JPH03297401A - 靴底等の凹凸構造 - Google Patents

靴底等の凹凸構造

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JPH03297401A
JPH03297401A JP10225390A JP10225390A JPH03297401A JP H03297401 A JPH03297401 A JP H03297401A JP 10225390 A JP10225390 A JP 10225390A JP 10225390 A JP10225390 A JP 10225390A JP H03297401 A JPH03297401 A JP H03297401A
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JP
Japan
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air hole
air
center
cut
hole
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JP10225390A
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Hishifusa Miura
三浦 菱興
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、靴底(本底)等の凹凸構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
運動靴を初め、多くの靴の底には滑り止め、クッション
性付与等の目的で、種々の凹凸模様が刻設されている。
ところで、路面の種類としてはアスファルト、コンクリ
ート、タイル、土、草、砂利等種々のものがあり、しか
もこれら各路面は、雨、雪、凍結及びそれらの程度、種
類、並びに、気温の変化等により条件が異なってくるの
で、各路面において相応の歩き方をしなければならない
また、室内の床面についても、木、プラスチック、ウレ
タンゴム、石、カーペット等種々のものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
然るに、上記従来の靴底の凹凸模様は、これら路面の変
化を十分に考慮したものとはいい難く、種々変化する各
種路面に十分に対応することができない。
そこで本発明は、どのような状況の路面や床面にも適応
し、常に快適且つ安全に歩行したり走ったりすることを
可能にする靴底等の凹凸構造を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段〕 本発明は、下記(a)乃至0〕)の凹凸模様の中から任
意のものを1ないし複数選択して組合わせ、・それらを
適宜配置したことを特徴とする靴底等の凹凸構造を以て
、上記課題を解決した。
(a)中心に細い空気孔を有し、その奥端は拡径化して
空気溜となし、前記空気孔の周囲に切込みを入れてその
内側を突出させて成るクッション体。
(b)中心に広い空気孔を有し、その奥端は拡径化して
空気溜となし、前記空気孔の周囲に切込みを入れてその
内側を突出させると共に、前記空気孔の中心に繊維質部
を突設して成る繊維質吸湿体。
(c)中心に広い空気孔を有し、その奥端は拡径化して
空気溜となし、前記空気孔の周囲に切込みを入れてその
内側を突出さセると共に、前記空気孔の中心に発泡資材
製発泡体を突設して成る連続発泡弾性体。
(d)中心に広い空気孔を有し、その奥端は拡径化して
空気溜となし、前記空気孔の周囲に切込みを入れてその
内側を突出させると共に、前記空気孔の中心に切込溝を
数条刻設した切込溝形成部を突設して成る切込溝集合体
(e)中心に広い空気孔を有し、その奥端は拡径化して
空気溜となし、前記空気孔の周囲に切込みを入れてその
内側を突出させると共に、前記空気孔の中心に穴溝を複
数穿設した穴溝集合体。
(f)台形状の山を連設し、その平坦な山頂に横に切込
みを入れて成る垂直抗力発生部。
(8)土踏まず相応部の前側に横に渡された溝の両側に
、本底と同面で、進行方向に細長いリブを並設して成る
跳ね防止溝。
(h)踵後部相応部に、本底と同面で進行方向に細長い
突部を多数形成して成る跳ね防止部。
〔作 用〕
クッション体、繊維質吸湿体、連続発泡弾性体、切込溝
集合体及び穴溝集合体における突出部、及び、空気溜内
