JPH0330764A - 衛生材用フエーシング不織布 - Google Patents

衛生材用フエーシング不織布

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JPH0330764A
JPH0330764A JP1167717A JP16771789A JPH0330764A JP H0330764 A JPH0330764 A JP H0330764A JP 1167717 A JP1167717 A JP 1167717A JP 16771789 A JP16771789 A JP 16771789A JP H0330764 A JPH0330764 A JP H0330764A
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JP
Japan
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fibers
fiber
nonwoven fabric
melting point
component
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JP1167717A
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Masaki Okazaki
正樹 岡崎
Kenji Hiramatsu
憲二 平松
Tamemaru Ezaki
江嵜 為丸
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は排泄液等を吸収する吸収性基材を被覆する衛生
材用フェーシング不織布に関するしのである。特に、吸
収した排泄液が見えにくく、白変が高く、清潔でかつ隠
蔽効果の高い(光透過度の小さい)フェーシング不織布
に関するものである。
【従来の技術】
従来、衛生用品のフェーシング不織布には多くの提案が
なされている。例えば、複層の不織布からなり、表側に
なる層がポリエステル繊維60〜80%、レーヨン繊維
20〜40%からなり、内側になる層がポリエステル繊
維20〜40%、レーヨン繊維30〜40%、ポリオレ
フィン複合繊維40〜50%からなる不織布フェーシン
グ材が特公昭60−294811号公報に、疎水性繊維
を主体とする第1層と2デニル以下の浅水性繊維を主体
とする第2層とを積層したウェブを部分的に結合した不
織布のおむつ用フェーシング材が実開昭60−1895
05号公報に、上層と下層とでバインダー繊維量および
親水性の異なる繊維を積層した不織布を表面材とするこ
とが特開昭61−2854号公報に、表裏2層よりなる
複合ウェブであって、表層が20〜55重量%の熱融着
繊維を含み、裏層が表層より多くの熱融着繊維を含み融
着繊維によって相互の交差点において融着している衛生
材料用カバーが特公昭61−13820号公報に、疎水
性wA維を主体とした繊維でなる開孔を有する第1層、
親水性繊維を主体とした繊維でなる非開孔の第2層の積
層不織布を吸収性物品の表面材が特開昭61−1253
43号公報、特開昭62=170565号公報に、繊維
長の異なる3種類の不織布を積層した紙おむつの表面材
が特開昭61−186504号公報に、ポリエステル−
ポリエチレンの複合繊維を主体とした表面!@維ウェブ
と、ポリエステル−ポリエチレンの複合繊維とポリエス
テル−高収縮性ポリエステルのサイドバイサイド型複合
繊維の裏層繊維ウェブが積層一体化してなる表面シート
が特開昭63−40549号公報に、熱溶融性繊維のみ
からなる捲縮を付与されていない繊維の表面第1層と捲
縮を付与した繊維の第2層とから構成された不織布を表
面材とした吸収性物品が特公昭649020号公報に、
疎水性繊維を主体とした細い繊度の高密度の上部層と、
疎水性繊維と浅水性繊維とからなる太い繊度からなる低
密度の下部層とからなる不織布状外装材が特公平1−1
6500号公報に提案されている。 また、本出願人も高捲縮を有する非円形断面ポリエステ
