JPH03293910A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH03293910A
JPH03293910A JP2095335A JP9533590A JPH03293910A JP H03293910 A JPH03293910 A JP H03293910A JP 2095335 A JP2095335 A JP 2095335A JP 9533590 A JP9533590 A JP 9533590A JP H03293910 A JPH03293910 A JP H03293910A
Authority
JP
Japan
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circuit breaker
disconnectors
movable
tank
terminal conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2095335A
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English (en)
Inventor
Sumio Shimoda
下田 純美夫
Toshio Shimazaki
嶋崎 俊夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、変電所等の電気所に設置されるガス絶縁開閉
装置に関するものである。
[従来の技術] ガス絶縁開閉装置は、遮断器や断路器等の必要機器を絶
縁ガスが封入されたタンク内に収納することにより構成
される。ガス絶縁開閉装置の必要機器は電気所の開閉回
路の構成により異なるが、多くの場合遮断器を必要とし
、該遮断器の両端と他の回路との間にそれぞれ断路器を
必要とする。
例えば線路の引き込み部と電気所の母線との間を接続す
る開閉回路は、一般に遮断器と該遮断器の両端にそれぞ
れ接続される第1及び第2の断路器とを備えており、遮
断器の一端及び他端がそれぞれ断路器を介して母線及び
線路に接続される。
第3図の単線結線図は線路と母線との間に設けられるガ
ス絶縁開閉装置の構成例を示したもので、同図において
CBは遮断器、DSl及びDS2はそれぞれ遮断器CB
の固定接触子側の端子及び可動接触子側の端子に一端が
接続された第1及び第2の断路器である。この例では第
1の断路器DSlの他端がブッシングBSIを介して気
中導体からなる母線BUSに接続され、第2の断路器D
S2の他端がブッシングBS2を介して架空線からなる
線路りに接続されている。またこの例では断路器DSI
及びDS2のそれぞれの可動コンタク)ml及びm2が
断路位置にあるときに接触する接地電極e1及びe2が
設けられ、可動コンタクトml及びm2と接地電極e1
及びe2とによりそれぞれ第1の接地開閉器ESIと第
2の接地開閉器ES2とが構成されている。更にこの例
では、ブッシングBS2につながる導体を接地する線路
側接地開閉器LESが設けられている。
上記の例では、第1の断路器DSI及び第2の断路器D
S2をそれぞれブッシングを介して気中導体からなる母
線及び架空線に接続しているが、電気所の構成によって
は断路器DSIをガス絶縁母線に接続することもあり、
また断路器DS2をケーブルヘッドを介してケーブルに
接続することもある。
このように、遮断器と2つの断路器とを基本構成要素と
するガス絶縁開閉装置であっても、その具体的な構成に
は電気所の構成に応じて種々のバリエーションがある。
[発明が解決しようとする課題] 従来のガス絶縁開閉装置では、各構成機器をそれぞれ個
別のタンク内に収納して、開閉回路の構成に応じて構成
機器のタンクどうしを絶縁スペーサを介して接続する構
成をとるか、または複数の構成機器を共通のタンク内に
一括して収納する構成をとっていたが、種々のバリエー
ションに対応するための配慮は成されていなかった。そ
のため、従来は電気所の構成が異なる毎に全体の設計を
やり直す必要があり、設計のコストが高くなるのを避け
られなかった。
特に既設の電気所において設備を更新する際には、更新
時期が到来した機器のみを交換するため、多品種を少量
生産することが必要になり、コストが著しく高くなると
いう問題があった。
本発明の目的は、種々の電気所の構成に容易に対応し得
る基本構成を備えたガス絶縁開閉装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明においては、絶縁材料からなる絶縁筒部と該絶縁
筒部の軸線方向に間隔を隔てて配置された第1及び第2
の端子導体部とを備えた外殻内に可動接触子と固定接触
子とを含む遮断部を収納して該固定接触子及び可動接触
子をそれぞれ前記第1の端子導体部及び第2の端子導体
部に接続してなる遮断器と、該遮断器の第1の端子導体
部及び第2の端子導体部にそれぞれ接続される第1及び
第2の断路器とを共通のタンク内に一括して収納する。
各断路器は固定コンタクトを有する固定側エレメント及
び可動コンタクトを存する可動側エレメントからなって
いて、各断路器の固定側エレメント及び可動側エレメン
トが共に遮断器の外殻に対して支持される。またタンク
