JPH0330275B2 - - Google Patents

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JPH0330275B2
JPH0330275B2 JP56172702A JP17270281A JPH0330275B2 JP H0330275 B2 JPH0330275 B2 JP H0330275B2 JP 56172702 A JP56172702 A JP 56172702A JP 17270281 A JP17270281 A JP 17270281A JP H0330275 B2 JPH0330275 B2 JP H0330275B2
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JP
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wall
power distribution
insertion hole
distribution device
casing
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JP56172702A
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多数の連続した電気的な導体を覆う長
い中空の管路とこの管路の一つの壁に設けられそ
れを通して適当な接触プラグによる導体の接近が
可能な項部とを備えた形式の配電装置に関する。
この形式の配電装置は英国特許出願第7924492
号中に記載されかつ権利を請求されている。この
装置においては、管路の一つの壁に接触プラグを
それを通して挿入することのできる長手方向に延
びた挿入孔が形成されており、接触プラグの回動
によつてその接触ピンが管路内に収容された連続
的な導体に対して電気的に接触される。そしてこ
の配電装置には、管路内に一連の内部安全ドアを
有する安全機構が設けられ、内部安全ドアは管路
の導体収容部分を前記挿入孔から遮断し得る閉鎖
状態になるように常に付勢されている。接触プラ
グを挿入孔中に押し込む動作によつてこれらの安
全ドアの中の一つが開放され、これによつて、接
触ピンが導体と電気的に接触するような位置にま
で接触フラグを回転させることができるようにな
る。このような安全機構の構成においては、接触
プラグ以外の他の手段による導体への接近が極め
て困難であつた。
本発明は製作上に利点を有し、そして種々の形
態の安全機構の使用を可能にする改善された前記
形式の配電装置を提供する。
本発明によれば、支持面に固定できる断面が長
方形で細長いハウジングを画成する壁を有するケ
ーシングと、前記ハウジング内に取り付けられた
複数の細長い導体と、前記導体と電気接触をする
接触ピンを有する接触プラグとを有し、前記ケー
シングにはその壁の長手方向に一定の間隔を置い
た多数の挿入孔が形成され、かつ各々の挿入孔に
接触プラグのための挿入部が設けられ、さらに
各々の挿入孔には、接触プラグのアーチ状案内面
と協働するアーチ状案内面が少なくとも部分的に
画成され、これによつて接触プラグが挿入孔に挿
入される際、前記協働案内面に沿つた接触プラグ
の回動により接触ピンと導体との電気接触が行わ
れ、また、安全閉鎖手段が各々の挿入孔毎にハウ
ジング内に配置され、各々の安全閉鎖手段は、ハ
ウジング内に設けられ、導体の少なくとも幾つか
へ接近するのにハウジング内に入るのを妨げ、接
触プラグが前記協働案内面に沿つて回動すること
により閉鎖位置から開放位置まで動くことができ
る第1閉鎖部材と、ハウジング内に、挿入孔をふ
さぐ挿入孔フラツプを備え、該挿入孔フラツプ
が、接触プラグを挿入孔へ挿入することにより開
放位置と閉鎖位置との間を動くことができる第2
閉鎖部材と、前記第1及び第2閉鎖部材を閉鎖位
置に付勢するバネ手段と、を備えていることを特
徴とする配電装置が提供される。
間隔をおいて設けられた個々の開孔部を用いる
ことによつて連続的な導体のためのハウジングを
形成するケーシングの構造が簡単になり、そして
各挿入部に対して個々に安全閉鎖機構を設けるこ
とが可能になる。
好ましくは各挿入孔はこれらの挿入孔が接触プ
ラグをその一つの向きにおいてのみ受け入れるこ
とができるような形状になされている。このこと
によつて接触プラグの挿入が容易になりそして接
触プラグを接触位置に移動させる際にプラグを確
実に位置させることが可能になる。
ハウジングの形状およびこのハウジング内での
導体の配置は配電装置の設計用途に合わせて変え
ることができるが、好ましくはケーシングの壁に
よつて形成されるハウジングはほゞ長方形に断面
を有しており、そしてハウジングの後壁において
壁面等のような平坦な支持面に対して固定される
ようになされている。この場合、間隔をおいて設
けられる孔部をハウジングの前壁中に設けそして
連続的な導体をハウジングの上壁に隣接して配置
することが好ましいが、たとえば導体をハウジン
グの後壁に沿つて配置するようなその他の構成も
同様に適している。
ケーシングを支持面に対して取付けた状態で導
体が覆われているようにすれば、ハウジングの一
つまたはそれ以上の側面は開放されていてもよい
(たとえば後壁を省略してもよい)。ケーシング
は、たとえば押出加工によつてつくられた連続的
に成形された長い管路からなるものとすることが
好ましい。管路は一体的なものでもよく、あるい
は二つまたはそれ以上の部分からつくられていて
もよい。
導体がハウジングの上壁に隣接して設けられる
構成の場合、一つの具体例においては、各閉鎖部
材はその閉鎖状態と開放状態との間でハウジング
内部において回動するようにそれぞれの孔部に面
して取付けられたドアからなり、そしてこのドア
は接触プラグがそれぞれの孔部を通して挿入され
る際に開放状態まで回動することができる。本発