ル繊維の湿式不織布を生理用吸収体の被覆紙とすること
を特公昭61−15693号公報に、ポリエステル繊m
:レーヨン繊准;ポリオレフィン繊維が45〜80:2
0〜40:10〜30の割合で混繊した目付12〜40
g/s”の有孔不織布を生理用ナプキンやおむつのよう
な衛生用品のフェーシングに使用する不織布を実公昭6
1−32671号公報に、3葉以上の多葉形の異形断面
繊維と熱バインダー繊維とでなる乾式不織布により、液
体の逆流を防止した不織布からなるフェーシングを特公
昭62−27161号公報に、2層以上の不織布が積層
一体化してなり、各層の不織布はポリエステル繊維と熱
接着性複合繊維とによって構成され、上層の接着性複合
繊維を多くして表面の毛羽だちを抑えた衛生材料のフェ
ーシングを実公昭63−34661号公報に提案した。
【発明が解決しようとする課題】
従来の衛生材用フェーシング不織布は表面の毛羽だちを
抑え、形態の保持性か良く、肌触り、風合いおよび液体
の戻りを抑制することを主体に改良がなされてきた。 しかし、従来のフェーシング不織布の構成′a1の主体
が合成繊維であるために、透明度か高く、衛生用品中の
吸収基材の色が表面に透けて見えるため、清潔感が損わ
れたり、使用後の衛生用品は吸収した排泄液等により着
色した内部の吸収体が透けて見えろため、不快感を抱く
ことがしばしばあった。 本発明の目的は、表面の毛羽だちを抑え、形態の保持性
が良く、肌触り、風合がよく、かっ、不織布の強度か高
く、液体の戻りを抑制すると共に、吸収した液が透けて
見えない隠蔽効果の高い(光不透過性)衛生材料用フェ
ーシング不織布を提供することである。
【課題を解決するための手段】
本発明は、融点が150℃以上の熱可塑性ポリマ−を芯
成分とし、芯成分の融点よりも少なくとも30℃低い融
点を有する熱可塑性ポリマーを鞘成分とした芯鞘型複合
構造の熱バインダー繊維と、該熱バインダー繊維の鞘成
分の融点よりも30℃以上の高融点を有する熱可塑性ポ
リマーよりなる熱可塑性繊維を主体とした繊維からなる
衛生材用フェーシング不織布において、熱バインダー繊
維の鞘成分と芯成分の各々に0〜5重量%の二酸化チタ
ンが含まれており、かつ熱バインダー繊維中の総二酸化
チタン含有量が0.5〜10重量%であることを特徴と
する衛生材用フェーシング不織布(A)である。 また、本発明は、上記不織布(A)に異形断面繊維と熱
バインダー繊維とから構成される不織布(B)が積層さ
れていることを特徴とする衛生材用フェーシング不織布
である。 本発明で使用する、融点150℃以上の熱可塑性ポリマ
ーを芯成分とし、芯成分の融点よりも少なくとも30℃
低い融点を有する熱可塑性ポリマーを鞘成分とした芯鞘
型複合構造の熱バインダー繊維において、芯成分である
融点150℃以上の熱可塑性ポリマーは、例えば、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
、少なくとも85モル%がエチレンテレフタレートであ
るエチレンテレフタレート共重合体などのポリエステル
、6−ナイロン、6ローナイロン、610−ナイロン、
11−ナイロン、12−ナイロンなどのポリアミド、ポ
リ塩化ビニル、ポジプロピレンなどのポリオレフィンな
どの群から選ばれた熱可塑性ポリマーである。そして、
この熱可塑性ポリマーには、ポリマーの重量に対して二
酸化チタンを0〜5重量%の量を含有させる。二酸化チ
タンの含有量は最終繊維の形態あるいは繊度と不織布の
厚さ(目付)によって決められる。すなわち、繊度が小
さく不織布の厚みが薄い場合4こは添加量を多くする。 しかし、二酸化チタンの添加量が5重量%を越えて多く
なると繊維性能が低下し、不織布の物性を損なう場合が
ある。また、芯成分への二酸化チタンの添加量が少ない
と不織布の隠蔽効果が低下する傾向にあるので、その場
合は鞘成分への二酸化チタン添加量を増すことが好まし
い。 また、鞘成分は芯成分の熱可塑性ポリマーの融点よりも
少なくとも30℃低い融点を有する熱可塑性ポリマーを
