JPH0330590A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH0330590A
JPH0330590A JP1163688A JP16368889A JPH0330590A JP H0330590 A JPH0330590 A JP H0330590A JP 1163688 A JP1163688 A JP 1163688A JP 16368889 A JP16368889 A JP 16368889A JP H0330590 A JPH0330590 A JP H0330590A
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JP
Japan
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clock
video signal
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line
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JP1163688A
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English (en)
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Kiyoshi Hoshino
潔 星野
Masahiro Yamada
雅弘 山田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、映像信号のデジタル処理を行なうテレビジ
ョン受信機に係り、特に、映像信号のフレーム相関を利
用した演算を行なう映像信号処理装置に関する。
(従来の技術) 近年テレビジョン受像機の内部において、映像信号をデ
ジタル処理する技術が開発されている。
その理由として、アナログ信号処理の場合信号処理回路
は1チツプのLSI(大規模集積回路)化が可能となっ
たが、LSIの周辺部品が多く必要であったり、調整箇
所が残る等価格低減に限界がきていることである。さら
に画質改善を図るには、信号を遅延させるメモリや様々
なフィルタ操作が必要であるが、このような処理はアナ
ログに比ベデジタルの方が遥かに正確で安全な処理が得
られることによる。
ここでデジタル化が有効となる信号処理部は、複合カラ
ー映像信号を輝度信号と、色度信号に分離復調する部分
である。日本ではNTSC方式で放送が行われているの
で、これを例にして以下説明する。
第9図は色度信号を輝度信号に多重したNTSC方式の
複合カラー映像信号を復調するシステムを示す。NTS
C方式では、色度信号は周波数fscの色副搬送波で直
角変調されている。
fscの色副搬送波は、1ライン(1走査線)毎に位相
反転した関係になり、前後の走査線の差をとることで複
合カラー映像信号から変調信号が分離でき、さらにこれ
らをfscの色副搬送波で同期検波することで色信号が
復調される。
第9図のデジタルくし型フィルタ11に複合カラー映像
信号が供給されると、その出力には変調色信号が得られ
る。くし型フィルタ11は、1水平期間(以下IHとす
る)遅延回路12.13と加算器14から成り、第10
図に示した輝度信号成分と色度信号成分のスペクトラム
の周波数位置がずれていることを利用して、上記変調色
信号を分離して取出すことができる。この変調色信号は
、帯域フィルタ15に供給され、所定の帯域の変調色信
号として抽出される。帯域フィルタ15は、1クロック
遅延回路16.17と加算器18とからなり、くし型フ
ィルタ11で取出された低い帯域の成分を除去する。こ
のように得られた色度信号は、第11図に示すように、
NTSC信号が4fscのクロックでサンプルされかつ
、!軸に位相を合せてサンプルされたものであった場合
、サンプルデータはI軸成分とQ軸成分とが交互に並ん
でいる。この信号を同期検波器19に供給して交互にI
、Q成分を取出せば同期検波されたことになり色信号を
得ることができる。
一般に直交変調した信号を復調するには、キャリアのS
IN成分とCO8成分と乗することで復調出力を得るこ
とができるが、デジタル方式によリ4fscのクロック
でサンプリングを行なえば、簡単なフィルタ処理で復調
出力を得ることができることになる。従って、上記した
I、Q軸成分のff1.1出力を得るシステムでは、4
fscのクロックによるサンプリング処理は非常に重要
なことである。
更に、カラー映像信号をデジタル処理した場合都合のよ
いことは、走査線補間処理ができることである。NTS
C方式では2対1のインターレース方式が採用されてい
る。インターレースは1枚の画像の走査線を間引いて伝
送するもので、伝送帯域を圧縮するのに役だっているが
、反面インターレース障害と呼ばれる画質劣化要因とな
