JPH03297109A - ロータリートランス - Google Patents

ロータリートランス

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JPH03297109A
JPH03297109A JP2100067A JP10006790A JPH03297109A JP H03297109 A JPH03297109 A JP H03297109A JP 2100067 A JP2100067 A JP 2100067A JP 10006790 A JP10006790 A JP 10006790A JP H03297109 A JPH03297109 A JP H03297109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
rotary transformer
adhesive
core
nickel
Prior art date
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Pending
Application number
JP2100067A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Akeo
明尾 泰裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録再生装置に用いることができるロー
タリートランスに関する。
従来の技術 近年、磁気記録再生装置の家庭への普及が進むにつれて
、ハンディタイプのものの小型化が急速に進んでいる。
そのため装置の各部品も小型化が要求され、その関連開
発が活発である。しかし磁気記録再生装置の中で、ビデ
オヘッドを装着したヘッドシリンダを中心とする可動部
分は、その信頼性、寿命の点で極端な小型化が難しい面
を持っている。その可動部分の1つである前述のヘッド
シリンダからの信号を授受するロータリートランスは巻
線を有しているため、その末端処理を確実にしないと断
線などの問題が発生する危険を有している。
一般のロータリートランスは第3図(&) 、 Cb)
のように、円板状のフェライトコアであるロータコア1
に溝が設けられ、その溝に巻線2.3が巻回されている
。この巻線2,3の末端処理が基板4゜5上に行われ、
この基板4,6はロータコア1に接着剤6で接着されて
いる。この回転するロータコア1がステータコア7に支
持されている。
ステータコア7にも同様な構造で巻線8,9が巻回され
ており、この巻線8,9の末端はステータターミナル1
oに集められ、ターミナルピン13に半田付けされ固定
されている。このステータターミナル10は接着剤12
で、ステータコア7に接着固定されている。なお、巻線
の同一コア内の溝間の連絡は、第3図(b)の上面図に
示すスリット14により行っている。
このように構成されたロータコア1に巻回された巻線2
,3とステータコア7に巻回された巻線8.9は、対向
して配置され、ロータコア1が回転しても、巻線2,3
と巻線8,9間はトランストシテロータコア1、ステー
タコア7を介シて磁気結合する構造となっており、巻線
間の信号伝達が確実に行われることになる。
発明が解決しようとする課題 ところがこのような構成のロータリートランスにおいて
ロータコア1、ステータコア7の外径が大きくかつチャ
ンネル数が少なく、スペース的にも余裕があれば問題な
いが機器の小型化にともないロータリートランスの小型
化が進むとロータコア1、ステータコア7が小型軽量に
なり当然ステータターミナル10も小さくする必要がで
てくる。
シカシヌテータターミナル10は従来は樹脂で成形され
ていることと、小型となるために接着剤12がつきにく
いことがあり、外力に対しても弱くなり、断線などの品
質劣化をまねき、またロタリートランスのステータの組
立の際に接着作業に注意を払う必要が生じ接着時間がか
かり作業かやシにぐいという課題があった。
本発明は上記課題に留意しステータターミナルの小型化
が図れるとともに、その接着作業が容易な小型のロータ
リートランスを提供しようとするものである。
課題を解決するだめの手段 本発明の上記目的を達成するために、第1のコアに第1
の巻線が巻回されたロータと、第2のコアに第2の巻線
が巻回されたステータと、上記第1の巻線の端末が配線
された第1の基板と、上記第2の巻線の端末が配線され
た第2の基板とを具備し、第1のコアへの第1の基板の
固定と、第2のコアへの第2の基板の固定の少なくとも
いずれか一方が、接着剤によって接着固定される構成で
あるとともに、この接着剤が塗布される基板の表面が、
銅またはニッケル系金属であるロータリートランスであ
る。
またとくに、この接着剤が「嫌気性接着剤」であるロー
タリートランスである。
作用 上記構成の本発明のロータリートランスは、その小型化
にともない、巻線を配線する小型となった基板の表面部
分を、とくに接着剤で接着する面を銅またはニッケル系
の金属で形成しているため、強固に、すみやかにコアに
接着されるものである。
これは、各種金属の中で、表面電位が高いものは、分子
間結合を促進する作用があり、接着剤とこの表面電位の
高い金属との分子間結合、いわゆるラジカル結合による
接着を、速やかに、強固に行うことができる。しかし、
この表面電位の高い金属は一方では酸化されやすく、こ
の酸化が上記の接着強度に影響を与える。すなわちアル
ミ、スズなどは表面電位は高いので、ラジカル結合のス
ピードは早いが酸化されやすく接着強度が得にくく、ま
だプラチナ、銀などは表面電位が低いためラジカル結合
が弱く、結合のスピードも遅くなる。そこで、この中間
の位置にある金属が最もバランスのとれた特性を示すこ
とになる。
その特性を有する銅、ニッケルは、一般樹脂に比較し、
ラジカル結合による接着であるため接着強度が上るとと
もに、ラジカル反応が促進される作用のため接着時間も
短くなる。
なお、接着剤に嫌気性接着剤を用いることにより、上記
銅、ニッケル系の金属との接着の最適性が顕著となる。
実施例 以下本発明の一実施例のロータリートランスを第1図に
示し第2図にはそのロータリートランスの部品であるス
テータターミナルの立体分解図を示す。
第1図で示した一実施例は基本的には第3図で示した従