の第1及び第2の断路器に対応する位置には両断路器を
通して遮断器に接続される機器を接続するための第1及
び第2の開口部が設けられている。
上記第1及び第2の断路器の可動側エレメントは例えば
、遮断器の外殻の第1及び第2の端子導体部にそれぞれ
電気的及び機械的に接続することができ、各断路器の固
定側エレメントは遮断器の外殻の絶縁筒部に支持するこ
とができる。
また上記遮断器の第1の端子導体部及び第2の端子導体
部を外殻の絶縁筒部を構成する絶縁樹脂中に埋設して、
第1及び第2の断路器の固定側エレメント及び可動側エ
レメントを遮断器の外殻の絶縁部分に支持することもで
きる。この場合第1及び第2の断路器の可動側エレメン
トはそれぞれ絶縁筒部に一体化された絶縁モールド部内
に設けられた導体を通して第1及び第2の端子導体部に
電気的に接続する。
上記の構成では、各断路器の固定側エレメント及び可動
側エレメントを共に遮断器の外殻に対して支持したが、
第1及び第2の断路器の可動側エレメントを遮断器の外
殻に支持して第1及び第2の端子導体部に電気的に接続
し、第1及び第2の開口部を気密に閉じるように取付け
られた絶縁スペーサまたはブッシングに第1及び第2の
断路器の固定側エレメントを支持するようにしても良い
この場合第1及び第2の断路器の可動側エレメントは遮
断器の外殻の第1の端子導体部及び第2の端子導体部に
それぞれつながる導体に機械的及び電気的に接続しても
良く、また第1及び第2の断路器の可動側エレメントを
遮断器の外殻の絶縁部に支持して、該絶縁部内に設けら
れた導体を介して第1及び第2の端子導体部に電気的に
接続するようにしても良い。
上記第1及び第2の断路器はそれぞれの可動側エレメン
トと固定側エレメントの対向方向が遮断器の外殻の軸線
方向に対して直角な方向となるように配置することが好
ましい。
タンク内に遮断器と第1及び第2の断路器とを3相分一
括して収納する場合、3相の遮断器はそれぞれの外殻の
軸線方向をタンクの長手方向に一致させた状態で配置す
ることができる。この場合各相の第1及び第2の断路器
は、それぞれの固定側エレメントと可動側エレメントの
対向方向が対応する相の遮断器の外殻の軸線方向に対し
て直角な方向となるように配置する。またタンクには、
各相の第1及び第2の断路器の固定側エレメントに対応
する位置に位置させて第1及び第2の開口部を設ける。
タンク内に遮断器と第1及び第2の断路器とを3相分一
括して収納する場合に、3相の遮断器のそれぞれの外殻
の軸線方向をタンクの長手方向に対して直角な方向に一
致させた状態で配置することもできる。この場合各相の
第1及び第2の断路器は、それぞれの固定側エレメント
と可動側エレメントの対向方向が対応する相の遮断器の
外殻の軸線方向に対して直角な方向となるように配置し
、タンクには、各相の第1及び第2の断路器の固定側エ
レメントに対応する位置にそれぞれ位置させて第1及び
第2の開口部を設ける。
上記の各構成において、第1及び第2の断路器にはそれ
ぞれの可動コンタクトが断路位置にあるときに接触する
接地電極を設けることができる。
[作 用] 上記のように、遮断器と、該遮断器の第1の端子導体部
及び第2の端子導体部にそれぞれ接続される第1の断路
器及び第2の断路器とを共通のタンク内に収納してこれ
を基本ユニットとすると、電気所の母線が気中母線であ
る場合には、例えばタンクの第1の開口部にブッシング
を接続することにより対応できる。
また電気所の母線がガス絶縁母線である場合には、タン
クの第1の開口部にガス絶縁母線の容器を接続すること
により対応できる。
更に線路の引き込みを気中で行う場合には例えばタンク
の第2の開口部に気中ブッシングを接続することにより
対応でき、線路の引き込みをケーブルで行う場合にはタ
ンクの第2の開口部にケーブルヘッドを収納した容器を
接続することにより対応できる。
また第1及び第2の開口部を上方に向けるようにタンク
を配置することによりブッシングが上方に配置される構
成にも対応でき、第1及び第2の開口を横方向に向ける
ようにタンクを配置することにより、ブッシングを横方
向に取付ける構成にも対応することができる。
本発明のように構成すれば、第1及び第2の開口部に接
続される機器及びタンクの向きを適宜に選択することに
より、種々の電気所の構成に容易に対応できるため、ガ
ス絶縁開閉装置の基本ユニットとして標準化を図ること
ができ、既設の電気所の機器の更新にも容易に対応でき
る。 また本発明のように、遮断器の外殻に断路器を支
持するようにすると、遮断器の外殻の絶縁筒部を利用し
て断路器の絶縁支持を行うことができるため、部品点数
を削減してガス絶縁開閉装置の構造の簡素化及び小形化
と、信頼性の向上とを図ることができる。
更に、断路器の可動側エレメントを遮断器の端子導体部
に電気的及び機械的に接続するようにすれば、断路器と
遮断器との間を接続する接続導体が不要になるため、構
造の簡素化を更に進めることができる。
また第1及び第2の断路器に、それぞれの可動コンタク
トが断路位置にあるときに接触する接地電極を設けると
、第1及び第2の断路器に接地開閉器としての機能を持
たせることができるため、別個の接地開閉器を設けるこ
