JPH03296512A - エチレン・ペンテン−1共重合体の製造方法 - Google Patents

エチレン・ペンテン−1共重合体の製造方法

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JPH03296512A
JPH03296512A JP2401725A JP40172590A JPH03296512A JP H03296512 A JPH03296512 A JP H03296512A JP 2401725 A JP2401725 A JP 2401725A JP 40172590 A JP40172590 A JP 40172590A JP H03296512 A JPH03296512 A JP H03296512A
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JP
Japan
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copolymer
pentene
ethylene
film
density
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Pending
Application number
JP2401725A
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English (en)
Inventor
Mamoru Kioka
木岡 護
Takashi Ueda
孝 上田
Kenji Iwata
岩田 健治
Satoshi Matsumoto
聡 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【発明の技術分野】
本発明は、エチレン・ペンテン−1共重合体の製造方法
に関し、さらに詳しくはフィルムに成形した場合に耐衝
撃性と開封性とのバランスに優れ、また透明性に優れる
とともに熱処理前後における透明性の変化が著しく少な
く、さらにフィルム間の耐ブロッキング性にも優れた新
規なエチレン・ペンテン−1共重合体の製造方法に関す
る。 [0002]
【発明の技術的背景】
エチレンとα−オレフィンとの共重合体である直鎖状低
密度ポリエチレン(LLDPE)は、高圧法低密度ポリ
エチレン(LDPE)と比較してフィルムに成形した場
合に衝撃強度に浸れるため、フィルム成形用原料として
広く用いられている。 ところでエチレン・ブテン−1共重合体から得られるフ
ィルムは、適度な引裂強度を有しているため開封性には
優れているが、衝撃強度がやや劣るという問題点があっ
た。 [0003] 一方、エチレンと炭素数6以上のα−オレフィンとの共
重合体から得られるフィルムは、衝撃強度には優れてい
るが、引裂強度が要求される以上に高いため、フィルム
は容易には裂けず、このため開封性に劣るという問題点
があった。 [0004] したがって衝撃強度に優れ、しかも開封性にも侵れなフ
ィルムを提供しうるようなエチレン・α−オレフィン共
重合体の出現が強く望まれている。また、フィルムの衝
撃強度を一層向上させることを狙ってコモノマーとして
炭素数の大きなα−オレフィンを使用する試みがある。 しかしながら、その際フィルムの耐ブロッキング性が少
なからず低下し、さらに、熱処理によりフィルムの透明
性が著しく低下するという問題を併発することがあった
。特にラミネーションフィルムにおいては、寸法安定精
度を上げることを目的に、フィルムを成膜した後、40
℃前後の温度でエージング操作を施すことが一般にとら
れるが、その際、フィルム表面が白化し、フィルムの透
明性が低下することがあった。 [0005] 本発明者らは、上記のようなエチレン・α−オレフィン
共重合体フィルムにともなう問題点を解決すべく鋭意検
討したところ、エチレンとペンテン−1とを特定の条件
下で共重合させて得られるエチレン・ペンテン−1共重
合体は特定の要件を充足するので、フィルムに成形した
場合に、得られるフィルムは耐衝撃性と開封性とのバラ
ンスに優れると共に耐ブロッキング性に浸れ、また熱処
理による透明性の低下を大巾に抑制できることを見いだ
