JPH0330263B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0330263B2 JPH0330263B2 JP10058482A JP10058482A JPH0330263B2 JP H0330263 B2 JPH0330263 B2 JP H0330263B2 JP 10058482 A JP10058482 A JP 10058482A JP 10058482 A JP10058482 A JP 10058482A JP H0330263 B2 JPH0330263 B2 JP H0330263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent lamp
- stem
- outer tube
- sealed
- phosphor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- JUNWLZAGQLJVLR-UHFFFAOYSA-J calcium diphosphate Chemical compound [Ca+2].[Ca+2].[O-]P([O-])(=O)OP([O-])([O-])=O JUNWLZAGQLJVLR-UHFFFAOYSA-J 0.000 claims 1
- 229940043256 calcium pyrophosphate Drugs 0.000 claims 1
- 235000019821 dicalcium diphosphate Nutrition 0.000 claims 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 claims 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 4
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- JJWKPURADFRFRB-UHFFFAOYSA-N carbonyl sulfide Chemical compound O=C=S JJWKPURADFRFRB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/04—Electrodes; Screens; Shields
- H01J61/10—Shields, screens, or guides for influencing the discharge
- H01J61/103—Shields, screens or guides arranged to extend the discharge path
Landscapes
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は螢光ランプに関するものにして、特
に、小形の電球形螢光ランプに関するものであ
る。
に、小形の電球形螢光ランプに関するものであ
る。
ステム上に2個の熱陰極を有し、それぞれの熱
陰極を取り囲むように一端を前記のステムに封着
し、他端を、該ステムの近傍に開口するように屈
曲させた2本の、内面に螢光体を塗布した内管、
それらの内管を取り囲むように該ステムに封着し
た外管よりなり、外管内に数Torrの希ガスとHg
蒸気を封入した螢光ランプを、電球形螢光ランプ
と称する。
陰極を取り囲むように一端を前記のステムに封着
し、他端を、該ステムの近傍に開口するように屈
曲させた2本の、内面に螢光体を塗布した内管、
それらの内管を取り囲むように該ステムに封着し
た外管よりなり、外管内に数Torrの希ガスとHg
蒸気を封入した螢光ランプを、電球形螢光ランプ
と称する。
このような螢光ランプの外管の寸法は、従来、
上記の屈曲した内管が納まる寸法を取つていた
(特開昭54−44370号公報)が、このように構成し
た螢光ランプにおいては、消費電力を増しても、
温度が上昇することによる水銀蒸気圧の最適値か
らのずれのために、光束の上昇が得られず、効率
が低下するといつた欠点のあるものであつた。
上記の屈曲した内管が納まる寸法を取つていた
(特開昭54−44370号公報)が、このように構成し
た螢光ランプにおいては、消費電力を増しても、
温度が上昇することによる水銀蒸気圧の最適値か
らのずれのために、光束の上昇が得られず、効率
が低下するといつた欠点のあるものであつた。
本発明の目的は、電球形螢光ランプにおける、
外管の形状と寸法を適切に選定することにより、
上記の欠点をなくし、効率を良くした、小形の電
球形螢光ランプを提供することにある。
外管の形状と寸法を適切に選定することにより、
上記の欠点をなくし、効率を良くした、小形の電
球形螢光ランプを提供することにある。
上記の目的のための、本発明の螢光ランプの特
徴とするところは、内面に螢光体を塗布した2本
の内管と、ステム上に設けた2個の熱陰極を有
し、各内管は一方の端部において熱陰極を取り囲
んで該ステムに封着固定されていて他方の端部は
該ステムの近傍に開口するように屈曲されてい
て、外管がそれらの2本の屈曲された内管を取り
囲んで該ステムに封着固定されていて、外管内に
は数Torrの希ガスとHg蒸気が封入されている螢
光ランプにおいて、外管の表面積と螢光ランプの
消費電力との関係が、外管の表面積Scm2、消費電