とな(、簡単な構成で接地開閉器付きのガス絶縁開閉装
置を実現することができる。
特に各断路器の固定側エレメント及び可動側エレメント
の双方を遮断器の外殻に対して支持した場合には、第1
及び第2の断路器の調整を容易にすることができる。ま
た第1及び第2の断路器がタンクの変形の影響を受ける
のを防ぐことができる。
一方、遮断器の外殻に各断路器の可動側エレメント及び
固定側エレメントの双方を支持するようにした場合には
、どうしても遮断器の外殻の構造が複雑になるが、各断
路器の可動側エレメントのみを遮断器の外殻に支持し、
固定側エレメントはタンクの開口部に取付けられた絶縁
スペーサまたはブッシングに支持するようにすると、遮
断器の外殻の形状が複雑になるのを防ぐことができる。
また各断路器の可動側エレメント及び固定側エレメント
の双方を遮断器の外殻に支持するようにした場合には、
可動側エレメント及び固定側エレメントの間に絶縁物が
介在することになるため、絶縁の信頼性を確保する上で
若干不利であるが、各断路器の可動側エレメントのみを
遮断器の外殻に支持するようにすると、各断路器の極間
がガス絶縁空間となるため、絶縁の信頼性を高めること
ができる。
[実施例] 以下添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示したもの
で、第3図の単線結線図に示すガス絶縁開閉装置を実現
したものである。
第1図及び第2図において、1は直方体状に形成された
箱形のタンクで、その長手方向を水平方向に一致させた
状態で架台2の上に支持されている。
タンク1内には遮断器CBと該遮断器に一体化された第
1及び第2の断路器DSI及びDS2とが3相分収納さ
れている。
各遮断器CBは、絶縁材料からなる絶縁筒部3と該絶縁
筒部3aの軸線方向に間隔を隔てて配置された第1及び
第2の端子導体部3b及び3cとを備えた外殻3内に可
動接触子と固定接触子とを含む遮断部を収納して該固定
接触子及び可動接触子をそれぞれ前記第1の端子導体部
3b及び第2の端子導体部3Cに接続したものである。
3相の遮断器CBはそれぞれの外殻3の中心軸線をタン
ク1の長手方向に対して直角な方向に向けた状態で並べ
て配置されている。各遮断器はその外殻3の一端がタン
ク1の一側壁1aに固定されて支持され、タンクの側壁
1aの外面には、遮断器の操作機構部300が取付けら
れている。
遮断器CBの第1の端子導体部3bに接続される第1の
断路器DSIは、固定コンタクトを有する固定側エレメ
ント4a及び可動コンタクトを有する可動側エレメント
4bからなっていて、固定側エレメント4a及び可動側
エレメント4bが共に遮断器CBの外殻3に対して支持
されている。
この例では固定側エレメント4aが絶縁筒部3aに一体
化された支持部4cにより支持され、可動側エレメント
4bは第1の端子導体部3bに接続された導体4dによ
り支持されている。
遮断器の第2の端子導体部3cに接続される第2の断路
器DS2は、固定コンタクトを有する固定側エレメント
5a及び可動コンタクトを有する可動側エレメント5b
からなっていて、固定側エレメント5a及び可動側エレ
メント5bが共に遮断器CBの外殻3に対して支持され
ている。
この第2の断路器DS2の支持の仕方は第1の断路器D
S1と同様であり、固定側エレメント5aが絶縁筒部3
aに一体化された支持部(第1図及び第2図には図示せ
ず。)により支持され、可動側エレメント5bは第2の
端子導体部3cに接続された導体(第1図及び第2図に
は図示せず。)により支持されている。
タンク1の第1及び第2の断路器DS1及びDS2にそ
れぞれ対応する位置には、両断路器を通して遮断器CB
に接続される機器を接続するための第1及び第2の開口
部6A及び6Bが設けられている。
またこの例では、第2の断路器DS2の固定側エレメン
ト4aに固定電極7aが接続され、タンク1の内面に固
定電極7aに接離する直線変位形の可動電極7bが取付
けられている。可動電極7bは操作機構7cにより操作
されて電極7aに接離する棒状の可動導体(図示せず。
)をチューリップ形のコンタクトに接触させたもので、
これらの電極7a、7bにより線路側接地用開閉器LE
Sが構成されている。この線路側接地用開閉器LESの
操作器700はタンク1の外部に取付けられている。
タンク1の側壁1aの外部には、遮断器CBの操作機構
部300と接地開閉器LESの操作器700とを覆う操
作器箱8が取付けられている。この操作器箱8内には遮
断器の操作器9が設けられ、操作器9の出力軸は適宜の
連結機構を介して遮断器の操作機構部300に連結され
ている。操作器箱8内にはまた、断路器DSI及びDS
2の操作器や、制御盤等が収納され、タンクの側壁を気
密に貫通させてタンク外に導出された断路器DSI及び
DS2の操作軸が所定の連結機構を介して操作器箱8内
の操作器に連結されている。
尚断路器DSI及びDS2の操作器を、開口部6A、6
Bと反対側に位置するタンクの側壁]、 bの外面に取
付けて、両断路器の操作器を架台2内に配置するように
しても良い。
タンク1の第1及び第2の開口部6A及び6Bの周縁に
は他の機器の容器を接続するためのフランジ6al及び
6blが溶接され、これらのフランジにそれぞれ絶縁ス