明の一つの態様において、各孔部にはハウジング
の内部に連通するキー溝が設けられ、そして閉鎖
状態においては、好ましくはこのドアの前縁部は
ハウジング内部において各開口部の縁部よりも内
側でキー溝に沿つて延出するように配置され、接
触プラグによる閉鎖部材の開放を可能にするため
のこの前縁部との接触は適当な部材をこのキー溝
を通して挿入するだけで達成することができるよ
うになされている。
このような部材は接触プラグの本体側に設けら
れており、そして接触プラグを挿入孔中に押し込
む際にキー溝を通過してドアの前縁部に係合する
ように形状になされている。
独立した複数の挿入孔を用いることによつて隣
接する挿入孔の間に空隙が形成され、これは回動
せず滑動するように取付けたドアによつて閉鎖機
構を形成した別の具体例において用いられる。各
滑動ドアは、挿入孔に対向しつつハウジングの内
部を横切る閉鎖状態になるように付勢されてお
り、そしてこの付勢力に抗して、たとえば接触プ
ラグを挿入孔に挿入された後の回動によつて、ハ
ウジング中を長手方向に移動して挿入孔に隣接す
る空隙内に進入され得る。
本発明の好ましい具体例においては、前記閉鎖
機構は前記閉鎖部材の他に常時前記挿入孔に横切
る閉鎖状態になるように付勢されている挿入孔フ
ラツプを備えており、そしてこの具体例の特定の
態様においては、閉鎖部材および挿入孔フラツプ
のいずれもがそれぞれ互いに独立には開放されな
いようになされている。
一つの例においては、挿入孔フラツプを予め開
放しないで閉鎖部材を開放状態に移行させようと
試みても(たとえばキー溝に何等かの部材を挿入
することによつて)閉鎖部材が挿入孔フラツプに
当接して開放を阻止するようになつている。別の
具体例においては、閉鎖状態では挿入孔フラツプ
は閉鎖部材に当接し、これによつて閉鎖部材が開
放されないようになされている。接触プラグを管
路中に挿入できるようにするためには、キー部材
(たとえば接触プラグ側に設けられている部材)
をキー溝に沿つて挿入して閉鎖部材に対して係合
させなければならず、それによつて閉鎖部材が挿
入孔フラツプと同時にあるいはそれよりも僅かに
先行して開放されることになる。
連続的な導体および多数の挿入部を用いない通
常の配電装置には一般に適当な接触プラグによつ
てこの装置に対して個々に電気的な接続を行なう
ための多数の固定されたソケツト差込口が設けら
れている。このような装置には種々の欠点があ
り、その中の多くの欠点はこれらのソケツトが建
築物中に永久に取付けられることに関連してい
る。たとえば、種々のソケツト差込口を相互に接
続する導体ケーブルは常時壁面中に埋設されてお
り、そしてこのために壁の表面をそのままにして
ソケツト差込口を移動させたり、あるいは新たな
ソケツト差込口を配電装置に付加することが不可
能である。さらに、建築物の建造中もしくは改修
中においては、ソケツト差込口の配置に関する建
築物の最終的な位置決めを予め考慮することがし
ばしば不可能であり、そしてこの結果としてこれ
らのソケツト差込口の位置は建築物が最終的に完
成したときには不正確なものとなることが多い。
工業用もしくは商業用の用途のためには幹線方式
が提案されているが、それらは通常の構造よりも
はるかに高価でありそして用途によつては要求さ
れる多様性を与えることがない。
これらの欠点を克服するために、本発明の一つ
の具体例においては、ケーシングは支持面に対し
て永久的に固定するようになされた第一の部分と
挿入孔が形成された第二の部分とからなる二つの
部分として形成される。これによつて前記第一の
部分は長手方向に延設された任意の長さの支持部
とされ、また前記第二の部分は任意の長さのそし
て前記支持部に対して長手方向における多数の位
置のうちの任意の個所に取付けることのできる壁
部として形成され、両部分によつて安全な管路を
形成することができる。
前記壁部は前記支持部に対して脱着可能に好ま
しく結合されており、それによつて前記壁部の位
置を必要に応じて別の位置に変更することが可能
となる。
長い支持部は好ましくは連続的に形成すること
ができそして任意の所望の長さに切断することが
できる。そしてこの配電装置を最初に組立てる際
には、前記壁部を前記支持部の最も適切な場所に
配置する。使用者の要求が任意の時点で変更され
た場合にはその壁部は支持部内において別の場所
に再度位置させることができる。
好ましくは一つの長さの支持部が前記多数の壁
部を収容するようになされ、そして壁部は完成さ
れた管路内で適切に相互に電気的に接続される。
本発明の一つの具体例においては、連続的な導
体が支持部中に配置される。また別の具体例では
それらは壁部に配置される。後者の具体例におい
ては、共通の支持部中に取付けられた個々の壁部
は管路中に設けられた導体によつて電気的に相互
に接続される。
支持部は表面に対して、たとえばそれを壁面中
に部分的に埋設することによつて永久的に固定す
るようにすることが好ましく、そしてこれは挿入
孔を含む壁部の永久的な支持体として機能するよ
うになされ、一方壁部は壁の表面に何らの損傷を
与えることなく移動させたりあるいは付加したり
することができる。
長い支持部は熟練した電気工を必要とすること
なく新らしい建築物中に取付けることができる。
電気工は建築物がほゞ完成した状態で使用者の要
求にしたがつて壁部ならびにその他の任意の適当
な取付具を支持部中に設けることができる。
本発明の一つの具体例においては、支持部は断
面がほゞU字形の通路部を備えており、この通路
部はそれを外側に向けて壁面に固着するようにな
されている。挿入孔が設けられている壁部はこの
通路部中に取付けるようになされており、そして
前面から取付けられる。この壁部は通路部に対し
てクリツプ嵌めするようになされ、そして幾つか
の壁部を支持部の長手方向に沿つて間隔をおいて
設けることができる。通路部中の開放部分、たと