して本発明を完成するに至った。 [0006]
【発明の目的】
本発明は、上記のような従来技術に鑑みてなされたもの
であって、フィルムに成形した場合に耐衝撃性と開封性
とのバランスに優れ、また透明性に優れるとともに熱処
理前後における透明性の変化が著しく少なく、さらにフ
ィルム間の耐ブロッキング性にも優れるという特長を示
す新規なエチレンの製造方法を提供することを目的とし
ている。 [0007]
【発明の概要】
ペンテン−1共重合体 ・ペンテン−1共重合体を、 該共重合体の80重量%以上が溶解または溶融する状態
において製造し、得られる共重合体が、下記(A)およ
び(B)の要件を充足することを特徴としている。 (A)ペンテン−1から導かれる構成単位が1〜25重
量%であり、(B)該共重合体をキャストフィルム成形
して得られる40μm厚フィルムの衝撃強度と、該フィ
ルムの引取り方向の引裂強度との比(R3)’が下記式
を満たす。 [0008] R3≧−201og M F R−1000d +96
8(式中、MFRは該共重合体のメルトフローレートを
表し、dは該共重合体の密度を表す。) 本発明に係るエチレン・ペンテン−1共重合体の製造方
法によれば、エチレンとペンテン−1とを特定の条件下
で共重合させるので、得られるエチレン・ペンテン−1
共重合体特定要件を充足し、フィルムに成形した場合に
耐衝撃性に浸れ、また透明性に優れるとともに熱処理前
後における透明性の変化が著しく少なく、さらにフィル
ム間の耐ブロッキング性にも優れる。 [0009] 以下本発明に係るエチレン・ペンテン−1共重合体の製
造方法について具体的に説明する。 [0010] 本発明に係るエチレン・ペンテン−1共重合体の製造方
法は、エチレンとペンテン−1とを、特定の条件下で、
下記のようなオレフィン重合用触媒の存在下に共重合さ
せることを特徴としている。 [0011] 本発明に係るエチレン・ペンテン−1共重合体の製造方
法で用いられるオレフィン重合用触媒としては、例えば [A]ハロゲン含有マグネシウム化合物、オレイルアル
コールおよびチタン化合物からなる液状状態のチタン触
媒成分、および[B]ハロゲン含有有機アルミニウム化
合物から形成されているオレフィン重合用触媒をあげる
ことができる。 [0012] ハロゲン含有マグネシウムとしては、塩化マグネシウム
、臭化マグネシウム、ヨウ化マグネシウム、フッ化マグ
ネシウムが用いられるが、このうち特に塩化マグネシウ
ムが好ましく用いられる。 [0013] チタン化合物としては、   Ti (OR)2X4−
g(式中Rは炭化水素基であり、Xはハロゲンであり、
gは0〜4である)で示される4価のチタン化合物が用
いられる。 [0014] このようなチタン化合物としては、具体的には、TiC
l4、TiBr4、T iI 、iなどのテトラハロゲ
ン化チタン; T i (OCH3) C13、 Ti(OC2H5)C13、 Tl(01C3H7) C13、 Ti(O−nC4H9)C13、 Ti(OC2H5)Br3、 Ti(0−1C3H7)Br3、 Ti(0−1C4H9)Br3などのトリハロゲン化ア
ルコキシチタン;Ti(OCH3)2C12、 Ti(OC2H5)2C12、 Ti(0−1C3H7)2C12、 Ti(〇−nC4H9)2C12、 Ti(OC2H5)2Br2などのジハロゲン化アルコ
キシチタン;Ti(QCH3)3C1、 Ti(OC2H5)3C1、 Ti(〇−1C3H7)3C1、 Ti(〇−nC4H9)3C1、 Ti0C2H5)3Brなどのモノハロゲン化トリアル
コキシチタン;Ti0CH3)4、 Ti0C2H5)4、 Ti0−nC3H7)4、 TiC−1C3H7)4、 Ti0−nC4H9)4、 Tl(QCH)  Tl(OC6H1□)4.6134
’ Ti(○C3H1□)4、 Ti〔0CH(CH)CHC4H9〕4、 25 Ti(OC9H19)4、 Tl 〔0C6H3(CH3)214、Ti(○Cl8
H35)4・ Ti(○CH3)2(OC4H9)2、Ti(OC3H
73(OC4H9)、 Ti(OC2H5゜(OC4H9)2、Ti0CH(〇
−1C3H7)2、 52 TiOC2H5(○Cl8H35)3、T10C2H5
