JPH0330375Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0330375Y2 JPH0330375Y2 JP17591286U JP17591286U JPH0330375Y2 JP H0330375 Y2 JPH0330375 Y2 JP H0330375Y2 JP 17591286 U JP17591286 U JP 17591286U JP 17591286 U JP17591286 U JP 17591286U JP H0330375 Y2 JPH0330375 Y2 JP H0330375Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airtight
- sheet
- drum
- rubber tape
- unvulcanized rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 14
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 claims 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 2
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、金属シースを施していないパイプ
タイプケーブルのような吸湿のおそれのあるケー
ブルを大気に晒すことなく保管、輸送に供する簡
易な気密ドラムに関する。
タイプケーブルのような吸湿のおそれのあるケー
ブルを大気に晒すことなく保管、輸送に供する簡
易な気密ドラムに関する。
図面に基づいて、従来の気密ドラムを説明す
る。第5図、第6図は気密ドラムの一部分の一部
断面に示した正面図および側面図である。ケーブ
ル7はドラムの両鍔板6間の巻き胴上に規則正し
く巻かれている。このドラム両鍔板6の内側の円
周に沿つて突設された棚板1上にドラムに巻かれ
たケーブル7をシールするためのゴム、プラスチ
ツク等の気密シート3を載せ、棚板1上のシート
3部分を細幅の金属テープ15を添わせ、この上
から1/4の円周に等分に分割された締付金具16
を載せてそれらの両端を締付ボルト16を締め付
けることによつて気密シート3を棚板1上に密閉
するように取り付ける。一方、気密シート3の巻
き始め端と巻き終り端部分は、第7図および第7
図中−線に沿つた断面図である第8図に示さ
れるように、ドラムの両鍔板6の相互間に同一面
上で連結する幅のある断面状の棚板連結金具1
1を両鍔板6間の内周に設けた棚板1の下部に当
接して跨つて配設し、この連結金具11上にシー
ト3の巻き始め端と巻き終り端を重ね合せ、この
重なり部分上に断面L字状の押え金具12を載置
して、その数個所をボルト14で締め付けること
によつてシールするようになつている。
る。第5図、第6図は気密ドラムの一部分の一部
断面に示した正面図および側面図である。ケーブ
ル7はドラムの両鍔板6間の巻き胴上に規則正し
く巻かれている。このドラム両鍔板6の内側の円
周に沿つて突設された棚板1上にドラムに巻かれ
たケーブル7をシールするためのゴム、プラスチ
ツク等の気密シート3を載せ、棚板1上のシート
3部分を細幅の金属テープ15を添わせ、この上
から1/4の円周に等分に分割された締付金具16
を載せてそれらの両端を締付ボルト16を締め付
けることによつて気密シート3を棚板1上に密閉
するように取り付ける。一方、気密シート3の巻
き始め端と巻き終り端部分は、第7図および第7
図中−線に沿つた断面図である第8図に示さ
れるように、ドラムの両鍔板6の相互間に同一面
上で連結する幅のある断面状の棚板連結金具1
1を両鍔板6間の内周に設けた棚板1の下部に当
接して跨つて配設し、この連結金具11上にシー
ト3の巻き始め端と巻き終り端を重ね合せ、この
重なり部分上に断面L字状の押え金具12を載置
して、その数個所をボルト14で締め付けること
によつてシールするようになつている。
上記のような従来のものでは、ドラムの両鍔板
6の内周に設けた棚板1上のシート締付金具16
またはシート重なり部における押え金具12を十
分締め付けても、締め付け部直下のシート3には
面圧が加わるが、少し離れた部分では面圧が急激
に小さくなり、棚板全周および重ね合せ部全体に
亘り十分な面圧が得られず、気密シート3内に充
填される不活性ガスのガス圧が0.05〜0.1Kg/cm2
程度の僅かの正圧でも締め付け面圧の小さい部分
のシートがずれてガス洩れを起してしまい、ドラ
ム全体に亘つて完全な気密が得られないという欠
点があつた。
6の内周に設けた棚板1上のシート締付金具16
またはシート重なり部における押え金具12を十
分締め付けても、締め付け部直下のシート3には
面圧が加わるが、少し離れた部分では面圧が急激
に小さくなり、棚板全周および重ね合せ部全体に
亘り十分な面圧が得られず、気密シート3内に充
填される不活性ガスのガス圧が0.05〜0.1Kg/cm2
程度の僅かの正圧でも締め付け面圧の小さい部分
のシートがずれてガス洩れを起してしまい、ドラ