えば隣接する壁部間の空隙部はカバー板などのよ
うな覆い部材によつて閉鎖することができこれら
のカバー板等も適所にクリツプ嵌めするようにな
されている。
本発明はさらに前記挿入孔の中の一つのものと
係合して前記ハウジング内に設けられた連続的な
導体と電気的に接触するようになされた接触プラ
グを有している。
本発明がさらに理解されるように以下その具体
例を添付の図面に基づいて例として説明する。
第1図は壁面に取付けられる配電装置を代表的
な接触プラグと共に示す分解斜視図、第2図は第
1図示の装置と同様な配電装置の導体支持部材お
よび安全ドア機構の詳細を示す図式的な斜視図、
第3図は第2図示の配電装置の各部を入口フラツ
プおよび安全ドア機構の詳細について示す縦断面
図、第4図は壁面に取付けられる配電装置の別の
具体例の分解斜視図、第5図は壁面に取付けられ
る配電装置のさらに別の具体例の一部破断斜視
図、第6図は第5図示のハウジングの縦断面図、
第7図は第5図および第6図示のものと同様な配
電装置の組立状態における正面図、第8図および
第9図は別の形態のハウジングの断面図であり、
第10図は床下に取付けるようになされた配電装
置の断面図である。
これら図中に用いられている同一の符号は同一
のもしくは同様な部分を示す。
図面について説明すると、第1図は長い中空管
路10の形態をなしたケースを備えた配電装置を
示し、この管路は後壁11、前壁12、上壁13
および下壁14を有するほゞ長方形の箱形の形状
を有している。管路10は押出成形により好まし
く加工され、金属またはプラスチツクのような任
意の適当な導電性もしくは非並電性の材料からな
るものでよい。図示の具体例では、管路10はア
ルミニウムによつて一体押出成形によつて形成さ
れているが、二つまたはそれ以上の別個の部分を
つくつてからこれらを組合わせてもよく、たとえ
ば別々の前半部および後半部としてつくつてもよ
い。後者の構成によれば種々の部材の組付けが容
易になる。
管路10の壁によつてほゞ長方形のハウジング
が形成され、上壁13の内側には断面ほゞ半円形
の一対の長手方向の溝16,17が設けられ、こ
れらの溝は非導電性の弾性のあるプラスチツク材
料から押出成形された導体支持部材18のための
かみ合い面を形成している。この導体支持部材1
8は三つの連続的な導体20,21,22を収容
するためのものであり、この目的のために導体を
嵌入させることのできる三つの絶縁性の半スリー
ブ24,25,26が形成されている。前記導体
は以下に説明する接触プラグ4の接触ピン6,
7,8と適確に接触できるように断面が逆U字形
になされており、そして導体支持部材18の下縁
部に沿つて接触プラグ4の各ピンが導体に案内さ
れるように三つの入口スロツトが設けられてい
る。各導体は黄銅または銅のような任意の適当な
導電性材料からつくられている。
導体20,21,22が夫々のスリーブ24,
25,26中に収容される際に、導体支持部材1
8は上壁13に設けられた溝16,17と摩擦嵌
合しそして前壁12および後壁11によつてさら
に位置決めがなされる。
管路10の前壁12中には一連の挿入孔30が
設けられている。これらの挿入孔30は打抜きあ
るいはパンチ加工によつて前壁12から切出して
つくられており、接触プラグ5の挿入位置を形成
している(このプラグは英国特許出願第7924492
号に開示したものと同様である)。接触プラグ4
は、図示のようにアーチ状案内面をなすその側面
で、対応するアーチ状案内面を有する挿入孔中に
嵌合されて、接触ピン6,7,8が導体20,2
1,22と夫々係合するように回動できるように
なされている。
各挿入孔30にはプラグ4が所定の位置にない
ときに挿入孔を閉じておく第2閉鎖部材を構成す
る挿入孔フラツプ33が設けられている。各挿入
孔フラツプ33は挿入孔30の下縁部の近傍で各
フラツプ毎に対応する二つのピン35とねじりバ
ネ36とからなるピン機構34を中心として回動
するように取付けられている。ピン35は各フラ
ツプ33の異形部33aの裏面に形成された溝中
に収容されており、これらの異形部33aは対向
する挿入孔30に対応した形状形成された拡設部
31中に収容されている。挿入孔フラツプ33は
バネ36によつて閉成位置に付勢され、この位置
で挿入孔の内縁部に係合する突部37によつて前
壁12中に保持される。接触プラグ4が挿入孔3
0中に挿入される際には、各挿入孔フラツプ33
がプラグ4の端部9によつて下方に押され管路1
0の下壁14中に形成された空所40中に対して
回動する。挿入孔フラツプ33がこの押下位置に
あるときには、接触プラグ4の端部9に対するバ
ネ作用によつてプラグ4が管路10に対して上方
に押され、導体20,21および22上の接触が
より良好なものとなる。
管路10には前記挿入孔30を通して管路内部
への挿入がなされた際にも導体への接触を防止す
るための安全閉鎖機構、即ち第1閉鎖部材が設け
られている。詳細を第2図および第3図に示すこ
れらの第1閉鎖部材は各挿入孔30に対して一つ
づつ設けられ、そして管路10の導体20,2
1,22を含む上部を挿入孔30の位置する部分
から閉鎖する閉鎖状態になるように付勢された一
連のドア42を備えている。第1図ないし第3図
に示す具体例においては、各ドア42は導体支持
部材18の拡設された最後端部からなる支持体4
5中に形成された孔44中に位置するピン43に
回動可能に取付けられている。第2図中に点線で
概略を示すように、ドア42はその後端部から延
設するラグ49中に形成された孔46中にピン4
3を収容しており、かつドア42を管路に対して
斜行する閉鎖位置に付勢するようにネジリバネ4
7が設けられている。支持体45の断面は孔46
が設けられているドア42のラグ49が入るよう
に切欠されている。
ドア42がそれらの閉鎖位置にある場合には、
それらの前縁部は挿入孔30の上縁部50の上方
に位置し、この結果挿入孔フラツプ33を介して