使用するものであり、例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレンとプロピレン、ブテン、オクテン等の
オレフィン化合物との共重合体、エチレン酢酸ビニル共
重合体、エチレンビニルアルコール共重合体などのオレ
フィン系ポリマー ポリへキサメチレンテレフタレート
、ポリへキサメチレンブチレンテレフタレート、ポリヘ
キサメチレンテレフタレートイソフタレート、ポリエチ
レンテレフタレートイソフタレートなどのポリエステル
などの群から選ばれた熱可塑性ポリマーの少なくとも一
種類のポリマーである。特に好ましいポリマーは、測定
温度190℃におけるメルトフローレートが10〜40
g/ 10分の高流動性ポリマーである。鞘成分ポリマ
ーの溶融温度が高くなり、メルトフローレートが小さい
ポリマーになると、接着強力が十分でなく、かつ不織布
表面に毛羽だちが多くなり、形態保持性の悪い繊維製品
になり好ましいものではない。そして、この熱可塑性ポ
リマーには不織布に隠蔽効果を付与するために、二酸化
チタンを含有させることが好ましい。鞘成分の二酸化チ
タンの含有量は0〜5重量%の範囲である。二酸化チタ
ンの含有量は最終不織布の形態と不織布の厚さ(目付)
によって決められる。すなわち、不織布の厚みが薄い場
合に:よ添加量を多くする。しかし、二酸化チタンの添
加量が5重量%を越えて多くなるとw&維のバインダー
効果か低下し、不織布の物性を損なう場合がある。 逆に、添加量が少ないと隠蔽効果が充分発揮できなくな
るので、そのような場合は芯成分に対する添加量で調整
すればよい。 本発明においては、良好な隠蔽効果が達成されさえすれ
ば芯又は鞘のどちらかの成分だけに二酸化チタンが配合
されていればよいが、このような場合は片方の成分に比
較的多量の二酸化チタンを添加することになり、紡糸性
が損われないように配慮しなければならない。又、隠蔽
効果だけを改善しようとすれば鞘成分に二酸化チタンを
添加した方が効率的であるが、反面、バインダー効果の
低下や、最終的に得られる不織布の肌ざわりや風合が低
下する傾向があるので、要求特性に応じてその添加方法
、量等を適切に選ぶことか望まれる。 そして、本発明においては熱バインダー繊維中C)総二
酸化チタン含有量として0.5〜10重量%好ましくは
、2〜6重量%になるような添加の仕方が必要である。 添加量が少な過ぎると隠蔽効果が発揮されず、多過ぎて
も繊維物性、紡糸性等の低下を招きやすい。 また、熱バインダー繊維の製造時に、芯成分および/ま
たは鞘成分には必要に応じて添加剤、例えば、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、安定剤、消臭剤などか
ら選ばれた添加剤を添加することら良い。 次に、本発明の熱バインダー繊維の製造法は、通常の芯
鞘型複合紡糸装置で紡糸して得られる。 紡糸して得た複合繊維は通常の手段で処理して、繊度1
〜10デニールの複合繊維とする。また、複合繊維中に
占める芯成分ポリマーの量は35〜65重量%であり、
芯成分の数は!芯あるいは2〜5芯であってもよい、ま
た芯成分繊維の繊度は1デニール以下、好ましくは繊度
0.8〜0.05デニールの細繊維が製品風合い、肌触
りと外観の点で好ましい。更に、複合繊維中の芯成分の
断面形状は円形、多角系、偏平形、その池の異形断面な
ど任意に選ばれた形状のものである。 この熱バインダー繊維の混綿率は10〜50重屯%の範
囲であり、この範囲を越えて熱バインダー繊維が多くな
ると不織布の風合いが硬くなり、肌触りが悪くなる。一
方、少ないとバインダー効果がなく、不織布の形態保持
性が悪く、毛羽だちの多い製品となる。 また、フェーシング不織布を構成する主体となる熱可塑
性繊維は、熱バインダー繊維の鞘成分の融点よりも30
℃以上の高融点を有する熱可塑性ポリマーからなる熱可
塑性繊維で、例えば、ポリエチレンテレフタレート繊維
、エチレンテレフタレート共重合体繊維、ポリブチレン
テレフタレート繊維などのポリエステル繊維、6−ナイ
ロン繊維、6ローナイロン繊維、610−ナイロン繊維
