JPH0330081A - 電子式硬貨落下装置 - Google Patents

電子式硬貨落下装置

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JPH0330081A
JPH0330081A JP2160085A JP16008590A JPH0330081A JP H0330081 A JPH0330081 A JP H0330081A JP 2160085 A JP2160085 A JP 2160085A JP 16008590 A JP16008590 A JP 16008590A JP H0330081 A JPH0330081 A JP H0330081A
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detector
electronic
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JP2160085A
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Dawn E Harris
ドーン イレイン ハリス
William H Orr
オー ウィリアム
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AT&T Corp
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American Telephone and Telegraph Co Inc
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/08Testing the magnetic or electric properties

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子的硬貨落下装置に係わり、特にマイクロ
プロセッサーによって制御される電子的硬貨落下装置に
関する。
[従来技術] 最近の電子機器は全て、機能を改善し費用を低減するた
めに、実際上、マイクロプロセッサーを使用している。
殆どの電子機械装置は、変換器、スイッチ、回転及び停
止するモータ等の特定用途のハードウエア、及びそれに
加えて,種々の条件下でこのハードウェアにそれらが行
なうべき事項を命じるソフトウエアを用いて作ることが
できる。
マイクロプロセッサーはそれに内蔵されているソフトウ
ェアの命令に応じてそのハードウエアを制御するインタ
フェースとして動作する。多くの人は自分のお金を支払
うとき、特にその見返りを何も受け取れないとき感情的
になるので、このようなマイクロプロセッサー制御の装
置、特に硬貨落下装置は、高い信頼性を示さなければな
らず、広い温度のような広範囲な環境条件に亘って、適
切に動作することが重要である。
自動販売機や公衆電話機等においては、永年、機械式の
硬貨落下装置が使用されて来た。このような硬貨落下装
置は、容積が大きく高価であるばかりでなく、それらは
装置が付設されている機器に付随する問題の少なくとも
50%の原因となっている。最近、電子式手段が、硬貨
落下装置の構成を簡素化し、その信頼性を改善し、且つ
その費用を低減するために使用されて来ている。しかし
ながら、電子式硬貨落下装置は、硬貨識別の精度や僅か
な電力量で動作することに問題がある。永年、いたると
ころに使用されてきた機械式のものと競争できる価格を
保持することは、初期には全く挑戦的なことであった。
しかしながら、マイクロプロセッサーや内蔵されるメモ
リー装置の価格低下が、費用を低減し且つ決まり切った
事項の機能性を改善して来ている。
それにも拘らず、広範囲な種類の硬貨に対する識別の信
頼性は、特に同様な外国の小額硬貨が容易に使用できる
地域では、未だ設計が難しい。特に、屋外自動販売機や
公衆電話機等の場合の如く、広い温度範囲に亘って精度
が要求されるときは特に困難である。硬貨種別検知回路
は、温度変化に影響されないよう、特に設計することが
できる。
しかしながら、硬貨の取扱いには高精度が求められる観