管路10の内部へのアクセスがなされたとしても
管路10の内側からこれらのドア42を開くこと
が極めて困難であるようになされている。ドア4
2は外部から何等かの部材を各挿入孔30の上縁
部に設けられたキー溝51に対して通過させない
限り開くことができない。さらに、第3図に示す
ように、安全ドア42およびこれに組合わされた
挿入孔フラツプ33はまず挿入孔フラツプ33を
開放しなければ安全ドア42を(たとえばピン、
ネジまわし等をキー溝51中に挿入することによ
つて)開けることができないような形状になされ
ている。すなわち安全ドア42を開けようとして
も、安全ドア42の先端43aに設けたラグ42
aが挿入孔フラツプ33の上縁部に衝合するため
である。
安全ドア42はさらに別の安全手段が設けられ
ている。安全ドア42の先端43aには外側上方
に突出する舌片46aが設けられ、この舌片は安
全ドア42や挿入孔フラツプ33が開いていない
状態でピンなどのような細い工具をキー溝51を
通して導体側に押入できないようにする保護体と
しての機能を果たす。
この装置に用いるようになされた接触プラグ4
にはキー溝51と嵌合しかつラグ42aと係合す
ることのできる突部(図示せず)が設けられてい
る。接触プラグ4が挿入孔に押入されると、この
突起がキー溝51を係合する。接触プラグ4が押
入されるにつれて、挿入孔フラツプ33が開放さ
れそしてプラグ体上の部材がラグ42aに当接し
てドア42をその開放状態になるように下方へ回
動させる。次いで接触ピンを導体20,21,2
2と電気的に接触させるような位置にプラグを回
動させることができるようになる。
第2図および第3図に示す導体は、第3図に示
すようにU字断面の垂下腕部の長さが等しく、そ
して接触位置でプラグの接触ピンを把持するよう
にバネで付勢されている点が第1図に示す導体と
は僅かに異なつている。
各ドア42の長さは各挿入孔の長さよりも大き
くこれらのドアが挿入孔の横方向の縁部を越えて
延出するようになされている。盲インサート部材
58(第2図)が隣接する安全ドア42の間にお
いて導体20,21,22に押し入れられてお
り、そしてこの目的のために導体を弾性係合する
脚部58aが設けられている。またこれらの盲イ
ンサート部材は導体支持部材18と一体に成形し
てもよい。必要によつては、他の具体例において
はドア42を隣接する二つの挿入孔30の間に点
にまでわたるように充分に長くして連続するドア
42の間に著しいギヤツプが存在しないようにし
てもよい。
好ましくは、安全ドア42および挿入孔フラツ
プ33の双方をそれらの回動ピンによつて適所に
スナツプ止めし、それらが破損した場合に交換で
きるようにしてもよい。
管路10の後壁11はその上縁部および下縁部
で延設されてフランジ52,53を形成し、管路
10を適当な壁などのような表面に対して固定す
るようになされている。第1図の一点鎖線54で
示すように、管路10はスカート板あるいはその
他の縁部材に上縁部に対して固定することがで
き、そして三角形の仕上げ部材55には管路10
の上壁13に形成された対応する形状部57と係
合できるかみ合い形状部56が設けられている。
第4図は管路10の前壁中にそれぞれ間隔をお
いて設けられた開口部を用いることによつて得ら
れる内部安全ドアについての別の具体例を示す。
この構成においては、プラグ4および管路10は
第1図に示す構造に用いられるものとほゞ同様で
あるが、導体支持部材および安全ドア機構は異な
つている。
第4図に示す具体例においては、導体支持部材
60は前記のように弾性のあるプラスチツク材料
から押出成形され、導体64,65,66をそれ
ぞれ収容する三つの長手方向の溝61,62,6
3が形成されている。またこれも前記のようにし
て導体がこれらの溝中に嵌合される際には、支持
部材60が導管10の上壁に沿つて形成されたか
み合い形状部16および17に対して締り嵌めさ
れている。この場合には、導体64,65および
66は第2図および第3図に示すものと同様であ
るが(すなわち弾性腕部を有する逆U字形断面)
接触プラグの接触ピンを収容するようになされた
長手方向の溝を有する円形あるいは方形断面のロ
ツドなどのようなその他の形状体を用いることも
可能である。
導体支持部材60には通電および中性導体64
および65を覆うベース70によつて相互に結合
された下方に垂下する長い壁68および69が形
成されている。このベース70は所定間隔で切欠
されて開口部70aが形成され、そして壁68お
よび69の端部の下縁部には通路71が形成さ
れ、これらは協働して滑動する安全ドア72のた
めの水平な案内溝71aを形成する。滑動する安
全ドア72は溝71a中を自由に滑動することが
でき、そしてこの溝ならびに管路10の後壁11
および前壁12の内側によつて位置決めされる。
各ドア72はそれが挿入孔30に対して配置され
ている閉鎖状態とそれが隣接する挿入孔30の間
の空間に位置される開放状態との間で移動するこ
とができる。各ドア72はコイルバネ73によつ
てその閉鎖状態になるように付勢されており、こ
のコイルバネはドア72の隣接する横方向の縁部
に突部74によつて支持され、かつ開口部70a
の遠い側に当接されている。
またドア72の前縁部には前方に突出するラグ
75が設けられ、プラグの挿入孔30への挿入時
に、ラグ75はプラグがその接触位置に回動する
際にプラグ本体と係合する。この回動によつてド
アは滑動して開放し、プラグの接触ピンを導体と
接触できるようにする。
接触プラグをとりはずす逆の手順によつてこの
ドア72がバネ73の作用下に滑動し、プラグが
その除去に先立つて回動する際に閉鎖状態に移行
する。
ドア72は導体64および65のみを横断する
ように延設されている。導体66はこの安全ドア
によつては保護されていない。これは導体66が
接地導体であり、したがつて安全装置を必要とし
