JP3075979U - コンセントの設置構造 - Google Patents

コンセントの設置構造

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眞一 柿沼
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柿沼 玲子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誰でもが格別に大がかりな工事な
くして自在にコンセントの位置を変動することができ、
これによって無理な状態でのコンセントの使用、それに
伴う出火や静電気の帯電等を未然に防止することがで
き、そのコンセントの状態も露出タイプや隠蔽タイプ等
自在とでき、化粧カバ−を用いることで室内インテリア
としても雅趣あるものとすることができるコンセントの
設置構造とする。 【解決手段】 壁、床等の空間仕切体に、コンセ
ントを位置可変に固定する取付部を備えた、上面もしく
は前面を開口した枠体を埋設し、その枠体の前記取付部
にコンセントを固定し、前記枠体の開口を化粧カバ−で
閉塞してあることとする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はコンセントの設置構造に関する。
【0002】
【考案の背景】
一般的に、コンセントの設置構造は固定式とされるため、事前にその場所や個 数等を予め決定する打ち合わせ等の多くの時間を費やすこととなる。また、決定 した場所にコンセントを設定しても、そのコンセント前に家具や備品、各種機器 等が配設されて、コンセントが非常に使用しずらい状況となってしまうことが多 い。
【0003】 かかる状態のコンセントを無理に使用すると、使用機器のプラグの分だけはど うしても隙間が必要となり、その隙間には塵埃が付着し、たまり易く、漏電等に よる出火の原因ともなってしまう。これは延長コ−ドを補助的に使用しても同様 となる。
【0004】 上記の状態では使用できるコンセントにプラグが集中されるタコ足配線がよぎ なくされ、加熱による出火の一因となる。室内の模様替えをするに際して、物を 置く位置がコンセントの位置によって左右されてしまい、コンセントの位置変更 をするには大がかりな工事が必要となり費用も嵩んでしまうこととなっている。
【0005】
【考案の目的】
そこで、本考案は上記した従来の実情、問題点に着目してなされたもので、か かる問題点を解消して、誰でもが格別に大がかりな工事なくして自在にコンセン トの位置を変動することができ、これによって無理な状態でのコンセントの使用 、それに伴う出火や静電気の帯電等を未然に防止することができ、そのコンセン トの状態も露出タイプや隠蔽タイプ等自在とでき、化粧カバ−を用いることで室 内インテリアとしても雅趣あるものとすることができるコンセントの設置構造を 提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係るコンセントの設置構造は、壁、床等 の空間仕切体に、コンセントを位置可変に固定する取付部を備えた、上面もしく は前面を開口した枠体を埋設し、その枠体の前記取付部にコンセントを固定し、 前記枠体の開口を化粧カバ−で閉塞してあることを特徴とし、前記した化粧カバ −にはコンセントのプラグ挿し込み穴を露呈させる窓孔を設けてあることを特徴 とし、前記した化粧カバ−には目的とする電気製品の電源コ−ドが挿通可能とし た切り込みを設けてあることを特徴とし、前記した枠体の下方にはコンセント用 の配線コ−ドを収用する空間を設けてあることを特徴とし、前記した枠体は直状 に加え、コ−ナ−部を設けてコンセントの設置位置を自在に可変できることを特 徴とし、前記した枠体の端部には端部カバ−が備えられていることを特徴とし、 前記したコンセントとして集中コンセントボックスを用い、枠体開口に複数のコ −ドを挿通する挿通孔を穿設したプロテクタ−カバ−を備えていることを特徴と している。
【0007】
【作用】
上記した構成としたことによって、コンセントの位置を必要に応じて変動する ことができ、室内の模様替えや、新しい家具や機器の設置にも制約を受けること がなくなり、無理な使用に起因する出火等の事故も未然に防止することができる こととなるのである。
