JPH03296703A - 事故修復用光ケーブルの形成方法および光ケーブル伝送路の事故修復方法 - Google Patents

事故修復用光ケーブルの形成方法および光ケーブル伝送路の事故修復方法

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JPH03296703A
JPH03296703A JP2100826A JP10082690A JPH03296703A JP H03296703 A JPH03296703 A JP H03296703A JP 2100826 A JP2100826 A JP 2100826A JP 10082690 A JP10082690 A JP 10082690A JP H03296703 A JPH03296703 A JP H03296703A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光通信等の情報伝送用光ケーブルの布設方法
に関するものである。
(従来の技術) 光ケーブルは、光ファイバを外力と雨水等の環境から保
護するため、抗張力体や介在線を用いるとともに、被覆
層を設けるのが普通である。従来から用いられている光
ケーブルの一例を第3図により説明する。各図中、31
は光フアイバ心線、32は抗張力線、33は介在線、3
4は外被である。(A)図は、非金属光ケーブルであり
、抗張力線32としてはFRPを用いている。抗張力線
32の周りに、光フアイバ心線31をスロ゛ット中に納
めたU字形スペーサ35を4本配置し、各U字形スロッ
トの間には、介在紐33を配置したものである。外被3
4は、ポリエチレン(、P E )である。(B)図は
、8心層形光ケーブルである。
31は光フアイバ心線、32は抗張力体、33は介在線
、34は外被で、外被はLAP外被である。
(C)図は、48心ユニツト形光ケーブルであり、抗張
力体32の周りに7本の銅介在カッドを撚り合わせ、押
え巻をした上に、鋼線を中心に配置した6心光フアイバ
ユニツト36を8本と、4本の介在紐33と1本の銅介
在カッド35を撚り合わせ、押え巻をした上にLAP外
被32で被覆したものである。各光ファイバユニットは
、鋼線の周りに6本の光フアイバ心線が撚り合わされて
いるものである。(D)図は、−括被覆心線を用いた2
16心光ケーブルである。抗張力体32を中心として、
6本の光ファイバユニット37を配置し、LAP外被を
施したものである。各光ファイバユニット37は、ユニ
ット抗張力体38を中心として、6本の一括被覆心線3
9を撚り合わせたものである。各−括被覆心線39は、
(E)図に示すように、鋼線37を中心として、−次被
覆の上に緩衝層40で被覆した光フアイバ心線31を6
本撚り合わせ、2次被覆41を施したものである。
(F)図は、10心ユニツト型の100心光ケーブルで
ある。抗張力体32の周りに10心ユニツト36を配置
し、外被34を施す。各10心ユニツト36は、(G)
図に示すように、ユニット抗張力体38を中心にして、
(H)図に示すような、緩衝層40を被覆した光フアイ
バ心線31を10本撚り合わせたものである。(I)図
は、層撚形の10心ケーブルである。抗張力体32を中
心にして、10本の光フアイバ心線と2本の介在線33
を撚り合わせ、外被34を被覆したものである。
(J)図は、200心スロツト形光ケーブルである。中
心に抗張力体32を有し、周縁に12個のスロットを形
成したスロット部材を用い、その内の10個のスロット
には(K)図に示す光フアイバテープを4個づつ挿入し
た。残りの2個のスロットには、介在紐の対43を挿入
した。(K)図に示す光フアイバテープは、光フアイバ
心線の周りに緩衝層4oを被覆し、2次被覆41でテー
プ状に一体化したものである。(L)図は、200心L
APチユーブ形の高密度加入者光ケーブルである。抗張
力体32の周りに、保護チューブ45に挿入された4個
の光フアイバテープ44を積層して挿入したものである
。光フアイバテープ44は、(K)図で説明したものと
同様のものであり5心である。保護チューブの隙間には
、介在紐の対43が適宜に挿入されている。その上に外
被34で被覆されている。
これら従来の光ケーブルは、いずれも所定数の光ファイ
