JPH03289702A - 結合器フィルタの同調装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［０００１］

【産業上の利用分野】

本発明は、誘電体導波管共振器と、それと共働する同調
キャパシタンス（ｔｕｎｉｎｇ　　ｃａｐａｃｉｔａｎ
ｃｅ）とを含む種類の結合器フィルタ（ｃｏｍｂｉｎｅ
ｒ　　ｆｉｌｔｅｒ）の同調装置に関するものにおいて
、［０００２］

【従来の技術および発明が解決しようとする課題】結合
器フィルタは、送信機からアンテナへの周波数を調整す
るために用いられる装置において、この周波数は、フィ
ルタ内に組み込まれたセラミック、いわゆる「パック（
ｐｕｃｋ）Ｊ、の形の誘電体導波管を介して同調される
が、この場合導波管の周波数は、その詩才法とそれが作
られる材料とによって定められる。 周波数は、導波管に対して垂直に前後へ移動される同調
キャパシタンスの助けをかりて細かく調整することがで
きる。このキャパシタンスは更に、導波管の中央孔内へ
挿入し得るセラミックの「パック」またはセラミック・
ロッドであっても良い。あるいはまた、キャパシタンス
が、円形のプレートもしくはディスクから成るものであ
っても良い。 ［０００３］ しかし、これらの場合の全てにおいて、キャパシタンス
の小さい動きが、設定される周波数の大きい変化を結果
として生じ、換言すれば、同調は極めて鋭敏において、
従って周波数の微同調には、同調キャパシタンスの小さ
な移動が設定装置の比較的大きな変化に対応を有するよ
うに、機械的なキャパシタンス同調装置内への大きな機
械的伝動装置の用意が必要となる。しかし、この機械的
伝動装置は極めて空間を必要とする上複雑であり、この
装置を取り扱う際に困難を生ずる可能性がある。 ［０００４］

【課題を解決するための手段】

本発明の目的は、現今の同調装置に関連する諸障害を回
避し、構造が簡単で作動の確実な同調装置を提供するこ
とにある。 ［０００５］ この目的は、円筒状の形に曲げられたほぼ二等辺の鋭角
三角形の形状を同調キャパシタンスが有し、その三角形
の頂点が対辺の中央点に付着され、且つ円筒軸線が導波
管共振器と平行であるようにした同調装置により達成さ
れることと、前記この結合器フィルタは、円筒状同調キ
ャパシタンスを円筒軸線の回りに回転させることにより
同調されることと、前記［０００６］ 円筒形に曲げられた三角形は、スポークにより、その軸
線が円筒軸線と合致する回転軸へ取り付けられる。 ［０００７］ フィルタ設定を調整する目的のため、なるべくならこの
回転軸へ電動機が連結されることが望ましい。 ［０００８］ 同調装置を概略的な設定に適応し得る如くのため前記都
合よく、同調キャパシタンスが導波管共振器に対して垂
直に移動自在にされることと、前記［０００９］ 本発明の同調装置は数多くの利点を備えている。一つの
重要な利点は、確実な方法で、簡単に且つ高い精度を以
て同調を行い得ること、において、円筒形に曲げられた
二等辺の鋭角三角形の形状を同調キャパシタンスが備え
ているので、有効キャパシタンス即ち導波管共振器に最
も近く位置するキャパシタンスの部分は、同調キャパシ
タンスをねじることにより、簡単な方法で、しかも高い
精度を以て位置的に調整することができる。 ［００１０］ スポークの助けをかりて同調キャパシタンスを回転軸へ
取り付け、またその回転軸を電動機へ連結することによ
ってもたらされる利点は、その場合に同調キャパシタン
スを容易に操作できる、ということにおいて、［００１
１］ 同調キャパシタンスを導波管共振器に対して垂直に移動
させることができるので、同調装置を概略的な設定に向
けて容易に調整できるようにさせ、その後に同調キャパ
シタンスをねじることにより微調整をなし得るという利
点がもたらされることと、前記 ［００１２］