極WLワツトで表わしたとき、 WL0.13×S−17 ……(1) なる式(1)を満足するように構成されてなることに
ある。
徴とするところは、内面に螢光体を塗布した2本
の内管と、ステム上に設けた2個の熱陰極を有
し、各内管は一方の端部において熱陰極を取り囲
んで該ステムに封着固定されていて他方の端部は
該ステムの近傍に開口するように屈曲されてい
て、外管がそれらの2本の屈曲された内管を取り
囲んで該ステムに封着固定されていて、外管内に
は数Torrの希ガスとHg蒸気が封入されている螢
光ランプにおいて、外管の表面積と螢光ランプの
消費電力との関係が、外管の表面積Scm2、消費電
極WLワツトで表わしたとき、 WL0.13×S−17 ……(1) なる式(1)を満足するように構成されてなることに
ある。
本発明者は、電球形螢光ランプの各種多数のも
のにつき、多数の実験と詳細な検討を行い、特
に、外管の表面積を異にするものにつき実験・検
討を行つた結果、本発明の特徴を見出すに至つた
ものである。
のにつき、多数の実験と詳細な検討を行い、特
に、外管の表面積を異にするものにつき実験・検
討を行つた結果、本発明の特徴を見出すに至つた
ものである。
すなわち、電球形螢光ランプにおいては、外管
の表面積S(cm2単位)と、螢光ランプの消費電力
WL(ワツト単位)が、 WL0.13×S−17 ……(1) なる関係式(1)を満足するようにしたものが、外管
の放熱を良好にして、常温において点灯された、
螢光ランプの内部の温度が、Hg蒸気圧の最適値
を与える45℃を大きく超えないようにすることが
できて、Hgイオンによる紫外線の放射を最適状
態に保ち、効率良く螢光体を発光させて、電球形
螢光ランプの効率を良くすることができるもので
あることを見出したのである。
の表面積S(cm2単位)と、螢光ランプの消費電力
WL(ワツト単位)が、 WL0.13×S−17 ……(1) なる関係式(1)を満足するようにしたものが、外管
の放熱を良好にして、常温において点灯された、
螢光ランプの内部の温度が、Hg蒸気圧の最適値
を与える45℃を大きく超えないようにすることが
できて、Hgイオンによる紫外線の放射を最適状
態に保ち、効率良く螢光体を発光させて、電球形
螢光ランプの効率を良くすることができるもので
あることを見出したのである。
以下に、本発明を実施例につき、第1図を参照
して、さらに詳細に説明する。
して、さらに詳細に説明する。
実施例の説明に先立ち、第1図を参照して本発
明の原理を具体的に説明する。
明の原理を具体的に説明する。
第1図は、本発明による電球形螢光ランプの基
本構造を示した側断面図である。符号1はステ
ム、2は1対の熱陰極、3は2本の屈曲した内
管、4は内管内面の螢光体膜、5は外管である。
本構造を示した側断面図である。符号1はステ
ム、2は1対の熱陰極、3は2本の屈曲した内
管、4は内管内面の螢光体膜、5は外管である。
第1図の電球形螢光ランプにおいて、外管5内
には、数Torrの希ガスとHg蒸気が封入されてお
り、Hg蒸気の一部は、熱や宇宙線により初めか
ら電離している。熱陰極に通電されると熱陰極よ
り励起電子が放出され、Hgイオンを増加させる。
スタータ(図示せず)からのパルスにより、Hg
イオンと電子が、急激に移動し、電流がある程度
以上になると安定した電流が維持され、放電が形
成される。
には、数Torrの希ガスとHg蒸気が封入されてお
り、Hg蒸気の一部は、熱や宇宙線により初めか
ら電離している。熱陰極に通電されると熱陰極よ
り励起電子が放出され、Hgイオンを増加させる。
スタータ(図示せず)からのパルスにより、Hg
イオンと電子が、急激に移動し、電流がある程度
以上になると安定した電流が維持され、放電が形
成される。
この際、外管内の温度が高くなると、Hg蒸気
圧が高くなる。最適値以上の蒸気圧になると、電
子、HgイオンとHg蒸気の衝突の確率が高くなり
すぎ、逆に、Hgイオンが再結合するのをさまた
げたり、再結合の際発生する紫外線を吸収したり
するため、十分な紫外線が螢光体膜4を照射され
ず、効率の良い発光が得られない。そのため、外
管の表面積を規定し、放熱を良くし、外管内温度
の過大上昇を防止し、Hg蒸気圧が過大に上昇す
るのを防止する。これが、本発明の原理である。
圧が高くなる。最適値以上の蒸気圧になると、電
子、HgイオンとHg蒸気の衝突の確率が高くなり
すぎ、逆に、Hgイオンが再結合するのをさまた
げたり、再結合の際発生する紫外線を吸収したり
するため、十分な紫外線が螢光体膜4を照射され
ず、効率の良い発光が得られない。そのため、外
管の表面積を規定し、放熱を良くし、外管内温度
の過大上昇を防止し、Hg蒸気圧が過大に上昇す
るのを防止する。これが、本発明の原理である。
第2図は、外管の表面積と有効最大消費電力の
関係について測定を行つた結果を示すグラフであ
る。横軸が外管表面積S(cm2単位)、縦軸が効率良
く発光が得られる消費電力WL(ワツト単位)であ
る。
関係について測定を行つた結果を示すグラフであ
る。横軸が外管表面積S(cm2単位)、縦軸が効率良
く発光が得られる消費電力WL(ワツト単位)であ
る。
第2図より、有効な効率を得るための外管の表
面積Sと消費電力WLの最大値の関係は、次の式
(2)で表わすことができる。
面積Sと消費電力WLの最大値の関係は、次の式
(2)で表わすことができる。
0.13×S−21WLmax0.13×S−17 ……(2)