2(○Cl8H35)2・Ti0C2H53(○Cl8
H35)などのテトラアルコキシチタンなどを例示する
ことができる。これらの中では、1≦g≦4が好ましく
、2≦g≦4がより好ましく特にテトラアルコキシチタ
ンが好ましく用いられる。 [0015] 本発明に係るエチレン・ペンテン−1共重合体の製造方
法で用いられるオレフイン重合用触媒を構成する[A]
液状状態のチタン触媒成分は、上記のようなハロゲン含
有マグネシウム、オレイルアルコールおよび上記のよう
なチタン化合物からなる実質的に均一な溶液である。 [0016] このような[A]液状状態のチタン触媒成分は、たとえ
ばハロゲン含有マグネシウムとオレイルアルコールとか
らなる混合物を調製し、次いでこの混合物とチタン化合
物とを接触させることが好ましい。ハロゲン含有マグネ
シウムとオレイルアルコールとからなる混合物は、溶液
状態であっても懸濁状態であってもよいが、溶液状態で
あることが好ましい。また、三者を混合させながら溶液
状態に変えてゆく方法も好ましい方法として挙げられる
。 [0017] [A]液状状態のチタン触媒成分を調製する際には、4
0℃以上好ましくは40〜200℃さらには好ましくは
50〜150℃で、ハロゲン含有マグネシウムとオレイ
ルアルコールとからなる混合物と、チタン化合物とを1
分以上、好ましくは15分〜24時間、特に好ましくは
30分〜15時間接触させて、反応させることが望まし
い。 また[A]液状状態のチタン触媒成分は、ハロゲン含有
マグネシウムと、オレイルアルコールとチタン化合物と
を、同時に40℃以上好ましくは40〜200℃さらに
好ましくは50〜150℃で、1分以上、好ましくは1
5分〜24時間、特に好ましくは30分〜15時間接触
させて反応させることにより調製することもできる。 [0018] ハロゲン含有マグネシウム、チタン化合物およびオレイ
ルアルコールからなる液状状態のチタン触媒成分を調製
するに際して、炭化水素溶媒を用いることもできる。 [0019] すなわち炭化水素溶媒にハロゲン含有マグネシウムとオ
レイルアルコールを溶解し次いでチタン化合物と接触さ
せてもよく、また炭化水素溶媒にハロゲン含有マグネシ
ウム化合物とオレイルアルコールとチタン化合物とを溶
解して接触させてもよい。 [0020] このような炭化水素溶媒としては、ペンタン、ヘキサン
、ヘプタン、オクタンデカン、ドデカン、テトラデカン
、灯油等の脂肪族炭化水素類;シクロペンタン、メチル
シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサ
ン、シクロオクタン、シクロヘキセン等の指環族炭化水
素類;ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン
、クメン、シメン等の芳香族炭化水素類; ジクロルエタン、ジクロルプロパン、トリクロルエチレ
ン、四塩化炭素、クロルベンゼンなどのハロゲン化炭化
水素類などが用いられる。 [0021] ハロゲン含有マグネシウム、チタン化合物およびオレイ
ルアルコールは、下記のような量で用いられることが好
ましい。 オレイルアルコール/MgCl2は、通常モル比で1以
上好ましくは1〜4である。 [0022] チタン化合物/MgCl2は、通常モル比で0.04〜
0.30好ましくは0.05〜0.20である。 本発明に係るエチレン・ペンテン−1共重合体の製造方
法で用いられるオレフィン重合用触媒を構成する[B]
ハロゲン含有有機アルミニウムとしては、ジエチルアル
ミニウムクロリド、ジブチルアルミニウムクロリド、ジ
エチルアルミニウムプロミドなどのジアルキルアルミニ
ウムハライド;エチルアルミニウムセスキクロリド、ブ
チルアルミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウム
セスキプロミドなどのアルキルアルミニウムセスキハラ
イド;エチルアルミニウムジクロリド、プロピルアルミ
ニウムジクロリド、ブチルアルミニウムジプロミドなど
のアルキルアルミニウムシバライドなどの部分的にハロ
ゲン化されたアルキルアルミニウム;エチルアルミニウ
ムエトキシクロリド、ブチルアルミニウムブトキシクロ