ペーサIOA及びIOBを介して管台12A及び12B
の一端が接続されている。
管台12A及び12Bの他端に気中ブッシングBS1及
びBS2が取付けられ、これらのブッシングの中心導体
は絶縁スペーサIOA及びIOBの貫通導体に接続され
ている。絶縁スペーサIOA及びIOBの貫通導体はま
た、タンク1内で断路器DSI及びDS2の固定側エレ
メント4a及び5aに接続されている。タンク1内には
SF6ガスが所定の圧力で封入されている。
ブッシングBSIの端子及びブッシングBS2の端子に
はそれぞれ電気所の母線及び線路を構成する架空線が接
続される。
上記の例では、気中ブッシングが上方に配置されている
が、第4図に示したように、気中ブッシングを横方向に
配置する場合にも対応できる。この例では、タンク1が
その長手方向を水平方向に向けた状態で、かつ遮断器の
操作機構部3dが設けられた側を下方に向けた状態で(
第1及び第2の開口部6A及び6Bを横方向に向けた状
態で)操作器箱を兼ねる架台15の上に支持され、遮断
器CBの操作機構部300及び接地開閉器LESの操作
器700は架台(操作器箱)15内に配置されている。
架台15内にはまた遮断器の操作器9が断路器DSL及
びDS2の操作器等とともに収納されている。
既設の電気所において、遮断器及び断路器を含むユニッ
トと線路及び母線との間の接続部をプラグイン形として
、ユニットを横方向に移動することにより線路及び母線
から切り離す、いわゆるプラグイン形CB方式の構成を
とる場合には、第4図に示すように気中ブッシングとユ
ニットとが横方向に並べて配置される。本発明に係わる
ガス絶縁開閉装置を標準化して用意しておけば、このよ
うなプラグイン形CB方式の電気所において遮断器や断
路器の更新を行う場合に、容易に対応できる。即ち、こ
の場合プラグイン形CB方式のユニットを本発明に係わ
るガス絶縁開閉装置で置き換えてそのまま固定配置する
ことにより機器の更新を行うことができる。
第5図は、線路をケーブルで引き込む場合に適用した例
を示したもので、この例ではタンクの配置を第4図と同
様にして第1の開口部6Aに絶縁スペーサを介して容器
16を接続し、この容器16にブッシングBSIを起立
状態で取付けている。
またタンクの第2の開口部6Bに絶縁スペーサを介して
ケーブルヘッドを収納した容器17を接続し、容器17
内の下部に配置されたケーブルヘッドに地下のケーブル
ピットから立ち上げられたケーブルCの端末部18を接
続している。
第5図の構成において、タンクの第1の開口部6Aに絶
縁スペーサを介してガス絶縁母線を接続することにより
、電気所の完全なガス絶縁化を図ることができる。
上記のように、本発明では、遮断器CBに第1及び第2
の断路器DSI及びDS2を一体化したユニットを用い
るが、このユニットの具体的構成例を第10図及び第1
1図に示した。
第10図及び第11図において遮断器CBの外殻3は、
中心軸線を共有するように配置された遮断部絶縁筒3a
l及び絶縁支持筒3b2からなる絶縁筒部と、遮断部絶
縁筒3alの一端部を気密に閉じるように取付けられた
キャップ状の第1の端子導体部3bと、遮断部絶縁筒3
alの他端と絶縁支持筒312の一端との間に設けられ
た環状の第2の端子導体部3Cとを有し、絶縁支持筒3
a2の他端は気密に閉じられている。外殻3の内部には
固定接触子及び可動接触子と適宜の消弧機構とからなる
遮断部が収納され、固定接触子及び可動接触子がそれぞ
れ第1の端子導体部3b及び第2の端子導体部3Cに接
続されている。
第10図及び第11図において、第1の断路器DSIは
、固定側エレメント4aと可動側エレメント4bとから
なり、第2の断路器DS2は固定側エレメント5aと可
動側エレメント5bとからなっている。
第1の断路器の固定側エレメント4aは、シールド40
0内に摺動コンタクト401を配置したもので、シール
ド400は絶縁筒3alに一体に設けられた絶縁支持部
4cに固定されている。
第1の断路器DSIの可動側エレメント4bは、可動コ
ンタクト402と、該可動コンタクトが摺動接触するコ
ンタクト403と、コンタクト403を覆うシールド4
04とからなり、可動コンタク)402は第1の端子導
体部3bに一端が接続された導体4dの他端に電気的及
び機械的に接続されている。
固定側エレメント4aと可動側エレメント4bとはそれ
ぞれの軸線を共有した状態で遮断器の外殻3の軸線方向
に対して直交する方向に対向するように設けられている
遮断器CBの側方にはフレーム20が配置され、該フレ
ーム20に接地電極405が取付けられている。接地電
極405はシールド内にコンタクトを配置したもので、
この接地電極は可動側エレメントのコンタクト403と
軸線を共有するように配置されている。
可動コンタクト402の後端部には絶縁操作棒406の
一端が接続され、絶縁操作棒406の他端は操作レバー
407を介して操作軸408に連結されている。操作軸
408は図示しない操作器に連結されており、可動コン
タクト402は、操作軸408の一方向への回転に伴っ
て第11図に示すように可動側エレメントのコンタクト
403と接地電極405とに接触する断路位置(接地位
置)まで変位し、操作軸408の他方への回転に伴って