っている。この代表的な劣化現象としてはラインフリッ
カがあげられる。これは静止画のとき画像が上下にかた
ついて見える現像であるが、これを無くすには走査線補
間を行なうことで達成できる。つまり間引かれた走査線
を補間し再生表示することでがたつきを無くすことがで
きる。走査線捕間の手段として、2次元あるいは3次元
のフィルタが必要であるが、アナログ技術では困難であ
るがデジタルでおこなうようにすると比較的容易である
第12図、第13図は、静止画のときの走査線捕間処理
を説明するために示した図である。インターレース方式
で伝送された第1フイールドの走査線は実線、第2フイ
ールドの走査線は点線で示している。
静止画の補間を行なうには、テレビジョン信号のフレー
ム相関を利用して、走査線Ll、L2の間の走査線L3
として、前フィールドに存在し走査線L1の262H前
の走査IL3’を用いて走査線数を2倍にしている。こ
のように得られた走査線信号は、通常の2倍の周波数で
画面走査を行ない表示されることで画質の向上を得るこ
とができる。上記のような走査線の捕間を行なうには、
フィールドメモリが必要であるがデジタル処理を行なえ
ば比較的容易に補間処理を達成できる。
さて、デジタル処理による走査線補間を行なう場合その
クロックについて考えてみる。第14図は、第1番目の
走査線L1と第2番目の走査線L2および補間に用いる
前フィールドの走査線L3’ を示している。走査線L
3’ を用いて補間を行なうには、走査線Ll、L2お
よびL3’を垂直方向にみた場合、同じ水平位置にサン
プリング点があるほうが良いことが理解できる。
しかし、例えば家庭用ビデオテープレコーダ(以下VT
Rと称する)から再生された信号を見ると、水平同期に
ジッタが生じることが多い。つまり第14図の同期信号
HDのように時間軸方向にずれが生じていることがある
。これは、VTRの回転系における機械的な要因やテー
プ自体の伸縮等が要因となり、再生信号に11,7間軸
変動を来たすからである。従来のテレビジョン受像機に
おいてこのような信号による再生画像が正常に見えるの
は、水平偏向回路が水平同期信号に自動的に同期してブ
ラウン管の水平走査を行なわせるからである。つまり水
平偏向走査が、水平同明信号に追従しておこなわれるか
らである。
しかし、第14図のように時間軸変動の生じた信号を、
水晶発振器で作るfscクロックのように非常に安定し
たものでサンプリングすると、ライン毎にサンプル位置
がずれることになり、垂直相関の正しい補間が望めない
。この現象を第15図を参照して説明する。Ll、L2
は現フィールドの走査線、L3’は走査線L1の262
H前の前フィールドの走査線である。時間軸の変動によ
って走査線L3’ は、時間軸方向にずれが生じている
今、図の走査線上の丸印の点を4fscクロツクによる
サンプリング点とする。4fscクロツクでサンプリン
グすると、NTSC方式の映像信号の場合、1水平期n
:】の信号をサンプリングするのに要するクロック数は
910個となる。従って、262H前の映像信号は、9
10X262クロツク前の画素となる。時間軸変動によ
って走査線信号L3’ は、時間軸方向にずれているた
め、図中aに示される画素の910×262クロツク前
の画素は、図中Cに示される画素となる。本来、画素す
を用いて捕間しなければならないが、時間軸変動のため
に、相関のない画素Cによって捕間されてしまい、正常
な補間が得られないことになる。
第16図は、第15図における走査線を一次元的に示し
ている。同図aは標章的なテレビジョン信号、bは時間
軸に変動を生じたテレビジョン信号である。走査線L4
においては、時間軸変動が生じ、標準の1水平期間以上
に、時間が伸びている。標準的なテレビジョン信号aの
場合には、走査線Ll、L2上の画素a、a’を補間す
るのに、910X262クロツク前の画素すを用いて行
なうが、同じ補間をテレビジョン信号すに対して行なう
と、画素Cを用いて行なうことになる。この場合、26
2H前の信号であるが、水平位置が時間軸変動のために
ずれており、画質の劣化を生じることになる。
上記したように、例えば家庭用VTRの再生信号をfs
cクロックでサンプリング、フレーム相関を用いた走査
線補間を行なおうとすると、信号の時間軸変動のために
、水平位置がずれて正常な補間を行なうことができない
(発明が解決しようとする課題) 第9図、第11図で説明したように、色信号の復調には
4fscの周波数のクロックが必要であるが、4fsc
クロツクでサンプリングした映像信号をフレームIn関
を利用して走査線補間する場合、例えば家庭用VTRの
再生信号のように水平同期が不安定な信号は、正常な捕
間がiすられないという問題がある。
そこでこの発明は、色復調およびフレーム相関を用いた
走査線補間の両方の処理を行なうに際し、使用する画素
の水平方向のずれがなく、安定したhrJ間信号を得る