リドエチルアルミニウムエトキシプロミドなどの部分的
にアルコキシ化およびハロゲン化されたアルキルアルミ
ニウムを挙げることができる。 [0023] またこれらハロゲン含有有機AI化合物以外に、ハロゲ
ン不含有の有機Al化合物も用いることができ、たとえ
ば、 トリエチルアルミニウム、トリブチルアルミニウムなど
のトリアルキルアルミニウム; トリイソプレニルアルミニウムなどのトリアルケニルア
ルミニウム;ジエチルアルミニウムエトキシド、ジブチ
ルアルミニウムブトキシドなどのジアルキルアルミニウ
ムアルコキシド; エチルアルミニウムセスキエトキシド、ブチルアルミニ
ウムセスキブトキシドなどのアルキルアルミニウムセス
キアルコキシド、2 RAl(OR)o、5などで表わされる平均組成を有す
る部分的にアルコキシ2.5 化されたアルキルアルミニウム; ジエチルアルミニウムヒドリド、ジブチルアルミニウム
ヒドリドなどのジアルキルアルミニウムヒドリド; エチルアルミニウムジヒドリド、プロビルアルミニウム
ジヒドリド等のアルキルアルミニウムジヒドリドなどそ
の他の部分的に水素化されたアルキルアルミニウム等を
挙げることができ、 さらにこれらに類似する化合物として、酸素原子や窒素
原子を介して2以上のアルミニウムが結合した有機アル
ミニウム化合物を挙げることができる。このような化合
物としては、例えば、 (CH)AIOAl(C2H5)2、 52 (CH)AlOAl(C4H9)2、 92 2Hs メチルアルミノオキサンなどを挙げることができる。 [0024] さらにハロゲン不含有の有機A1化合物としては、第■
族金属とアルミニウムとの錯化物も用いることができ、
このような化合物としては、LiAl(CH)  Li
Al(C7H15)4などを挙げることができる。 254゛ これらの中ではとくにトリアルキルアルミニウムあるい
は上記した2種以上のアルミニウム化合物が結合したア
ルキルアルミニウムを用いることが好ましい。 これらのハロゲン不含有の有機AI化合物は70モル%
以下、好ましくは40モル%以下、特に好ましくは10
モル%以下の量でハロゲン含有有機アルミニウム化合物
と併用することもできる。 [0025] 上記のような[A]酸成分よび[B]成分からなるオレ
フィン重合用触媒を用いたオレフィン重合は、エチレン
とペンテン−1同士との共重合のみに限らず、エチレン
とペンテン−1以外の少量の他のα−オレフィンあるい
はポリエンを反応系に存在させ、3成分あるいはそれ以
上の成分の共重合を行なうこともできる。この共重合に
使用することのできるエチレンとペンテン−1以外の他
のα−オレフィンとしては、2−メチルプロピレン、1
−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、
3−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、ノネン−1
、デセン−1、ウンデセン−1、ドデセン−1などが挙
げられる。また上記ポリエンとしては、ブタジェン、イ
ソプレン、1,4−へキサジエン、ジシクロペンタジェ
ン、5−エチリデン−2−ノルボルネンなどを例示する
ことができる。上記のようなオレフィン重合用触媒は、
特にエチレンとペンテン−1との共重合に有用であり、
エチレンとペンテン−1との共重合においては、特にエ
チレンが約75重量%以上含有されるように共重合を行
なうのが好ましい。そして上記のオレフィン重合用触媒
は、エチレンとペンテン−1および所望により少量の他
のα−オレフィンを共重合させて、密度が0.87〜0
.96g/cm3 好ましくは0.88〜0.95g/
cm3である組成分布が狭い低密度エチレン・ペンテン
−1共重合体を得ることができる。 [0026] 本発明により得られるエチレン・ペンテン−1共重合体
は、前記触媒成分を用いて炭化水素溶媒中で重合反応を
行なって得られる。炭化水素溶媒としては、ペンタン、
ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン、ドデカン、灯
油などの脂肪族炭化水素およびそのハロゲン誘導体; シクロヘキサン、メチルシクロペンタン、メチルシクロ
