JPH031775B2 - - Google Patents
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- JPH031775B2 JPH031775B2 JP18951280A JP18951280A JPH031775B2 JP H031775 B2 JPH031775 B2 JP H031775B2 JP 18951280 A JP18951280 A JP 18951280A JP 18951280 A JP18951280 A JP 18951280A JP H031775 B2 JPH031775 B2 JP H031775B2
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- wavelength ultraviolet
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Landscapes
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はけい光を発生する低圧アーク放電ラン
プに関する。この種のランプは紫外線によつて励
起されたときに可視光を放出するけい光体被膜を
内面に有するガラス管体を含む。一般に、紫外線
源は2つの電極間の低圧金属蒸気を介してのアー
ク放電よりなり、けい光体被膜が塗布された上記
ガラス管体内にある。
プに関する。この種のランプは紫外線によつて励
起されたときに可視光を放出するけい光体被膜を
内面に有するガラス管体を含む。一般に、紫外線
源は2つの電極間の低圧金属蒸気を介してのアー
ク放電よりなり、けい光体被膜が塗布された上記
ガラス管体内にある。
このようなランプにおいては、一般に、紫外線
源はけい光体被膜によつて吸収されて可視光に変
換される周波数以外の周波数の紫外線を発生す
る。例えば、通常使用されているけい光ランプで
は、水銀−希ガス放電でのエネルギの約65%が所
望とする253.7nmの紫外線である。しかし、エネ
ルギの約6%はけい光体の輝度維持に有害である
約185nmの短波長紫外線である。
源はけい光体被膜によつて吸収されて可視光に変
換される周波数以外の周波数の紫外線を発生す
る。例えば、通常使用されているけい光ランプで
は、水銀−希ガス放電でのエネルギの約65%が所
望とする253.7nmの紫外線である。しかし、エネ
ルギの約6%はけい光体の輝度維持に有害である
約185nmの短波長紫外線である。
本発明は上記点に鑑みて提案されたもので、け
い光体被膜に有害な短波長の紫外線がけい光体被
膜に衝突するのを排除し、同時に短波長紫外線を
可視光に変換するけい光放電ランプを提供するも
のである。かかるけい光放電ランプはけい光体被
膜を紫外線源から分離した空間内に配置し、この
空間内に、ランプの動作中気体状になつて短波長
紫外線を吸収して可視光に変換する短波長紫外線
吸収物質が封入された構成を有する。
い光体被膜に有害な短波長の紫外線がけい光体被
膜に衝突するのを排除し、同時に短波長紫外線を
可視光に変換するけい光放電ランプを提供するも
のである。かかるけい光放電ランプはけい光体被
膜を紫外線源から分離した空間内に配置し、この
空間内に、ランプの動作中気体状になつて短波長
紫外線を吸収して可視光に変換する短波長紫外線
吸収物質が封入された構成を有する。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい一
実施例について詳細に説明する。
実施例について詳細に説明する。
図示のけい光放電ランプは両端に放電電極2を
有する気密封止した発光管1を含む。この発光管
1の周囲には外壁の内表面にけい光体被膜4が被
着された円筒状の外側管体3が同心的に配置され
ている。即ち管全体は同心二重管構造に形成され
ており、その内管が対向する放電電極2を両端部
に有する発光管1を構成し、その外管が内表面に
けい光体被膜4を有する同心の外側管体3を構成
する。従つて、外管と内管間の空間(部屋)は内
管の内部、即ち紫外線源、から完全に分離されて
いる。発光管1内にはランプの点灯中に紫外線を
放射する金属が封入されており、また外側管体3
の内部にはランプの動作中ガス状になつて短波長
紫外線を吸収し、可視光に変換する短波長紫外線
吸収物質が封入されている。外側管体3の内表面
のけい光体被膜4は上記ガス状の短波長紫外線吸
収物質を通過した長波長紫外線を可視光に変換す
る。
有する気密封止した発光管1を含む。この発光管
1の周囲には外壁の内表面にけい光体被膜4が被
着された円筒状の外側管体3が同心的に配置され
ている。即ち管全体は同心二重管構造に形成され
ており、その内管が対向する放電電極2を両端部
に有する発光管1を構成し、その外管が内表面に
けい光体被膜4を有する同心の外側管体3を構成
する。従つて、外管と内管間の空間(部屋)は内
管の内部、即ち紫外線源、から完全に分離されて
いる。発光管1内にはランプの点灯中に紫外線を
放射する金属が封入されており、また外側管体3
の内部にはランプの動作中ガス状になつて短波長
紫外線を吸収し、可視光に変換する短波長紫外線
吸収物質が封入されている。外側管体3の内表面
のけい光体被膜4は上記ガス状の短波長紫外線吸
収物質を通過した長波長紫外線を可視光に変換す
る。
一実施例においては、発光管1は全長66cm、直
径22mmで、アーク長(電極間距離)を56cmにして
作られた。この発光管1には2トルのクリプトン
ガスと少量の水銀とが封入された。外側管体3は
直径33mmであり、その内部には臭化水銀HgBr2
が10mg封入された。この臭化水銀(臭化第二水
銀)はランプに封入するときは固体であるが、ラ
ンプの動作中は蒸気の形式で、即ち気体状で、管
内に存在する。外側管体3の外の内面には冷白色
けい光ランプに使用される種類のマンガン・アン
チモン付活アルカリ土類ハロ燐酸塩のけい光体被
膜4が被着された。
径22mmで、アーク長(電極間距離)を56cmにして
作られた。この発光管1には2トルのクリプトン
ガスと少量の水銀とが封入された。外側管体3は
直径33mmであり、その内部には臭化水銀HgBr2
が10mg封入された。この臭化水銀(臭化第二水
銀)はランプに封入するときは固体であるが、ラ