の空気の作用で、全体的に十分なりッション作用が得ら
れる。また、殊に水気のある路面においては、空気溜内
の空気の作用(負圧)で接地面との吸着がよくなり、滑
りにく(なる。また、繊維質部、発泡体、切込溝又は穴
溝により吸湿が行なわれるので、雨天時や雪路面、凍結
路面等において滑り止め効果がある。また、跳ね防止溝
及び跳ね防止部の作用で、跳ねが抑止される。
〔実施例〕
本発明の好ましい実施例を図面に依拠して説明する。
図中1は本底で、土踏まず相応部を除き、種々の凹凸模
様が比較的密に配設されている。
その内2はクッション体で、円形(第1図、第2図(c
))、四角形(第2図(A))その他の形状とされる。
クッション体2は中心に空気孔3を有しており、空気孔
3の奥端は拡径化され、空気溜4が形成されている。ま
た、空気孔3の周囲には切込み5が入れられ、切込み5
の内側は僅かに突出した突出部6となっている。
このクッション体2は、歩行に際して接地後踏圧がかか
ると、突出部6は、その周囲に切り込み5があるために
、圧縮されつつ空気孔3及び空気溜4のスペースに逃げ
る。それに伴ない、空気溜4内の空気が押し出される。
かかる突出部6の圧縮及び空気の排出により、クッショ
ン作用(バネ効果)が得られる。また、続いてクッショ
ン体2が接地面から離れるが、その際空気孔3及び空気
溜4内は瞬間的に負圧となり、その結果接地面との間に
吸着力ないし吸引力が生ずる。このような作用が本底1
に多数設けられている各クッション体2において生ずる
結果、全体的にスリップ防止効果が得られる。
7は垂直抗力発生部で、踏圧による垂直抗力が確実に地
面を押す力となるようにするためのものである。即ち、
垂直抗力発生溝7は、第3図に示すように、台形状の山
を連設し、その平坦な山頂に横に切込み8を入れたもの
で、水分を逃がすために、谷に深溝9を入れる場合もあ
る(第3図(B))。山間に石、土、雪等がはさまった
際に、山の斜面に生ずる垂直抗力を効率よく地面押圧力
とするためには、山の間隔に留意しなければならない。
歩行に伴ない、山の斜面に直角方向の垂直抗力が生ずる
が、山間に物がはさまった場合、その物を介して垂直抗
力を接地面に及ぼすことにより滑りを防止することがで
きる。そのためには、山の高さをH1山の斜面の角度を
θ、山間の距離をABとした場合、次の式からABを求
める必要がある(第10図(A))。
AB=2H/sin 2θ 第10図(A)の状態からABを拡げると(第1O図(
B))、斜面BCからの垂直抗力はEBの範囲にしか及
ばず、AEの範囲には及ばない。
但し、上記式は、山の減耗を考えない場合のもので、A
E=0であるが、実際は少し宛減耗していくので、AE
の値は次第に増加していき、その分垂直抗力を利用でき
ない部分が増え、滑り止め効果も薄れてい((第11図
参照)。減耗を考慮し、例えば30%の減耗にまで対応
できるようにするには、ABは次の式から求めればよい
A B = 7 /IOX 2 H/sin 2θ10
は繊維質吸湿体で、クッション体2同様空気溜ll、切
込み12、突出部13が設けられる。但し、この場合は
空気溜11の中心に繊維質部14が突設される。繊維質
部14は後から接着固定されることもある。この繊維質
吸湿体lOは、水気のある路面に接した場合、繊維質部
14において毛細管現象によって吸湿し、以てスリップ
防止効果を高めるためのもので、クッション体2同様の
クッション作用もある。
15は連続発泡弾性体で、やはり空気溜16、切込み1
7、突出部18が設けられる。また、空気溜16の中心
に発泡体19が設けられる。
20は切込溝集合体で、空気溜21、切込み22、突出
部23を有し、空気溜21の中心に、切込溝を形成した
切込溝形成部24が突設される。
25は穴溝集合体で、空気溜26、切込み27、突出部
28を有し、空気溜26の中心に、穴溝を設けた穴溝形
成部29が突設される。
以上の連続発泡弾性体15、切込溝集合体20及び穴溝
集合体25は、図示した正方形に限らず、円形その他の
形状であってもよく、また、いずれも繊維質吸湿体10
と同様の作用を果たす。
30は跳ね防止溝て、土踏まず相応部の前側に横に渡し
て形成される。靴底と接地面との間に雨水や泥水等があ
ると、それらは靴底と接地面の双方に密着しているが、
歩行等により靴底が跳ね上げられると、それに密着して
いた雨水等も付着したまま引き上げられ、これが跳ねと
なる訳である。この跳ねを防止するには、跳ねを発生さ