ヘキサンなどの脂環族炭化水素およびそのハロゲン誘導
体; ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素お
よびクロロベンゼンなどのハロゲン誘導体を例示するこ
とができる。また重合に用いるオレフィン自体を液媒と
して使用することもできる。 [0027] 重合反応を行なうに際して、反応容積11当り、チタン
原子は0.0005〜約1ミリモル、より好ましくは約
0.001〜約0.5ミリモル、また有機アルミニウム
化合物を、アルミニウム/チタン(原子比)が約1〜約
2000、好ましくは約5〜約100となるように使用
するのがよい。オレフィンの重合温度は、約20〜約3
00℃、好ましくは約65〜約250℃である。また重
合圧力としては大気圧〜3000kg/cm2− G好
ましくは約2〜約100kg/cm2− G、特には約
5〜約50kg/cm2− Gとするのが好ましい。 [0028] オレフィン重合において、分子量を調節するためには水
素を共存させるのがよい。 重合は回分式、あるいは連続式で行なうことができる。 また条件の異なる2以上の段階に分けて行なうこともで
きる。 [0029] 上記のような条件下でエチレンとペンテン−1と共重合
させると、生成しつつある共重合体の80重量%以上、
好ましくは90重量%以上が溶解または溶融する状態と
なる。このような状態下で共重合を行なって得られるエ
チレン・ペンテン−1共重合体は後述するような緒特性
を備えているので各種用途への応用に好適である[00
30] 次に本発明に係る製造方法により得られるエチレン・ペ
ンテン−1共重合体について説明する。 本発明により得られるエチレン・ペンテン−1共重合体
にはエチレンとペンテン−1とに加えて、前述したとお
り、エチレンとペンテン−1以外の少量の他のα−オレ
フィンあるいはポリエンなどが共重合されていてもよい
。ここで他のα−オレフィンとしては、たとえばプロピ
レン、2−メチルプロピレン、1−ブテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペン
テン、1−オクテン、ノネン−1、デセン−1、ウンデ
セン−1、ドデセン−1などが挙げられる。また上記ポ
リエンとしては、ブタジェン、イソプレン、1,4−へ
キサジエン、ジシクロペンタジェン、5−エチリデン−
2−ノルボルネンなどを例示することができる。 [0031] 本発明により得られるエチレン・ペンテン−1共重合体
では、ペンテン−1から導かれる構成単位は1〜25重
量%、好ましくは4〜20重量%、特に好ましくは6〜
15重量%の量で存在し、エチレンから導かれる構成単
位は75〜99重量%、好ましくは80〜96重量%、
特に好ましくは85〜94重量%の量で存在している。 [0032] なおこのエチレン・ペンテン−1共重合体では、上述の
ように、エチレンおよびペンテン−1以外のα−オレフ
ィンから導かれる構成単位を10重量%以下、好ましく
は5重量%以下、特に好ましくは3重量%以下の量で含
むことができる。 [0033] 本発明により得られるエチレン・ペンテン−1共重合体
は、ASTM D 1238Eによって測定されるメル
トフローレート(MFR)がO0叶〜100 g/10
分、好ましくは0.05〜50g/10分である。この
MFRが0. O1g/10分未満であると、該共重合
体の成形性が低下するとともに、得られるフィルムなど
の透明性が低下する傾向を生じまたMFRが100g/
10分を超えると機械的強度が低下する傾向を生じる。 [0034] 本発明により得られるエチレン・ペンテン−1共重合体
は、密度が0.87〜0.96g/cm、好ましくは0
.88〜0.95g/cm3である。なおここで密度は
ASTM D 1505によって測定された値である。 [0035] 上記の緒特性を有メルトフローレートを表し、dは該共
重合体をキャストフィルム成形して得られる40μm厚
フィルムのフィルム衝撃強度と、該フィルムの引き取り
方向の引裂強度との比(R3)は、下記式を[I]満た
し、R3≧−201og MF R−1000d +9
68    =−[I ](式中、MFRは該共重合体