来の装置と同じ構成であるので同一構成部分には同一番
号を付して詳細な説明は省略する。
第1図に示すように、第1のコアであるロータコア1に
第1の巻線である巻線2および巻線3が巻回され、その
巻線2,3の末端が第1の基板である基板4および基板
6に配線されている。この基板4,6は接着剤6でロー
タコア1に接着されている。
第2のコアであるステータコア7には、第2の巻線であ
る巻線8および巻線9が巻回され、その巻線8,9の末
端が第2の基板であるステータターミナル10に配線さ
れている。このステータターミナル10は接着剤12に
よυステータコア7に接着されている。ステータターミ
ナル1oの接着面には銅またはニッケル系金属411が
設けられており、接着剤12がこの面に塗布され接着さ
れている。
この銅まだは二yケル系金属層として、実施例では黄銅
またはニッケル板を用いた。この金属板を用いたステー
タターミナル10の構造について、つぎに説明する。
第2図に示すように樹脂で成形されたステータターミナ
ルハウジング101L、10bに抜は落ちないように黄
銅または、ニッケルで形成されたプレート111Lまた
は画びょう状の部材プレー) 11bを最適な条件で圧
入または一体成形されるように結合されている。このよ
うに構成されたステータターミナル1oを第1図(Uの
ようにロータリートランスのステータコア7に接着する
ことによシ前述のごとく、接着剤と黄銅またはニッケル
とのラジカル結合が促進されるので、簡単に速くかつ強
力に接着することができ、ロータリートランスのステー
タ組立ての作業能率改善と回転ドラムなどとして組み立
てる際のステータターミナル1oのはずれなどによる不
良がなくなる。またロータリートランスの小型軽量化が
効果的に図れる特徴がある。
ここで黄銅まだはニッケルを用いることにより接着剤に
よる接着の接着時間の短縮と、接着強度の向上は黄銅ま
たはニッケルなどの金属表面のイオン化による表面電位
によジラジカル結合が促進されることが原因のため、こ
れらの金属は、実施例のように金属板を圧入したり、一
体成形するだけでなく、表面だけ金属化するメツキなど
でも同効果を得ることができるのは明らかである。
なお、接着剤に酸素をきらう嫌気性の接着剤を用いるこ
とにより、前述のごとく、各金属の表面電位が高いが酸
化しやすい金属(たとえばアルミ。
すす、鉛など)は、酸化した表面がこの嫌気性接着剤の
硬化を妨げることになり、より本発明で述べている表面
電位が高い方であり、かつ酸化がしにくいバランスのと
れた位置にある銅またはニッケル系の金属が接着対象と
して最適であるという効果が顕著にでてくる。
発明の効果 以上の説明より明らかなように本発明のロータリートラ
ンスハ、ロータリートランスヌテータコアにステータタ
ーミナルの接着剤による接着面に銅またはニッケル系の
金属を用いることにより接着性を改善した構成としたこ
とを特徴としたロータリートランスであるから、ロータ
リートランスが小型になり、ステータターミナルなどの
コイルの中継基板が小型になっても、ロータリートラン
スの回転による振動などにも耐えられる十分な接着力が
確保されるばかシか、接着時間が短縮され接着作業が著
しく改善され、工程の歩留、品質向上が大きく図れ、ロ
ータリートランスの小型化が品質の劣化がなく実現でき
る実用上極めてすぐれたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例におけるロータリート
ランスの断面図、第1図(′b)は同実施例のロータリ
ートランスの上面図、第2図(a)は同実施例における
ステータターミナルの構成を示す立体分解図、第2図(
′b)は同実施例のステータターミナルの他の構成を示
す立体分解図、第3図(+!L)は従来のロータリート
ランスの断面図、第3図(′b)は同従来例の上面図で
ある。 1・・・・・・ロータコア(第1のコア)、2.3・・
・・・巻線(第1の巻線)、4,5・・・・・基板(第
1の基板)、6・・・・・接着剤、7・・・・・ステー
タコア(第2のコア)、8.9・・・・・・巻線(第2
の巻線)、1゜・・・・・ステータターミナル(第2の
基板)、11銅またはニッケル系金属層、12・・・・
・・接着剤。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のコアに第1の巻線が巻回されたロータと、
    第2のコアに第2の巻線が巻回されたステータと、前記
    第1の巻線の端末が配線された第1の基板と、前記第2
    の巻線の端末が配線された第2の基板を具備し、前記第
    1のコアへの前記第1の基板の固定と、前記第2のコア
    への前記第2の基板の固定の少なくともいずれかが接着
    剤による接着であるとともに、前記接着剤が塗布される
    前記第1または第2の基板の表面が銅またはニッケル系
    金属であるロータリートランス。
  2. (2)接着剤が嫌気性接着剤である請求項1記載のロー
    タリートランス。
JP2100067A 1990-04-16 1990-04-16 ロータリートランス Pending JPH03297109A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999065042A1 (fr) * 1998-06-10 1999-12-16 The Furukawa Electric Co., Ltd. Procede d'assemblage d'un transformateur d'isolation

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999065042A1 (fr) * 1998-06-10 1999-12-16 The Furukawa Electric Co., Ltd. Procede d'assemblage d'un transformateur d'isolation
US6915558B2 (en) 1998-06-10 2005-07-12 The Furukawa Electric Co., Ltd. Method of assembling separable transformer

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