JPH0329698Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329698Y2 JPH0329698Y2 JP1985033364U JP3336485U JPH0329698Y2 JP H0329698 Y2 JPH0329698 Y2 JP H0329698Y2 JP 1985033364 U JP1985033364 U JP 1985033364U JP 3336485 U JP3336485 U JP 3336485U JP H0329698 Y2 JPH0329698 Y2 JP H0329698Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrating
- vibrating body
- view
- sensor case
- magnetic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 5
- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000011733 molybdenum Substances 0.000 claims description 3
- 229910000889 permalloy Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 230000005291 magnetic effect Effects 0.000 description 6
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
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- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は振動型ジヤイロに係り、特に外部磁界
の影響を受けないようにした振動型ジヤイロに関
する。
の影響を受けないようにした振動型ジヤイロに関
する。
従来より振動体（ビーム）の側面に圧電体を貼
着し、圧電体に振動を与えた状態で振動体の中心
線のまわりに回転力を与えるとこの回転角速度に
比例したコリオリの力が発生することを利用し、
振動体の前記振動と直角方向に働くコリオリの力
を他の圧電体によつて検出することにより、回転
運動の入力角速度を測定する振動型ジヤイロが知
られている。
着し、圧電体に振動を与えた状態で振動体の中心
線のまわりに回転力を与えるとこの回転角速度に
比例したコリオリの力が発生することを利用し、
振動体の前記振動と直角方向に働くコリオリの力
を他の圧電体によつて検出することにより、回転
運動の入力角速度を測定する振動型ジヤイロが知
られている。
この種のジヤイロにおける振動体としては、温
度による弾性係数の変化が少ない恒弾性材料が使
用されているが、これら恒弾性材料の特性は強磁
性面心立方格子相特有の現象であつて、自発磁化
に伴う体積変化、即ち体積磁気歪と縦磁気歪との
関係に基づくものと考えられる。従つて、恒弾性
材料を振動体として用いれば、振動体の振動周波
数に関する温度ドリフトは極めて小さいものとす
ることができるが、外部磁界の影響を受けると振
動体の特性は不安定なものとなる。
度による弾性係数の変化が少ない恒弾性材料が使
用されているが、これら恒弾性材料の特性は強磁
性面心立方格子相特有の現象であつて、自発磁化
に伴う体積変化、即ち体積磁気歪と縦磁気歪との
関係に基づくものと考えられる。従つて、恒弾性
材料を振動体として用いれば、振動体の振動周波
数に関する温度ドリフトは極めて小さいものとす
ることができるが、外部磁界の影響を受けると振
動体の特性は不安定なものとなる。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、外
部磁界によつて振動特性が影響を受けることない
振動型ジヤイロの提供を目的とし、上記目的を達
成するための構成として、振動体の周囲を磁性材
料にてシールドしたことを特徴としている。
部磁界によつて振動特性が影響を受けることない
振動型ジヤイロの提供を目的とし、上記目的を達
成するための構成として、振動体の周囲を磁性材
料にてシールドしたことを特徴としている。
第１図は振動ジヤイロの全体を示す斜視図であ
る。外部筺体１内の一方にはセンサケース２が配
され、このセンサケース２に並んで発振及び処理
回路３が収納されている。センサケース２内には
支持ピン４によつて角柱状の振動体５が振動可能
に架設されており、振動体５の相対向する一対の
側面には駆動用の圧電体６、この側面と直交する
一対の他側面には検出用、ダンピング用の圧電体
７が貼着されている。
る。外部筺体１内の一方にはセンサケース２が配
され、このセンサケース２に並んで発振及び処理
回路３が収納されている。センサケース２内には
支持ピン４によつて角柱状の振動体５が振動可能
に架設されており、振動体５の相対向する一対の
側面には駆動用の圧電体６、この側面と直交する
一対の他側面には検出用、ダンピング用の圧電体
７が貼着されている。
第２図はセンサケース２の断面図であり、セン
サケース２の外周面はモリブデンパーマロイ等の
磁性薄板からなる遮蔽板８によつて全周囲にわた
つて被覆されている。
サケース２の外周面はモリブデンパーマロイ等の
磁性薄板からなる遮蔽板８によつて全周囲にわた
つて被覆されている。
第３図は他の実施例であり、外部筺体１の断面
図である。この実施例では外部筺体１の外周面を
遮蔽板８によつて全周面にわたり被覆している。
このようにすれば、センサ部と回路部とがシール
ドされた１個の筺体１内に収納されることになる
から、電気・磁気ノイズに対して両者共に保護さ
れることになる。
図である。この実施例では外部筺体１の外周面を
遮蔽板８によつて全周面にわたり被覆している。
このようにすれば、センサ部と回路部とがシール
ドされた１個の筺体１内に収納されることになる
から、電気・磁気ノイズに対して両者共に保護さ
れることになる。
これら実施例において遮蔽板８の取付方法とし
ては、接着、ロウ付け等の手段が用いられるが、
外部筺体１またはセンサケース２自身をモリブデ
ンパーマロイの如き磁性材料にて形成すれば、遮
蔽効果は更に向上する。
ては、接着、ロウ付け等の手段が用いられるが、
外部筺体１またはセンサケース２自身をモリブデ
ンパーマロイの如き磁性材料にて形成すれば、遮
蔽効果は更に向上する。
尚、センサケース２あるいは外部筺体１は上記
実施例の如き直方体状だけでなく、第４図に示す
ような円筒体その他の形状を採用することができ
る。
実施例の如き直方体状だけでなく、第４図に示す
ような円筒体その他の形状を採用することができ
る。
本考案は以上のように振動体の周囲を磁性材料
にて遮蔽したものであるから、振動体が外部磁界
によつて受ける影響を小さくでき、振動周波数を
安定したものとすることができる。
にて遮蔽したものであるから、振動体が外部磁界
によつて受ける影響を小さくでき、振動周波数を
安定したものとすることができる。
第１図は本考案実施例の振動ジヤイロ全体を示
す斜視図、第２図は本考案実施例の要部断面図、
第３図は本考案の他の実施例の要部断面図、第４
図は更に他の実施例の要部断面図である。 １……外部筺体、２……センサケース、５……
振動体、８……遮蔽板。
す斜視図、第２図は本考案実施例の要部断面図、
第３図は本考案の他の実施例の要部断面図、第４
図は更に他の実施例の要部断面図である。 １……外部筺体、２……センサケース、５……
振動体、８……遮蔽板。
Claims (1)
- 磁性材料からなる振動体の周囲をモリブデンパ
ーマロイの如き磁性材料にて遮蔽したことを特徴
とする振動型ジヤイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985033364U JPH0329698Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985033364U JPH0329698Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61149819U JPS61149819U (ja) | 1986-09-16 |
| JPH0329698Y2 true JPH0329698Y2 (ja) | 1991-06-25 |
Family
ID=30535747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985033364U Expired JPH0329698Y2 (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0329698Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP1985033364U patent/JPH0329698Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61149819U (ja) | 1986-09-16 |
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