JPH03297095A - 楽音発生装置における照明制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カラオケ装置と呼ばれる楽音発生装置にお
ける照明制御装置に関し、さらに詳しくは、カラオケ装
置において、使用されるマイクロフォン位置に対応して
、照明を所望通りに制御させ得るようにした楽音発生装
置における照明制御装置に係るものである。

〔従来の技術〕

従来から、カラオケ装置と呼ばれるこの種の楽音発生装
置は、一般的に、カラオケ曲の伴奏曲情報を記録した複
数枚の磁気テープ、光ディスクなどの記録媒体と、外付
けのマイクロフォン、およびスピーカ装置とを備えて構
成され、利用者によって選択された記録媒体上のカラオ
ケ伴奏曲情報を読み出すと共に、マイクロフォンから入
力される利用者の歌唱情報と合成かつ増幅し、これをス
ピーカ装置から再生させる機能を有しており、また別に
、当該カラオケ装置を設置する店内には、固定的に配置
される照明装置により適当に照明し得るようにしたステ
ージを準備しておき、カラオケの利用者は、当該ステー
ジ上で、選曲された記録媒体からカラオケ装置によって
再生された伴奏曲のもとに、マイクロフォンを用い、該
当曲を歌って楽しむものであった。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のカラオケ装置は、前記のように構成して店内に配
置され、利用者により使用されているのであるが、例え
ば、比較的規模の大きい店などにおいては、必ずしも予
め準備されているステージ上だけではなく、店内での客
席を含む種々の場所でカラオケが歌われることがあるも
ので、このために照明装置によるライトアップ位置を該
当する利用箇所に変更する必要を生じ、また、たとえス
テージ上で歌われるときにも、カラオケの進行状態に合
わせて照明の明るさを変えるとか、あるいは点滅させた
りすることで、その場の雰囲気を盛り上げる必要をも生
ずる場合があるもので、このような場合、従来は、当該
照明装置の制御を手動的に行なうようにしており、この
ために、その手動による照明装置の制御操作が頗る繁雑
化して、操作自体が極めて煩わしくなるという問題点が
あった。

この発明は、従来のこのような問題点を解消するために
なされたもので、その目的とするところは、カラオケ装
置などの楽音発生装置に関連する照明装置の各種制御操
作を可及的に簡略化して、これを容易かつ自動的にに行
ない得るようにした。この種の楽音発生装置における照
明制御装置を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために、この発明に係る楽音発生装
置における照明制御装置は、カラオケ装置を利用する複
数の利用場所を設定して、各利用場所を個別に照明する
それぞれの各照明装置部を設け、利用者による指定入力
によって、これらの各照明装置部の照明制御を行なうよ
うにしたものである。

すなわち、この発明は、選択予約されたカラオケ曲を演
奏するカラオケ装置を有し、当該カラオケ装置を利用す
る複数の利用場所を設定すると共に、各利用場所を個別
に照明するそれぞれの各照明装置部を設け、これらの各
照明装置部の照明制御を行なう装置であって、前記カラ
オケ曲の選択予約に際して、少なくとも前記利用場所を
指定する情報を入力する情報入力手段と、前記カラオケ
装置に接続され、前記利用場所の指定入力情報に基づい
て、該当する照明装置部の照明制御をなす照明制御部と
を備え、前記カラオケ曲の演奏に併せて、利用場所の照
明制御を自動的に行なうようにしたことを特徴とする楽
音発生装置における照明制御装置である。

また、この発明は、前記照明制御部による各照明装置部
の照明制御の態様が、照度の変更制御。

照明の点滅制御、照明の方向制御、照明色の変更制御、
照明方向の移動制御、および照明の切替え制御のそれぞ
れであることを特徴とし、また、前記カラオケ装置によ
るカラオケ曲の演奏データ中には、当該カラオケ曲の内
容に合わせた照明制御情報を組み込み、この照明制御情
報によって、前記照明制御部による各照明装置部の照明
制御を行なうようにしたことを特徴とし、さらに、前記
カラオケ装置のマイクロフォンに対し、前記照明制胛部
を介して各照明装置部の照明制御を行なう照明制御手段
を設け、利用者による当該照明制御手段の操作によって
、対応する照明装置部の照明制御を行なうようにしたこ
とを特徴とする楽音発生装置における照明制御装置であ
る。