、11−ナイロン繊維、12−ナイロン繊維などのポリ
アミド繊維などの群から選ばれた少なくとも1種類の繊
維である。これらの繊維には二酸化チタンを繊維に対し
て05〜10重量%の遣を歯打させておくことが隠蔽効
果を高めるうえで好ましい。更に、不織布には親水性繊
維、例えば、再生セルロース繊維、ポリビニルアルコー
ル系繊維などを混綿しても良い。 本発明のフェーシング不織布の製造方法は、湿式法で繊
維ウェブを製造する方法においては、繊維長5〜30a
+mの短繊維の熱バインダー繊維と熱可塑性繊維、更に
必要に応じて他の繊維とを水を分散媒として抄紙法で繊
維ウェブとする。また、湿式法で繊維ウェブを製造する
方法においては、繊維長30〜70a+mの短繊維の熱
バインダー繊維と熱可塑性繊維、更に必要に応じて他の
繊維とをカードにかけ、ランダムウニバーで繊維ウェブ
とする。 得られた#a維ウェブは必要に応じて繊維絡合処理を施
した後、熱バインダー繊維の鞘成分ポリマーを溶融する
条件下で熱処理あるいは熱プレス処理を行い繊維間の固
定をすると共に、表面の平滑化と毛羽繊維の固定を行う
。 本発明においては、このようにして得られた不織布を積
層してもよいし、上記の如き不織布に異なる構成の不織
布を積層してもよい。異なる構成の不織布としては、例
えば、構成繊atとして異形断面繊維を用いて光の乱反
射を+lI用して不透明感を向上させることが考えられ
る。このような効果を期待できる繊維としては、例えば
、繊維断面が三角型、海星型、Y字型、U字型、山芋型
、T字型、H字型、X字型、Y字型などがある。繊維素
材としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート繊維
、エチレンテレフタレート共重合体繊維、ポリブチレン
テレフタレート繊維などのポリエステル繊維、6−ナイ
ロン繊維、6ローナイロン繊推、610−ナイロン繊維
、11−ナイロン繊維、12−ナイロン繊維などのポリ
アミドW&維、ポリプロピレン繊維などの群から選ばれ
た少なくとも1種類の繊維である。またこの繊維にら二
酸化チタンを繊維に対して05〜10重量%の量を含有
さけておくことが隠蔽効果を、更に、高めろうえで好ま
しい。 積層不織布の製法は、それぞれ予め作った繊維ウェブを
積層し、必要に応してwl推絡合処理を施しR後、熱バ
インダー繊維の鞘成分ポリマーを溶融する条件下て熱処
理あるいは熱プレス処理を行い繊維間の固定をすると共
に、2層の繊維ウェブを一体化し、表面の平滑化と毛羽
繊維の固定を1テう。衛生材用フェーシングとして不織
布の目付は、使用目的によって異なるが、生理用ナプキ
ンなどでは薄めであり、おむつなどではやや厚めでのる
が、一般に、目付は15〜60g/m’の範囲である。 また、2層の積層不織布の場合には、1層の不織布目付
か8〜30g/m’の範囲であり、積層不織布としての
目付16〜60g/m”の範囲であることか好ましい。 本発明の衛生材用フェーシング不織布は表面の毛羽だち
を抑え、表面平滑性、形態の保持性がよく、柔軟な風合
いで、肌触りがよく、液体の戻りを抑制し、透けて見え
ない隠蔽効果の高いフェーシング不織布であり、使い捨
ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッドなどの衛生材用
のフェーシングの不織布や、布おむつ用ライナーとして
有用である。
【実施例】
次に、本発明の実施態様を具体的な実施例で説明するが
、本発明はこれら実施例に限定されるしのではない。な
お、実施例中の部および%はことわりのない限り、重量
に関するものである。 また、実施例中の隠蔽度は、黒色インクで印刷された明
日新聞の活字を、目付的30g/m!、厚さ0.60±
O,l0inの不織布を用いて蔽い、その活字が見えな
い又は判読不明となるしのを5、活字が印刷されている
ことがわかるが判読が全く不明のものを4、活字が印刷
されていることが明らかにわかり、判読が困難なものを
3、困難を伴わず判読か可能なものを2、二酸化チタン