ことができる映像信号処理装置を提供することを[1的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するだめの手段) ■ この発明は、映像信号をサンプリングしてメモリに
蓄積して、この蓄積されたデータをフィールドまたはフ
レーム間の所定のデータと関連づける手段をHした映像
信号処理装置において、映像信号のサンプリング・クロ
ック数を1水平周期ごとにカウントして、1水平周期ご
とのカウント値を順次、相関用のメモリに格納する手段
と、目的とするラインのデータを演算するために、前記
メモリから前記目的ラインのデータに対して相関の強い
ラインのデータを読みだす場合、少なくとも前記ライン
位相情報を加算することにより、前記メモリに対する読
み出しアドレスを算出するアドレス発生回路を備えるも
のである。
■ 更に他の発明は、上記の構成に加えて、映像信号の
サンプリング・クロックをこのクロック周期より細い精
度の所定の遅延時間で順次遅延させるように複数の単位
遅延素子を縦属接続した遅延手段と、 この遅延手段における各単位遅延素子の各出力が対応す
るラッチ部に供給され、これらを水平周期のパルスで同
時にラッチして、そのラッチデータに基づくクロック位
相情報を順次iするクロック位相手段と、上記クロック
位相情報およびライン位相情報をそれぞれ順次蓄積して
、少なくとも前記フィールドまたはフレーム間で相関の
強い関係にある走査線を同時化できる水平周期パルス回
数分まで保持する第1、第2の記憶手段と、前記アドレ
ス発生回路で用いられるライン位相情報に対応したクロ
ック位相情報のうち、フィールドまたはフレーム相関の
対応関係にあるクロック位相情報と、上記目的とするラ
インの開始時に得られたクロック位相情報とから位相誤
差を検出する位相誤差検出手段と、前記アドレス発生手
段から得られたアドレスに応じて読みだしたデータとこ
の次のクロックで読みだしたデータとに乗算する係数を
、前記位相誤差に応じて決定し、乗算結果を合成しM柊
的な出力データを得る手段とを向えるものである。
(作 用) 上記■の手段によれば、相関性の強いラインの間に、ス
キューなどにより時間軸変動が生じていても、安定した
サンプリング・クロックを水平周期毎に計数して、各位
を保持しているので、相関性の強いラインのデータをメ
モリから読みだす場合、正確な読みだしアドレスを作る
ことができる。
また、上記■の手段によれば、相関の強いラインのデー
タをメモリから読みたして新しいデータを作成する場合
、水平周期パルスとクロックとの位F目が相関関係にあ
るデータ間で同じであるか否かをクロック位相情報から
判定し、位111情報の変化に応じて上記読みだしデー
タを隣りのデータを用いて修正することができる。この
ために、新しいデータを作成するために用いられる複数
のデータは一層、相関性の強いものとなる。
(実施例) 以下この発明の実施例を図面を2照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例である。入力部101には
、アナログ複合カラー映像信号が供給され、この信号は
アナログ・デジタル変換回路102で、デジタル信号に
変換される。このデジタル信号は、輝度・色度分離及び
色復調回路103に入力され、輝度信号成分Y1、I軸
信号成分11、Q軸信号成分Q1に分離後1週される。
これらの信号成分は、次段の走査線補間回路104に人
力される。、と査線補間回路104では、メモリを用い
て、インクレース方式で伝送された走査線を捕間して走
査線数を2倍にすると同時に、時間軸変換を行ないデー
タを2倍のレートにする。
第13図で説明したように、従来は、262H前すなわ
ち910X262クロツク前の画素を用いて走査線捕間
を行なっていた。しかし家庭用VTRの再生信号のよう
に時間軸に変動のある信号の場合、正常な走査線補間が
行なえないという問題点があった。本発明では、信号に
時間軸変動があった場合にもアドレス処理部106を用
いて、フレーム相関のある画素によって補間を行なうこ
とができる。アドレス処理部106は、位相検出回路1
07、メモリ108.019、及びアドレス発生回路1
10により構成されている。
第1図において、位相検出回路107には、4fscの
周波数のクロックおよび映像信号の水平周期信号と同じ
周波数の信号fHとが入力される。位相検出回路107
では、1水平走査期間中の4fscのクロックの個数m
と、1水平走査期間中fHと4fscクロツクとの1ク
ロック精度以下の位相差nとが検出される。即ち、例え
ば信号fHの立ち上りエツジと4fscクロツクの立ち
上りエツジの位相差がデータの形で検出される。
上記[1,nの値は、それぞれIH毎に得られ、メモリ
108.109に623H分蓄えられる。
アドレス発生回路110では、メモリ108に蓄えられ
たnの値n o  n −262(263H分)、メモ
リ109に蓄えられたmの値m o’= m −262
