JPH0330029B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0330029B2
JPH0330029B2 JP3081384A JP3081384A JPH0330029B2 JP H0330029 B2 JPH0330029 B2 JP H0330029B2 JP 3081384 A JP3081384 A JP 3081384A JP 3081384 A JP3081384 A JP 3081384A JP H0330029 B2 JPH0330029 B2 JP H0330029B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
flow rate
rotor
ultrasonic vibration
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3081384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60175885A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3081384A priority Critical patent/JPS60175885A/ja
Publication of JPS60175885A publication Critical patent/JPS60175885A/ja
Publication of JPH0330029B2 publication Critical patent/JPH0330029B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D7/00Control of flow
    • G05D7/06Control of flow characterised by the use of electric means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気信号に応じて流体の流量を制御
する制御弁を有するとともに、流体通路中に流量
センサを有し、その流量信号と所望の設定信号の
偏差に応じて前記制御弁をコントロールする流量
制御装置に関する。
従来の構成とその問題点 従来のこの種流量制御装置を第1図に示す。第
1図において、1は弁装置、2は弁装置1を駆動
する駆動装置、3は弁装置1の出口側に直列接続
された流量センサ、4は制御回路である。
弁装置1は、流体入口5と流体出口6、流体入
口5と流体出口6間の隔壁に形成された通口7、
及び弁体8、弁体8を閉弁方向に付勢するバネ9
を有する。駆動装置2は、弁体8と共動するプラ
ンジヤ10、プランジヤ10の両端を支持する軸
受11、プランジヤ10の外周に設けたコイル1
2、及びヨーク13から構成され、コイル12に
通電することにより、プランジヤ10に電磁力
Fmが作用し、弁体8を押下げて開弁する。
流量センサ3は、流体出口6に通電する管状の
ハウジング14と、ハウジング14内に収容さ
れ、流体の流通により回転する翼車15と、翼車
15の縁部に設けた永久磁石16と、永久磁石1
6に対向して設けられ、パルス状の磁束変化を検
知するホール素子17とを有する。
制御回路4は、ホール素子17の出力をパルス
信号に変換する検出回路18と、パルス信号の発
生に比例した電圧信号を増幅して出力する積分回
路19と、所望の設定信号と積分回路19の信号
を比較し、かつ偏差信号を出力する比較器20
と、この偏差信号によつてコイル12に給電する
駆動回路21を有する。
以上の構成において設定信号が供給されると、
比較器20は、積分器19と設定信号の偏差信号
を駆動回路21に出力し、コイル12へ給電がな
される。コイル12に通電するとプランジヤ10
は下方の電磁力Fmを受け、バネ9に抗して開弁
し、流体は流体出口6、回転翼15をへて流出す
る。流体が通過すると回転翼15は回転し、永久
磁石16によるパルス状の磁束の変化をホール素
子17で検出し、検出回路18からパルス信号を
出力させる。このパルス信号は、流量センサ3を
通過する流体の流量に比例している。したがつて
設定信号により設定された流量となるよう常に流
量センサ3によつて流量が監視され、弁開度がコ
ントロールされる。また設定信号を可変すれば、
その信号に比例して高精度に流量を制御すること
ができる。
しかしながらこの従来例では、弁体8をバネ9
によつて通口7側に押し付けて閉止がなされるた
め、充分な閉止性能を確保しようとした場合、バ
ネ9の閉弁力を充分大きくしなければならない。
その結果、駆動装置2は流量を制御する力に加え
てバネ9の閉弁力に打勝つだけの電磁力Fmを発
生する必要があり、全体が大型化する。
また閉止を行なう場合、弁体8を弾性体で構成
するが、耐久性を考慮すると閉止信頼性に不安が
あり、特に燃料ガスの制御を行なう場合専用の閉
