2図、第3−3図は第1図の複写装
置の制御回路図、第4−1図、第4−2図は第3
−1図〜第3−3図の入出力の動作タイムチヤー
ト図、第5−1図、第5−2図はメインモータ駆
動ブロツク図、第6−1図〜第6−4図は管理コ
ンピユータによる制御フローチヤート図、第7−
1図〜第7−6図はシーケンスコンピユータによ
る制御フローチヤート図、第8図は変倍選択モー
ドとカセツトサイズとの適・不適および警告を示
す組合せ図、第9図は第1図の複写装置のドキユ
メントプラテン台の平面図、第10図はシリアル
転送データを示す図、第11図は電源回路図、第
12図はリセツト回路図であり、図中30−1は
等倍コピー位置にあるレンズ、1は感光ドラム、
23はスキヤン移動する露光ランプ、24,25
はスキヤン移動するミラー系、13は上段給紙カ
セツト、14は下段給紙カセツト、46はソータ
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 処理等条件を入力するための入力手段、 像形成を実行するプロセス処理手段、 上記プロセス処理手段を作動制御する制御プロ
    グラムを格納したメモリを含む第1の制御手段、 上記第1の制御手段を上記入力手段から入力さ
    れた像処理条件に基づいて制御する制御プログラ
    ムを格納したメモリを含む第2の制御手段、とを
    有し、 上記第1の制御手段は上記第2の制御手段へ上
    記プロセス処理手段の異常状態を含む第1の複数
    の制御データを転送し、 上記第2の制御手段は上記第1の制御手段へ上
    記像処理条件を示す第2の複数の制御データを転
    送し、 上記第1又は第2の複数の制御データを繰返し
    転送するために、転送要求信号を上記第1、第2
    の制御手段の一方から他方へ所定周期で繰返し出
    力し、上記他方の制御手段は上記転送要求信号を
    受け取つてから所定時間以内に次の転送要求信号
    が出力されないことを検出すると上記一方の制御
    手段の異常と判断し、異常処理を行なうことを特
    徴とする画像形成装置。
JP55188403A 1980-12-27 1980-12-27 Image reproducing device Granted JPS57111548A (en)

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