点から、これらの回路は高価になり、且つ温度範囲の一
部のみしか補償できない傾向がある。
硬貨が電子式硬貨落下装置の硬貨通路内に滞留している
時間は、一般的には硬貨通路から障害物が除かれている
ので,極めて短時間である。実際に、殆どの電子式硬貨
落下装置はた.った一つの可動部分、即ち、硬貨を硬貨
投入者へ戻すかまたは収集箱内へ進行させるのに使用さ
れる硬貨進路変更装置を持っている。この決定は、最終
的に硬貨種別検知装置が硬貨を検査した後に、機械式の
硬貨進路変更装置を動作させるのに充分な時間をもって
為されねばならない。このような決定は、通常、高い速
度を持つマイクロプロセッサーを必要とするが、高速度
のマイクロプロセッサーは費用を高くし且つ消費電力を
増大させる。
米国特許第3,198,564号は、硬貨が硬貨種別検
知装置を通過しているときの周波数などの測定値と、硬
貨が通過していないときの測定値との間で比較を行う技
術を開示している。そこでは、これらの測定値が検査さ
れ、それらの算術差分のような信号が比較メモリー回路
へ伝送される。
この比較回路兼メモリー回路は、有効な硬貨の信号値に
関係する情報、及びこれらの信号値を伝送されて来た信
号と比較する手段を持っている。このアプローチでは、
特性の差異が温度に関して一定であると推定されている
が、そのようなことはない。更に、有効な硬貨の信号値
に関係する情報は、種々の受容し得る硬貨の各々につい
て温度検索テーブルを持たねばならず、その結果、必要
なメモリー領域及び必要な計算を実行するために要する
マイクロプロセッサーの速度は、(i)費用、(ii)
硬貨の受容または排除の選択が為される前に計算を実行
するために利用できる時間、及び(i i i)回線電
力式の公衆電話設備において利用できる電力が僅かなこ
と、等の観点から困難なものとなろう。
(発明の概要) 本発明によれば、マイクロプロセッサー制御の電子式硬
貨落下装置は、それ自身を動作させるための内蔵プログ
ラム及び環境依存性パラメータを周期的に測定する手段
を有する。この測定は、そのパラメータを電子式硬貨落
下装置の動作に関連付けているアルゴリズムを含んでい
る内蔵プログラムを修正するために用いられる。
本発明の実施例では、電子式硬貨落下装置は一つ以上の
硬貨種別検知器及び容認されている一組の硬貨について
受容性を判定するための内蔵プログラムを有する。硬貨
種別検知器は、電子式硬貨落下装置内のある硬貨通路の
対向する位置に、対のコイルを持つ発振器回路を有する
。硬貨がそのコイル対の位置に無いときは第一の周波数
が発生し、硬貨がそのコイル対の間に位置しているとき
は第二の周波数が発生する。内蔵プログラムによりマイ
クロプロセッサーは、容認されている一組の硬貨の各硬
貨要素について周期的に新しい受容範囲を計算する。受
容範囲は所定のアルゴリズムと第一周波数との関数であ
る。その後、第二周波数がその受容範囲と比較される。
本発明の実施例では、高周波数源からのパルスが、硬貨
種別検知器の各発振器の零交差点の間でカウントされる
。内蔵プログラムは、各検知器の近傍に在る硬貨につい
てカウントされたパルス数及び各検知器の位置に無い硬
貨についてカウントされたパルス数の、基準温度測定値
、一般的には室内温度の測定値を有する。使用されるア
ルゴリズムは、受容範囲の上側下側の各々と、カウント
されたパルス数との間の比例関係を規定する。
硬貨に対する受容範囲が固定されておらず、むしろそれ
らが特定の電子式硬貨落下装置の構成に対して予め判定
されている温度/周波数関係に従って使用時に動的に計
算されるのが、本発明の特徴である。
(実施例) 基本構成 電話機1内に設けられているような、第1図の電子式硬
貨有効性確認装置は、硬貨検査装置10及び制御装置2
0を有する。後者の制御装置20は、特に、内蔵された
メモリー260に記憶されているプログラムに従って実
質的にこの装置の全動作を制御するプロセッサー250
を有する。メモリー260は、プロセッサー250の一
部であるかあるいは別個の装置のいずれであってもよい
制御装置20は、更に一つ以上の第2図及び第3図に示
すような発振器回路と、硬貨進路変更装置130を動作
させるための駆動回路を有する。プロセッサー250は
