JPH03291917A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JPH03291917A
JPH03291917A JP9339590A JP9339590A JPH03291917A JP H03291917 A JPH03291917 A JP H03291917A JP 9339590 A JP9339590 A JP 9339590A JP 9339590 A JP9339590 A JP 9339590A JP H03291917 A JPH03291917 A JP H03291917A
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process tube
ring
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heat shielding
manifold
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Makoto Takado
真 高堂
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は熱処理装置に関する。
(従来の技術) 加熱炉の炉口近くに設けられたプロセスチューブのシー
ル部に弾性部材からなる0リングを用い、この0リング
が設けられているフランジ部を水冷し、さらに0リング
と当接するプロセスチューブ部分を水冷された別のフラ
ンジで被うものとして、実開平1−122064号公報
がある。
また、0リングが当接するプロセスチューブの内側に水
冷された蓋体の凸部が上記0リングを被う如く構成した
ものとして実開昭62−92635号公報がある。
(発明が解決しようとする課題) 前者の文献の技術は、弾性部材からなり通常耐熱が20
0℃であるOリングの熱を水冷されたフランジで冷却し
ている。しかし例えば1000℃等の高温に加熱する場
合Oリングは熱伝導が悪いため水冷されたフランジ部と
接触する0リング部分は例えば50℃と低温に保たれる
が、加熱炉から輻射光が石英からなるプロセスチューブ
を透過しプロセスチューブと接触する側の0リング部分
は200℃以上の高温に加熱され、この高温の0リング
部分が溶けてしまい十分なシール効果を得ることができ
ないので、上記Oリングシール部を加熱炉から離す必要
があり熱処理装置が大型化するという改善点を有する。
後者の技術はプロセスチューブの内側に水冷された蓋体
の凸部が挿入されているため0リングの冷却効果は十分
得られるが、プロセスチューブ内に例えば50℃前後に
冷却された上記蓋体の凸部が設置されているため、成膜
処理するためのプロセスガスが上記蓋体の凸部が冷やさ
れる。従って、例えばCVDで成膜するプロセスにおい
てSiH,Cjl、とNH,ガスをプロセスチューブに
導入すると、上記蓋体の凸部は温度が低いため剥離しや
すい膜が付着し、成膜厚の増加にともない剥離し浮遊し
て被処理体であるウェハに付着し半導体の不良が発生す
るという改善点を有する。
この発明は上記点に鑑みなされたもので、容器のシール
部に設けられた環状弾性部材が所定以上の温度になるこ
とを防止し、また容器内壁に剥離しやすい反応生成分が
付着することを防止することのできる熱処理装置を提供
することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は加熱炉内に、所定の圧力に排気される容器を
設け、この容器のシール部に環状弾性部材からなるシー
ル部材を設け、 このシール部材に上記加熱炉から照射される輻射光を減
少する如く遮熱部材を設けたものである。
(作用) この発明は加熱炉の容器シール部に設けた環状弾性部材
に上記加熱炉からの輻射光を減少する如く遮熱部材を上
記容器のシール部内側に設けたため、上記環状弾性部材
が所定以上の高い温度になることがなく、プロセスチュ
ーブが高温においても十分なシール効果を得ることがで
きる。また上記遮熱部材は水冷等で直接冷却されていな
いため、この遮熱部材を設けてもCVDにより成膜を行
った場合剥離しやすい膜が成膜されることがなく、もっ
て半導体素子の不良を防止できる。
(実施例) 以下本実施例装置を縦型CVD装置に適用した一実施例
について図面を参照して具体的に説明する。
円筒状で下端が開放されたプロセスチューブ1゜は耐熱
性材料例えば石英チューブがらなり、このプロセスチュ
ーブ10の下端部に環状凸部12が設けられ、この環状
凸部12とシール部を形成するフランジ22を有する例
えばステンレススチールからなるマニホールド20を上
記プロセスチューブ10の下端に設けている。
このプロセスチューブ10の周囲にはこのチューブ10
を囲繞する如く同軸的に発熱部5を有する筒状ヒータ6
例えば抵抗加熱型ヒータが設けられ、プロセスチューブ
10を所定の熱処理温度、例えば500〜1200℃の
範囲で適宜設定可能としている。
また、シール部を形成する環状弾性部材からなる例えば
Oリング30は上記マニホールド2oの環状溝部24に
収容され、上記プロセスチューブ10の環状凸部12と
当接しプロセスチューブ10内を気密に封止可能として
いる。
上記マニホールド20の一端に処理ガスが供給されるガ
ス導入管25を連結し、他端側に図示しない真空ポンプ
に接続される排気管26を設は上記プロセスチューブ1
0内を真空排気可能とし、上記フランジ22には水冷却
23を設けている。
そして上記マニホールド20は耐熱性材料例えば石英か
らなるインナーチューブ14を上記プロセスチューブ1
0内に同軸的に挿入保持し、上記Oリング30の位置す
るプロセスチューブ10とマニホールド20の内側に輻
射光を遮閉もしくは減少させる部材で非金属の例えばS
iCもしくは石英の表面にSiCをコーティングしたも
のからなる高さ200mmの環状遮熱部材40を嵌入保
持している。
上記プロセスチューブ10には被処理体として多数枚の
ウェハ15を所定の間隔を設けて水平に収納する石英製
ボード16を設け、このボート16は石英製の保持台1
7に載置し、この保持台17を蓋体32上に載置し、こ
の蓋体32は昇降機構34により上下移動することがで
き、ウェハ15をプロセスチューブ10内の所定の均熱
領域に搬入搬出するようにしている。 次に前記実施例
装置の作用について説明する。
ガス導入管25から所定量の処理ガスを供給し、排気管
26を図示しない真空ポンプにより真空排気し、プロセ
スチューブ10内を所定の圧力例えば0 、5Torr
にする。
