JPH0329729Y2 - - Google Patents

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JPH0329729Y2
JPH0329729Y2 JP1984102231U JP10223184U JPH0329729Y2 JP H0329729 Y2 JPH0329729 Y2 JP H0329729Y2 JP 1984102231 U JP1984102231 U JP 1984102231U JP 10223184 U JP10223184 U JP 10223184U JP H0329729 Y2 JPH0329729 Y2 JP H0329729Y2
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JP
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chuck
stranded body
axis
machine base
strand
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JP1984102231U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電線などの撚条体、とくにキヤブ
タイヤケーブルの引張・捩り複合試験を合理的に
行うための装置に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
キヤブタイヤケーブル・特にクレーンなど移動
輸送機に用いられるキヤブタイヤケーブルの使用
状況は、引張・捩り曲げが繰返し加えられるた
め、こうした使用実態に合わせた模擬試験を行つ
て安全に使用できる信頼性の高い製品を出荷する
必要がある。
そこで、各電線の製造者は前記模擬試験を行う
ために色いろな工夫をしているが、その一例とし
て繰返し曲げ試験、繰返し巻取巻戻し試験などが
あげられ、これ等の試験は試験項目が単独で複合
試験に関するものは見られない。
さらに、キヤブタイヤケーブルの中にはテンシ
ヨンメンバーを挿入して耐張性と可撓性とを兼ね
備えたものが製造され、このキヤブタイヤケーブ
ルについては実使用に即して引張りと捩りの複合
試験が求められている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は、以上の状況に鑑み成されたもの
で、引張と捩りの複合試験を合理的に行い得る試
験装置を提供することを課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記課題を達成するため、この考案にあつて
は、機台に2個の撚条体チヤツクを同一軸上に対
向して設け、一方のチヤツクは前記軸方向に下動
でその軸を中心として駆動機により回転可能と
し、他方のチヤツクは前記軸方向に移動可能で前
記回転方向には下動とし、かつ他方のチヤツクは
電線が挿通し、その挿通した撚条体を機台上のガ
イドローラを介して下方に導き、その端に重鍾を
吊り下げた構成としたのである。
〔作用〕
この様に構成するこの考案は、一方のチヤツク
を正逆回転させれば、他方のチヤツクが軸方向に
移動しながら撚条体が捩られて、重鍾による一定
の引張力の付与下において繰返し捩り試験が行な
われる。
〔実施例〕
1はギヤードモーターであり、第1図、第3図
に示すように、ギヤードモータ1の出力軸2にピ
ン3を挿込んだフランジ4が嵌着され、ピン3に
はロツド5がベアリング6によつて連結されてい
る。ロツド5の他端はベアリング7を介してクラ
ンク8に連結され、このクランク8は回転軸9に
嵌合されている。したがつて、ギヤードモータ1
の回転によりロツド5、フランク8等を介し回転
軸9が所定角度の正逆回転をくり返す。
回転軸9は機台B上面一端のハウジング10の
ベアリング11,11′に支持され、この回転軸
9にはハウジング10内で伝達ギヤー12,13
が嵌着されている。
ハウジング10内にはもう一本の回転軸14が
軸受15,15′で支持され、この回転軸14の
先端に一方のチヤツク18が嵌着されている。回
転軸14には受動ギヤ16,17が軸方向摺動・
固定可能に嵌合され、両ギヤ16,17を軸14
上に一体に移動させることにより、ギヤ16,1
7をギヤ12,13に選択的に噛合させ、回転軸
14を例えば45度回転、90度回転の往復運動させ
る。すなわち、後述の電線捩り角が2通りに選択
される。
機台Bの他端には、第2図に示すように機枠1
9がその長手方向に移動可能に固定され、この機
枠19には前記回転軸14の延長線に対して等し
い間隔をあけて平行な位置に2本の摺動軸20,
21が設けられており、この摺動軸20,21に
摺動軸受22,23が嵌められ、摺動軸受22,
23に亘つて電線貫通孔24を設けたプレート2
5が跨設してあり、このプレート25に他方のチ
ヤツク26が固設されている。
機台Bの後端には電線ガイドローラ27がアー
ム28によつて支承され、被試験電線Aが、この
ガイドローラ27を経て下方に向き、その下端に
重鍾29が吊架されて電線Aに一定の張力が加え
られる。
次に作用について説明する。まずギヤードモー
ター1によつて駆動される捩り発生機構のチヤツ
ク18,26に被験キヤブタイヤケーブル等の電
線Aを掴持し、この電線Aの他端を、引張兼チヤ
ツク機構のチヤツク26およびプレート25の電
線貫通孔24を通過させたのち、ガイドローラ2
7を経て下降させ、その端部に所要重さの重鍾2
9を吊架する。
この状態で、いま、捩り機構が駆動すると、被
験キヤブタイヤケーブル(電線)Aは、その絶縁
心線の撚りと同一方向に捩られたとき撚りが更に
加えられるのでその長さが短くなり、反対方向に
捩られた時には絶縁心線の捩りが戻るのでこの長
さが伸びる。このケーブルAの伸縮は、チヤツク
26が摺動軸受22,23を介して軸20,21
を移動することにより吸収される。
以上の捩り作用が繰り返されて一定張力下のケ
ーブルAの引張り、捩り複合試験がなされる。
なお、回転軸14の正逆転はモータの正逆転に
よる電気的なもので行なつてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は、以上のように構成したので、簡単
な構造でもつて、一定張力下における撚条体の捩
り引張りの複合試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の試験装置の一実施例の概略
正面図、第2図は第1図の一部平面図、第3図は
第1図の一部左側面図である。 A……電線、B……機台、1……モータ、1
8,26……チヤツク、27……ガイドローラ、
29……重鍾。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機台に2個の撚条体チヤツクを同一軸上に対向
    して設け、一方のチヤツクは前記軸方向に下動で
    その軸を中心として駆動機により回転可能とし、
    他方のチヤツクは前記軸方向に移動可能で前記回
    転方向には下動とし、かつ、他方のチヤツクは撚
    条体が挿通し、その挿通した撚条体を機台上のガ
    イドローラを介して下方に導き、その端に重鍾を
    吊り下げたことを特徴とする撚条体の引張・捩り
    複合試験装置。
JP10223184U 1984-07-05 1984-07-05 撚条体の引張・捩り複合試験装置 Granted JPS6117647U (ja)

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JP10223184U JPS6117647U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 撚条体の引張・捩り複合試験装置

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JP10223184U JPS6117647U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 撚条体の引張・捩り複合試験装置

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Publication Number Publication Date
JPS6117647U JPS6117647U (ja) 1986-02-01
JPH0329729Y2 true JPH0329729Y2 (ja) 1991-06-25

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JP10223184U Granted JPS6117647U (ja) 1984-07-05 1984-07-05 撚条体の引張・捩り複合試験装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3875336B2 (ja) * 1997-02-07 2007-01-31 株式会社ブリヂストン 捻回試験方法
CN103344492B (zh) * 2013-07-03 2015-08-05 上海出入境检验检疫局机电产品检测技术中心 一种拉扭测试装置及方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58221147A (ja) * 1982-06-17 1983-12-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd チエ−ンの耐力試験装置
JPS5917132A (ja) * 1982-07-21 1984-01-28 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼管の複合試験装置

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JPS6117647U (ja) 1986-02-01

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