ないためである。別の構成においては、この接地
導体66を省略してこれを金属性の管路それ自体
に含ませることもできる。またその他の構成にお
いては、この接地導体を全く省略してもよい。
ドア72の滑動動作によつて挿入孔30中にキ
ー溝51を設けることが不要になる。これらの挿
入孔30および対応する挿入孔フラツプ33は開
口部の一方の側に拡設された丸みのある部分51
aが設けられている点において第1図に示すもの
とは異なつている。この部分はプラグ本体がその
接触位置に回動する際にプラグと係合してプラグ
の側方への移動を禁止する。
導体支持部材60は下壁70に間隔をおいて開
口部70aを設ける代りに、この壁を省略しそし
て盲インサート部材を前記の具体例におけるよう
にして係合させてもよい。図示の構成において
は、開口部70aは約25mmの間隔で設けられてい
る。
第5図ないし第10図において示す具体例にお
いては、管路は一体構造とする代りにほゞ箱形を
なしたハウジング110の支持部およびソケツト
差込板128を有する壁部を備えた二つの部分と
して形成されている。ハウジング110からなる
支持部は壁面に対して永久的に固定するようにな
されており、そして後壁114、上壁116およ
び下壁118がそれぞれ形成され、これらの壁は
外方に向う中央通路120を形成する。
後壁114は上壁116および下壁118を越
えて延設され上部フランジ122および下部フラ
ンジ124を夫々形成する。これらのフランジに
よつてハウジングは壁などのような支持面に対し
て、たとえばネジによつて固着される。これらの
フランジの端部は外側に彎曲する縁部122a,
124aとなつており、これらの縁部は縁材12
6(第6図中一点鎖線で示す)を保持するために
用いられる。
ハウジング110は好ましくはポリ塩化ビニル
のようなプラスチツク材料またはアルミニウム合
金のような軽金属材料から連続押出体として製造
されるが、中級鋼のシート材などのような材料を
圧延することによつてもつくられる。ハウジング
は壁に対して永久的に固定する前に所要の正確な
長さに切断される。第5図はこのような二つの長
いハウジング110a,110bが室内に隅部で
スカート板の真上に取付けられ、そしてこの隅部
で安全な結合をなすように角合わせされているこ
とを示す。新らしい建築物においては、導体およ
び付属物が固定される前にこのハウジングを壁構
造中に埋設することができ、そしてこのような取
付けには給電ケーブルをまず壁面中に埋め込まな
ければならないような通常の設置の場合と違つて
熟練した電気工を必要としない。
ハウジング110はその長手方向に沿つてソケ
ツト差込板128の形の壁部を任意の点において
支持するようになされている。いくつかのこれら
のソケツト差込板128を一つの長いハウジング
の中央通路120中に収容することができ、そし
てそれぞれのソケツト差込板は通路120に対し
て嵌り合う形状の箱形断面のケーシング130を
備え、このケーシング130は前壁132、上壁
134および下壁136からなつている。第6図
に示すように、これらの壁134および136は
ハウジング110の壁116,118中に正確に
嵌合し、そして壁134および136の外面の最
も内側の縁部に沿つて形成された対応する溝13
8aに係合する突起138によつて適当な締り嵌
めもしくはクリツプ嵌めを形成するが、それらは
その他の手段によつてハウジング110に取付け
ることもでき、たとえばハウジング110に対し
てネジ止めすることもできる。各ソケツト差込板
128は接触プラグのための多数の挿入部140
を有していて、ケーシング130の頂部に設けら
れた導体支持部材144中に支持された連続的導
体140に対する接続を可能にする。これらの導
体は第1図ないし第4図について説明したような
安全ドア装置によつて保護されるが、英国特許出
願第8107827号中に記載されかつ特許されている
ようなモジユラ機構が特に適している。第6図は
この後者の位置を示す。図中131はモジユラ機
構の長方形のハウジング、133は安全シヤツタ
でありそして135(第5図示)は周辺の位置決
め縁部である。
第5図にはただ一つだけの挿入部140を有す
るソケツト差込板が示されているが、各ソケツト
差込板には一つまたはそれ以上のプラグ挿入部を
設けることが好ましく、たとえば二つまたは三つ
のプラグ挿入部が一般により便利である。代表的
な装置が第7図に示されており、図中には二つの
ソケツト差込板128a,128bが示されてい
る。ソケツト差込板128aは三つのプラグ挿入
部140a,140b,140cを有し、一方ソ
ケツト差込板128bは二つの挿入部140d,
140eを有している。
それぞれの長いハウジングに設けられるソケツ
ト差込板128の数および配置ならびにそれぞれ
のソケツト差込板中におけるプラグ挿入部140
の数は全て使用者の必要に応じて定められること
は明らかである。たとえば、給電回路に対する電
気的な接触の必要がなければハウジングの全長に
わたつてソケツト差込板は省略される。また多数
のプラグ挿入部が必要な場合には、ハウジングの
全長にわたつてせまい間隔で多数のプラグ挿入部
が設けられる。この目的のためには、ソケツト差
込板128のケーシング130をプラグ挿入部に
種々の間隔および分布で設けた多数の標準的なた
だし種々の長さのものとして製作することができ
る。特に好ましい具体例においては、この装置は
二種以上の形式の挿入プラグを受け入れるように
なされたソケツト差込板を有し、ソケツト差込板
のこの「プラグ−イン」構造によつて異なつた形
状のソケツト差込板を一つの長いハウジング中に
収容させることが可能になる。
第5図に示すはめあい機構はソケツト差込板1
28が通路中にクリツプ嵌めされ、次いでそれが
所定の位置にくるまでハウジング110に沿つて
滑動されるようになされている。次いでその位置