バを集合して、光ケーブルを形成したものであり、種々
の種類があり、また、光ファイバの種類を含めると、非
常に多彩な光ケーブルが実用されている。
これらの光ケーブルが、事故などで部分的な破損が生じ
た場合に事故区間を除いて、応急的に通信網を回復する
ための応急用ケーブルとして、これら多彩な品種の全て
を準備しておくのは管理上からも経済的にも非常に不利
であるが、安全を見て心数の多いケーブルを準備してお
くしかないのが現状である。また、この際に心数の多い
光ケーブルについては重量も重く、布設のための張力も
大きくなるため、高剛性の抗張力体が必要となり、ケー
ブルが大型化し、搬送、保管上の問題も多かった。さら
に、大型の光ケーブルについては、その単長が制限され
、事故区間の長さに応じた光ケーブルを供給できない場
合には、本数の多いケーブルで適当な長さのものがあれ
ば、使用しない光ファイバがケーブル中にあるにもかか
わらず、それで間に合わせるようにしなければならない
という問題があった。
また、特開昭59−104607号公報に記載された方
法は、予め布設した管路中に光ファイバユニットを圧力
流体により挿通するものであり、故障した光ケーブルに
、故障を補うに十分な光ファイバユニットを挿通できる
余裕のある管路がない場合や、管路にまで故障が及んで
いる場合は、この方法で故障をカバーすることはできな
い。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、多様
な光ケーブルの構造、および、単長に対応した応急光ケ
ーブルの布設方法を提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、光ケーブルの布設方法において、準備された
管路を集合してなるパイプケーブルと、準備された光フ
ァイバを集合してなる光ファイバユニットを、必要心数
以上になるように組み合わせ、前記パイプケーブルを必
要長に切断して、前記光ファイバユニットを圧力流体を
用いて挿通した後、布設箇所に移送して布設することを
特徴とするものである。
(作 用) 本発明は、光ケーブルの布設方法において、準備された
管路を集合してなるパイプケーブルと、準備された光フ
ァイバを集合してなる光ファイバユニットを用い、事故
区間など至急に光ケーブルを布設する必要のある区間が
特定された時点で、ファイバの種類と心数から必要な光
ファイバユニットと必要長を決定する。光ファイバユニ
ットは、必要心数以上になるよう選ばれる。一方、決定
された光ファイバユニットに応じて、適当なパイプケー
ブルを選定し、必要長に合わせて切断したり、単長が足
りない場合には、バイブ接続について従来から行なわれ
ている溶着や、コネクタ接続など簡易な方法により、パ
イプケーブルを必要長さのものとして用意し、前記光フ
ァイバユニットを圧力流体を用いてパイプケーブルに挿
通した後、布設箇所に移送して布設することができるも
のである。
(実施例) 第1図および第2図は、本発明の一実施例を説明するた
めの、パイプケーブルおよび光ファイバユニットの断面
図である。
第1図(A)〜(H)は、管路を集合したパイプケーブ
ルの具体例であり、パイプケーブルとしては、管路が1
本の場合も含まれるものである。
(A)図は、内径6mm、外径8mmのPEチューブの
管路11にクリーム色のPVCシース12をかぶせたも
のである。(B)図は、(A)図の管路11を2本並べ
て同様のシース12をかぶせたものである。(C)図は
、同じ管路11を4本集合して、その隙間の5箇所に介
在紐13を配置し、押え巻き14の上にPVCシースで
被覆したものである。(D)図は、(C)図と同様であ
るが、管路11を7本とし、介在紐13を6箇所に配置
したものである。(E)図は、(A)図と同じ管路11
に対して、アルミテープとPEシースよりなるLAPシ
ース15で被覆したものである。
(F)図は、同じ管路11を2本用いて両側に抗張力体
16を配置し、押え巻き17の上に(E)図で説明した
LAPシース15で被覆したものである。抗張力体16
としては、亜鉛メツキ鋼線を用いた。(G)図は、管路
11を4本集合し、中心に同様の抗張力線16、外周の
隙間に介在紐13を配置し、押え巻き17とLAPシー
ス15による被覆を施したものである。(H)図は、中