ゼる部分の単位接地面積を少なくし、即ち、単位接地部
を細く小さくすることが有効となる。そこで跳ね防止溝
30においては、左右に互い違いに細いリブ31が並設
されている。また、溝の角度θは30〜50度位が適当
である。
32も跳ねを防止するための跳ね防止部で、リブ31同
様細長い突部33が多数配列され、接地面積を極力少な
くしである。最後列の突部33aは斜めにカントされて
いる。
上記各種凹凸模様は、適宜組合せて選択され、適宜配列
される。
なお、上記各種凹凸模様の周囲には通気溝が切られてお
り、それらが各凹凸模様間を結ぶ通気路34に連通して
いる。外端部の通気路34は外に開口していて、常時大
気が通気路34から各通気溝内に通流し得るようになっ
ている。かくして、内部が負圧状態となる各凹凸模様の
接地部内外における気圧差から、接地面に対する吸着は
十分且つ確実なものとなる。
本発明に係る凹凸構造は靴底の外、フォークリフト、モ
ルレールその他の各種タイヤやキャタピラ等に応用し得
る。
〔発明の効果〕
本発明は上述した通りであって、各凹凸模様が水気のあ
る路面、床面、雪路面、凍結路面等においても滑り止め
効果を発揮し、以て常時クッション性に冨み、滑りにく
く、安全で快適な履き心地が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の正面図、第2図(A)、(B
)、(c)はクッション体の構成を示す図、第3図(A
)、(B)は垂直抗力発生部の構成を示す図、第4図(
A)、(B)、(c)は繊維質吸湿体の構成を示す図、
第5図(A)、(B)は連続発泡弾性体の構成を示す図
、第6図(A)、(B)は切込溝集合体の構成を示す図
、第7図(A)、(B)は穴溝集合体の構成を示す図、
第8図(A)、(B)は跳ね防止溝の構成を示す図、第
9図は跳ね防止部の構成を示す図、第10図(A)、(
B)及び第11図は山間の距離決定式を説明するための
説明図である。 符号の説明 1−本底、      2−・・クッション体3−空気
孔 4.11.16.21.26 5.8.12.17.22. 6.13.18.23.28−・ 7−垂直抗力発生部、 l〇−繊維質吸湿体、 15一連続発泡弾性体、 20・・・切込溝集合体、 25−・−穴溝集合体、 30・・・跳ね防止溝、 32−跳ね防止部、 34・・−通気路 空気溜 27−切込み 突出部 9−深溝 14・・−繊維質部 19−・−発泡体 24−・・切込溝形成部 29・−・穴溝形成部 31・・・リブ 33.33 a−突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記(a)乃至(h)の凹凸模様の中から任意の
    ものを1ないし複数選択して組合わせ、それらを適宜配
    置したことを特徴とする靴底等の凹凸構造。 (a)中心に細い空気孔を有し、その奥端は拡径化して
    空気溜となし、前記空気孔の周囲に切込みを入れてその
    内側を突出させて成るクッション体。 (b)中心に広い空気孔を有し、その奥端は拡径化して
    空気溜となし、前記空気孔の周囲に切込みを入れてその
    内側を突出させると共に、前記空気孔の中心に繊維質部
    を突設して成る繊維質吸湿体。 (c)中心に広い空気孔を有し、その奥端は拡径化して
    空気溜となし、前記空気孔の周囲に切込みを入れてその
    内側を突出させると共に、前記空気孔の中心に発泡資材
    製発泡体を突設して成る連続発泡弾性体。 (d)中心に広い空気孔を有し、その奥端は拡径化して
    空気溜となし、前記空気孔の周囲に切込みを入れてその
    内側を突出させると共に、前記空気孔の中心に切込溝を
    数条刻設した切込溝形成部を突設して成る切込溝集合体
    。 (e)中心に広い空気孔を有し、その奥端は拡径化して
    空気溜となし、前記空気孔の周囲に切込みを入れてその
    内側を突出させると共に、前記空気孔の中心に穴溝を複
    数穿設した穴溝集合体。 (f)台形状の山を連設し、その平坦な山頂に横に切込
    みを入れて成る垂直抗力発生部。(g)土踏まず相応部
    の前側に横に渡された溝の両側に、本底と同面で、進行
    方向に細長いリブを並設して成る跳ね防止溝。 (h)踵後部相応部に、本底と同面で進行方向に細長い
    突部を多数形成して成る跳ね防止部。
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