は、ケーシング130と同様な断面を有し、ケー
シング110と同様な連続的な長さに形成され、
そしてポリ塩化ビニルまたはアルミニウムのよう
な同様な材料からつくられたカバー条片148に
よつて固定される。これらのカバー条片148は
隣接するソケツト差込板128a,128bの間
の間隙を結合しかつ同時にハウジングの内部を外
側から閉鎖するために必要な正確な長さに切断さ
れている。これによつて管路の外観がきれいで平
滑なものとなり、そして隣接するソケツト差込板
を相互に接続するケーブル導体150を覆うこと
ができる。第5図に示すように、相互接続用の長
いケーブル150の端部には接触ピン154を備
えた「プラグ−イン」ケーブルコネクタ152が
設けられ、これらの接触ピンは各ソケツト差込板
128中に設けられた逆U字形の導体142に対
して嵌合される。この構成によつて装置中の隣接
するソエツト差込板を相互に接続するための迅速
で簡単な方法が提供される。二つのソケツト差込
板をならべて位置させる場合には、これらの差込
板を電気的に接続するために簡単な「プツシユ−
イン」コネクタ(図示せず)が設けられる。通常
のネジ込み形の端子の場合よりもはるかに操作が
迅速でかつ構造の簡単なこのような接続はソケツ
ト差込板128中に設けられた連続的な導体14
2の使用によつて著しく簡単なものとなる。
別の形態のハウジングの断面を第8図および第
9図に示す。第8図において、後壁114の下方
延設部160が下方に延びて相当深い下方ウエブ
を形成している。このウエブの端部には水平フラ
ンジ162および上方に反転する舌片164が設
けられ、これらは協働して付加的な導体ケーブル
もしくは中央加熱パイプ等のような物品を収容す
るために用いられる下部ハウジング166を形成
する。カバー板(図示せず)がこの通路ハウジン
グ166に嵌着されており、そしてこれは仕上げ
作業の終つた室内におけるスカート板を形成す
る。
第9図は壁面中に完全に埋め込まれるようにし
たハウジング110を示している。この構成にお
いては、上部および下部フランジ170および1
72がそれぞれ上壁および下壁116および11
8の前縁に沿つて設けられており、そしてこれら
はソケツト差込板128の前壁130の上部およ
び下部フランジ178,180を収容するように
なされた長手方向の切欠部174,176を備え
ている。同様なフランジ178および180がカ
バー条片148に沿つて設けられている。フラン
ジ170,172は第9図に示すように、壁面中
に収容されるようになされており、そして切欠部
174,176はソケツト差込板およびカバー部
材が壁112の前面184の面と正確に一致する
ように位置づけられている。通常の建築物におい
て、理想的にはハウジング110の後壁114が
壁のレンガ構造に対して、たとえばネジ等によつ
て固着され、そしてハウジング110の深さは石
こう仕上げ部の深さ186にほゞ等しくなされて
いる。これによつてハウジングを新らしい建築物
に取付けることが極めて容易になり、そして装置
の外観はきれいで平滑なものとなる。
第10図は、たとえば事務所等において用いら
れるような床下配電構造に適用される配電装置を
示す。これと同じ構造は机、テーブルあるいはそ
の他の家具物品における空所においても用いられ
る。この装置においては、中級鋼等のような圧延
材から好ましくつくられたハウジング110が床
面に形成された凹所190中に取付けられてお
り、そしてこの場合にも後壁114と壁116,
118との間に形成された中央通路120が上向
きに設けられている。ソケツト差込板128は前
記第5図、6図および7図について説明したのと
全く同様にしてこの通路120中に嵌合される
が、この場合にはそれらは上向きになつており、
そしてそれらの上方から嵌合される接触プラグ1
91を収容するようになされている。
第10図に示すように、後壁114は水平ウエ
ブ114a,114bとして延設され、これらの
端部には長手方向に延びる垂直なフランジ192
および193が設けられている。フランジ192
の高さは床の凹面190の深さに床の被覆材19
4の厚さを加えたものにほゞ等しくこの上縁部は
カバー板195をその上に取付けるのに用いられ
る。このカバー板195は床面と同一の高さに設
けられかつ他方の縁部でフランジ193に支持さ
れている。ソケツト差込板128がハウジング1
10中に設けられる場合には、これらのカバー板
195はヒンジ部196でヒンジ止めされ、それ
が上方に回動してプラグ挿入部を露出させるよう
になされている。ハウジング110の深さはソケ
ツト差込板および接触プラグ191を収容するの
に充分なものとしてあり、そして接触プラグ19
1がプラグ挿入部中に嵌合された状態では、ヒン
ジ止めされたカバー板195が降下してカバー板
195が再び床面に位置するようになる。一つま
たはそれ以上の溝198がヒンジ止めされたカバ
ー板195の自由縁部に設けられており、接触プ
ラグ191のケーブル199がこれらの溝を通過
できるようになされている。この装置によれば、
プラグの差込板に対する嵌合状態でヒンジ止めさ
れたカバーが通常開放状態にあるような従来の床
下の空所での取付けの欠陥が解消される。図中、
一点鎖線200で示す縁板がハウジング110の
下部を閉じて電話、テレツクスあるいはその他の
電気ケーブルを収容するのに用いられる通路20
1を形成する。
本発明はその他の種々の態様に構成できること
が明らかである。たとえば、第1図ないし第3図
の安全装置の一つの変形例として、安全ドア42
の前縁部はその閉鎖位置において対応する挿入孔
フラツプの後面に係合し、このフラツプを開放さ
せないようにされる。フラツプがその開放位置に
降下する前に、プラグ本体中の突出部材をキー溝
を通して挿入し安全ドアを係合させなければなら
ない。これによつて安全ドアは挿入孔フラツプと
同時に開放位置に回動される。
安全ドアは通電および中性の導体についてのみ