を全く含まないものを1として肉眼で評価しfこ。 実施例1〜4、比較例1〜3 芯成分ポリマーとして、[η’]= 0.67のポリエ
チレンテレフタレート(融点265℃)を45部、鞘成
分ポリマーとして融点120℃のポリエチレン(190
°Cにおけるメルトフローレート20g/ io分)を
55部の割合で使用し、芯成分及び鞘成分に二酸化チタ
ンを第1表に示し几種々の配合割合で配合して、紡糸温
度290℃、巻取速度1,000m/分で紡糸し、75
°C温水浴で延伸し、機械捲縮をかけ、熱固定処理を行
った後に切断して、繊度2.5dr、繊維51II1m
の各種熱バインダー繊維を得た。 これらの熱バインダー繊維40部と繊度2drの二酸化
チタン15%含有したポリエチレンテレツクレート繊維
60部とを混綿し、カードにかけ、ランダムウニバーで
平均目付的30g/m”の繊維ウェブを作った。該繊維
ウェブは一対の加熱カレンダーロールで処理し、種々の
衛生材用フェーシング不織布を作った。 (以下余白) 実施例で得られたフェーシング不織布は、表面に毛羽室
がなく平滑性に浸れ、柔軟で肌触りが良く、生理用ナプ
キンを作成して隠蔽効果を調べたが吸収した着色液体の
隠蔽効果の高い製品であった。しかし、比較例で得られ
た不織布は隠蔽効果かないため、生理用ナプキンに吸収
した着色液体か透けて見えろ製品であった。
【発明の効果】
本発明の衛生材用フェーシング不織布は表面の毛羽だち
を抑え、表面平滑性、形態の保持性がよく、柔軟な風合
いで、肌触りがよく、液体の戻りを抑制し、透けて見え
ない隠蔽効果の高いフェーシング不織布であり、おむつ
、生理用ナプキンなどの衛生材用のフェーシング不織布
として有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)融点が150℃以上の熱可塑性ポリマーを芯成分
    とし、芯成分の融点よりも少なくとも30℃低い融点を
    有する熱可塑性ポリマーを鞘成分とした芯鞘型複合構造
    の熱バインダー繊維と、該熱バインダー繊維の鞘成分の
    融点よりも30℃以上の高融点を有する熱可塑性ポリマ
    ーよりなる熱可塑性繊維を主体とした繊維からなる衛生
    材用フエーシング不織布において、熱バインダー繊維の
    鞘成分と芯成分の各々に0〜5重量%の二酸化チタンが
    含まれており、かつ熱バインダー繊維中の総二酸化チタ
    ン含有量が0.5〜10重量%であることを特徴とする
    衛生材用フエーシング不織布。
  2. (2)融点が150℃以上の熱可塑性ポリマーを芯成分
    とし、芯成分の融点よりも少なくとも30℃低い融点を
    有する熱可塑性ポリマーを鞘成分とした芯鞘型複合構造
    の熱バインダー繊維と、該熱バインダー繊維の鞘成分の
    融点よりも30℃以上の高融点を有する熱可塑性ポリマ
    ーよりなる熱可塑性繊維を主体とした繊維からなる不織
    布であつて、熱バインダー繊維の鞘成分と芯成分の各々
    に0〜5重量%の二酸化チタンが含まれており、かつ熱
    バインダー繊維中の総二酸化チタン含有量が0.5〜1
    0重量%である不織布(A)に異形断面繊維と熱バイン
    ダー繊維とから構成される不織布(B)が積層されてい
    ることを特徴とする衛生材用フエーシング不織布。
  3. (3)不織布(B)中の熱バインダー繊維が、不織布(
    A)の熱バインダー繊維と同じ繊維である請求項(2)
    に記載の衛生材用フエーシング不織布。
  4. (4)フエーシング不織布を構成する熱バインダー以外
    の熱可塑性繊維が二酸化チタンを0.5〜10重量%含
    有する繊維である請求項(1)〜(3)のいずれか1項
    に記載の衛生材用フエーシング不織布。
JP1167717A 1989-06-28 1989-06-28 衛生材用フエーシング不織布 Pending JPH0330764A (ja)

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