(263H分)が2照され、フレーム1目関のある画素
のアドレスとそのときの41scクロツクとの位相差を
算出され出力される。フレーム相関のある画素のアドレ
スと、そのときの4fscクロツクとの位相差とは、走
査線捕間回路104に入力され、補間信号を作るために
使用される画素を決定することになる。
次にこの発明の要部を構成しているアドレス発生部10
6の動作を第2図を参照して説明する。
第2図において、220は位相検出回路、221.22
2はメモリ、223はアドレス発生部である。入力部2
01から4fscの周波数のクロック(以下4fscク
ロツクという)が入力され、入力部205からは水平周
期信号と同じ周波数の信号(f11クロックという)が
入力される。
4fscクロツクは、縦列接続された遅延素子202群
に入力され、各遅延素子202の出力は、D−F/F回
路203(D−フリップフロップ回路群)に人力される
。遅延素子202は、例えば63個あり、1つの遅延素
子は、 だけ信号を遅延する。また、D−F/F2O3のクロッ
ク入力端には、fHクロックが供給される。
このときのD−F/F回路203の動作を第3図を用い
て説明する。D−F/F回路203には、遅延素T−2
02の出力DO〜D63が入力される。
DOは4fscクロツクであり1周期 である。Dlは、遅延索子202によってDOをだけ遅
延した信号であり、以下同様に遅延素子202により遅
延した信号D2〜D63が得られる。DNはDOに比べ
て Q63は、次にfHクロックが立ち上がるまでの期間、
すなわち−水手走査期間だけ保持される。
つまり、−水平走査期間に1つの値が得られることにな
る。しかもこれら64ビツトの出力データQO−Q6B
は、f Hクロックと4fscクロツクとの位相関係を
示しており、 だけ遅延している。
D−F/F回路203は、クロックとしてfHクロック
が入力されているので、出力DO〜D63は、fHクロ
ックのたとえば立ち上りタイミングでラッチされる。
第3図に示される状態は、DO−D63に対応する出力
QO〜063として、 QOQI  Q2  Q3  Q4  Q5  Q80
000011 〜Q59  Q[io  QO1QO2QB3〜110
00 となる。これらの64ビツトの出力データQO〜の精度
でfHクロックと4fscクロツクとの位相差を知るこ
とができる。
データQO−063は、デコーダ204に入力されて位
相差情報にデコードされる。例えば第3図に示される状
態では、4fscクロツクは、fHに対して 4 を出力する。
一方、入力部201より人力される4fscは、同時に
カウンタ206のクロックとして人力される。このカウ
ンタ206は、−水平走査期間ごとにリセットされ、さ
らにカウンタ206の出力は、D−F/F回路207に
入力される。
D−F/F回路207は、D−F/F回路203と同様
にクロックとしてfFクロックが入力されているので、
このD−F/F回路207からは一水平走査期間ごとに
、その水平走査期間内の4fscクロツクの数が出力さ
れる。
上記のようにデコーダ204からは、−水平走査期間内
の 精度でのfHクロックと4fscとの位相差n。
D−F/F回路207からは、−水平走査期間内の4f
scクロツクの数mの値が、それぞれ−水平走査期間に
1回づつ出力され、nの値はメモリ208へ、mの値は
メモリ209へ蓄えられる。
メモリ208.209は、それぞれ263個のデータを
蓄えられることができる容量を持ち、常に目的とする走
査線の値、つまり、262H前までの走査線に対応する
値n0〜n−262、mo〜m−2゜2の値が格納され
ている。
アドレス発゛生回路210は、n O= n −26゜
、mg〜rn−26□の値から現在の走査線とフレーム
相関のある走査線が何クロック前に存在するかを演算す
る回路である。
第4図は、上記演算方法を説明するために示した図であ
る。
簡単のために、目的とする走査線に対して4H前にある
走査線が何クロック前に存在するかを演算してみる。メ
モリ208には、デコーダ204から出力されるfHク
ロックと4fscクロツクとの位)■差として、 アドレス発生回路210では、 α−n−4+ (1no) か格納されているものとする。一方、メモリ209には
D−F/F回路207から出力される4fscクロツク
の数として、 目的の走査線の値  m。−910 1H前の走査線の値  m、m940 2H前の走査線の値  m−2”m9103H前の走査
線の値  m −3−9104H前の走査線の値  m
 −4−910が、格納されているものとする。すると
、 6 4 の演算が行なわれる。演算の結果 α≧1 の条件が満されていれば、 出力部211より、アドレスとして (m −4+ m−3+m−2+m −+)  の値出
力部212より、位相差として α−1の値 を出力する。また逆に αく1 であれば 出力部211より、アドレスとして (m−4+m−3+ m−2+m−t)−1の値出力部