設ければよい。
また別の具体例については、安全ドアはそれぞ
れの挿入孔に面するようになされた開口部を有
し、そして接触プラグの接触ピン機構が入るよう
になされた円筒形のハウジングから形成される。
この円筒形のハウジングはプラグと共に回動して
ピンを導体に対して接触させることができるが、
プラグが管路の管壁の方向に沿つて完全に本来の
位置に押し入れられるまでは開放状態に回動する
ことはできない。この開口部は前記のように一つ
またはそれ以上の挿入孔フラツプによつて保護さ
れている。
ここに説明した任意の具体例においては、短か
い長さの管路を用いて一つのソケツト差込板を形
成することができ、そして第5図ないし第10図
中に示した長さに切断された短かい部分に加えて
壁部を連続的に形成しかつ所望の長さに切断する
こともできる。
また挿入部を図示のものとは異なつた接触プラ
グ、すなわち通常の2−および3−ピンプラグを
受け入れるようになされていてもよい。この目的
のために、各挿入孔部はそれぞれのピンを受け入
れるようになされた二つまたはそれ以上の開口部
を備えているものでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の分解斜視図、第2図
は前記実施例の要部の斜視図、第3図は前記実施
例の別の要部の縦断面図、第4図は本発明の別の
実施例の分解斜視図、第5図は本発明のさらに別
の実施例の斜視図、第6図は前記第5図示の実施
例の縦断面図、第7図は本発明のさらに別の実施
例の要部の正面図、第8図は本発明のさらに別の
実施例の要部の断面図、第9図は本発明のさらに
別の実施例の取付態様を示す説明図、第10図は
本発明のさらに異なつた実施例の取付態様を示す
説明図である。 4……接触プラグ、10……管路、11……後
壁、12……前壁、13……上壁、14……下
壁、18……導体支持部材、20,21,22…
…導体、30……挿入孔、33……挿入孔フラツ
プ、42……ドア。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持面に固定できる断面が長方形で細長いハ
    ウジングを画成する壁を有するケーシングと、前
    記ハウジング内に取り付けられた複数の細長い導
    体と、前記導体と電気接触をする接触ピンを有す
    る接触プラグとを有し、前記ケーシングにはその
    壁の長手方向に一定の間隔を置いて多数の挿入孔
    が形成され、かつ各々の挿入孔には接触プラグの
    ための挿入部が設けられ、さらに各々の挿入孔に
    は、接触プラグのアーチ状案内面と協働するアー
    チ状案内面が少なくとも部分的に画成され、これ
    によつて接触プラグが挿入孔に挿入される際、前
    記協働案内面に沿つた接触プラグの回動により接
    触ピンと導体との電気接触が行われ、また、安全
    閉鎖手段が各々の挿入孔毎にハウジング内に配置
    され、各々の安全閉鎖手段は、ハウジング内に設
    けられ、導体の少なくとも幾つかへ接近するのに
    ハウジング内へ入るのを妨げ、接触プラグが前記
    協働案内面に沿つて回動することにより閉鎖位置
    から開放位置まで動くことができる第1閉鎖部材
    と、ハウジング内に、挿入孔をふさぐ挿入孔フラ
    ツプを備え、該挿入孔フラツプが、接触プラグを
    挿入孔へ挿入することにより開放位置と閉鎖位置
    との間を動くことができる第2閉鎖部材と、前記
    第1及び第2閉鎖部材を閉鎖位置に付勢するバネ
    手段と、を備えていることを特徴とする配電装
    置。 2 前記各挿入孔が接触プラグをその一方の向き
    においてのみ受け入れることができるような形状
    になされていることを特徴とする前記特許請求の
    範囲第1項記載の配電装置。 3 前記ケーシングが特定されない長さの中空管
    路からなることを特徴とする前記特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載された配電装置。 4 前記ケーシングの壁によつて形成されるハウ
    ジングがほぼ長方形の断面を有しそして連続的な
    導体がその一つの壁に沿つて設けられ、挿入孔が
    一つの隣接する壁に設けられていることを特徴と
    する前記特許請求の範囲第1項ないし第3項の中
    のいずれか一項に記載された配電装置。 5 ケーシングがほぼ垂直な支持面上にほぼ水平
    に延出するように取付けられるようになされ、そ
    して導体がケーシングの上壁に沿つて設けられ、
    挿入孔がその前壁に設けられていることを特徴と
    する前記特許請求の範囲第4項記載の配電装置。 6 前記各挿入孔がそれに組合わされたキー溝を
    備え、そして前記第1閉鎖部材が前記キー溝中へ
    の部材の挿入によつてその閉鎖位置と開放位置と
    の間を移行し得ることを特徴とする前記特許請求
    の範囲第1項ないし第5項の中のいずれか一項に
    記載された配電装置。 7 前記第1閉鎖部材がその閉鎖位置と開放位置
    との間において回動するように取付けられている
    ことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項ない
    し第6項の中のいずれか一項に記載された配電装
    置。 8 前記第1閉鎖部材がその閉鎖位置と開放位置
    との間においてケーシングの長手方向に滑動する
    ように取付けられていることを特徴とする前記特
    許請求の範囲第1項ないし第6項の中のいずれか
    一項に記載された配電装置。 9 前記第2閉鎖部材がその閉鎖位置において前
    記挿入口フラツプをその閉鎖位置から開放位置に
