JPH03294021A - 金属パイプの曲げ加工方法 - Google Patents

金属パイプの曲げ加工方法

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JPH03294021A
JPH03294021A JP9694190A JP9694190A JPH03294021A JP H03294021 A JPH03294021 A JP H03294021A JP 9694190 A JP9694190 A JP 9694190A JP 9694190 A JP9694190 A JP 9694190A JP H03294021 A JPH03294021 A JP H03294021A
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JP
Japan
Prior art keywords
bending
bent
pipe
clamp
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP9694190A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Nishikawa
西川 政幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP9694190A priority Critical patent/JPH03294021A/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は金属製のパイプを曲げ加工する方法に関し、詳
しくは2段階で曲げ加工する方法に関する。本発明の曲
げ加工方法は、自動車用のホースアセンブリなどの、ホ
ースや口金と結合されるパイプの曲げ加工に利用できる
[従来の技術] 自動車用のホースアセンブリは、ホース、パイプおよび
口金が組付けられ、所定の曲折形状に加工された状態で
供給されている。このようなホースアセンブリを製造す
る場合、複数回のパイプの曲げ加工工程、口金とホース
とのカシメ工程などを行なう必要がある。従来は同一の
工程はまとめて行なうのが好ましいことから、パイプの
複数の曲げ加工はまとめておこない、予め所定の曲折形
状としてから口金とホースとのカシメ工程などを行なっ
ている。
しかしながら、近年自動車のエンジンルーム内の実装密
度が高くなり、ホースアセンブリの曲折形状も複雑化し
ている。そのためパイプを所定の曲折形状としてからカ
シメ工程などを行なおうとすると、パイプとカシメ機と
が干渉してその工程を行なうことが因数となる事態も生
じている。また、口金とホースとを締着した後にパイプ
を曲折することもできるが、長い直線形状のパイプをホ
ースが接続された状態で取扱うことは、作業スペース面
で問題がある。
そこでパイプのカシメ機と干渉しない部分を予め曲げて
からカシメ機に供給してカシメ工程を行ない、その後バ
イブの残りの部分をさらに曲げて所定形状とする方法が
行なわれている。
金属パイプを曲げるには、第6図に示すような治具を用
いて行なっている。この治具は、図示しない基台に回動
自在に保持された台座100と、台座100の回転中心
Oと同軸的に台座100に固定された曲げロール101
と、曲げロール101に近接する方向および遠ざかる方
向へ移動自在に台座100に保持されたクランプ102
と、基台に固定されたプレッシャ103とから構成され
ている。曲げロール101とクランプ102の側周面に
は、パイプ200の外周形状に相当する形状の溝がそれ
ぞれ形成されている。そして曲げロール101とクラン
プ102とでパイプ200を挟持して、プレッシャ10
3でパイプ200の移動を規制しつつ、台座100を回
動させることにより、第7図に示すようにパイプ200
を曲げている。
[発明が解決しようとする課題] このようにして得られた一次的がりパイプ201の一端
に口金を保持させ、カシメ機に配置して口金をホースに
カシメた後さらに曲げ加工して二次面がりパイプとする
。ここで一次曲がりパイプ201の曲折部分と口金との
距離が長い場合は、前述の挟持部分と同一の直線部分を
挟持して曲げることができる。しかし形状によっては曲
折部分と口金との距離が短かいものがあり、このような
場合は、第1図に示すような曲折部分の曲折形状に沿う
曲面を有するクランプと曲げロールとで曲折部分を挟持
して曲げなければならない。
しかしながら曲折部分を曲げロールとクランプで挟持し
て曲げる場合、パイプ表面に傷が付いたり、曲げ角度の
精度が低くなったりする場合があつた。本発明はこのよ
うな傷付きを防止するとともに曲げ角度の精度を高める
ことを目的とする。
[11題を解決するための手段およびその作用]本発明