止弁を追加することが下可欠であつた。
さらに駆動装置2の比較的小さな電磁力Fmに
より流量を制御するため、プランジヤ10の摺動
抵抗、弾性体で構成した弁体8の粘着等の外乱の
影響を受けその結果、流量センサ3によつてフイ
ードバツク制御を行なつているにもかかわらず、
流量のハンチングが発生してしまう。
発明の目的 本発明はこのような従来の問題点を解消するも
のであり、流量制御装置の小型化を図るとともに
閉止信頼性を向上させ、かつ流量制御性能の向上
を図ることを目的とする。
発明の構成 この目的を達成するため本発明による流量制御
装置は、流体通孔を設けた固定子と回転子を有
し、前記回転子の回転により流体通路面積を可変
する摺動弁と、前記回転子を駆動する超音波振動
モータと、流体流路中に設けた流量センサと、こ
の流量センサの出力信号に応じて前記超音波振動
モータを制御する制御回路とから構成したもので
ある。
この構成により、回転子を閉止位置で停止すれ
ば流体通路は遮断され、流量要求信号が供給され
ると超音波振動モータが回転し回転子を開弁位置
へ回転させる。流量は流量センサによつて検出さ
れ、流量要求信号と一致するように超音波振動モ
ータがフイードバツク制御される。
ここで超音波振動モータは、小型、軽量構造で
あるにもかかわらず高トルク、低速駆動が可能で
あり、また高応答性があり制御性が良い。さらに
従来の磁気モータと比較して磁気ノイズが発生し
ない等の特長がある。すなわち流量センサ信号に
応じて超音波振動モータによつて摺動弁を制御す
ることにより、弁閉止機能、流量比例制御機能を
有するとともに流量センサ信号をフイードバツク
制御するため従来弁部上流側の流体圧力を一定に
保つガバナが必要であつたが、それが不要とな
り、流量制御装置全体の小型化が図れる。
また摺動弁を用いるため閉止信頼性は一般のコ
ツク方式の閉止弁と同等となり超音波振動モータ
で駆動するため高分解能な弁開度制御が可能とな
り流量制御性能が向上する。
実施例の説明 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。
第2図において1aは摺動弁、2aは超音波振
動モータ、3は第1図従来例と同じ流量センサ、
4aは制御回路である。
摺動弁1aは、それぞれに複数の流体通孔22
a,22bを有する固定子23と回転子24を有
し、固定子23は弁ボデイ25に気密に固定され
た固定子23と回転子24の接触面は高平面度加
工され、潤滑剤が塗布されている。なお固定子2
3と回転子24は耐摩耗性を有するとともに物理
的性質の安定した、例えばセラミツク等により構
成される。26は後述する、回転子24のストツ
プである。
超音波振動モータ2aは圧電体27を接合した
ステータ28と耐摩耗板29を接合したロータ3
0を有し、ロータ30は回転子24と一体に構成
されており、ロータ30の回転が回転子24に伝
達される。圧電体27上には第3図に示すように
4分割の電極31を構成している。32は超音波
振動モータ2aの非通電時に回転子24を閉弁位
置に保持する戻しバネであり、第4図に示すよう
に、一端を弁ボデイ25に固定し、他端は、ピン
33によつてロータ30に接合されている。
ここで超音波振動モータ2aの動作について説
明する。圧電体27に数10KHzの高周波電圧を印
加すると、ステータ28にたわみ振動が発生す
る。このたわみ振動の横方向成分のみを耐摩耗板
29を介してロータ30に伝えることによりロー
タ30が回転する。すなわち、単一のためみ振動
のみではステータ28とロータ30の接触点は上
下運動のみの動作をし横方向には動かないが、
90゜位相の異なる電圧を印加することによりロー
タ30に回転運動が伝達される。また印加する電
圧の位相の方向を逆転すれば逆回転もできる。超
音波振動モータ2aは従来の電磁駆動装置にくら
べ小型、軽量、高応答性、高トルクが得られ、ま
た低消費電力であり磁気ノイズが発生しない。特
に応答性に関しては電磁コイルを用いたモータに
比較して10倍以上が得られ、また回転角度を高精
度に制御することが可能であり弁開度制御の分解
能を向上させることができる。
制御回路4aは、ホール素子17の出力をパル
ス信号に変換する検出回路18と、パルス信号の
発生に比例した電圧信号に増幅して出力する積分
回路19と、所望の設定信号と積分回路19の信
号を比較する比較器20と、その比較器20での
偏差信号が流量増加信号である時は超音波振動モ
ータ2aに開弁方向の印加電圧の位相の方向を与
え、また流量減少信号である時は閉弁方向の位相
方向に切換えるスイツチング回路34と、圧電体
27を駆動する駆動回路35を有する。他は、第
1図従来例と同一であり、同記号を付して説明を
省略する。
以上の構成において動作を説明する。
超音波振動モータ2aに通電しない状態では、
戻しバネ32の作用により弁閉止状態に保持さ
れ、流体通路は遮断される。第5図は固定子23
及び回転子24の平面図を示し、(a)の状態が閉止