    移動させないようになされていることを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第1項記載の配電装置。 10 前記ケーシングは、固定用の支持場所に対
    し固定される第一の部分と、前記間隔をおいて設
    けられる挿入孔を備えている第二の部分とからな
    る二つの部分とよりなることを特徴とする前記特
    許請求の範囲第1項ないし第9項の中のいずれか
    一項に記載された配電装置。 11 前記第一の部分は支持部からなりそして前
    記第二の部分はそれぞれが前記支持部に対して多
    数の位置の中の任意の一つの位置で結合されるよ
    うになされた一つまたはそれ以上の壁部からなる
    ことを特徴とする前記特許請求の範囲第10項記
    載の配電装置。 12 前記第二の部分が前記間隔をおいて設けら
    れた多数の挿入孔を形成されている一つの壁部か
    らなることを特徴とする前記特許請求の範囲第1
    1項記載の配電装置。 13 前記第二の部分が前記多数の壁部からな
    り、少なくともその中の一つに接触プラグのため
    の挿入部を形成する一つの挿入孔が形成されてい
    ることを特徴とする前記特許請求の範囲第11項
    記載の配電装置。 14 前記各壁部が前記支持部に対して取り外し
    可能に結合されるようになされていることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第11項ないし第13
    項の中のいずれか一項に記載された配電装置。 15 壁部に隣接する前記支持部に結合されるよ
    うになされたカバー板をさらに備えていることを
    特徴とする前記特許請求の範囲第11項ないし第
    14項の中のいずれか一項に記載された配電装
    置。 16 前記支持部が特定されない長さを有しそし
    て所要の寸法に切断されるようになされているこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第11項ない
    し第15項の中のいずれか一項に記載された配電
    装置。 17 前記各壁部が特定されない長さを有しそし
    て所要の寸法に切断されるようになされているこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第11項ない
    し第16項の中のいずれか一項に記載された配電
    装置。 18 前記連続的な導体が前記ケーシングの第一
    の部分に取付けられていることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第10項ないし第14項の中のい
    ずれか一項に記載された配電装置。 19 前記連続的な導体が前記ケーシングの第二
    の部分に取付けられていることを特徴とする前記
    特許請求の範囲第10項ないし第14項の中のい
    ずれか一項に記載された配電装置。 20 前記ケーシングの第一の部分は、垂直な支
    持面に対して固定されるようになされた後壁と、
    前記後壁に対して直角をなして延設されC形の支
    持部を形成するように間隔をおいて設けられた上
    壁および下壁とからなり、そして前記第二の部分
    は、ほぼ垂直面内に設けられるようになされた前
    記間隔をおいて設けられる挿入孔を形成された前
    壁と、前記前壁に対して直角をなしC形の壁部を
    形成する上壁および下壁とからなり、ケーシング
    の第一および第二の部分が互いに組合わされたと
    きに壁部の上壁および下壁が支持部の上壁および
    下壁に対してそれぞれ隣接して配置されるように
    なされていることを特徴とする前記特許請求の範
    囲第19項記載の配電装置。 21 前記第二の部分が前記連続的な導体を給電
    装置に接続するための接続装置を備えていること
    を特徴とする前記特許請求の範囲第19項または
    第20項記載の配電装置。 22 前記第二の部分は壁部を備え、前記連続的
    な導体は前記壁部の外側から接近可能な露出端部
    にまで至つており、前記接続装置は前記連続した
    導体の前記露出端部に対し嵌合しそれによつて前
    記導体を前記給電装置に接続可能な接点を備えて
    いるプラグイン接続装置を有していることを特徴
    とする前記特許請求の範囲第21項記載の配電装
    置。 23 前記ケーシングが中央加熱パイプ、電話ケ
    ーブル等を収容するようになされた囲い体を形成
    するさらに別の壁部を備えていることを特徴とす
    る前記特許請求の範囲第10項ないし第22項の
    中のいずれか一項に記載された配電装置。 24 前記間隔をおいて設けられた挿入孔のうち
    の一つを通して挿入し得るとともに前記連続的な
    導体と電気的に接触し得る接触ピンを有する接触
    プラグをさらに含むことを特徴とする前記特許請
    求の範囲第1項ないし第23項の中のいずれか一
    項に記載された配電装置。 25 前記接触プラグは、プラグ本体と、このプ
    ラグ本体から延出するスピゴツトと、前記スピゴ
    ツトの軸に対して直角をなす多数の接触ピンとを
    備えていることを特徴とする前記特許請求の範囲
    第24項記載の配電装置。 26 間隔をおいて設けられた前記各挿入孔がほ
    ぼキー孔状に形成されかつ前記スピゴツトを収容
    するようになされたほぼ円形の部分および前記接
    触ピンを収容するようになされた円形部分からの
    延設部を備えていることを特徴とする前記特許請
    求の範囲第24項または第25項記載の配電装
    置。
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