、これら発振器回路の周波数及び他の入力信号を、メモ
リー260に記憶されているプログラムに従ってモ“ニ
ターする。これに応じて、プロセッサー250は、駆動
回路を介して硬貨進路変更装置130を動作状態にする
かまたは不動作状態にする。
第1図において、硬貨検出器11は、硬貨か硬貨人口、
即ちスロット110に挿入されたときを判定する。硬貨
検出器11は、制御装置20内に含まれている発振器回
路の一部であるコイルを有する。硬貨種別検知器12、
13の各々は、制御装置20内に含まれている第二発振
器回路の一部である一対のコイルを有する。上述したよ
うに、硬貨種別検知器12、13は、硬貨通路120を
通る硬貨の種類を識別する際に用いられる。硬貨が受容
された後、最終的に硬貨は収集箱30へ送られる。硬貨
検出器14は、収集箱30へ入る硬貨をモニターする位
置に置かれる。硬貨検出器14は、それが制御装置20
内に含まれている発振器回路の一部である一個のコイル
をしており、硬貨検出器11と実質的に同一である。硬
貨の通過は、その発振器回路によって生成された信号の
振幅の変化を測定することにより判定される。他方、硬
貨の種別は、その信号の周波数の変化を測定することに
より判定される。更に、硬貨検出器14の発振器の周波
数は、収集箱30が一杯になったときを判定するために
モニターされる。硬貨か収集箱30に充分に入ることが
できないときは、この硬貨は硬貨検出器14の近傍に止
まり、この検出器14の発振器で永続的な周波数変化が
起きる。
この結果は、この装置がもはや動作しないことを表示す
るライトを点灯するためや、米国特許第4,041,2
43号に開示されているように信号を遠隔箇所へ伝送す
るためや、硬貨進路変更装置130によって投入された
全硬貨が返金受けへ送られるようにするため等に利用す
ることができる。
これら機能及びそれらの機能変更は設計上で選択できる
事項である。
電子式硬貨処理は、機械式装置に勝る数々の利点を持っ
ている。これらの利点は、主として、小型で安価なマイ
クロプロセッサー及び内蔵されたメモリーの利用が可能
であることに帰すことができる。これらの利点には、信
頼性の向上、費用及び重量の低減、硬貨有効性確認パラ
メータのプログラム化、及び全般的に構成が簡単になる
こと等、が含まれる。電気式変換器及び光学式変換器が
、硬貨が一般的に障害の無い通路に沿って返金受けまた
は収集箱30のいずれかへ進むときに、硬貨か持つ種々
の性質を測定する。
種々の額面金額の硬貨か、最大径及び最大厚みの両方ま
たは一方が所定値に定められた一組の硬貨のみを受け入
れるサイズを有するスロット1lOへ挿入される。この
ような事前のふるい分けが、実施例の場合、硬貨に対し
て実行される唯一の機械的測定である。それ以外の測定
は、硬貨の種別を判定するためにも、電気的に実行され
る。一旦、識別されると、硬貨は収集箱30に集められ
るか、または容認された組の内のものではない硬貨は返
金受け40を介して硬貨投入者へ返還される。
制御装置20は、一般的に一秒以下で完了する硬貨の有
効性確認動作中、硬貨検査装置10と信号を交換し合う
。この制御装置20は、硬貨が一様に下降する斜路に沿
い、この斜路の傾斜及び硬貨のパラメータで決まるスピ
ードでころがり落ちる硬貨の存在を感知する。その平均
速度を測定することによって硬貨の直径を判定するため
に、何らかの装置、例えば米国特許第4,509,63
3号に開示されている装置が適用される。しかしながら
、一般的に硬貨のパラメータは、硬貨通路に沿って置か
れているコイル対によって判定される。各対のコイルは
硬貨の一つの性質を測定するように意図されており、そ
のコイル対の各要素はそのコイル対の他の要素と対向し
て硬貨通路の反対の側に置かれているので、硬貨は必ず
それらの間を通過する。コイル対は、一般的に発振器回
路の一部であり、発振器回路の周波数、位相あるいは振
幅は、硬貨が存在することによって変化する。
この変化は、インダクタンスの変化によって起きる。電
磁気理論から、硬貨が環状コイルの軸上に在るときの、
環状コイルのインダクタンスの微小変化ΔL/Lを決定
するために、次の数式を引き出すことができる。