のメルトフローレートを表し、dは該共重合体の密度を
表す。) 好ましくは、 R5上−201og MF R−1000d+973 
   ・・−[I ’]であり、 とくに好ましくは、 200≧R3≧−201og MF R−1000d 
+975    ・・・[I”]である。 [0036] コノ衝撃強度と引裂強度との比(R3)が(−201o
g MF R−1000d +968)未満であると、
衝撃強度は強いが開封性に劣るフィルムであったり、開
封性は良いが衝撃強度が劣るフィルムである傾向が生じ
る。なおR3値を測定するために用いられる40μm厚
フィ生フイルムチレン・ペンテン−1共重合体を樹脂温
度220〜240℃、チルロール温度30〜40℃、製
膜速度20〜30m/min、ドラフト比(フィルム厚
/リップ開度)0.05〜0.07の条件で65mmφ
押出機を備えたTダイフィルム成形機を用い、作成した
フィルムである。 [0037] 本発明のエチレン・ペンテン−1共重合体を200℃ま
で昇温し融解した後、10℃/min降温速度で冷却し
結晶化させて得られる厚さ0.5mmのシートをサンプ
ルとして、DSCを用いて10℃から10℃/minの
昇温速度にて200℃まで昇温した際に得られるDSC
融解ピークパターンは3個のピークを示す(第2図)。 これに対して、本発明により得られるエチレン・ペンテ
ン−1共重合体を200℃まで昇温し融解した後、降温
速度0.31℃/minで50℃まで徐冷し結晶化させ
て得られる厚さ0、5mmのシート(以下、このように
して得られたサンプルを「超徐冷サンプル」と呼ぶ)を
サンプルとして、DSCを用い10℃から10℃/mi
nの昇温速度にて200℃まで昇温した際に得られるD
SC融解ピークパターンは二個の融解ピークを有し、か
つ高温側ピーク高さHhと、低温側ピーク高さHlとの
比Hh/H1と該共重合体の密度dとが下記式[II]
を満たす(第1図)。 [0038] 0<Hh/H1<60d−52,0・・・[II]好ま
しくは 0<Hh/H1<40d−34,5・・・[II’]特
に好ましくは 0<Hh/H1<1        ・・・[II”]
(式中、Hhは高温側ピーク高さを、Hlは低温側ピー
ク高さを、dは共重合体の密度を表す。) なおここで超徐冷サンプルのDSC融解ピークパターン
の解析は、高温側融解ピークの高温側のすそに対し、3
0℃における融解カーブ上の点を起点に接線を引き、こ
れをベースラインとし、ピーク最高点よりこのベースラ
インに垂線をおろし、この交点とピーク最高点との距離
をピーク高さとした。 [0039] また本発明により得られる共重合体を前記のように加工
して得られる40μm厚のキャストフィルムの衝撃強度
は通常1000k100O/Cm以上、好ましくは12
00kg−Cm/cm以上である。 [0040] また該フィルムの引取り方向の引裂強度(TMD)と、
エチレン・ペンテン−1共重合体のメルトフローシー)
 (VFR)とは、下記式[III]で示される関係を
満たすことが好ましい。 [0041] log TMD≦−〇、37logMFR−5.1d+
6.72   ・[III](式中、dは共重合体の密
度を表す。)より好ましい関係は、 log TMD≦−〇、37logMFR−5.1d+
6.65  −[III’]特に好ましい関係は、 log TMD≦−〇、37logMFR−5.1d+
6.59   ・=[III”]である。 [0042] このように上記のような該フィルムの引取り方向の引裂
強度(TM、)とMFRとが、上記穴口III]に示す
ような関係を満たしているエチレン・ペンテン−1共重
合体からは、衝撃強度および開封性に優れたフィルムを
得ることができる。 [0043] また上記のような本発明により得られるエチレン・ペン
テン−1共重合体を、ASTM D 1928に準拠し
て成形して得られる2mm厚みのプレスシートの耐スト
レスクラツキング性(耐SC性(ESCR)、ASTM
 D 1692に準拠して測定、アンタロツクス100
%、50℃)が10hr以上で、かつ次式[IV−a]
で示される関係を満たし、3 ESCR≧0.7X10(log80−logMFR)
(0,952−d)   −[IV−a](式中、2.