、第12図に示すように固定側エレメントのコンタクト
401と可動側エレメントのコンタクト402とに接触
する閉路位置まで変位するようになっている。
第2の断路器DS2の固定側エレメント5aは、シール
ド500と該シールド内に配置された摺動コンタクト5
01とからなり、絶縁筒3alに一体に設けられた絶縁
支持部5cに固定されている。
第2の断路器DSIの可動側エレメント5bは、可動コ
ンタクト502と、該可動コンタクトが摺動接触するコ
ンタクト503と、該コンタクト503を覆うシールド
504とからなり、可動コンタクト502は第1の端子
導体部3bに一端が接続された導体5dの他端に電気的
及び機械的に接続されている。
固定側エレメント5aと可動側エレメント5bとはそれ
ぞれの軸線を共有した状態で遮断器の外殻3の軸線方向
に対して直交する方向に対向するように設けられている
遮断器CBの側方に配置されたフレーム20には可動側
エレメントのコンタクト503と軸線を共有する接地電
極505が取付けられている。
可動コンタクト502の後端部には絶縁操作棒506の
一端が接続され、絶縁操作棒506の他端は操作レバー
507を介して操作軸508に連結されている。操作軸
508は図示しない操作器に連結されている。この第2
の断路器DS2の動作は第1の断路器DS+の動作と同
様である。
尚第10図及び第11図に示した例では、線路側接地開
閉器LESは省略されている。
参考のため遮断器の内部構造の一例を第15図に示した
。同図において301は第1の端子導体部3bに接続さ
れた固定アーク接触子、302は同じく第1の端子導体
部3bに接続された固定接触子である。また303及び
304はそれぞれ可動導体305の先端に取付けられた
可動アーク接触子及び可動接触子、306は可動導体3
05に取付けられたバッファシリンダ、307はシリン
ダ306内に嵌合されたピストンであり、ピストン30
7は第2の端子導体部3Cに対して固定されている。ピ
ストン307と可動導体305との間には摺動コンタク
ト308が設けられ、また可動導体305の端部には可
動アーク接触子303を取り囲む絶縁ノズル309が取
付けられている。
可動導体305は絶縁操作棒310を介して図示しない
操作器に連結されている。外殻3は気密構造を有し、こ
の外殻内にはSF6ガスが所定の圧力で封入されている
第15図は遮断器の遮断状態を示している。図示の状態
から可動導体305を上方に移動させると先ず可動アー
ク接触子303が固定アーク接触子301に接触し、次
いで可動接触子304が固定接触子302に接触する。
この状態では、第1の端子導体部3b−固定接触子30
2−可動接触子304−可動導体305−摺動コンタク
ト308−ピストン307−第2の端子導体部3Cの経
路で主回路電流が流れる。遮断器を開くため、可動導体
305が下方に操作されると可動接触子304が固定接
触子302から離れ、次いで可動アーク接触子303か
固定アーク接触子301から離れる。この可動導体の変
位の過程でバッファシリンダ306内の容積が縮小され
、該シリンダ内の圧力が上昇する。可動アーク接触子3
03が固定アーク接触子301から離れると両アーク接
触子間にアークが発生するが、このアークはバッファシ
リンダ306内から絶縁ノズル309を通して噴出する
ガスにより冷却されて消滅させられる。
第13図及び第14図は、遮断器CBに第1及び第2の
断路器DSl及びDS2を一体化したユニットの変形例
を示したもので、この例では、第1の端子導体部3b及
び第2の端子導体部3Cが絶縁筒部3aを構成する樹脂
中に埋設されている。
第1の断路器DSIの固定側ニレメン)4aは外殻3の
絶縁部分に設けられた絶縁支持部4cに支持され、可動
側エレメント4bは導体4dを通して第1の端子導体部
3bに接続され、導体4dは絶縁筒3aに一体化された
モールド部320により被覆されている。
第2の断路器DS2の固定側ニレメン)5aは外殻3の
絶縁部分に設けられた絶縁支持部に支持され、可動側エ
レメント5bは絶縁筒3aに一体化されたモールド部に
より被覆された導体を通して第2の端子導体部3cに接
続されている。
その他の構成は第10図及び第11図に示したものと同
様である。
第1図ないし第5図に示した実施例では、タンク1を箱
形に形成したが、第6図及び第7図に示したようにタン
ク1を円筒状に形成することもできる。この場合には架
台30の上に水平に配置したタンク1の周壁部から径方
向の外側に突出させて3個の分岐管部100を設け、各
分岐管部100を閉じるように取付けた蓋板101に断
路器DS1及びDS2を取付けた遮断器CBの一端を支
持している。操作器箱8は蓋板101に支持する。
タンク1の周壁部にはまた各相の第1及び第2の断路器
DSI及びDS2にそれぞれ対応する第1及び第2の開
口部6A及び6Bを設ける。開口部6A及び6Bはタン
クの径方向に開口しており、これらの開口部にブッシン
グBSI及びBS2を取付ける。その他の部分は第1図
及び第2図に示した例とほぼ同様である。
この場合にも、タンク1の向きを変更したり、開口部6
A及び6Bに取付ける機器を変更したりすることにより
種々の電気所の構成に対応することができる。