ム全体に亘つて完全な気密が得られないという欠
点があつた。
この考案は、このような点に鑑みてなされたも
ので気密保持性が高く、かつ、気密シートの取り
付け作業性のよい簡易気密ドラムを提供すること
を目的とする。
ので気密保持性が高く、かつ、気密シートの取り
付け作業性のよい簡易気密ドラムを提供すること
を目的とする。
この考案では、ドラムの両鍔板の内周上に設け
た棚板の外周上に丸鋼線状体を複数本添わせて固
定し突起部を形成させ、この線状体間に未加硫ゴ
ムテープを張りつけたことにある。
た棚板の外周上に丸鋼線状体を複数本添わせて固
定し突起部を形成させ、この線状体間に未加硫ゴ
ムテープを張りつけたことにある。
また、シート上からワイヤーロープを締め付
け、棚板上の突部線状体とで凹凸を形成して突き
合せ、ワイヤーロープを締め付けることによつて
気密シート内の不活性ガスの内圧によつてシート
がずれるのが防止され、気密性の向上が可能とな
る。
け、棚板上の突部線状体とで凹凸を形成して突き
合せ、ワイヤーロープを締め付けることによつて
気密シート内の不活性ガスの内圧によつてシート
がずれるのが防止され、気密性の向上が可能とな
る。
以下、図面に基づいてこの考案の簡易気密ドラ
ムの一実施例を説明する。第1図はこの一部分を
示す一部断面で示した正面図、第2図はその一部
分を示す側断面図である。即ち、ケーブル7はド
ラムの両鍔板6の間のドラム巻き胴上に巻かれて
いる。この鍔板6の内側に突設された棚板1の外
周面上には間隔を置いて丸鋼線22,22がリン
グ状に配設され、この丸鋼線22,22間には未
加硫ゴムテープ25が棚板1上に張り付けられ
る。この上に気密シート3の片側の耳縁が載置さ
れ、この上から複数本のワイヤーロープ24を
各々1周巻き付け、このワイヤーロープ24の両
端には第2図に示すように締付ボルト29が接続
され、鍔板6上に設けられたワイヤーロープ固定
金具28に通してナツト30を締め付けることに
より圧着される。
ムの一実施例を説明する。第1図はこの一部分を
示す一部断面で示した正面図、第2図はその一部
分を示す側断面図である。即ち、ケーブル7はド
ラムの両鍔板6の間のドラム巻き胴上に巻かれて
いる。この鍔板6の内側に突設された棚板1の外
周面上には間隔を置いて丸鋼線22,22がリン
グ状に配設され、この丸鋼線22,22間には未
加硫ゴムテープ25が棚板1上に張り付けられ
る。この上に気密シート3の片側の耳縁が載置さ
れ、この上から複数本のワイヤーロープ24を
各々1周巻き付け、このワイヤーロープ24の両
端には第2図に示すように締付ボルト29が接続
され、鍔板6上に設けられたワイヤーロープ固定
金具28に通してナツト30を締め付けることに
より圧着される。
一方、気密シート3の巻き始め端3aおよび巻
き終り端3bの重ね合せ部分は、第3図および第
3図の−線に沿つた断面図である第4図に示
されるように、両鍔板6の内側に設けられた棚板
1の下部にそれぞれ当接して断面状に形成され
た橋板連結金具31の上面が棚板1の上面と一致
するように両鍔板6,6間に跨つて配設される。
そして、棚板1と橋板連結金具31の上面に亘つ
て未加硫ゴムテープ25を載置して気密シート3
の巻き始め端3aを重ね、さらに未加硫ゴムテー
プ25を気密シート3の幅だけ丸鋼線22の外側
の気密シート3の巻き始め端3aの耳縁まで達す
るように載置し、次にその上に気密シート3の巻
き終り端3bを重ね合せる。そして、ドラム中央
部分にはこの上から直線状の丸鋼線33を取り付
けた押え金具32を載置し、複数個のボルト3
4,34を締め付けることによつて均等に気密シ
ート3a,3bに面圧を加えてシールするように
構成されている。なお、符号23はドラムを輸送
するとき等の移動に際して気密シート3を破損し
ないように設ける保護板である。
き終り端3bの重ね合せ部分は、第3図および第
3図の−線に沿つた断面図である第4図に示
されるように、両鍔板6の内側に設けられた棚板
1の下部にそれぞれ当接して断面状に形成され
た橋板連結金具31の上面が棚板1の上面と一致
するように両鍔板6,6間に跨つて配設される。
そして、棚板1と橋板連結金具31の上面に亘つ
て未加硫ゴムテープ25を載置して気密シート3
の巻き始め端3aを重ね、さらに未加硫ゴムテー
プ25を気密シート3の幅だけ丸鋼線22の外側
の気密シート3の巻き始め端3aの耳縁まで達す
るように載置し、次にその上に気密シート3の巻
き終り端3bを重ね合せる。そして、ドラム中央
部分にはこの上から直線状の丸鋼線33を取り付
けた押え金具32を載置し、複数個のボルト3
4,34を締め付けることによつて均等に気密シ
ート3a,3bに面圧を加えてシールするように
構成されている。なお、符号23はドラムを輸送
するとき等の移動に際して気密シート3を破損し
ないように設ける保護板である。
このようにしてなる本考案の簡易気密ドラム
は、未加硫ゴムテープを使用することにより、気
密シートと棚板または気密シートの巻き始め端と
巻き終り端の密着性が格段に向上し、また、気密
シート耳縁の棚板部の締め付けにおいても棚板上
の丸鋼線とで凹凸を形成し、上からワイヤーロー