【0008】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本考案を集中コ ンセントボックスに実施した例を示す分解斜視図、図2は同じく端部カバ−の側 面図、図3は同じく標準的な外部挿し込みタイプのコンセントに実施した例を示 す端面図、図4は同じく使用されるコンセントの側面図、図5は同じくコンセン トの平面図、図6は同じくコンセントカバ−の側面図、図7は同じく平面図、図 8は同じく化粧カバ−の側面図、図9は同じく隠蔽型のコンセントに実施した例 を示す端面図、図10は同じく使用されるコンセントの側面図、図11は同じく コンセントカバ−の側面図、図12は同じく平面図である。
【0009】 これらの図にあって1はプラスチックや金属等の可塑性材で成形され、壁や床 等の空間仕切体内に埋設される枠体を示している。この枠体1は上面を開口した 長尺体とされ、その上面開口の内縁にコンセントの取付部2・2を平行なレ−ル 状として備えている。また、この枠体1には長手方向に沿ってコ−ナ−部分に通 し孔3・3…が形成されている。
【0010】 一方、図中4は枠体1の端部カバ−であり、枠体1を任意の長さ、位置で切断 し、前記した通し孔3・3…に端部カバ−4の背面に突設された突起4a・4a …を嵌合することで着脱自在に取り付けられる。即ち、必要に応じ、この端部カ バ−4を一旦外し、枠体1に、別異の枠体1を通し孔3・3…を利用しての連結 ピン、ビス止め、あるいは接着剤等の使用によって連結し、延長することが可能 である。また、アングルやア−ル状の枠体1を介在させると枠体1の連結を直線 のみでなく、マトリックスに自在に延設することができ、必要とするコンセント の数の増加も図れることとなる。
【0011】 さらに、前記した取付部2・2の上面には受溝5・5が形成されており、その 受溝5・5に対して、化粧カバ−6の裏面に形成された突条6a・6aが嵌着さ れ、枠体1の上面開口を閉塞する。この化粧カバ−6をカラフルにあるいは模様 を施すことで室内インテリアとしても雅趣あるものとすることができる。
【0012】 また、この図1における実施の形態としては複数のコンセント7a・7a…を 並設した集中コンセントボックス7を使用している。この集中コンセントボック ス7は枠体1の内側に固定されるが、その固定の方法として、取付部2・2に対 し架設するレ−ル式、挿し込み式、ビス固定式あるいは枠体1の壁面を利用した 挟圧式等様々なものが考えられる。
【0013】 この集中コンセントボックス7を使用した場合、枠体1にはプロテクタ−カバ −8が取り付けられる。このプロテクタ−カバ−8にはコ−ド9・9…を貫通さ せる透孔8a・8a…が穿設されており、このコ−ド9・9…の一端を電源、分 電盤等と継なぎ、他端を集中コンセントボックス7の端子と接続することとなる 。
【0014】 さらに、標準的な外部挿し込み式のコンセント10を使用する場合、枠体1は 無底のものとし、この枠体1の底部に、屋内配線されコンセント10と接続され るコ−ドの収納ボックス11をビス止め、挿し込みあるいは接着剤等を使用して 取り付け、コ−ドを収用するためのスペ−スSを形成する。なお、通し孔3・3 は、この収納ボックス11のコ−ナ−部に形成される。尚、この収納ボックス1 1は大規模な場合、コンクリ−トや鉄板等で成形し、別途設けることも可能であ る。
【0015】 このコンセント10には前面あるいは上面となる露呈部分にプラグの挿し込み 口10a・10aが形成され、その挿し込み口10a・10aと同一方向に固定 のためのビス受穴10b・10bが設けられている。
【0016】 枠体1に取り付けられたコンセント10の上面にはコンセントカバ−12が被 せられる。このコンセントカバ−12にはコンセント10の挿し込み口10a・ 10aを外部に露呈させるための窓孔12aが設けられ、また、コンセント10 のビス受穴10b・10bに対し、ビス13・13を螺合させるための挿通孔1 2b・12bが形成されている。
【0017】 このコンセントカバ−12のサイドとなる枠体1上には化粧カバ−6が前記と 同様の手段によって取り付けられる。この化粧カバ−6は長尺のものが用意され 、必要な長さに切断して使用されることになる。
【0018】 また、コンセントとして隠蔽型のもの14を使用する場合、そのコンセント1 4の前面あるいは上面と枠体1の取付部2・2の上面あるいは前面とは略面一状 態とされる。このコンセント14にはプラグの挿し込み口14a・14aが側面 に形成され、ビス13・13の受穴14b・14bはその挿し込み口14a・1 4aと直交する面に形成される。
【0019】 この場合のコンセントカバ−15はコンセント14全体を隠してしまう無孔の ものが用いられるがビス13・13をコンセント14の受穴14b・14bへ挿 通させる挿通孔15a・15aのみが穿設されている。