0は硬貨の半径、 ,はコイルの半径、 は硬貨の厚み、 は硬貨材料の表皮深さ、 は硬貨とコイルの間隔(軸方向)、 はコイル線材の半径、 である。
δは次式で与えられる。
ここで、fはコイルの動作周波数、 μは硬貨の透磁率、 σは硬貨の導電率、 である。
実際問題としては、コイルの寸法は検査される硬貨の性
質に従って選択される。例えば、硬貨の組或を検査する
ためには、コイル寸法が全硬貨によって覆い隠されるよ
うに充分小さくなければならない。また、感度は硬貨と
コイルとの間隔が最小のとき最大となる。本実施例では
、感度の範囲は最も厚い硬貨の厚みと硬貨落下装置の壁
を形成するのに用いられている材料とにより定まる。動
作周波数は、測定される特定の性質に関係する。
高周波数は硬貨材料に充分深くは浸透しない。米国硬貨
に使用されている70−30銅ニッケル合金においては
、200kHzでの表皮深さは0.025インチである
。米国の25セント硬貨の被覆材の厚みは0.011イ
ンチである。200kHz以上の周波数は硬貨の性質の
大部分(厚み及び組成)には影響を受けないが、このよ
うな高周゛波数でも直径の測定に利用することができる
。組成の測定には、低周波数での電磁界が硬貨の大部分
を透過することができるので、そのような低周波数が望
ましい。20kHzの周波数は、7〇一30銅ニッケル
合金においては0.08インチの表皮深さを持っている
。米国特許第3. 870,137号は、硬貨の受容性
を調べるために実質的に異なる周波数で動作する二つの
振動電磁界を使用することを諭している。一般的には、
寸注及び組成のi’llll定が、硬貨をただ識別する
のに充分である。明らかに、他の性質として、重量、厚
み、彫刻模様等が存在し、もし硬貨の不正のレベルが装
置を動作させる費用を超えるか、または容認された組の
うちの幾つかの硬貨が大きな類似性を持つようであれば
検討することができる。一旦、硬貨が硬貨検査装置10
内の硬貨通路120を通過すると、制御装置20がその
硬貨を受容するかあるいは排除するかを選択する。この
選択は、その設計がこの分野で周知されている硬貨進路
変更装置130へ伝送される。このような硬貨進路変更
装置の例は、米国特許第4,534,459号及び第4
,582.189号に開示されている。
硬貨落下装置の動作 第2図は、第1図の硬貨検出器11、]4に使用される
ような、硬貨の存在を検出する際に使用される回路を開
示している。上記した如く、硬貨検出器11は、硬貨が
落下装置に投入されたことを表示する。他方、硬貨検出
器14は、硬貨が収果されたことを表示する。硬貨検出
回路は変形コルビッツ発振器を有する。抵抗201、2
02はトランジスター210に直流バイアスを供給し、
他方、キャパシタ203はトランジスター210のベー
スに交流接地電位を供給する。抵抗204とキャパシタ
205とは、電源電圧を平滑化するために使用されてい
る。インダクター(コイル)206は、キャパシタ20
7、208と協同して発振周波数を設定する。エミッタ
ー抵抗209は、トランジスター210を通って流れる
電流を制限する。キャパシタ211は、発振器の出力を
ダイオード212、213とキャパシタ214から或る
電圧逓倍器に接続する。抵抗215は、キャパシタ21
4に対して、短い時定数を持つ放電路となる。より長い
時定数が、素子216乃至218により形戊される。コ
ンパレータ220は、その二つの人力信号の相対振幅を
比較する。その反転入力端への、長時定数信号が基準信
号として作用し、これに対して短時定数信号が比較され
る。硬貨がコイル206の近傍に在るとき、トランジス
夕−210からの出力信号の振幅が低下すると共にその
周波数が増加する。従って、コンパレータ220の出力
は、硬貨がコイル206を通過すると低下する。抵抗2
21、222はコンパレータ220の利得を調整するた
めのフィードバック路となる。素子223は、開放コレ
クター出力端を持つコンバレータ220に対するプル・
アップ抵抗である。シュミット・トリガー230は、コ
ンバレータ220と、第1図に示されているプロセッサ
ー250との間のバッファ一回路である。
第3図は、組成や寸広のような硬貨の属性を検出する際
に利用される回路である。この回路は、第1図の硬貨種