者らは、上記した不具合の生じる原因を追及した結果、
曲げ加工する際にパイプの曲折部分の断面形状が楕円状
の偏平形状に変形することを見出した。一方曲げロール
とクランプの溝部の断面形状は、真円の円弧状である。
したがって第2曲げ工程でその曲折部分を曲げロールと
クランプで挟持すると、第8図に示すように、曲げロー
ル1“04.tjよびクランプ105の表面と一次的が
りパイプ201の表面との間に間隙106が生じる。そ
のため挟持力が小ざくなって、曲げ加工時に一次的がり
パイプ201が曲げロール104とクランプ105に対
して相対移動し、これにより傷および曲げ角度の変動が
生じていることを見出した。
すなわち本発明の金属バイブの曲げ加工方法はこの発見
に基づいてなされたものであり、金属バイブを曲げ加工
して曲折部分を形成し一次的がりパイプとする第1曲げ
工程と、一次曲がりパイプをさらに曲げて二次面がりパ
イプとする第2曲げ工程と、を行なうパイプの曲げ加工
方法において、第2曲げ工程は曲折部分の表面形状に対
応し断面半楕円状の第1溝部をもつ曲げロールと、曲折
部分の表面形状に対応し断面半楕円状の第2溝部をもつ
クランプとを用い、第1溝部と第2溝部の間に曲折部分
を挟持するとともに曲折部分に隣接する部分を曲げロー
ルに押圧して曲げるようにしたことを特徴とする。
金属パイプは塑性変形可能なものであれば、その材質は
特に制限されない。
第1曲げ工程は、第4図および第5図に示すような治具
を用いて従来と同様に行なうことができる。その曲げ角
度は場合に応じて種々選択できる。
これによりパイプは曲折部分をもつ一次的がりパイプと
なり、曲折部分は楕円状の断面形状をもつ偏平形状とな
っている。
第1曲げ工程の後、通常、一次曲がりパイプに口金を介
してホースなどを結合する工程が行なわれる。例えば一
次曲がりパイプの一端に保持された口金にホースを結合
するには、口金にホースを挿入して口金の外周からカシ
メることにより行なう。このとき一次曲がりパイプは曲
折しているので、作業スペースが小さくてすみ、かつ一
次曲がりパイプがカシメ機と干渉することもない。
次に第2曲げ工程を行なう。本発明ではこの第2曲げ工
程で用いる治具に特徴を有する。すなわち、治具は従来
と同様に曲げロールおよびクランプをもつが、曲げロー
ルおよびクランプの溝部は曲折部分の表面形状に対応す
る断面楕円状の曲面となっている。したがって曲げロー
ルとクランプとで曲折部分を挟持した場合に、曲折部分
の表面は曲げロールおよびクランプの第1溝部および第
2溝部の表面と密接するので、高い挟持力が得られる。
これにより第2曲げ工程で一次的がりパイプが曲げロー
ルおよびクランプに対して相対移動するのが防止される
。そして曲げロールとクランプを、曲折部分を挟持した
状態で一方向へ回動することにより、一次曲がりパイプ
は曲折部分に隣接する部分が曲げロールに押圧されて曲
折され二次曲がりパイプとなる。
なお、本発明者らの研究によれば、一定の条件で曲折し
た場合には、曲折部分の偏平となる変形量は一定となる
ことも明らかとなっている。したがって第1曲げ工程を
一定条件で行なうならば、第1溝部および第2溝部の形
状は一定の形状でよい。
また、クランプの端部の材質をPPS樹脂、FRPなど
の硬質樹脂あるいは銅合金などの軟質金属としたり、口
金の近くまで延びる形状とすれば、傷付きを一層防止す
ることができる。
[発明の効果] すなわち本発明の金属パイプの曲げ加工方法によれば、
第2曲げ工程で一次的がりパイプと曲げロールおよびク
ランプの相対移動が生じないので、傷付きが生じず、安
定した曲げ角度で曲折することができる。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。本発明は自動車
のホースアセンブリの製造に本発明を適用したものであ
る。
(一次曲げ工程) 従来の曲げ治具(第6図、第7図参照)を用いて軟鋼製
のパイプを90度の角度に曲げ、第1図に示すような曲
折部分10をもつ一次的がりパイプ1を形成する。
(ホース結合工程) 次に一次的がりパイプ1の一端に、口金11を介してホ
ース12を結合する。すなわち一次曲がりパイプ1の一
端に口金11を固定し、口金11内にホース12を挿入
した後、カシメ機に配置して口金11をカシメて締着す
る。このとき一次曲がりパイプ1の他端側は90度に曲
折しているので、カシメ機と干渉することなく、かつ作
業スペース面の制約も少なく加工を行なうことができる
(第2曲げ工程) 次にホース12が結合された一次的がりパイプ1を、第
1図〜第3図に示す治具2に配置する。
なお、口金11が曲折部分10近傍に位置しているため
、曲折部分10以外の直線部分を挟持することは困難で
、従来の治具を用いることはできない。この治具2は、
基台20に回動自在に保持された台座21と、台座の回