0≦MFR≦50であり、dは共重合体の密度を表す)
好ましくは、 ESCR≧0.9X104(log 880−1o M
F R)3(0,952−d)  = [IV’−a]
特に好ましくは、 ESCR≧1.IX104(log80−1olX10
4(lo、952−d)  −[IV”−a]を満たす
。 [0044] また本発明により得られるエチレン・ペンテン−1共重
合体を、ASTM D 1928に準拠して成形して得
られる2mm厚みのプレスシートの耐ストレスクラツキ
ング性(耐SC性(ESCR)、ASTM D 169
2に準拠して測定、アンタロツクス10%、50℃)が
20hr以上で、かつ次式[IV−b]で示される関係
を満たし、2 ESCR≧1.4X10 (log 440−1o M
F R) (0,952−d)    −[IV−b]
(式中、1.0≦MFR≦20であり、dは共重合体の
密度を表す)好ましくは、 ESCR≧1.7X104(1og40−logMFR
)2(0,952−d)   ・・・[IV’−b]特
に好ましくは、 2 ESCR≧2.0X10 (log 440−1o M
FR) (0,952−d)  −[IV″−b]を満
たす。 [0045] さらに本発明により得られるエチレン・ペンテン−1共
重合体を、ASTM D 1928に準拠して成形して
得られる2mm厚みのプレスシートの耐ストレスクラツ
キング性(耐SC性(ESCR)、ASTM D 16
92に準拠して測定、アンタロックス10%、60℃)
が50hr以上で、かつ次式[IV−clで示される関
係を満たし、4 ESCR≧0.50X 10 (logloo −lo
g M F R) (0,952−d )    =−
[IV−cl(式中、0.1≦MFR≦5であり、dは
共重合体の密度を表す)好ましくは、 ESCR≧0.65X10 (logloO−1og 
MF R)(0,952−d)   −[IV’−cl
特に好ましくは、 ESCR≧0.80X10(logloo−logMF
R)(0,952−d)    −[IV”−clを満
たす。 [0046] さらに上記のようなプレスシートのヘイズ(HAZE)
と、エチレン・ペンテン−1共重合体のメルトフローシ
ー) (MFR)とは、下記式[V]で示される関係を
満たすことが好ましい。 [0047] 1ogHAZE≦15 d−0,451og MF R
−12,23−・−[V](式中、dは共重合体の密度
を表す) より好ましい関係は、 1ogHAZE≦15d−0,451og MF R−
12,26−[V’]であり、特に好ましい関係は、 1ogHAZE≦15 d −0,451og MF 
R−12,30−[V”]である。 [0048] なお上記の物性を測定するために用いられる0、 1m
m厚みのプレスシートは、エチレン・ペンテン−1共重
合体をASTM D 1928に準拠して作成したもの
である。 またHAZE値の測定は、ASTM D 1003に準
拠して測定した。 [0049] 本発明により得られるエチレン・ペンテン−1共重合体
は、透明性、耐衝撃性、耐引裂性、耐ブロッキング性、
低温ヒートシール性、耐熱性および耐ストレスクラック
性に優れ、またこれら優れた性質をバランスよく具備し
ているので、特に包装用フィルムとして好適であるが、
フィルムとしての用途に限らず、T−ダイ成形、インフ
レーションフィルム成形、中空成形、射出成形、押出成
形などによって容器、日用品、パイプ、チューブなどの
各種成形品に加工することができる。また他のフィルム
に押出被覆あるいは共押出成形することにより各種複合
フィルムとすることもできるし、鋼管被覆材、電線被覆
材あるいは発泡成形品などの用途にも用いられる。ある
いは、他の熱可塑性樹脂、たとえば高密度ポリエチレン
、中密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ1−ブテ
ン、ポリ4−メチル−1−ペンテン、低結晶性あるいは
非晶質のエチレンとプロピレンもしくは1−ブテンとの
共重合体、プロピレン・1−ブテン共重合体などのポリ
オレフィンとブレンドして使用することもできる。 [0050] また上記のようにして得られたエチレン・ペンテン−1
共重合体には、必要に応じて耐熱安定剤、耐候安定剤、
帯電防止剤、アンチブロッキング剤、滑剤、核剤顔料、
染料、無機あるいは有機充填剤などを配合することもで
きる。 [0051]
【発明の効果】
本発明に係るエチレン・ペンテン−1共重合体の製造方
法においては、前述したような特定の条件下で重合反応
を行うので、得られる共重合体をフィルムに成形した場
合に耐衝撃性と開封性のバランスに優れるとともに、透
明性にも優れ、また熱処理前後における透明性の変化が
著しく少なく、さらにフィルム間の耐ブロッキング性に
も優れる。また耐SC性、ヘイズも良好であるので各種
用途への応用に好適である。 以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。 [0052]
【実施例1】 [チタン触媒成分(A)の調製] 市販の無水塩化マグネシウム476gを窒素雰囲気下で
n−デカン101に懸濁させ、オレイルアルコール4.