別検知器12、13に関連して使用される。硬貨種別検
知器12は硬貨の組成を検知する。他方、硬貨種別検知
器13はその寸広を検出する。第3図の硬貨種別検知回
路は、変形コルピッツ発振器を有し、その周波数は上記
で論じられ、更に米国特許第3.870,137号で論
じられているように、測定されるべき属性に応じて選択
される。抵抗301、302はトランジスター310に
直流バイアスを供給する。抵抗307とキャパシタ30
8は、電源電圧を平滑化するために使用されている。イ
ンダクタ−(コイル)305及び306は、キャパシタ
307、308と協同して発振周波数を設定する。ここ
で、これらのコイル305及び306は硬貨通路の反対
側に置かれており、その結果、硬貨がその通路に沿って
移動するとき必ずそれらの間を通り、それによって発振
器の周波数を変えることが注目できる。
エミッター抵抗309はトランジスター310を通って
流れる電流を制限する。キャパシタ311は発振器の出
力をコンパレータ320に接続し、コンパレータ320
は正弦波信号を方形波信号に変換する。抵抗312乃至
315は、コンバレータ320の入力リード線に直流バ
イアス電圧を供給するように動作する。その反転入力端
は、その非反転入力端より僅か高い正電圧でバイアスさ
れている。素子323は、開放コレクター出力端を持つ
コンバレータ320に対するプル・アップ抵抗である。
シュミット・トリガー330は、コンパレータ320と
、第4図で説明されるカウンターとの間のバッファ一回
路である。
第4図は、制御装置20内の回路のブロック図である。
特に、プロセッサー250は、NEC75 0 8 H
のような4ビットCMOSマイクロプロセッサーであり
、この中では、システム・クロックが、その一対の入力
端に跨がってセラミック共振器450を接続するように
設けられている。この共振器450は2.46MHzで
動作し、シュミット・トリガー460へ信号を与える。
シュミット・トリガー460はその信号を方形波化し、
この方形波信号をナンド・ゲート430へ与える。
本実施例では、各硬貨種別検知発振器の周波数変化が利
用されるのではなく、むしろこの周波数の逆数(位相)
の近似が利用される。測定は、独立した高周波数源から
のパルスの、硬貨種別検知発振器信号の零交差間で生じ
る数をカウントすることによって進行する。更に、ゲー
ト430はリード線461上の2.46MHz信号のパ
ルスを伝送するために、リード線421上の“1”ロジ
ック信号によって割込み可能とされる。これらのパルス
は2進カウンター440でカウントされ、この2進カウ
ンター440は10ビット幅の平行出力信号をプロセッ
サー250に供給する。この平行出力信号によって、硬
貨種別検知発振器信号の選ばれた零交差数の間、その継
続期間の測定が為される。硬貨組戊検知発振器の周波数
と硬貨寸法検知発振器の周波数とは異なっており、且つ
各硬貨種別検知発振器に対して類似する数のパルスを使
用するのが便利であるから、カウンター440は人力リ
ード線上の信号の周波数を“N”で分周する。これは、
2.46MHzパルスのその数が、組成検知発振器の2
サイクル内に含まれ、寸法検知発振器の20サイクル内
に含まれ、あるいは硬貨収納検出発振器の20サイクル
内に含まれることに相当する。プロセッサー250は、
特定の検知器を選択し、続いてその選択された検知器に
適当な値のNを関連付けるリード線(図示せず)でもっ
て、セレクタ−410及びカウンター440の双方を制
御する。
その結果、硬貨種別検知発振器の零交差の間の高周波数
パルスをカウントすることの重要性を充分認めることが
でき、第5図は硬貨が硬貨種別検知器の位置に無いとき
にカウントされたパルス数(CIDLE)と、硬貨が硬
貨種別検知器の近傍に在るときにカウントされたパルス
数(CV)との、種々の温度における関係を示している
。温度変化は(C     )を非線形な態様で変化す
るIDLE ように動作するし、且つ硬貨を識別する際に温度を直接
知ることは不要であるから、温度は第5図に示されてい
ない。本発明の実施例では、温度上昇によって各硬貨種
別検知発振器の周波数が低下し、ゆえに零交差の間にカ