〔作　　　用〕

前記のように構成されるこの発明の照明制御装置では、
カラオケ曲の選択予約に際して、カラオケ利用場所の指
定入力をなし、当該指定入力情報に基づいて、該当する
照明装置部の照明制御をなすようにしたから、カラオケ
曲の演奏に併せて、利用場所の照明制御を自動的に行な
うことができる。

また、照明制御部による各照明装置部の照明制御の態様
を、照度の変更、照明の点滅、照明の方向、照明色の変
更、照明方向の移動、および照明の切替えのそれぞれに
するときは、利用場所における歌唱雰囲気を良好に盛り
上げることが可能であり、また、カラオケ装置によるカ
ラオケ曲の演奏データ中にあって、当該カラオケ曲の内
容に合わせた照明制御情報を組み込むときは、この照明
制御情報によって、照明制御部による各照明装置部の照
明制御を行ない得て、より一層の歌唱雰囲気の盛り土げ
ができ、さらに、カラオケ装置のマイクロフォンに対し
、照明制御部を介して各照明装置部の照明制御を行なう
照明制御手段を設けるときは、利用者による当該照明制
御手段の操作によって、対応する照明装置部の同様な照
明制御を行なうことができる。

〔実　施　例〕

以下、この発明に係る楽音発生装置における照明制御装
置の一実施例につき、第１図ないし第３図を参照して詳
細に説明する。

第１図はこの実施例を適用した楽音発生装置。

ここではカラオケ装置と照明制御装置全体の概要構成を
示すブロック図であり、また、第２図は同上カラオケ装
置に対する選曲予約と照明制御のための具体的な入力項
目の一例を示す説明図、第３図は同上カラオケ曲の演奏
データとしての照明制御情報を含む楽譜情報の一例を示
すフォーマット図である。

第１図に示す実施例装置の構成において、カラオケ装置
１１は、外付けのマイクロフォン１２．およびスピーカ
装置１３を備えて構成され、図示しない記録媒体に記録
されたカラオケ伴奏曲情報を読み出すと共に、マイクロ
フォン１２から入力される利用者の歌唱情報を合成かつ
増幅し、これをスピーカ装置１３から再生して所期通り
に演奏させる機能を有している。

また、このカラオケ装置１１に対しては、別に照明制御
部１４が接続されており、当該照明制御部１４は、後述
するように、カラオケ装置１１の演奏開始に対応して、
店内での客席、ステージを含んでブロック毎に分割され
たそれぞれの各照明場所１６．。

１６！、・・・・・・１６．、を個々各別に照明するた
めのグループ化された各照明装置部１５＋、１５ａ、・
・・・・・１５ｆｉを制御する。

そして、この場合、前記各照明場所１６．．１６□、・
・・・・・１６．の何れかを利用するカラオケ利用者を
、各照明装置部１５．，１５．．・・・・・・１５．に
よりライトアップするための照明制御の態様としては、
例えば、照明の明るさ、つまり照度の変更、照明の点滅
などがあり、さらには、照明の方向、照明色の変更とか
、必要に応じては、利用者の移動に追従する照明方向の
移動、照明の切替えなどのそれぞれがあるが、この実施
例においては、説明を簡略化するため、主として、照度
の変更、照明の点滅のそれぞれについて取扱い、その他
の照明の方向、照明色の変更、それに、照明方向の移動
、照明の切替えなどについては、別途、簡単に説明する
のみに留める。