第8図及び第9図は本発明の更に他の実施例を示したも
ので、この例では、架台30の上に3相分の円筒状タン
ク1をそれぞれの軸線を平行させた状態で並べて配置し
、各タンク1内に各相の遮断器CBを軸線をタンクの軸
線に一致させた状態で収納する。遮断器CBに断路器D
SI及びDS2が取付けられている点は前記の各実施例
の場合と同様である。各遮断器CBはタンク1の一端を
閉じる蓋板102に支持され、この蓋板に操作器箱8が
支持されている。タンク1の両端部には断路器DSI及
びDS2にそれぞれ対応する開口部6A及び6Bが設け
られ、これらの開口部にブッシングBSI及びBS2が
取付けられている。他の構成は前記の実施例とほぼ同様
である。各タンク1の他端の開口部は作業用の開口部と
なっていて、この開口部は蓋板103により閉じられて
いる。
第8図及び第9図に示した実施例でも、各タンクの向き
を変更したり、開口部6A及び6Bに取付ける機器を変
更したりすることにより種々の電気所の構成に対応でき
る。
第8図及び第9図に示した例では、タンク1を円筒状に
形成したが、タンク1を箱形に構成する場合にも各相部
にタンクを設けることができる。
上記の各実施例では、第1及び第2の断路器の固定側エ
レメントと可動側エレメントの双方を遮断器の外殻に支
持したが、各断路器の可動側エレメントのみを遮断器の
外殻に支持し、固定側エレメントはタンクの開口部に取
付けられる絶縁スペーサまたはブッシングに支持するよ
うにしても良い。第16図ないし第18図はこのように
構成した実施例を示したもので、この実施例では各断路
器の固定側エレメントはタンクの開口部に取付けられた
絶縁スペーサに支持されている。図示の例では、第1の
断路器DSIの固定側エレメント4aが第1の開口部6
Aを気密に閉じるように取付けられた絶縁スペーサ10
Aの貫通導体10aに電気的及び機械的に接続されて支
持されている。
また第2の断路器DS2の固定側エレメント5aは、第
2の開口部6Bを気密に閉じるように取付けられた絶縁
スペーサIOBの貫通導体10bに電気的及び機械的に
接続されて支持されている。
第1及び第2の断路の可動側ニレメン)4b及び5bは
、遮断器CBの第1及び第2の端子導体部3b及び3c
に直結されて支持されている。
その他の点は第1図及び第2図に示した実施例と同様で
ある。
このように断路器の可動側エレメントのみを遮断器の外
殻に支持するようにすれば、遮断器の外殻の構造が複雑
になるのを防ぐことができる。
また断路器の可動側エレメントと固定側エレメントとの
間がガス絶縁空間となるので、絶縁の信頼性を向上させ
ることができる。
各断路器の可動側エレメントのみを遮断器の外殻に支持
する場合にも、第10図及び第11図に示した実施例と
同様に第1及び第2の端子導体部3b及び3cにそれぞ
れ一端が接続された導体4d及び5dに可動側エレメン
ト4b及び5bを電気的及び機械的に接続して支持する
ようにすることができる。
更に第13図及び第14図に示すように、可動側エレメ
ント4b及び5bを遮断器の外殻3の絶縁部に支持し、
該絶縁部の内部に設けられた導体に可動側エレメント4
b及び5bを電気的に接続するようにしても良い。
また前記の実施例と同様に、タンクの形状は直方体状で
もよく、円筒状でもよい。更に各遮断器はその軸線方向
をタンクの長手方向に一致させた状態で配置してもよく
、軸線方向をタンクの長手方向と直角な方向に一致した
状態で配置しても良い。また1つのタンク内に3相分の
遮断器及び断路器を一括して収納してもよく、1つのタ
ンク内に1相分の遮断器と断路器とを収納するようにし
ても良い。
第16図ないし第18図に示した実施例では、第1及び
第2の断路器の固定側エレメントをタンクの開口部に取
付けた絶縁スペーサに支持するようにしたが、タンクに
設けられた第1及び第2の開口部6a及び6bを気密に
閉じるようにブッシングが取付けられる場合には、断路
器DSL及びDS2の固定側エレメント4a及び5aを
該ブッシングに支持する。
上記の実施例では、タンク1の第1及び第2の断路器D
SL及びDS2に対応する位置にそれぞれ設ける第1及
び第2の開口部6A及び6Bを同じ側に開口させている
が、これらの開口部6A及び6Bは必ずしも同じ側に開
口させる必要はなく、電気所の構成によっては第1及び
第2の開口部6A及び6Bを異なる方向に開口させる場
合もある。
例えば第19図に示すように、第1の開口部6Aと第2
の開口部6Bとを互いに反対の向きに開口させるように
してもよい。
第19図に示した例では、第1及び第2の開口部6A及
び6Bを互いに反対の側に開口させて、上方に位置する
第1の開口部6Aに容器16を介してブッシングBSI
を取り付け、下方に位置する第2の開口部6Bにケーブ
ルヘッドを収納した容器17を接続している。
[発明の効果コ 以上のように、本発明によれば、遮断器と該遮断器の第
1の端子導体部及び第2の端子導体部にそれぞれ接続さ
れる第1の断路器及び第2の断路器とを共通のタンク内
に収納したので、これを基本ユニットとして標準化して
おくことにより種々の電気所の構成に対応することがで
き、特に既設の電気所の機器の更新を行う場合に容易に
対応できる。