ウントされるパルス数が温度と共に増加することが明ら
かある。
特定の硬貨(25セント、10セント、あるいは5セン
ト硬貨)に対して、 CIDLE  ″″ MCV + b が決定されている。ここで、Mとbは定数である。
一旦、これらの定数が、特定の電子式硬貨落下装置に対
して決定されると、これら定数をメモリーに記憶するこ
とができる。第5図に示されている関係は、硬貨の材料
中に余り深くは浸透しない、例えば200KHz台の高
周波数で為される硬貨寸法のat+j定だけに関係する
。同様な関係が、検査されている硬貨を透過することが
可能な、闘えば20KHz台の周波数で為される硬貨組
成の測定の処理の際に存在する。更に、反復使用による
損耗を考慮するために、識別アルゴリズムに含まれてい
なければならない許容誤差が、各硬貨に関連付けられる
傾きMが、二つの異なる温度でのC1DLEのをそれら
と同じ温度でのCVの差で除した関数であることと認め
られ、一方の測定が工場で基準温度において為され、他
方の測定が実際操作時に電子式硬貨落下装置の周囲温度
で為された、CIDLEの測定の差に基づいて、アルゴ
リズムが構威される。本実施例では、硬貨が硬貨検出器
11(第1図参照)によって検出されると直ぐにCID
LEが測定されるが、CIDLEを周期的に測定し、最
新の測定値が記憶されるようにすることができる。
次のアルゴリズムが、各硬貨種別検知器の上限と下限及
び各硬貨の額面金額の上限と下限を判定する際に使用さ
れる。
C v u = k (ΔCIDLE)十CvR+TC
VL−k (ΔCIDLE)十CVR−Tここで、kは
比例定数、 ΔC1DLEは基準温度での CIDLEと硬貨識別時 の温度またはその近辺で のCIDLEとの差、 CVRは基準温度で測定され たときのc, Tは上限と下限の許容誤差、 である。
ここで、容認された組中の各異なる硬貨、及び各硬貨種
別検知器に対して、k,T及びCVRに異なる値が存在
することに注意しなければならない。例えば、もし三種
類の硬貨が容認され、二つの硬貨種別検知器が使用され
ていれば、各kST及びCVRに対して六個の異なる値
が記憶される。
しかしながら、記憶することが必要のものは、基準温度
で測定されたCIDLEの二つの値、即ち各硬貨種別検
知発振器に一つだけである。
電子式硬貨落下装置は、その動作の他の態様のものを制
御するためにマイクロプロセッサーを既に使用している
ので、各硬貨に対する新規な受容範囲を内蔵プログラム
に従って計算するために、そのマイクロプロセッサーを
更に時々使用することが費用上効果的である。その内蔵
プログラムは、一つ以上の環境依存性パラメータの変化
に従って、受容範囲を変更するように設計されている。
本発明では、温度変化は間接的に測定され、受容範囲を
修正するために利用される。
動作のシーケンス 第6図及び第7図は、゛内蔵プログラムの制御の下での
マイクロプロセッサーの動作を示すフローチャートであ
る。本発明の電子式硬貨落下装置においては、硬貨挿入
時とその硬貨が硬貨種別検知器の近傍に位置する時との
間の経過時間はほぼ350msである。これは、六対の
受容範囲の再計算のみならず、硬貨組成検知発振器及び
硬貨寸法検知発振器に対するパルス計数(CIDLE)
の測定を完了するためには比較的に短い時間である。
既に指摘されたように、特定の測定及び計算は周期的に
行なうことができる。マイクロプロセッサーに要求され
る速度を極小化し、その費用及び電力消費を極小化する
ために、周囲温度の測定とそれらに関連する計算を、マ
イクロプロセッサーにより、このマイクロプロセッサー
が硬貨落下装置が現実に使用されていないときに生じる
「背景」作業を実行する際に、マイクロプロセッサーに
よって行なうことができる。そのような測定は数秒遅れ
たものとしても、環境条件がむしろゆっくり変化するの
で、全般的な精度に重大な影響を与えることが無い。公
衆電話機の場合には、利用者がフック・スイッチ401
(第4図参照)を動作状態にしているときに、硬貨がま
さに硬貨投入口へ挿入されようとすることをマイクロプ
ロセッサーが警報することが有益である。フック・スイ
ッチ機構は、電話機の設計技術では周知であり、一般的