ヒータ6により加熱を行いプロセスチューブ10内を所
定の温度例えば1000℃になるようにする。
熱の伝達には、伝導、対流、輻射の3要素があるが、一
般の工業炉においては600℃以上は輻射によって主に
熱の伝達が行われることは広く知られている。
・又、石英からなるプロセスチューブ10、インナーチ
ューブ14.保持台17はヒータ6から照射される領域
の波長において、輻射光はほとんど透過してしまう。
しかし上記遮熱部材40はヒータ6からの輻射光を遮閉
吸収し約500℃の温度になる。
従って0リング30はヒータ6からの直接の輻射光によ
り加熱されることはないが、上記加熱された遮熱部材4
0から発生する輻射光とプロセスチューブ10からの熱
伝導により加熱されるが200℃以上の温度になること
はない。
上記遮熱部材40は水冷されたマニホールド20に設け
られており水冷却23の水冷流量や水温をコントロール
することにより、遮熱部材40の温度をコントロールす
ること、および0リング30の冷却を合せて行うことが
できる。このようにして0リング30を所定の200℃
以下の温度に保つとともに、遮熱部材40の温度も剥離
しやすい膜が付着しないような例えば120℃以上に保
つことができる。
また、上記水冷部23による水冷効果はOリング30の
冷却だけでなくマニホールド20全体を冷却するので、
このマニホールド20に剥離しやすい不用な反応生成物
が付着しない120℃以上の温度で、マニホールド20
に使用しているステンレススチールが処理ガスである5
in2CQ、により腐食されにくい300℃以下の温度
範囲にするように、上記水冷部23の水冷流量や水温を
コントロールすることが望ましい。
また他の実施例として第2図に示すようなものがある。
前記第1図の実施例と同一部分には同一番号を付し説明
を省略する。
プロセスチューブ10の外周側面にシール部を形成する
0リング30を設け、このOリング30にヒータ6から
照射される輻射光を減少する如く遮熱部材40を設けて
もよい また他の実施例として第3図に示すようなものがある。
前記第1図の実施例と同一部分には同一番号を付し説明
を省略する。
プロセスチューブ10の開口端は上記遮熱部材40と同
じ材料からなる遮熱部材11と気密に接続され一体に構
成されている。従って上記遮熱部材11によりヒータ6
から照射される輻射光を減少することができる。
また第4図の如く0リング30の周囲に熱伝導率が高く
、輻射熱を反射する被覆部材31例えば金や銀やアルミ
ニウム等をコーティングしてもよい。
上記の如き部材31は熱伝導率が高いためマニホールド
20を冷却すれば容易にOリング30全体を冷却するこ
とができるし、また上記の如き部材31はヒータ6の輻
射光を反射するため0リング30は従来の如く加熱され
ることがないので遮熱部材40を設けると同等もしくは
それ以上の効果を得ることができる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば遮熱部材を構成する材料としては必ずしもSiC
に限らすA2□0.やSiN等300℃以上の高温雰囲
気や、HC4や5iH2CQ□等のガス雰囲気で腐食さ
れたり不純物を発生しない材料であればどのようなもの
でもよい。
また、実施例ではインナーチューブを用いた2重管構造
としたが1重管や3重管構造でもよい。
また遮熱部材の長さは、環状弾性部材が加熱部からの輻
射光により直接照射されなければどのような長さとして
もよい、遮熱部材の形状は円筒形に限らずプロセスチュ
ーブの形状に合せて実質上の遮熱効果が得られればどの
ような形状でもよい。
また、遮熱部材を用いずにインナーチューブをSiCと
して実質的にインナーチューブを遮熱部材式りに用いて
もよい。
また、本発明は縦型炉に限らず横型炉にも適用できるし
、CVD装置に限らず酸化、拡散装置やその地熱処理装
置にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば容器のシール部に
設けられた環状弾性部材が所定以上の温度になることを
防止できるので熱処理装置を大型化することなく真空シ
ールすることができ、また容器内部を冷却していないた
め容器内壁に剥離しやすい膜が付着することを防止する
ことができるので半導体素子の不良も低下できるという
顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を縦型熱処理装置に適用した一実施例の
説明図、第2TR1第3図は他の実施例の説明図、第4
図は被覆部材で表面コーティングされた0リングの説明
図である。 6・・・ヒータ      10・・・プロセスチュー
ブ15・・・ウェハ      16・・・ボート20
・・・マニホールド   23・・・水冷却30・・・
0リング     40・・・遮熱部材第 図 第 第 第 図 0 31

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  加熱炉内に、所定の圧力に排気される容器を設け、こ
    の容器のシール部に、環状弾性部材からなるシール部材
    を設け、このシール部材に上記加熱炉から照射される輻
    射光を減少する如く遮熱部材を設けたことを特徴とする
    熱処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006245492A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Gasonics:Kk 基板熱処理装置および基板熱処理製造方法
JP2010043362A (ja) * 2009-11-24 2010-02-25 Hitachi Kokusai Electric Inc 処理装置、膜の形成方法、及び熱処理方法
JP2010080923A (ja) * 2008-08-27 2010-04-08 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置および半導体装置の製造方法
JP2011517834A (ja) * 2008-03-18 2011-06-16 ラム リサーチ コーポレーション 電極アセンブリ及び熱伝導ガスケットを用いるプラズマ処理チャンバ
JP2014053550A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Koyo Thermo System Kk 熱処理装置

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