状態を示す。つまり固定子23と回転子24がθa
だけずれて流体通孔22a,22bが連通しない
状態である。この状態では高平面度仕上げされた
固定子23と回転子24の接触面は密着してお
り、流体出口6側への流体洩れを防止する。
設定信号が供給されるとスイツチング回路34
は流量増加信号であることを判別し、駆動回路3
5は圧電体27に通電し、ロータ30は回転子2
4を回転させる。第5図bの状態から流体通孔2
2a,22bは連通しはじめ、流体は流体出口6
をへて流量センサ3内に流入する。流体が流れと
翼車15が回転し、流量検出信号は制御回路4a
にフイードバツクされ、設定信号に対応した流量
となるよう超音波振動モータ2aが制御される。
したがつて設定信号を変化させれば、その信号に
応じた流量が流体入口5の圧力変動に関係なく高
精度に得られる。
第5図cに示すように流体通孔22aと22b
が一致すると回転子24がストツパ26に当接
し、流量増加信号が供給されている状態で流体通
孔22aと22bで形成される流体通路面積が減
少してしまう不具合は発生しない。そして通電を
停止すると戻しバネ32の作用によつて自動的に
閉弁状態となる。なお本実施例では流量センサ3
として翼車式のものを説明したが、例えば流体出
口側の圧力を検出して流量信号としてもよい。つ
まり流量の関係因子であればいかなる信号を用い
てもよい。
以上の本実施例によれば以下の効果が得られる (1) 超音波振動モータ2aにより直接摺動弁1a
の回転子24を制御するとともに流量センサ3
を設けてフイードバツク制御する構造であるた
め、閉止機能、比例制御機能、ガバナ機能を果
す流量制御装置をワンユニツト化でき、さらに
弁駆動装置を超音波振動モータ2aで構成した
ため装置全体の小型コンパクト化が図れる。
(2) 固定子23と回転子24の摺動により流体通
路面積を調整する摺動弁1aにより閉止がなさ
れるため閉止信頼性が向上する。
(3) 回転トルクの大きくとれる超音波振動モータ
2aにより大きな力によつて流体通路を制御す
るため、外乱の影響を受けにくく、流量のハン
チングが発生しない。
(4) 摺動弁1aに回転子24のストツパ26を設
けたため、流量増加信号が供給されている状態
で回転子24が回りすぎ、流体通路面積が減少
する不具合がない。
(5) 戻しバネ32を設けて閉弁方向に付勢したた
め停電等が発生して通電が停止した場合、閉弁
方向に動作する。すなわちフエールセーフであ
る。
発明の効果 以上詳述したように本発明による流量制御装置
は、流体通孔を設けた固定子と回転子を有する摺
動弁を超音波振動モータで駆動するとともに流量
センサを設けてフイードバツク制御するものであ
り、以下の効果が得られる。
(1) 弁閉止機能、比例制御機能、ガバナ機能を有
した流量制御装置をワンユニツト化でき、また
超音波振動モータで駆動するため装置全体の小
型、低コスト化が図れる。
(2) 摺動弁を用いて閉止を行うため閉止信頼性が
向上し、燃料ガスの閉止を行う場合にも専用の
閉止弁を設ける必要がない。
(3) 超音波振動モータによつて摺動弁を駆動する
ため、高分解能な弁開度制御が可能となり小流
量の制御精度が向上する。また高トルク、高応
答性が得られるため摺動抵抗等の外乱の影響を
受けず流量制御性能が向上する。
(4) 高精度な回転角すなわち弁開度制御が行なえ
るため流体通孔を大流量用に設定しておけば広
い流量制御範囲が得られる。このことは燃料ガ
スのガス種転換に好適である。つまり従来ガス
種転換に際しては発熱量が異るため流量が異り
弁座もしくは弁装置そのものを交換する必要が
あつたが、本発明によれば設定信号を変えるの
みでガス種転換が完了する。
(5) 超音波振動モータを用いるため磁気ノイズが
発生しない。したがつて流量センサ等の検出信
号に妨害を与えずノイズ対策が不要であり高密
度実装が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の流量制御装置の構造図、第2図
は本発明の一実施例を示す流量制御装置の構造
図、第3図は同圧電体の斜視図、第4図は同装置
における戻しバネを示す要部拡大断面図、第5図
a,b,cは同固定子との回転子の状態図であ
る。 1a……摺動弁、2a……超音波振動モータ、
3……流量センサ、4a……制御回路、22a,
22b……流体通孔、23……固定子、24……
回転子、26……ストツパ、32……戻しバネ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体通孔を設けた固定子と回転子を有し、前
    記回転子が回転することにより流体通路面積を可
    変する摺動弁と、前記回転子を駆動する超音波振
    動モータと、流体通路中に設けた流量センサと、
    この流量センサの出力信号に応じて前記超音波振
    動モータを制御する制御回路とから構成した流量
    制御装置。 2 摺動弁に弁の全開位置を規制するストツパを