には数個のスイッチを持ち、動作中その幾つかは開かれ
他のスイッチは閉じられている。これらスイッチの一つ
に応答して、マイクロプロセッサーは、第6図のフロー
チャートに示されている最初の状態(リセット/電源立
ち上げ)で指示されるように測定及び計算を開始する。
そのフローチャートを通じて、CIDLEは硬貨組成検
知発振器及び硬貨寸法検知発振器の両方に対して測定さ
れる。最終的に、各硬貨種類に対する受容範囲が内蔵ア
ルゴリズムに基づいて計算される。ここで、無効周波数
計数ΔCIDLEの変化が、工場で為された基準測定と
現在の測定の間の周波数の変化を表すことに注意しなけ
ればならない。どのような周波数変化も、主に温度変化
によるものである。定数“k“及び許容誤差“T”は、
硬貨が硬貨種別検知器の近傍に在る間のパルス計数CV
の受容範囲を温度変化に従って修正させるために、硬貨
落下装置の設計中に選択されたものである。
このプログラムは、この時点では、硬貨が硬貨落下装置
に挿入されたことを硬貨検出器11(第1図参照)が合
図するまで待機する。あるステップが完了するまで第二
の硬貨の受容を排除するロックアウト・フラグがセッ1
・される。電力が硬貨組成検知発振器に供給され、セレ
クタ−410(第4図参照)がこの発振器からの出力信
号を、そのNの値が2にセットされているカウンター4
20へ伝送するように設定される。プロセッサー250
は、カウンター420への人力端で、2.45MHz信
号源の信号の各連続するNサイクルが期間中にカウント
される、2.46MHz信号源のパルス数をモニターす
る。パルス計数の測定値の低下は、硬貨が組成検知器の
影響下で移動していることを示している。パルス計数の
測定値が最小値に、即ち周波数で最高値に達するまで低
下し続ける。この最小パルス計数CVは、硬貨がその検
知器の最大影響下に在るときに生じ、その大きさが記憶
される。
次に、硬貨組成検知発振器がOFF状態にされ、硬貨寸
法検知発振器がON状態にされる。僅かな電力を利用す
るために、一時に一つの発振器のみがON状態にされる
。ここではNが20にセットされることを除き、硬貨組
戊検知発振器に対してと実質的に同様な処理が、硬貨寸
法検知発振器に対して行なわれる。Cvの最小の計数が
硬貨寸法測定に対して得られた後、硬貨寸法検知発振器
がOFF状態にされ、次に、Cvの最新に得られた値が
以前に確立されている範囲と比較される。第7図が、こ
の比較を行なう際に採られる種々のステップを説明して
いる。
本実施例では、各硬貨の種類に対する限界値が、個々に
CVとの比較のために与えられる。フラグが、CVがm
戊と寸法の両方を満足する各硬貨の種類に対してセット
される。各硬貨の種類の範囲が比較のために与えられた
後、セットされたフラグは一つだけでなければならず、
さもなければその硬貨が受容されなくなろう。更に、も
し収集箱が一杯であれば、やはり硬貨が受容されなくな
ろう。これらの比較が完了した後、ロックアウト・フラ
グかクリヤーされて次の硬貨の抑人−が許可される。
その硬貨が必要な検査の全部に合格するものと想定する
と、硬貨進路変更装置130(第1図参照)は、その硬
貨を収集箱30の中へ進行させるように動作する。硬貨
検出器14は、硬貨が収集箱への経路に在るこの検出器
14を通過するときに動作する。収集箱内に在る硬貨の
額面金額に関する情報は、マイクロプロセッサーが利用
可能である。?IE話機がオフ・フック状態のままにあ
る限り、内蔵プログラムは次に挿入される硬貨を待機(
フローチャートの“B”状態)し、リセット/1j&源
立ち上げのステップで確立された受容範囲を引き続き利
用する。
本発明は、温度変化に限定されるものではなく、測定さ
れた環境パラメータに従って内蔵プログラムを修正する
、いかなる電子的硬貨落下装置をも包含する。この内蔵
プログラムは修正された後、電子式硬貨落下装置に関与
する。環境パラメータには、それらに限定されるもので
はないが、温度、高度、湿度、気圧などが有る。更に、
環境パラメータは直接的または間接的に測定する事がで
きる。
更に、硬貨検出器は他の手段によって構戊することがで