【0020】 この隠蔽型のコンセント14にプラグを挿し込むにはコンセント14の設置位 置より少しずらせた位置の化粧板6に突条6aに支障がないようにコ−ドと同径 かやや小径の孔を穿ち、その孔から端部まで切り込みを設け、少し曲げた状態で コ−ドを入れることとなり、その後、切り込みを元に戻すことで復元する。
【0021】 本実施の形態に係るコンセントの設置構造は上記のように構成されている。室 内の模様替え等に際し、コンセントの位置を変更したい場合、化粧カバ−6やコ ンセントカバ−12・15を一旦外し、枠体1に沿って任意の位置へコンセント 10・14を移行させ、その新規な位置で固定し、元の位置に開いた枠体1の上 面には化粧カバ−6を取り付けることで閉塞を行うことができる。
【0022】
【考案の効果】
本考案に係るコンセントの設置構造は上述のように構成されている。そのため 、誰もが格別な熟練性を必要とせず容易にコンセントの位置を変更でき、コンセ ントの取り付け形態も枠体の構造や支持具等によって露出させたり中間取付も好 みに応じて選択することができ、不測の出火等を未然に防止することができる。 また、化粧カバ−の彩色や模様によって室内インテリアとして雅趣に富み、アク セントの強調もできるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を集中コンセントボックスに実施した例
を示す分解斜視図である。
【図2】端部カバ−の側面図である。
【図3】標準的な外部挿し込みタイプのコンセントに実
施した例を示す端面図である。
【図4】使用されるコンセントの側面図である。
【図5】コンセントの平面図である。
【図6】コンセントカバ−の側面図である。
【図7】平面図である。
【図8】化粧カバ−の側面図である。
【図9】隠蔽型のコンセントに実施した例を示す端面図
である。
【図10】使用されるコンセントの側面図である。
【図11】コンセントカバ−の側面図である。
【図12】平面図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 取付部 3 通し孔 4 端部カバ− 5 受溝 6 化粧カバ− 7 集中コンセントボックス 8 プロテクタ−カバ− 9 コ−ド 10 コンセント 11 収納ボックス 12 コンセントカバ− 13 ビス 14 コンセント 15 コンセントカバ−

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁、床等の空間仕切体に、コンセントを
    位置可変に固定する取付部を備えた、上面もしくは前面
    を開口した枠体を埋設し、その枠体の前記取付部にコン
    セントを固定し、前記枠体の開口を化粧カバ−で閉塞し
    てあることを特徴とするコンセントの設置構造。
  2. 【請求項2】 前記した化粧カバ−にはコンセントのプ
    ラグ挿し込み穴を露呈させる窓孔を設けてあることを特
    徴とする請求項1に記載のコンセントの設置構造。
  3. 【請求項3】 前記した化粧カバ−には目的とする電気
    製品の電源コ−ドが挿通可能とした切り込みを設けてあ
    ることを特徴とする請求項1に記載のコンセントの設置
    構造。
  4. 【請求項4】 前記した枠体の下方にはコンセント用の
    配線コ−ドを収用する空間を設けてあることを特徴とす
    る請求項1、請求項2または請求項3に記載のコンセン
    トの設置構造。
  5. 【請求項5】 前記した枠体は直状に加え、コ−ナ−部
    を設けてコンセントの設置位置を自在に可変できること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求
    項4に記載のコンセントの設置構造。
  6. 【請求項6】 前記した枠体の端部には端部カバ−が備
    えられていることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3、請求項4または請求項5に記載のコンセントの
    設置構造。
  7. 【請求項7】 前記したコンセントとして集中コンセン
    トボックスを用い、枠体開口に複数のコ−ドを挿通する
    挿通孔を穿設したプロテクタ−カバ−を備えていること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5または請求項6に記載のコンセントの設置
    構造。
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