また本発明によれば、遮断器の外殻に断路器を支持する
ようにしたので、遮断器の外殻の絶縁筒部を利用して断
路器の絶縁支持を行うことができ、部品点数を削減して
ガス絶縁開閉装置の構造の簡素化及び小形化と、信頼性
の向上とを図ることができる利点がある。
更に、請求項2または3に記載した発明によれば、断路
器の可動側エレメントを遮断器の端子導体部に接続する
ので、断路器と遮断器との間を接続する接続導体を省略
することができ、構成の簡素化を更に進めることができ
る。
請求項1ないし3に記載した発明によれば、各断路器の
固定側エレメント及び可動側エレメントの双方を遮断器
の外殻に対して支持したので、第1及び第2の断路器の
調整を容易にすることができるだけでなく、第1及び第
2の断路器がタンクの変形の影響を受けるのを防ぐこと
ができる利点がある。
また請求項4ないし6に記載された発明によれば、各断
路器の可動側エレメントのみを遮断器の外殻に支持し、
固定側エレメントはタンクの開口部に取付けられた絶縁
スペーサまたはブッシングに支持するようにしたので、
遮断器の外殻の形状が複雑になるのを防ぐことができる
更に請求項4ないし6に記載された発明によれば、各断
路器の可動側エレメントみを遮断器の外殻に支持するよ
うにして各断路器の極間をガス絶縁空間としたため、断
路器の絶縁の信頼性を高めることができる。
また請求項10に記載した発明によれば、第1及び第2
の断路器に、それぞれの可動コンタクトが断路位置にあ
るときに接触する接地電極を設けたので、第1及び第2
の断路器に接地開閉器としての機能を持たせて、簡単な
構成で接地開閉器付きのガス絶縁開閉装置を実現するこ
とかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の実施例を一部断面
して概略的に示した正面図及び右側面図、第3図は同実
施例の電気的な構成を示した単線結線図、第4図及び第
5図はそれぞれ本発明の他の異なる実施例を一部断面し
て示した側面図、第6図及び第7図はそれぞれ本発明の
更に他の実施例を一部断面して概略的に示した側面図及
び正面図、第8図及び第9図はそれぞれ本発明の更に他
の実施例を一部断面して示した側面図及び正面図、第1
0図及び第11図はそれぞれ本発明の実施例で用いる遮
断器及び断路器の構成例を示した上面図及び正面図、第
12図は第10図及び第11図に示した断路器の閉路動
作を説明する説明図、第13図及び第14図はそれぞれ
本発明の実施例で用いる遮断器及び断路器の他の構成例
を示した上面図及び正面図、第15図は遮断器の構造例
を示した断面図、第16図は本発明の他の実施例を一部
断面して示した正面図、第17図及び第18図はそれぞ
れ本発明の実施例で用いる遮断器及び断路器の構成例を
示した上面図及び一部所面して示した正面図、第19図
は本発明の更に他の実施例を一部断面して概略的に示し
た側面図である。 CB・・・遮断器、DSI・・・第1の断路器、DS2
・・・第2の断路器、ESI・・・接地開閉器、ES2
・・・接地開閉器、1・・・タンク、2・・・架台、3
・・・遮断器の外殻、4a・・・第1の断路器の固定側
エレメント、4b・・・第1の断路器の可動側エレメン
ト、4c・・・固定側エレメントを支持する絶縁支持部
、4d・・・可動側エレメントを支持する導体、402
・・・可動コンタクト、405・・・接地電極、5a・
・・第2の断路器の固定側エレメント、5b・・・第2
の断路器の可動側エレメント、5C・・・固定側エレメ
ントを支持する絶縁支持部、5d・・・可動側エレメン
トを支持する導体、502・・・可動コンタクト、6A
・・・第1の開口部、6B・・・第2の開口部、IOA
、10第1図 第2図 第10図 第4図 第12図 第 1 図 第 図 第 図 5B a b 第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁材料からなる絶縁筒部と該絶縁筒部の軸線方
    向に間隔を隔てて配置された第1及び第2の端子導体部
    とを備えた外殻内に可動接触子と固定接触子とを含む遮
    断部を収納して該固定接触子及び可動接触子をそれぞれ
    前記第1の端子導体部及び第2の端子導体部に接続して
    なる遮断器と、前記遮断器の第1及び第2の端子導体部
    にそれぞれ接続される第1及び第2の断路器とを共通の
    タンク内に一括して収納してなり、 各断路器は固定コンタクトを有する固定側エレメント及
    び可動コンタクトを有する可動側エレメントからなって
    いて、各断路器の固定側エレメント及び可動側エレメン
    トが共に前記遮断器の外殻に対して支持され、 前記タンクの前記第1及び第2の断路器に対応する位置
    には両断路器を通して前記遮断器に接続される機器を接
    続するための第1及び第2の開口部が設けられているこ
    とを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. (2)前記第1及び第2の断路器の可動側エレメントは
    それぞれ前記遮断器の外殻の第1及び第2の端子導体部
    に電気的及び機械的に接続され、各断路器の固定側エレ
