JPH0329042Y2 - - Google Patents

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JPH0329042Y2
JPH0329042Y2 JP8051185U JP8051185U JPH0329042Y2 JP H0329042 Y2 JPH0329042 Y2 JP H0329042Y2 JP 8051185 U JP8051185 U JP 8051185U JP 8051185 U JP8051185 U JP 8051185U JP H0329042 Y2 JPH0329042 Y2 JP H0329042Y2
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JP
Japan
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flange
main shaft
attached
stepped portion
tip
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JP8051185U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は工作機械等における主軸のフランジ構
造に関するものである。
(従来の技術) 近年、電子機械や精密機械などの構成部品は高
精度に加工されたものを要求されることが多くな
つてきた。そのためサブミクロン以下の加工精度
をもつた超高精密旋盤等が開発されている。(例
えば実願昭59−53161)このような超高精密旋盤
では金属製主軸に代わつて金属材にくらべ熱膨張
係数が小さく、軽量であるセラミツク材で構成し
た主軸が開発され、使用されることによりサブミ
クロン単位の超高精加工に効果をあげている。
すなわち、第2図に示したように工作機械Mに
おいてセラミツクより成る主軸1の先端部には被
加工物を保持する治具(図示せず)を装着するた
めの金属製のフランジ2が主軸1に焼嵌め、接
着、溶接、あるいは他の機械的結合法により着装
されていた。このようなフランジ2は主軸台フラ
ンジ4の前方に配置され、主軸台3に対し螺着固
定されている。また、主軸台3の両側に配置され
た前部軸受5、後部軸受6によつて上記主軸1は
回転自在に支象され構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このような工作機械Mの主軸1がセ
ラミツク材で構成されたものにあつては熱膨張係
数が小さく、軽量で高い剛性をもち、耐摩耗性が
大きいという特徴を有する反面、金属性の主軸に
くらべ靭性に乏しく、過大な衝撃に弱いという欠
点は避けられず、そのため工作機械Mとしての通
常の運転には支障を来たさないまでも作業者の不
注意や工作機械の数値制御装置等の予期せざる異
常発生による過回転事故などに起因して通常使用
では全く予想されない過大な衝撃が加わつた場合
には、前、後部軸受5,6で支象されたセラミツ
ク製の主軸1が、これら軸受5,6より前方に回
転しながら飛び出したり、主軸1の先端部が破損
し、飛散して、二次的災害を起こすなど極めて危
険な事態を招く恐れがあつた。
(問題点を解決するための手段) 上記に鑑みて、セラミツク製の主軸先端に、周
縁に段付部を一体形成したフランジを着装し、該
段付部を覆うべくフランジカバーを取付けことを
特徴とする。
(実施例) 第1図に工作機械の主軸軸受部の断面図を示す
(従来例と同一部分は同一符号を用いる。)ように
1はアルミナ、炭化珪素、窒化珪素などのセラミ
ツク材より成る主軸で、この主軸1は主軸台3に
配設された前部軸受5、後部軸受6によつて回転
自在に支承されている。このように取り付けられ
た主軸1の先端には、周縁に段付部2aを備えた
金属性のフランジ2が焼嵌め、接着等の手段でも
つて着装してある。また主軸台3に取り付けられ
た主軸台フランジ4には、金属製のフランジカバ
ー7に形成した縁7aが上記フランジ2の段付部
2aを覆う位置、形状にてボルト8でもつて螺着
してある。
このようにセラミツク製の主軸1の先端に着装
されたフランジ2には被加工物を保持するための
治具が取り付けられて運転されるが、この際フラ
ンジカバー7の少なくとも縁7aは主軸1の先端
に着装されたフランジ2の段付部2aを覆つた状
態にて運転に供される。
(考案の効果) 叙上のように、本案によればセラミツク材より
成る主軸の先端に、段付部を形成したフランジを
着装し、少なくとも該段付部を覆う如くフランジ
カバーを配設したことから、作業者の不注意によ
る衝撃が主軸に加わつた場合や数値制御装置等の
予期せざる異常事態が発生し過大な応力、衝撃力
によつて主軸が破損したような場合でも破片や主
軸自体の飛び出しが防止され、安全対策上極めて
有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案実施例に係る主軸のフランジ構造
を示す断面図。第2図は従来の主軸のフランジ構
造を示す断面図である。 1:主軸、2:フランジ、3:主軸台、5:前
部軸受、6:後部軸受、7:フランジカバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸の先端部に段付部を備えたフランジを着装
    し、少なくとも該段付部を覆うべくフランジカバ
    ーを設けたことを特徴とする工作機械等における
    主軸のフランジ構造。
JP8051185U 1985-05-29 1985-05-29 Expired JPH0329042Y2 (ja)

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JPS61195901U JPS61195901U (ja) 1986-12-06
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