心に配置する抗張力線18として、亜鉛メツキ鋼撚線を
用い、管路11を6本配置したものである。
押え巻き17とLAPシース15は、(G)図と同様で
ある。
第2図(A)〜(L)は、光ファイバユニットの具体例
である。(A)図は、光ファイバ心$321を4本用い
、内部シース22と外部シース23を被覆したものであ
る。(B)図は、(A)図と同様であるが、光フアイバ
心線21は7本である。
(C)図も(A)図と同様であるが、光フアイバ心線は
12本である。(D)図は、光フアイバ心線4本を被覆
して4心サブユニツト24を構成し、これを3ユニツト
まとめて内部シース22と外部シース23を被覆したも
のである。(E)図は、内部ユニット24が7心である
点が(D)図と相違する。(F)図は、第3図(K)で
説明した光フアイバテープを用いたものである。2心の
光フアイバテープ25と光フアイバ心線21を一緒にし
て、内部シース22と外部シース23で被覆したもので
ある。(G)図は、2心光フアイバテープ25を2枚、
(H)図は、2心光フアイバテープ25を3枚用いたも
のである。(I)図は、2心光フアイバテープ25を4
枚用いて正方形状に配置し、その中央に光フアイバ心線
4本を配置したものである。(J)図は、4心の光フア
イバテープ26を3枚用いたもの、(K)図は、5心の
光フアイバテープ27を4枚用いて、それぞれ内部シー
ス22と外部シース23で被覆したもので、12心、2
0心の光ファイバユニットが得られる。
(L)図は、(B)図で説明した7心の光フアイバ心線
の内の2本を銅線28に置換したものである。内部シー
ス22としてはポリプロピレン、外部シース23として
は発泡ポリエチレンなど、適宜の材料を選択することが
できる。
なお、第1図および第2図で説明した、寸法、材料は一
例であり、適宜に変更できるものである。
事故区間など至急に光ケーブルを布設する必要のある区
間が特定された場合、光ファイバの種類と心数から必要
な光ファイバユニットを第2図の中から選択し、必要長
を決定する。光ファイバユニットは、必要心数以上にな
るよう選ばれる。ついで、決定された光ファイバユニッ
トに応じて、適当なパイプケーブルを第1図の中から選
定し、必要長に合わせて切断する。単長が足りない場合
には、従来から行なわれている方法によりバイブ接続を
行ない、単長とされたパイプケーブルの中へ光ファイバ
ユニットを、例えば、特開昭59−104607号公報
に記載されたような、圧縮空気により圧送する方法など
を用いて挿通することにより、光ケーブルを製造する。
この際の光ファイバユニットをパイプケーブル中への挿
通する作業は、布設場所で行なう必要はなく、布設場所
へ光ケーブルを搬送する前に、ケーブルの使用者や製造
者の工場内などで、ドラム巻きまたは、コイル状とした
パイプケーブルの中への挿通として行い、布設場所では
布設作業と接続作業のみを行なえばよいのである。
本発明による光ケーブルの構成の多様性の例として、第
1図に示す構造のパイプケーブル(A)、(B)と光フ
ァイバユニット(A)〜(C)の組合せを考えると、(
A)の1管路型で4,7.12心が、(B)の2管路型
で4.7.12に加え、8.11,14,16,19,
24心の光ケーブルが構成でき、パイプケーブル2種と
光ケーブル3種で、構成の異なる12種の光ケーブルを
提供することができる。
さらに、第1図(D)、(E)に示した多心の光ファイ
バユニットや、(F)〜(I)に示した2心テープユニ
ツト、(J)、(K)に示した多心テープユニットを用
いることにより心数だけでなく、事故区間の光ケーブル
型に合わせた光ケーブル構造を提供でき、テープ型の光
フアイバ心線を用いることにより、−括接続など、心線
構造に由来する利点も活用することができる。
第4図、第5図は、本発明による光ケーブルの布設方法
と、従来の光ケーブルの布設方法とを比較して説明する
ためのものである。具体例で説明すると、全長250m
の区間で単心型シングルモード光ファイバ40心と、マ
ルチモード光ファイバ60心を組み合わせた第3図(F
)の構造の光ケーブルにおいて、事故が起きた場合を考
える。
第5図は従来の布設方法を示すもので、5tep50で
事故等により、その区間に至急に代替の光ケーブルを布
設する必要が生じた場合、5tep51で上述した第3