0kgを添加し、撹拌しながら135℃で5時間反応さ
せた。その結果無色透明な液体が得られた。 [0053] この溶液を110℃に降温した後、Ti (OC2H5
)4を0.45モル添加し、110℃で5時間反応を続
けた。得られた溶液を室温で保存した。 [重 合] 内容積2001の連続重合反応器を用い、脱水精製しな
ヘキサンを1001/Hr、エチルアルミニウムセスキ
クロライド19.9ミリモル/Hr、上記で得られた触
媒をTi原子に換算して0.50ミリモル/Hrの割合
で連続的に供給した。また同時に、エチレン13kg/
Hr、1−ペンテン5.4kg/Hr、水素を9.01
/Hrの割合で連続的に供給し、重合温度170℃、全
圧31kg/crn2−G、滞留時間1時間、溶媒ヘキ
サンに対する共重合体濃度を105g/lとなる条件に
て共重合を行った。触媒活性は19200g−共重合体
/ミリモル−Tiに相当した。重合条件および重合結果
を表1に、得られた共重合体のフィルム物性を表2に示
す。 [0054]
【実施例2および比較例1〜4】 実施例1において表1に示すように一部の重合条件を変
えて重合を行なった。 重合条件を表1に、フィルム物性を表2に示す。 [造 粒] 得られた共重合体にチバガイギー社製Irganox 
1076 (0、20重量%) ステアリン酸カルシウ
ム(0,10重量%)およびシリカ(0,10重量%)
を添加し、造粒を行なった。 [フィルムの作成および評価方法] 65mmφ押出機をそなえた市販のTダイフィルム成形
機にて、幅420mm、厚み0.04mmのフィルムを
成形した。なお、成形時の樹脂温度は235℃、押出機
のスクリュー回転数4 Or pm、チルロール温度3
5℃、製膜速度20m/分ドラフト比0.057で成形
した。 [測定法] フィルム物性の測定については以下の方法を用いた。 (1)Haze :ASTM  D  1003に準じ
な。 (2)Gloss :ASTM  D  523に準じ
た。 (3)Blocking:ASTM  D  1893
に準じ、50℃オーブン中10kg荷重7日間静置した
フィルムの測定を行なった。 (4)引裂強度:JIS  Z  1702に準じた。 (5)衝撃強度:JIS  P  8134に準じた。 (6)ヒートシール:東洋精機製ヒートシーラーを用い
て100℃、105℃、110℃、115℃、120℃
、125℃、130℃の上部シールバー温度にてシール
を行なった。各温度でのヒートシールをn=5で行ない
、インストロン型万能試験機でチャック間30mm、ク
ロスヘツド速度300mm/分で、シールサンプルの剥
離を行なった。剥離形態が、伸び剥離ではなく、ヒート
シール部切れもしくは原反切れとなるものが、n=5の
内n=3以上である最低温度を最低完全ヒートシール温
度とした。なおヒートシール条件の詳細は以下に示した
。 [0055] i、シール圧カニ 2kg/cm ii、シール時間:1秒 iii、上部シールバー温度: 100℃、105℃、110℃、 115℃、120℃、125℃、 130℃ iv、下部シールバー温度ニア0℃ V、試験片:120X15mm vi、シール幅:10mm [0056]
【表1】 [0057]
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造方法により得られたエチレン
ペンテン−1共重合体の 「超徐冷サンプル」を通常の測定条件にて測定して得ら
れたDSC融解ピークパターンである。
【図2】本発明に係る製造方法により得られたエチレン
・ペンテン−1共重合体を
【書類基】
図面
【図1】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともエチレンとペンテン−1とから成る密度0.
    87〜0.96g/cm^3のエチレン・ペンテン−1
    共重合体を、 該共重合体の80重量%以上が溶解または溶融する状態
    において製造し、得られる共重合体が、下記(A)およ
    び(B)の要件を充足することを特徴とするエチレン・
    ペンテン−1共重合体の製造方法;(A)ペンテン−1
    から導かれる構成単位が1〜25重量%であり、(B)
    該共重合体をキャストフィルム成形して得られる40μ
    m厚フィルムの衝撃強度と、該フィルムの引取り方向の
    引裂強度との比(RS)が下記式を満たす。 RS≧−20logMFR−1000d+968(式中
    、MFRは該共重合体のメルトフローレートを表し、d
    は該共重合体の密度を表す。)
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