続いて、前記のように構成される実施例装置の作用につ
いて述べる。

まず、カラオケ利用者が、所望のカラオケ曲を選択して
予約する場合には、第２図に示されているように、予約
番号［Ｎｏ、１］に併せて、選択しようとする所望のカ
ラオケ曲に割り当てられたカラオケ曲番号［Ｂ−０５１
１と共々に、本人が利用しようとする場所、ひいては照
明場所［１６，］　と、同場所に対応される照明装置部
［１５，］　とをそれぞれに予め指定入力する。

そして、利用者が指定した利用場所に移動し、選択した
前記カラオケ曲、つまり、カラオケ曲番号“Ｂ−０５１
”に該当するカラオケ曲がカラオケ装置１１によって演
奏され始めると、照明制御部１４は、当該演奏開始に伴
い、適当な手段２例えば、演奏導入部の出力、マイクロ
フォン１２への入力信号レベルなどを検出して同時に作
動され、当該照明制御部１４では、必要に応じて店内の
照明をしかるべく照度ダウンすると共に、先に指定入力
されている照明装置部１５１を制御することにより、利
用者が待機する該当照明場所１６．、これを換言すると
、利用者およびその周辺のみをライトアップする。

ついで、利用者による歌唱、ならびにカラオケ曲の演奏
が終了すると、前記カラオケ装置１１．さらにはこの照
明制御部１４による照明装置部１５．の制御も終了し、
店内の照明が照度ダウンされている場合には、再度、平
常の照度に復帰させるのである。

すなわち、このようにして当該実施例装置においては、
利用者が選択したカラオケ曲の演奏開始に併せて、指定
した利用場所に待機する同利用者にスポットライトを当
て、その雰囲気づくりを行なうことができる。

また、この場合、第３図のフォーマットに示されている
如（、演奏データ中に、当該カラオケ曲の楽譜情報ａの
ほかに、照明に関する制御情報。

例えば、照度の変更制御情報ｂ１．照明の点滅制御情報
ｂ２を組み込んでおけば、照明装置部１５、による照明
場所１６．での照明の態様、つまり利用者に対するライ
トアップの態様を、カラオケ曲の進行に合わせて、例え
ば、当該カラオケ曲の内容にマツチングさせるように、
その照明の照度を自動的に変更させるとか、照明の点滅
を自動的に行なうことができるもので、ここでは、この
ような照明の態様制御により、利用者による歌唱の雰囲
気を一層、盛り上げて向上させ得るのである。

さらに、この場合、あらためては図示していないが、例
えば、前記利用者が扱うマイクロフォン１２に対し、オ
ン・オフ制御のような簡単な照明制御手段を付加すると
共に、カラオケ装置１１を介して、これを照明制御部１
４に連動させるようにしておけば、利用者自身による前
記と同様な照明装置部１５．の制御が随意に可能になる
。

なお、前記した第３図の場合と同様に、演奏データ中に
あって、そのほかにも、例えば、照明の方向制御情報、
照明色の変更制御情報、照明方向の移動制御情報、およ
び照明の切替え制御情報などを付加させると共に、各照
明装置部１５．，１５□、・・・・・・１５．に対し、
これらに対応する制御作動機構などを設けることにより
、該当する各照明場所１６１゜１６２、・・・・・・１
れ毎におけるところの、これらそれぞれの照明の投光方
向の制御作動、照明の色彩変更のための制御作動、照明
方向を追従移動させる制御作動、および複数照明の切替
えを行なう制御作動などをも自動的に行なうことができ
る。

〔発明の効果〕

以上詳述したように、この発明に係る楽音発生装置にお
ける照明制御装置によれば、選択予約されたカラオケ曲
を演奏するカラオケ装置を有し、当該カラオケ装置を利
用する複数の利用場所を設定すると共に、各利用場所を
個別に照明するそれぞれの各照明装置部を設け、これら
の各照明装置部の照明制御を行なう装置において、カラ
オケ曲の選択予約に際し、少なくとも利用場所を指定入
力する手段と、カラオケ装置に接続されて、利用場所の
指定入力情報に基づき、該当する照明装置部の照明制御
をなす照明制御部とを備えて構成したので、カラオケ曲
の演奏に併せて、利用場所の照明制御を自動的になし得
るもので、何らの手動的な操作をも講する必要がな（、
個々の利用場所における利用者のライトアップを極めて
容易に行なうことができる。