図(F)の構造を確認し、5tep52で、応急用に保
管されているシングルモード光ファイバの100心型光
ケーブルと同構造のマルチモード光ファイバの100心
型光ケーブルを用意し、5tep53で現地へ輸送し、
5tep54で、この2本の光ケーブルを布設し、5t
ep55で、これらのケーブルの単長が不足する場合は
、接続処理を行なって、2本の光ケーブルとして、その
端末からそれぞれ40本、60本のファイバを取り出し
、5tep56で、既設のケーブルと接続した上で、5
tep57で、光ケーブルが1本対2本で接続されたこ
の複雑な接続部を防水処理等をして接続部を保護してい
た。
この場合布設ケーブルは2本を必要とし、余分に布設さ
れて無駄になった光フアイバ心数は、計100本である
。布設した光ケーブル全体の50%が無駄となった。
一方、第4図に示す本発明の光ケーブルの布設方法によ
ると、5tep40,5tep41に続いて、5tep
42で、準備された光ファイバユニットのうちから、シ
ングルモード光ファイバを21心含んだユニット2本と
、マルチモード光ファイバ21心を含んだユニット3本
を、いずれも第2図(E)の構成を選定し、5tep4
3で、選定されたすべての光ファイバユニットを挿通で
きるパイプケーブルとして、第1図(H)の構造を選定
する。5tep44で、このパイプケーブルを必要長ボ
ビンに巻き替える。パイプケーブルが必要長に足らない
場合は、パイプ接続を行ない、ボビン巻き状態で250
mに切断し、5tep45で、工場内の高圧コンプレッ
サーを用いて全ユニットを同時に挿通した。
第6図は、この挿通の際に使用した設備を示す。
パイプケーブル61は、パイプケーブルドラム62に巻
かれた状態に置かれ、このパイプケーブル内の光ファイ
バユニットの挿通が必要な管路63を、特開昭59−1
04607号公報に開示されるものと同様の挿通装置6
4に接続し、光ファイバユニット65を供給リール66
より、挿通装置64に供給して圧縮空気67を供給し、
その流れにのせて、管路63中に挿通させた。挿通に要
する時間は30kg/cm2の高圧空気を用いて1分1
0秒と非常に短かった。なお、68は抗張力体、69は
使用しない管路である。
次いで、5teI)46で、この1本の光ケーブルを現
地まで輸送し、5tep47で、布設し、5tep48
で、端末を既設ケーブルと接続した上で、5tep49
で、接続部分に保護処理を施した。
本発明の光ケーブルの布設方法によると、布設したケー
ブルは1本であり、布設されて使用されない光フアイバ
心数は、5本と少なく、光ケーブル全体の5%以下であ
った。また、接続部の光ケーブルは1水対1本の接続で
双方のシースの保持などについても容易である。
以上の具体例のように、本発明の光ケーブルの布設方法
によると、5tep42から5tep45までが工場内
で行なわれ、短時間で容易にできる。従来の方法に比し
て、パイプケーブル中に光ファイバユニットを挿通する
工程が加えられるが、その作業も工場内であるので容易
である。しかも、布設ケーブル数が1/2どなり、作業
性、布設コストが大幅に軽減され、不要な光ケーブルの
布設量が大幅に減り、ケーブル価格が低減でき、また、
既設光ケーブルとの接続部付近の保護も容易となった。
また、光ファイバユニットは、一般の同心数の光ケーブ
ルに比べ、小径で、小径のボビンに多量に巻くことがで
きる。また、圧力流体により布設できるため、布設張力
に耐えるための抗張力体や外部からの力や汚れの影響か
ら光ケーブルを守るための厚いシースや、金属テープな
どの重層構造が必要なく、一般の同じ心数の光ケーブル
に比べて軽量かつ安価であり、経済的にも、空間利用の
面からも優れている。さらに、これを適宜選んでパイプ
ケーブルに挿通することにより、自在な心数とファイバ
種を選択し、これを組み合わせて光ケーブルを構成する
ことができる。この際、長さの制約の大きいパイプケー
ブルには光ファイバが入っていないため、接続、切断が
容易で、必要により工事の現場で接続しても、その手間
は軽微なものであり、それに所定長の長い光ファイバユ
ニットを挿通することにより、ケーブルの大きさからく
るピース長の制限なしに無接続で、長尺の光ケーブルを
製造できるものである。
このため、事故などに対応する応急の光ケーブルの製造