    メントは前記遮断器の外殻の絶縁筒部に一体に設けられ
    た絶縁支持部に支持されていることを特徴とする請求項
    1に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. (3)前記遮断器の第1の端子導体部及び第2の端子導
    体部は前記絶縁筒部を構成する絶縁樹脂中に埋設され、 前記第1及び第2の断路器の固定側エレメント及び可動
    側エレメントは前記遮断器の外殻の絶縁部分に支持され
    、 前記第1及び第2の断路器の可動側エレメントはそれぞ
    れ前記絶縁筒部に一体化された絶縁モールド部内に設け
    られた導体を通して前記第1及び第2の端子導体部に電
    気的に接続されている請求項1に記載のガス絶縁開閉装
    置。
  4. (4)絶縁材料からなる絶縁筒部と該絶縁筒部の軸線方
    向に間隔を隔てて配置された第1及び第2の端子導体部
    とを備えた外殻内に可動接触子と固定接触子とを含む遮
    断部を収納して該固定接触子及び可動接触子をそれぞれ
    前記第1の端子導体部及び第2の端子導体部に接続して
    なる遮断器と、前記遮断器の第1及び第2の端子導体部
    にそれぞれ接続される第1及び第2の断路器とを共通の
    タンク内に一括して収納してなり、 各断路器は固定コンタクトを有する固定側エレメント及
    び可動コンタクトを有する可動側エレメントからなって
    いて、第1及び第2の断路器の可動側エレメントが前記
    遮断器の外殻に支持されて前記第1及び第2の端子導体
    部に電気的に接続され、 前記タンクの前記第1及び第2の断路器に対応する位置
    には両断路器を通して前記遮断器に接続される機器を接
    続するための第1及び第2の開口部が設けられ、 前記第1及び第2の開口部を気密に閉じるように取付け
    られた絶縁スペーサまたはブッシングに前記第1及び第
    2の断路器の固定側エレメントが支持されていることを
    特徴とするガス絶縁開閉装置。
  5. (5)前記第1及び第2の断路器の可動側エレメントは
    前記遮断器の外殻の第1の端子導体部及び第2の端子導
    体部にそれぞれつながる導体に機械的及び電気的に接続
    されていることを特徴とする請求項4に記載のガス絶縁
    開閉装置。
  6. (6)前記第1及び第2の断路器の可動側エレメントは
    前記遮断器の外殻の絶縁部に支持されて、該絶縁部内に
    設けられた導体を介して前記第1及び第2の端子導体部
    に電気的に接続されている請求項4に記載のガス絶縁開
    閉装置。
  7. (7)前記第1及び第2の断路器はそれぞれの可動側エ
    レメントと固定側エレメントの対向方向が前記遮断器の
    外殻の軸線方向に対して直角な方向となるように配置さ
    れている請求項1ないし6のいずれか1つに記載のガス
    絶縁開閉装置。
  8. (8)前記タンク内には前記遮断器と第1及び第2の断
    路器とが3相分一括して収納され、 前記3相の遮断器はそれぞれの外殻の軸線方向をタンク
    の長手方向に一致させた状態で配置され、各相の第1及
    び第2の断路器は、それぞれの固定側エレメントと可動
    側エレメントの対向方向が対応する相の遮断器の外殻の
    軸線方向に対して直角な方向となるように配置され、 前記タンクは各相の第1及び第2の断路器の固定側エレ
    メントに対応する位置にそれぞれ前記第1及び第2の開
    口部を有している請求項1ないし7のいずれか1つに記
    載のガス絶縁開閉装置。
  9. (9)前記タンク内には前記遮断器と第1及び第2の断
    路器とが3相分一括して収納され、 前記3相の遮断器はそれぞれの外殻の軸線方向をタンク
    の長手方向に対して直角な方向に一致させた状態で配置
    され、 各相の第1及び第2の断路器は、それぞれの固定側エレ
    メントと可動側エレメントの対向方向が対応する相の遮
    断器の外殻の軸線方向に対して直角な方向となるように
    配置され、 前記タンクは各相の第1及び第2の断路器の固定側エレ
    メントに対応する位置にそれぞれ前記第1及び第2の開
    口部を有している請求項1ないし7のいずれか1つに記
    載のガス絶縁開閉装置。
  10. (10)前記第1及び第2の断路器はそれぞれの可動コ
    ンタクトが断路位置にあるときに接触する接地電極を備
    えている請求項1ないし9のいずれか1つに記載のガス
    絶縁開閉装置。
JP2095335A 1990-04-11 1990-04-11 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH03293910A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5220246B1 (ja) * 2012-06-11 2013-06-26 三菱電機株式会社 ガス絶縁開閉装置

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