きる。例えば、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、振動電磁界よりむしろ発光ダイオート及び光検出
器を硬貨通路に使用することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、電話機内に有るような、電子的硬貨有効性確
認装置内に有る機能要素を示す図、第2図は、硬貨が存
在することを検出するために、本発明で使用される発振
器回路を示す回路図、第3図は、硬貨種別を判定するた
めに、本発明で使用される発振器回路を示す回路図、第
4図は、本発明による、プロセッサーと種々の硬貨検知
器との間の関係を示すブロック図、第5図は、硬貨が硬
貨種別(大きさ)検知器の位置に無いときにカウントさ
れたパルス数C    と、硬貨がこの検知器の近傍に
在るとIDLE きにカウントされたパルス数CVとの関係を示すグラフ
、 第6図及び第7図は、内蔵プログラムによって決定され
ているような、マイクロプロセッサーの動作を示すフロ
ー・チャートである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)動作の際に使用されるプログラムを内蔵したメモ
    リー手段(260)と、 環境依存性パラメータを周期的に測定すると共にこの被
    測定パラメータに応じて前記内蔵プログラムを修正する
    手段(250、260、301−310)を備え、前記
    内蔵プログラムは、前記環境依存性パラメータを動作に
    関連させるアルゴリズムを有することを特徴とする電子
    式硬貨落下装置。
  2. (2)更に、硬貨の所定の特性に応じてこの所定特性を
    示す出力電気信号を供給する少なくとも一つの硬貨種別
    検知器(12)を有することを特徴とする請求項1記載
    の電子式硬貨落下装置。
  3. (3)内蔵プログラム内に含まれているアルゴリズムは
    、硬貨が検知器の近傍に在るときの硬貨種別検知器(1
    2)からの出力電気信号と、その硬貨が検知器の近傍に
    無いときの出力電気信号の測定によって決定された前記
    電気信号の受容範囲のと間の数理的関係を有することを
    特徴とする請求項2記載の電子式硬貨落下装置。
  4. (4)硬貨種別検知器(12)からの出力電気信号が、
    周囲温度の変化に応じて変わることを特徴とする請求項
    3記載の電子式硬貨落下装置。
  5. (5)更に、硬貨種別検知器(12)から離れた位置に
    置かれた硬貨検出器(11)を有し、この硬貨検出器(
    11)は、硬貨が挿入されるたびに、それに応じて硬貨
    種別検知器から出力された電気信号を測定し、前記内臓
    プログラムを変更することを特徴とする請求項3記載の
    電子式硬貨落下装置。
  6. (6)内蔵プログラムは受容範囲を再計算することによ
    って修正され、この再計算には、硬貨が硬貨種別検知器
    の近傍に無いときに硬貨種別検知器(12)から出力さ
    れる電気信号を温度指示として用いることを特徴とする
    請求項5記載の電子式硬貨落下装置。
  7. (7)硬貨種別検知器(12)からの出力電気信号は、
    硬貨が硬貨種別検知器(12)の近傍に存在する間に測
    定され、この測定値が前記受容範囲と比較され、この比
    較の結果に基づいて硬貨が受容されるか若しくは排除さ
    れることを特徴とする請求項6記載の電子式硬貨落下装
    置。
JP2160085A 1989-06-20 1990-06-20 電子式硬貨落下装置 Pending JPH0330081A (ja)

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US07/368,619 US5007520A (en) 1989-06-20 1989-06-20 Microprocessor-controlled apparatus adaptable to environmental changes
US368619 1989-06-20

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