ンプの動作中は蒸気の形式で、即ち気体状で、管
内に存在する。外側管体3の外の内面には冷白色
けい光ランプに使用される種類のマンガン・アン
チモン付活アルカリ土類ハロ燐酸塩のけい光体被
膜4が被着された。
このランプは通常の40ワツトけい光ランプ用安
定器により、400〜800mAの電流で点灯された。
発生した紫外線は主として253.7nmであつたが、
185nmの波長も含まれていた。253.7nmの長波長
紫外線はHgBr2中で吸収されずに通過してけい
光体被膜4により吸収され、通常の冷白色のスペ
クトルの可視光に変換された。185nmの短波長紫
外線はHgBr2により吸収され、HgBr(B−X)
からの分子放射の典型である約510nmのピークの
可視光に変換された。この放射は分光器により容
易に検出された。
定器により、400〜800mAの電流で点灯された。
発生した紫外線は主として253.7nmであつたが、
185nmの波長も含まれていた。253.7nmの長波長
紫外線はHgBr2中で吸収されずに通過してけい
光体被膜4により吸収され、通常の冷白色のスペ
クトルの可視光に変換された。185nmの短波長紫
外線はHgBr2により吸収され、HgBr(B−X)
からの分子放射の典型である約510nmのピークの
可視光に変換された。この放射は分光器により容
易に検出された。
短波長紫外線を可視光に変換するために外側管
体3内に封入された短波長紫外線吸収物質として
上記実施例では臭化水銀(HgBr2)を使用し、
好結果を得たが、他の同様の作用を行なう物質げ
が使用できることは言うまでもない。
体3内に封入された短波長紫外線吸収物質として
上記実施例では臭化水銀(HgBr2)を使用し、
好結果を得たが、他の同様の作用を行なう物質げ
が使用できることは言うまでもない。
発光管1は短波長紫外線領域においても透過度
のよい材料で作らねばならない。このような材料
として融解石英ガラスがあり、約170nmまでの短
波長紫外線を透過する。
のよい材料で作らねばならない。このような材料
として融解石英ガラスがあり、約170nmまでの短
波長紫外線を透過する。
上記実施例では水銀を紫外線発生金属として記
載したが、短波長及び長波長の両紫外線を発生す
る他の金属も発光管1において使用できる。例え
ば、亜鉛は213.9nmと307.5nmの紫外線を発生す
る。この場合、けい光体被膜4は307.5nmの紫外
線を可視光に変換し、外側管体3内のガス状の短
波長紫外線吸収物質は213.9nmの紫外線を可視光
に変換する。別の例として、カドミウムは
228.8nmと326.1nmの紫外線を発生する。
載したが、短波長及び長波長の両紫外線を発生す
る他の金属も発光管1において使用できる。例え
ば、亜鉛は213.9nmと307.5nmの紫外線を発生す
る。この場合、けい光体被膜4は307.5nmの紫外
線を可視光に変換し、外側管体3内のガス状の短
波長紫外線吸収物質は213.9nmの紫外線を可視光
に変換する。別の例として、カドミウムは
228.8nmと326.1nmの紫外線を発生する。
添付図面は本発明によるけい光放電ランプの一
実施例を示す概略断面図である。 1:発光管、2:放電電極、3:外側管体、
4:けい光体被膜。
実施例を示す概略断面図である。 1:発光管、2:放電電極、3:外側管体、
4:けい光体被膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 紫外線透過材料より作られた同心二重管構造
の管体と、 該管体の内管の両端部に内蔵された一対の対向
する放電電極と、 前記内管内に封入され、放電によつて短波長及
び長波長の両紫外線を発生する物質と、 前記管体の外管の内面に被着され、前記長波長
紫外線を吸収して可視光に変換するけい光体被膜
と、 前記外管内に封入され、ランプの動作中、気体
状となつて前記短波長紫外線を吸収し、少なくと
もその一部分を可視光に変換する短波長紫外線吸
収物質 とを具備することを特徴とするけい光放電ラン
プ。 2 前記内管内に封入された紫外線発生物質が水
銀と希ガスである特許請求の範囲第1項記載のけ
い光放電ランプ。 3 前記外管内に封入された短波長紫外線吸収物
質が臭化水銀(HgBr2)である特許請求の範囲
第1項記載のけい光放電ランプ。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10730279A | 1979-12-26 | 1979-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5699959A JPS5699959A (en) | 1981-08-11 |
JPH031775B2 true JPH031775B2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=22315932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18951280A Granted JPS5699959A (en) | 1979-12-26 | 1980-12-25 | Fluorescent discharge lamp |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5699959A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9927094B2 (en) * | 2012-01-17 | 2018-03-27 | Kla-Tencor Corporation | Plasma cell for providing VUV filtering in a laser-sustained plasma light source |
-
1980
- 1980-12-25 JP JP18951280A patent/JPS5699959A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5699959A (en) | 1981-08-11 |
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