212より、位相差として αの値 を出力する。
第5図はアドレス発生回路210の演算フローチャート
である。
フローチャートのステップS1は、アドレス発生回路2
10の演算が開始される時点であり、ステップS2では
、αを算出するための計算が行なわれる。次に、ステッ
プS3ではα≧1の判定が行なわれる。ステップS4で
は、α≧1の場合、ステップS5ではαく1の場合の各
演算が行なわれこのフローチャートに従い、 α−n−4+ (1−no )  6 4 を演算すると、 a≧1 の条件を満している。従って、 出力部211には、アドレスとじて m −4+ m −3+m −2+ m−910+91
0+910+940 3670 出力部212には、位相差とじて の値がそれぞれ出力される。これらの値は、4H前の走
査線が3670クロツクと 前にあることを意味している。
この演算処理は、262H前の走査線の場合にも拡張し
て適用できる。
第6図はその場合のフローチャートである。即ち、演算
が開始されると、n−2b2+ (1no )の演算に
よりαの算出が行なわれる(ステップS11.512)
。ステップS13では、α≧1の判定が行なわれる。そ
こで、α≧1であれば、ステップS14において、 と、α−1(位相差)が算出される。逆にαく1であれ
ば、 と、α(位相差)が算出される。
第1図に示した走査線補間回路104においては、上記
したアドレスと、位相差の値を用いて、補間のために使
用する画素を決定し走査線補間が行なわれる。
第7図は、第1図の走査線捕間回路104の1つの系統
を代表して示している。
入力部70には、4fscクロツクでサンプリングされ
たデータが入力される。このデータは、フィールドメモ
リ73に人力される。フィールドメモリ73には、第2
図で示した出力部211からのアドレスが入力部71を
介して与えられる。
フィールドメモリ73は、指定されたアドレスに格納さ
れたデータ、即ちフレーム相関のある画素に最も近い画
素データを出力する。
フィールド・メモリ73の出力は、係数器76に入力さ
れ、一方では単位遅延素子75を介して係数器77に人
力される。2つの係数器の出力信号は加算器78に入力
される。単位遅延素子75、係数器76.77、加算器
78は補間フィルタを構成しており、係数器76.77
の係数は第2図で説明した出力部212から出力される
位相差により決定される。第8図を用いて、補間フィル
タの動作を説明する。第8図の横軸は時間軸を示してお
り、画素すは係数器76の出力、画素aは係数器77の
出力である。画素aおよびbは、単位遅延素子75によ
り、単位時間 4f8c[S] だけ、ずれている。第2図の出力部212より出力され
る位相差(説明のため、位相差の値をβとする)は入力
部72より入力され単位遅延素子83を介して係数V5
76.77に供給される。係数器76の係数はβ、係数
器77の係数は(1−β)に決定され、加算器78から
は、補間後のデータaX(1−β)+b×βが出力され
る。
この補間フィルタによって、fHと4fscとの、4f
scクロック精度以下の位相差の補正が、データに対し
てなされる。加算器78の出力は、時間軸変換回路80
に入力される。一方、入力部70より供給されるデータ
は単位遅延素子74を介して時間軸変換回路7つに入力
される。これらの時間軸変換回路7つ、80では2倍に
時間軸圧縮を行ない、水平走査周波数を2倍とする。時
間軸変換回路79.80の出力は、スイッチ回路81に
おいて、 2fH” ごとに切換えられて、ノン・インクレース信号として、
出力部82より出力される。なお、単位遅延素子74お
よび83は遅延時間をあわせるために用いている。
このように、所定の走査線とフレーム相関のある走査線
で走査線補間が行なわれ、次段のデジタル・アナログ変
換回路に供給される。
この他にも、第2図におけるメモリ208.209を、
525個のデータが蓄えられる容量にして、フレーム相
関を利用したフレーム・ノイズ・リデューサにも応用す
ることができる。
また、色副搬送波の位相がフレーム間で反転していると
いう条件の下で、3次元Y/C分離処理も可能である。
[発明の効果] 上記したようにこの発明によると、家庭用VTRの再生
信号のように時間軸変動のある信号においても、4fs
cの周波数で映像信号をサンプリングし、フィールド又
はフレーム相関を用いて走査線補間を行なうことができ
る。
この他にもフレーム相関を利用したフレーム・ノイズ・
リデューサや、3次元Y/C分離にも応用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成説明図、第2図
は第1図の一部の回路の詳細を示す回路図、第3図は第
2図の一部の回路の動作例を説明するためのフローチャ
ート、第4図も第2図の一部の回路の動作例を説明する
ためのタイムチャート、第5図は第2図の一部の回路の