また、照明制御部による各照明装置部の照明制御の態様
を、照度の変更、照明の点滅、照明の方向、照明色の変
更、照明方向の移動、および照明の切替えのそれぞれに
するときは、カラオケの進行状態に合わせて、これらの
各照明制御を行なうことで、個々の利用場所における歌
唱雰囲気を良好に盛り上げ得るのである。

また、カラオケ装置によるカラオケ曲の演奏データ中に
、それぞれの各カラオケ曲の内容に合わせた照明制御情
報を組み込むときは、当該照明制御情報によって、照明
制御部による各照明装置部の照明制御をカラオケ曲の内
容にマツチングして行なうことができるために、より一
層の歌唱雰囲気の盛り土げが可能になる。

さらに、カラオケ装置のマイクロフォンに対して、照明
制御部を介し各照明装置部の照明制御を行なう照明制御
手段を設けるときは、利用者による当該照明制御手段の
随意な操作によって、当該利用者が所望する通りの照明
制御を行なうことができるなどの優れた特長がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を適用したカラオケ装置と
照明制御装置全体の概要構成を示すブロック図であり、
また、第２図は同上カラオケ装置に対する選曲予約と照
明制御のための具体的な入力項目の一例を示す説明図、
第３図は同上カラオケ曲の演奏データとしての照明制御
情報を含む楽譜情報の一例を示すフォーマット図である
。 １１・・・・カラオケ装置、 １２・・・・マイクロフォン、 １３・・・・スピーカ装置、　１４・・・・照明制御部
、１５、．１５．、〜．１５．・−・・照明装置部、１
６、．１６□、〜、１６ゎ・・・・照明場所、ａ・・・
・カラオケ曲の楽譜情報、 ｂｌ・・・・照度の変更制御情報。 ｂ２・・・・照明の点滅制御情報。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）選択予約されたカラオケ曲を演奏するカラオケ装
   置を有し、当該カラオケ装置を利用する複数の利用場所
   を設定すると共に、各利用場所を個別に照明するそれぞ
   れの各照明装置部を設け、これらの各照明装置部の照明
   制御を行なう装置であって、 前記カラオケ曲の選択予約に際して、少なくとも前記利
   用場所を指定する情報を入力する情報入力手段と、 前記カラオケ装置に接続され、前記利用場所の指定入力
   情報に基づいて、該当する照明装置部の照明制御をなす
   照明制御部とを備え、 前記カラオケ曲の演奏に併せて、利用場所の照明制御を
   自動的に行なうようにしたことを特徴とする楽音発生装
   置における照明制御装置。
2. （２）前記照明制御部による各照明装置部の照明制御の
   態様が、照度の変更制御、照明の点滅制御、照明の方向
   制御、照明色の変更制御、照明方向の移動制御、および
   照明の切替え制御のそれぞれである請求項１記載の楽音
   発生装置における照明制御装置。
3. （３）前記カラオケ装置によるカラオケ曲の演奏データ
   中には、当該カラオケ曲の内容に合わせた照明制御情報
   を組み込み、この照明制御情報によって、前記照明制御
   部による各照明装置部の照明制御を行なうようにした請
   求項１記載の楽音発生装置における照明制御装置。
4. （４）前記カラオケ装置のマイクロフォンに対し、前記
   照明制御部を介して各照明装置部の照明制御を行なう照
   明制御手段を設け、利用者による当該照明制御手段の操
   作によって、対応する照明装置部の照明制御を行なうよ
   うにした請求項１記載の楽音発生装置における照明制御
   装置。