【実施例】

ここで本発明を、その好適な実施例および添付図面に関
連させて、更に詳細に説明する。 ［００１３］ 図１は、本発明の同調装置を包含する、全体として１で
参照表示した結合器フィルタの一例を断面的に示す。同
図には、本発明の理解を得るに必要な結合器フィルタの
構成諸要素のみが包含されている。結合器フィルタはケ
ーシング２内に包囲され、誘電体導波管共振器３と同調
キャパシタンス４とを包含している。導波管共振器３は
セラミック材料で作られ、材料と詩才法とに依存する定
められた周波数に整調されることと、前記図示の実施例
においては、導波管共振器３が円形のディスクまたは「
パック」の形を備え、概略的に表示した保持器５により
ケーシング２内へ取り付けられている。 ［００１４］ 導波管共振器と共働する同調キャパシタンス４の助けを
かりて、フィルタ周波数に対し微調整がなされることと
、前記［００１５］ 本発明によれば、このキャパシタンスは、円筒状の形に
曲げられた二等辺の鋭角三角形の形状を有し、三角形の
頂点を対辺の中心に付着させている。片側から同調装置
を示す図１より明らかな如く、円筒軸線を前記導波管共
振器と平行であり、かつその導波管共振器から所与の距
離に隔置されている。同調装置の平面図を示す図２によ
り同調キャパシタンス４の円筒状の形を知ることができ
る。 ［００１６］ 同調は、同調キャパシタンス４を円筒軸線の回りに回転
させることによって行われ、それによりキャパシタンス
の更に大きい、または更に小さい部分が導波管共振器３
と共働するようにされることと、前記同調キャパシタン
ス４をこの方法で回転できるようにのため前記キャパシ
タンスはスポーク６により回転軸７へ取り付けられるが
、前記回転軸の軸線は円筒軸線と合致している。 ［００１７］ 軸７は、ねじ９または類似の締結具によってケーシング
２へ固定された、概略的に図示した取付はプレート８を
貫通している。この取付はプレートは回転軸の案内とし
てまた同調装置の取付けとしても機能する。 ［００１８］ パルスモータ１０または類似の装置が、同調キャパシタ
ンス４の回転およびこの回転による同調装置の設定に対
する調整のため、軸７へ連結されている。 ［００１９］ ことが可能となる。周波数を概略的に調整できるように
するためには、同調装置の全体、即ち回転軸７とパルス
モータ１０とを含む同調キャパシタンス４を導波管共振
器３に対して垂直に移動させれば良い。この移動は、取
付はプレート８を緩めてケーシングｚ上の所望の位置へ
取付はプレートを動かし、次いでこの取付はプレートを
再び締め付けることによって行われる。 ［００２０］ これは、図２に示す如く、回転軸７をケ゛−シング２内
へ収容するための孔１１が細長いという事実と、取付は
プレート内のねじ孔１２が対応的に細長いという事実と
により可能となる。 ［００２１］ 本発明が以上に説明され且つ図示された実施例に限定さ
れないことと、添付フレイムの範囲内で修正をなし得る
こととは理解されよう。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の同調装置の好適な例示的実施例態様の断面図。

【図２】 図１に示された装置の平面図。

【符号の説明】

３　誘電体導波管共振器 ４　同調キャパシタンス ６　スポーク ７　回転軸 １０　電動機

【書類名】

【図１】 図面

【図２】 ５

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】誘電体導波管共振器（３）と、それと共働
   する同調キャパシタンス（４）とを包含する結合器フィ
   ルタの同調装置において、円筒状の形に曲げられたほぼ
   二等辺の鋭角三角形の形状を前記同調キャパシタンス（
   ４）が有することと、前記円筒の軸線を前記導波管共振
   器（３）と平行にさせて前記三角形の頂点が対辺の中心
   に付着されることと、前記結合器フィルタの同調のため
   前記円筒状同調キャパシタンスを前記円筒軸線の回りに
   回転させ得ることとを特徴とする同調装置。
2. 【請求項２】請求項１に記載された同調装置において、
   円筒形に曲げられた前記三角形が、スポーク（６）によ
   り、その軸線が前記円筒軸線と合致する回転軸（７）へ
   取り付けられることを特徴とする同調装置。
3. 【請求項３】請求項２に記載された同調装置において前
   記同調キャパシタンス（４）を回転させるため、前記回
   転軸（７）へ電動機（１０）が連結されることを特徴と
   する同調装置。
4. 【請求項４】請求項３に記載された同調装置において該
   同調装置の設定を概略的に調整するため、前記同調キャ
   パシタンス（４）が゛前記導波管共振器（３）に対して
   垂直に移動自在であることを特徴とする同調装置。