動作例を説明するためのフローチャート、第6図も第2
図のの一部の回路の動作例を説明するためのフローチャ
ート、第7図は第1図の一部の回路の詳細を示す回路図
、第8図は第7図の一部の回路の動作を示す図、第9図
は輝度・色度復調回路を示す構成説明図、第1O図はテ
レビジョン信号の周波数スペクトラムを示す図、第11
図は色度信号の復調出力を示す図、第12図はテレビジ
ョン信号の走査線を説明するための図、第13図は走査
線捕間106・・・アドレス処理部、 107・・・位相検出回路、 108 . 9・・・メモ 110・・・アドレス 発生回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)映像信号をサプリング・クロックでサンプリング
    してメモリに蓄積し、この蓄積されたデータをフィール
    ドまたはフレーム間の所定のデータと関連付ける手段を
    有した映像信号処理装置において、 前記映像信号に同期した水平周期のパルス間に存在する
    前記サンプリング・クロックの数をカウントしてこれを
    ライン位相情報として順次出力するライン位相検出手段
    と、 前記ライン位相情報をそれぞれ順次蓄積して、少なくと
    も前記フィールドまたはフレーム間で相関の強い関係に
    ある走査線を同時化できる水平周期パルス回数分まで保
    持する記憶手段と、 目的とするラインのデータを作成するために前記メモリ
    から前記目的ラインと相関の強いラインのデータを読み
    だす場合、少なくとも前記ライン位相情報を加算するこ
    とにより読みだし、前記メモリに対する読みだしアドレ
    スを算出するアドレス発生手段とを具備することを特徴
    とする映像信号処理装置。
  2. (2)映像信号をサンプリング・クロックでサンプリン
    グしてメモリに蓄積し、この蓄積されたデータをフィー
    ルドまたはフレーム間の所定のデータと関連付ける手段
    を有した映像信号処理装置において、 映像信号のサンプリング・クロックをこのクロック周期
    より細い精度の所定の遅延時間で順次遅延させるように
    複数の単位遅延素子を縦属接続した遅延手段と、 この遅延手段における各単位遅延素子の各出力が対応す
    るラッチ部に供給され、これらを水平周期のパルスで同
    時にラッチして、そのラッチデータに基づくクロック位
    相情報を順次得るクロック位相検出手段と、 前記水平周期のパルス間に存在する前記サンプリング・
    クロックの数をカウントしてこれをライン位相情報とし
    て順次出力するライン位相検出手段と、 前記クロック位相情報およびライン位相情報をそれぞれ
    順次蓄積して、少なくとも前記フィールドまたはフレー
    ム間で相関の強い関係にある走査線を同時化できる水平
    周期パルス回数分まで保持する第1、第2の記憶手段と
    、 目的とするラインのデータを作成するために前記メモリ
    から前記目的ラインと相関の強いラインのデータを読み
    だす場合、少なくとも前記ライン位相情報を加算するこ
    とにより読みだしアドレスを算出するアドレス発生手段
    と、 このアドレス発生手段が用いるライン位相情報に対応し
    たクロック位相情報のうち、フィールドまたはフレーム
    相関の対応関係にあるクロック位相情報と、上記目的と
    するラインの開始時に得られたクロック位相情報とから
    位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、 前記アドレス発生手段から得られたアドレスに応じて読
    みだしたデータとこの次のクロックで読出したデータと
    に乗算する係数を、前記位相誤差に応じて決定し、乗算
    結果を合成して最終的な出力データを得る手段とを具備
    したことを特徴とする映像信号処理装置。
JP1163688A 1989-06-28 1989-06-28 映像信号処理装置 Pending JPH0330590A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8629809B2 (en) 2007-08-08 2014-01-14 Fujitsu Limited Tag patch antenna and RFID tag using tag patch antenna

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8629809B2 (en) 2007-08-08 2014-01-14 Fujitsu Limited Tag patch antenna and RFID tag using tag patch antenna

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