転中心Oと同軸に台座21に固定された曲げロール22
と、台座21に保持され曲げロール22に近接する方向
および遠ざかる方向に移動可能なりランプ23と、基台
20に固定されたプレッシャ24とから構成されている
曲げロール22は側周面にリング状の第1溝部25をも
ち、クランプ23は曲げロール22に対向する側面に円
弧状の第2溝部26をもつ。この第1溝部25および第
2溝部26は、第3図に示すように断面楕円状の曲面と
なっている。また第2溝部26は回転中心0を中心とす
る真円の円弧状に延びている。
この治具2の曲げロール22とクランプ23の間に一次
的がりパイプ1の曲折部分10を配置し、クランプ23
を曲げロール22に近接する方向へ移動させて、曲げロ
ール22とクランプ23とで曲折部分10を挟持して固
定する。ここで曲折部分10の断面形状は、一次曲げ工
程で偏平形状に変形しており、断面楕円形状となってい
る。そのため曲折部分10は第1溝部25および第2溝
部26の表面に密接し、高い挟持力で固定される。
その状態で台座21を、回転中心0を中心として第1図
の矢印六方向へ回動させる。回動に対する一次的がりパ
イプ1の反力はプレッシャ24で支えられ、曲折部分1
0に隣接する部分が曲げロール22に押圧されて曲折さ
れ、第2図に示すようにU次形状に曲折された二次曲が
りバイ11′が得られる。
この第2曲げ工程では、一次曲がりパイプ1は確実に治
具2に固定されているため、曲げロール22およびクラ
ンプ23に対する相対移動が生じず、傷付きが防止され
、安定した曲げ角度で曲げることができる。
(実施例の他の態様〉 なお、本実施例の場合はクランプ23と口金11との間
にある程度の距離を有するので、第4図に示すようにク
ランプ23の口金11に向かう端部27を伸ばして一次
的がりパイプ1の直線部分の一部を保持する構成とする
こともできる。このようにすれば、一次曲がりパイプ1
を治具2に挟持するときの位置がずれた場合などにも、
クランプ23の角部による傷付きが防止できる。
ざらに第5図に示すように、クランプ23の端部27に
硬質樹脂などの軟質部28を形成することも好ましい。
このように一次曲がりパイプ1と接触する部分を一次的
がりパイプ1より軟質とすれば、傷付きを一層防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例の、パイプ曲げ加工
方法に関し、第1図および第2図はそれぞれ曲げ加工工
程を説明する説明図、第3図は曲げ加工治具の構成を説
明する説明図である。第4図および第5図はそれぞれ実
施例の他の態様の曲げ加工治具を用いた第1図相当の説
明図である。第6図および第7図は従来の曲げ加工工程
を説明する説明図、第8図は従来の曲げ加工治具の構成
を説明する説明図である。 1・・・一次曲がりパイプ 10・・・曲折部分 12・・・ホース 21・・・台座 23・・・クランプ 25・・・第1溝部 27・・・端部 2・・・治具 11・・・口金 20・・・基台 22・・・曲げロール 24・・・プレッシャ 26・・・第2溝部 28・・・軟質部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属パイプを曲げ加工して曲折部分を形成し一次
    曲がりパイプとする第1曲げ工程と、該一次曲がりパイ
    プをさらに曲げて二次曲がりパイプとする第2曲げ工程
    と、を行なうパイプの曲げ加工方法において、 該第2曲げ工程は該曲折部分の表面形状に対応し断面半
    楕円状の第1溝部をもつ曲げロールと、該曲折部分の表
    面形状に対応し断面半楕円状の第2溝部をもつクランプ
    とを用い、該第1溝部と該第2溝部の間に該曲折部分を
    挟持するとともに該曲折部分に隣接する部分を該曲げロ
    ールに押圧して曲げるようにしたことを特徴とする金属
    パイプの曲げ加工方法。
JP9694190A 1990-04-12 1990-04-12 金属パイプの曲げ加工方法 Pending JPH03294021A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10216786A1 (de) * 2002-04-15 2003-11-06 Ers Electronic Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Konditionierung von Halbleiterwafern und/oder Hybriden

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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