    設けた特許請求の範囲第1項記載の流量制御装
    置。 3 超音波振動モータの非通電時には回転子を閉
    弁位置に保持する戻しバネを設けた特許請求の範
    囲第1項記載の流量制御装置。
JP3081384A 1984-02-21 1984-02-21 流量制御装置 Granted JPS60175885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3081384A JPS60175885A (ja) 1984-02-21 1984-02-21 流量制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3081384A JPS60175885A (ja) 1984-02-21 1984-02-21 流量制御装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63322683A Division JPH01199074A (ja) 1988-12-21 1988-12-21 流量制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60175885A JPS60175885A (ja) 1985-09-10
JPH0330029B2 true JPH0330029B2 (ja) 1991-04-26

Family

ID=12314127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3081384A Granted JPS60175885A (ja) 1984-02-21 1984-02-21 流量制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60175885A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63180774U (ja) * 1987-05-13 1988-11-22
JPH083787Y2 (ja) * 1988-02-26 1996-01-31 株式会社島津製作所 バタフライバルブ
JPH0396776A (ja) * 1989-09-08 1991-04-22 Kubota Corp バルブの駆動機構
JP2555233Y2 (ja) * 1993-02-08 1997-11-19 株式会社 神崎高級工機製作所 Hst式車軸駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60175885A (ja) 1985-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9127779B2 (en) Low power electric operated thermostatic mixing valve
US6230738B1 (en) Flow rate control valve and flow rate control system
WO2004091078A1 (ja) ロータリーアクチュエータ
JPH07158758A (ja) モーター作動弁
US4976237A (en) Engine air intake valve
US20080312025A1 (en) Stepper Motor Driven Proportional Actuator
EP1872003B1 (en) Stepper motor driven proportional fuel metering valve
US4673160A (en) Digital servo-valve
JPH0330029B2 (ja)
US5333833A (en) Rotary ball valve with lifting ball
KR20040031615A (ko) 차단 밸브 및 이 차단 밸브가 내장된 차단 밸브 블록
US5228645A (en) Rotary ball valve with lifting ball
JPH01199074A (ja) 流量制御装置
JPH0133714B2 (ja)
US6962320B2 (en) Flow control device
JP2999410B2 (ja) 流量制御弁
JP2548151B2 (ja) ガス制御装置
JP2548152B2 (ja) ガス制御装置
JPH0650449A (ja) 超音波モータバルブ
JPH0333950B2 (ja)
JPH02591B2 (ja)
JPH0611063A (ja) 流体制御弁
JPH06272782A (ja) 電動膨張弁
JPS591885A (ja) 電磁式流量制御弁装置
JPS6081583A (ja) 閉止機能付比例弁

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term