上記の式(2)の上限を取つて、
WL0.13×S−17 ……(1)
なる関係式(1)を満たす消費電力WLと外管表面積
Sとを有する電球形螢光ランプは、小形で、有効
な効率を提供することができることがわかる。
Sとを有する電球形螢光ランプは、小形で、有効
な効率を提供することができることがわかる。
実施例
第1図に示した構造の螢光ランプにおいて、ス
テム1は外径が60mm、高さが25mmであるものとし
た。内管3は外径が12mm、1本の全長が125mmと
し、螢光体膜4は、実着量が4mg/cm2とした。外
管5は90mmφのボール形のもので、Hg30mgと
Ar3Torrが封入されている。
テム1は外径が60mm、高さが25mmであるものとし
た。内管3は外径が12mm、1本の全長が125mmと
し、螢光体膜4は、実着量が4mg/cm2とした。外
管5は90mmφのボール形のもので、Hg30mgと
Ar3Torrが封入されている。
このような構造の電球形螢光ランプにおいて、
消費電力WLが15Wの場合の全光束は700mであ
り、この発光効率はほぼ最大効率を示した。
消費電力WLが15Wの場合の全光束は700mであ
り、この発光効率はほぼ最大効率を示した。
本実施例により、電球形螢光ランプの外管を本
発明により規定すれば、経済的な外管の大きさに
おいて、最大効率が得られることが確認できた。
発明により規定すれば、経済的な外管の大きさに
おいて、最大効率が得られることが確認できた。
以上の説明からわかるように、本発明によれ
ば、電球形螢光ランプの外管を最大効率を実現で
きるように選定できるものであり、その効果は極
めて大である。
ば、電球形螢光ランプの外管を最大効率を実現で
きるように選定できるものであり、その効果は極
めて大である。
第1図は電球形螢光ランプの基本構造を説明す
るための、外管と内管とステムの断面を示した側
断面図である。第2図は電球形螢光ランプの外管
の表面積S(cm2)とランプの有効最大消費電力WL
(W)の関係を示したグラフである。 1……ステム、2……熱陰極、3……屈曲した
内管、4……螢光体膜、5……外管。
るための、外管と内管とステムの断面を示した側
断面図である。第2図は電球形螢光ランプの外管
の表面積S(cm2)とランプの有効最大消費電力WL
(W)の関係を示したグラフである。 1……ステム、2……熱陰極、3……屈曲した
内管、4……螢光体膜、5……外管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内面に螢光体を塗布された2本の内管と、ス
テム上に設けられた2個の熱陰極を有し、それぞ
れの該内管は一方の端部において1個の該熱陰極
を取り囲んで該ステムに封着固定され他方の端部
は該ステムの近傍に開口するように屈曲されてな
り、外管が該2本の内管を取り囲んで該ステムに
封着固定されてなり、該外管内に数Torrの希ガ
スとHg蒸気を封入されてなる螢光ランプにおい
て、該外管のcm2単位の表面積の大きさSと、該螢
光ランプのワツト単位の消費電力WLとの間に WL0.13×S−17 ……(1) なる関係式(1)が成立するように構成されてなるこ
とを特徴とする螢光ランプ。 2 前記の内管の内面に塗布された螢光体の膜厚
は、2.0〜8.0mg/cm2の範囲内にあるものである特
許請求の範囲第1項記載の螢光ランプ。 3 前記の外管は、内面に螢光体、ピロリン酸カ
ルシウム、またはシリカによりなる光拡散膜を有
するものである特許請求の範囲第1項または第2
項記載の螢光ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10058482A JPS58218740A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | 螢光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10058482A JPS58218740A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | 螢光ランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58218740A JPS58218740A (ja) | 1983-12-20 |
JPH0330263B2 true JPH0330263B2 (ja) | 1991-04-26 |
Family
ID=14277931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10058482A Granted JPS58218740A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | 螢光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58218740A (ja) |
-
1982
- 1982-06-14 JP JP10058482A patent/JPS58218740A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58218740A (ja) | 1983-12-20 |
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