方法としては、使用されている多様な光ケーブルに容易
に対応でき、必要になるまでの保管や、必要になった場
合の製造が、安価かつ容易にできる利点がある。
この挿通作業を使用者や製造者の工場内などで、布設場
所へ光ケーブルを搬送する前にドラムまたはコイル状と
したパイプケーブルの中へ挿通することにより、工事現
場では布設作業と接続作業のみ行なうことができる。し
たがって、工場のような、高電圧電源が使用しやすく、
大型の高圧空気供給装置が使用できる場所で挿通を行な
うことができるから、短時間で光ケーブルが構成でき、
また、パイプケーブルの挿通時の形態が搬送に適したド
ラム巻きや、コイル状といった定形であるため、工事現
場のような複雑な管路形態と異なり、確実に挿通ができ
る。また、布設現場への搬送や布設にも便利である。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明の光ケーブルの
構成方法によれば、多様な光ファイバの種類、心数に対
応した光ケーブルを容易に構成することができ、光ケー
ブルが事故で破損した場合の応急ケーブルなどに利用す
ると有効である。
また、本発明の光ケーブル内に引き込む光ファイバユニ
ットには、第2図(L)に示すように、銅線を含むこと
もでき、接続の容易な銅線を小数挿通することにより、
光ケーブル布設時の連絡用などに使用することもできる
。また、銅線を複合した光ケーブルにも適用できるもの
である。この際は、銅線のみを集合したユニットを加え
て挿通してもよい。
さらに、本発明の光ケーブルの構成方法においては、パ
イプケーブルを挿通前に組み合わせて接続しておくこと
によって、ケーブルの分岐点や接続点ごとの光ケーブル
の接続が不要であるといった、特開昭59−10460
7号公報の工法上の特徴を享受することができる点も有
用である。
加えて、本発明においては光ケーブルの布設環境に応じ
、パイプケーブルの防水構造や機械強度や保持構造を選
定でき、例えばビル内等であれば、軽量で、保護構造の
少ない可撓性に優れたパイプケーブルを選定し、例えば
水中に浸漬される用途などについては、金属シースによ
り浸水の起きないパイプケーブルを選定できる。これに
より作業性のよい低価格で十分な特性を有する多様な光
ケーブルが少ない素材から容易に構成できる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の一実施例を説明するた
めの、パイプケーブルおよび光ファイバユニットの断面
図、第3図は、従来から用いられている光ケーブルの断
面図、第4図、第5図は、本発明による光ケーブルの布
設方法と、従来の光ケーブルの布設方法とを比較する説
明図、第6図は、この挿通設備の概略図である。 11・・・管路、12・・・シース、13・・・介在紐
、15・・・LAPシース、18・・・抗張力体、21
・・・光フアイバ心線、22内部シース、23・・・外
部シース、24・・・サブユニット、25,26,27
・・・光フアイバテープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光ケーブルの布設方法において、準備された管路を集合
    してなるパイプケーブルと、準備された光ファイバを集
    合してなる光ファイバユニットを、必要心数以上になる
    ように組み合わせ、前記パイプケーブルを必要長に切断
    して、前記光ファイバユニットを圧力流体を用いて挿通
    した後、布設箇所に移送して布設することを特徴とする
    光ケーブルの布設方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0232711A (ja) * 1988-07-22 1990-02-02 Sumitomo Electric Ind Ltd ケーブルの布設回収方法

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JPH0232711A (ja) * 1988-07-22 1990-02-02 Sumitomo Electric Ind Ltd ケーブルの布設回収方法

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