プで締め付けるので棚板上の全周に亘り一様に面
圧が加わるようになつてシール性が高くなり、ま
た、施工作業は何ら複雑化しないので、作業能率
を向上させることができる極めて顕著な効果が得
られる。
は、未加硫ゴムテープを使用することにより、気
密シートと棚板または気密シートの巻き始め端と
巻き終り端の密着性が格段に向上し、また、気密
シート耳縁の棚板部の締め付けにおいても棚板上
の丸鋼線とで凹凸を形成し、上からワイヤーロー
プで締め付けるので棚板上の全周に亘り一様に面
圧が加わるようになつてシール性が高くなり、ま
た、施工作業は何ら複雑化しないので、作業能率
を向上させることができる極めて顕著な効果が得
られる。
第1図は、本考案の一実施例の簡易気密ドラム
の一部分を示す一部欠截して示した正面図、第2
図は、上記第1図の一部分の側断面図、第3図
は、上記第1図のシート巻き始め端、巻き終り端
部の一部分を示す一部欠截して示した正面図、第
4図は、上記第3図中−線に沿つた断面図、
第5図は、従来の気密ドラムの一部分を示す一部
欠截して示した正面図、第6図は、上記第5図の
側断面図、第7図は、上記第5図のシート巻き始
め端、巻き終り端部の一部分を示す一部欠截して
示した正面図、第8図は、上記第7図中−線
に沿つた断面図である。 1……棚板、3……気密シート、3a……気密
シートの巻き始め端、3b……気密シートの巻き
終り端、6……両鍔板、22……線条体(丸鋼
線)、24……線条体(ワイヤーロープ)、25…
…未加硫ゴムテープ、31……連結金具、32…
…押え金具。
の一部分を示す一部欠截して示した正面図、第2
図は、上記第1図の一部分の側断面図、第3図
は、上記第1図のシート巻き始め端、巻き終り端
部の一部分を示す一部欠截して示した正面図、第
4図は、上記第3図中−線に沿つた断面図、
第5図は、従来の気密ドラムの一部分を示す一部
欠截して示した正面図、第6図は、上記第5図の
側断面図、第7図は、上記第5図のシート巻き始
め端、巻き終り端部の一部分を示す一部欠截して
示した正面図、第8図は、上記第7図中−線
に沿つた断面図である。 1……棚板、3……気密シート、3a……気密
シートの巻き始め端、3b……気密シートの巻き
終り端、6……両鍔板、22……線条体(丸鋼
線)、24……線条体(ワイヤーロープ)、25…
…未加硫ゴムテープ、31……連結金具、32…
…押え金具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ドラムの両鍔板の内側に突設された棚板の外周
面に、複数本の線条体を間隔を開けて配設すると
とともに、これらの線条体間に未加硫ゴムテープ
を張り付け、上記両鍔板の内側の棚板間に跨がつ
て覆設される気密シートの両側耳縁を複数の線条
体を巻き締めることにより同シートの両側縁を上
記複数本の線条体に押し付けるとともにそれら線
条体の間で凹ませて上記未加硫ゴムテープに圧着
せしめ、 また、気密シートの巻き始め端と巻き終り端と
の重ね合せ部分は、それらの重ね合わせ面間に未
加硫ゴムテープを挟んだ状態で、上記両鍔板間に
跨設され、かつ、表面に未加硫ゴムテープを載置
した連結金具の上に載せ、その上側から複数の線
条体を有する押え金具により押し付けてシート相
互間およびシートと連結金具との間を密着させる
ようにしたことを特徴とする簡易気密ドラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17591286U JPH0330375Y2 (ja) | 1986-11-15 | 1986-11-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17591286U JPH0330375Y2 (ja) | 1986-11-15 | 1986-11-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6381079U JPS6381079U (ja) | 1988-05-28 |
JPH0330375Y2 true JPH0330375Y2 (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=31115675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17591286U Expired JPH0330375Y2 (ja) | 1986-11-15 | 1986-11-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0330375Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-15 JP JP17591286U patent/JPH0330375Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6381079U (ja) | 1988-05-28 |
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