JPS5845134B2 - タクウドウクライストロン - Google Patents
タクウドウクライストロンInfo
- Publication number
- JPS5845134B2 JPS5845134B2 JP10044774A JP10044774A JPS5845134B2 JP S5845134 B2 JPS5845134 B2 JP S5845134B2 JP 10044774 A JP10044774 A JP 10044774A JP 10044774 A JP10044774 A JP 10044774A JP S5845134 B2 JPS5845134 B2 JP S5845134B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tuning
- cavity
- axis
- shaft
- klystron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Microwave Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は直進型多空胴クライストロンのプリセットチュ
ーナーの構造に関するものである。
ーナーの構造に関するものである。
多空胴クライストロンは周知のように電子ビームを発生
する電子銃部、電子ビームを捕捉するコレクタ一部、電
子ビームと相互作用する高周波回路部から構成されてい
るが、更に高周波波回路部は複数個の空胴共振器を一列
に配列した構造をもっている。
する電子銃部、電子ビームを捕捉するコレクタ一部、電
子ビームと相互作用する高周波回路部から構成されてい
るが、更に高周波波回路部は複数個の空胴共振器を一列
に配列した構造をもっている。
そして多空胴クライストロンの帯域特性及び使用チャン
ネルを変えるために、一般に各空胴共振周波数を変化で
きるようにしでいるのが普通である。
ネルを変えるために、一般に各空胴共振周波数を変化で
きるようにしでいるのが普通である。
共振周波数を変化させる方法としては、空胴の容量部を
変化させるC同調方式、誘導部を変化させるL同調方式
、及び両者の併用方式があるのは周知のことである。
変化させるC同調方式、誘導部を変化させるL同調方式
、及び両者の併用方式があるのは周知のことである。
いずれの方式をとるにせよ、初期のクライストロンにお
いては使用チャンネルを変えるためには測定器を使用し
て手動でこれらの調整を行なっていた。
いては使用チャンネルを変えるためには測定器を使用し
て手動でこれらの調整を行なっていた。
しかしこの調整作業はその方面の熟練技術者でないと非
常に困難でかつ長時間を要するため、素人にも測定器な
しで短時間であらかじめ指定されたいくつかのチャンネ
ルに設定できるように前もって用意しておくための機構
を総称してプリセットチューナーと称する。
常に困難でかつ長時間を要するため、素人にも測定器な
しで短時間であらかじめ指定されたいくつかのチャンネ
ルに設定できるように前もって用意しておくための機構
を総称してプリセットチューナーと称する。
プリセットチューナに関しては「多空胴マイクロ波管用
連動同調器(特公昭46−32148、公告昭和46年
9月20日)が出願されており、現在ではこれと同型か
、また同じ原理で構造を多少変更したものが使われてい
る。
連動同調器(特公昭46−32148、公告昭和46年
9月20日)が出願されており、現在ではこれと同型か
、また同じ原理で構造を多少変更したものが使われてい
る。
従来のプリセットチューナーの一例を第1図に示す。
同図においてクライストロンの高周波回路部(キャビテ
ィ部)は14で示され、それ以外の部分が7’lJセツ
トチユ一ナー機構を示す。
ィ部)は14で示され、それ以外の部分が7’lJセツ
トチユ一ナー機構を示す。
簡単にその動作を説明すれば、
(1)軸1をまわすことによりチェーンが駆動され、ス
プリング保持体8が左方向に移動しa c!: a’点
が接触する。
プリング保持体8が左方向に移動しa c!: a’点
が接触する。
更に軸1を同方向にまわすことによりa点はaにより左
方に押しやられ同時にねじ5と同調軸12の接触がすく
する。
方に押しやられ同時にねじ5と同調軸12の接触がすく
する。
(2)軸2をまわすことにより、ドライブギア3か回転
し、同時にチャンネルセレクトギア4が回転する。
し、同時にチャンネルセレクトギア4が回転する。
チャンネルセレクトギア4には各ナヤンネル用のねじ5
があるので、軸2で所要のチャンネルに合わせれば、そ
のチャンネルに相当するねじ5が同調軸12の上にくる
。
があるので、軸2で所要のチャンネルに合わせれば、そ
のチャンネルに相当するねじ5が同調軸12の上にくる
。
(3)軸1を前と反対方向にまわすと、スプリング保持
体8と同調軸12がベースプレート7に近づき同調軸1
2がねじ5に接触する。
体8と同調軸12がベースプレート7に近づき同調軸1
2がねじ5に接触する。
更に軸1をまわしてゆくと、aとa′点が離れ、スプリ
ング11がその圧縮力により同調軸12をねじ5に強く
押しつけるようになる。
ング11がその圧縮力により同調軸12をねじ5に強く
押しつけるようになる。
従って同調軸12の位置が定まり、その先端に固定され
た短絡板(共振周波数変化素子)15の位置も決まり、
空胴16の共振周波数はチャンネル毎のネジ5の位置に
より規定された周波数に設定されることになる。
た短絡板(共振周波数変化素子)15の位置も決まり、
空胴16の共振周波数はチャンネル毎のネジ5の位置に
より規定された周波数に設定されることになる。
ところで、上記構造のプリセットチューナー機構には次
のような欠点があった。
のような欠点があった。
すなわち、第2図は第1図のA−A矢視断面で、特に5
空胴クライストロンの場合のチャンネルセレクトギヤ関
係を示す図である。
空胴クライストロンの場合のチャンネルセレクトギヤ関
係を示す図である。
図において、5個のチャンネルセレクトギア41〜45
が相互にかみ合い、各チャンネルセレクトギア上匝同調
位置設定ねじ51〜55がはめこまれており、ねじ51
〜55がそれぞれの空胴の同調軸と接触しその挿入位置
を規定している。
が相互にかみ合い、各チャンネルセレクトギア上匝同調
位置設定ねじ51〜55がはめこまれており、ねじ51
〜55がそれぞれの空胴の同調軸と接触しその挿入位置
を規定している。
しかし、クライストロンの動作周波数が次第に高くなっ
た場合、クライストロンを構成する各空胴(キャビティ
)の寸法は段々と小さくなり、各キャビティ間の距離も
また小さくなる。
た場合、クライストロンを構成する各空胴(キャビティ
)の寸法は段々と小さくなり、各キャビティ間の距離も
また小さくなる。
このため、ねじ51〜55相互間の距離も挟まり、チャ
ンネルセレクトギア4の外径も小さくなってもはやチャ
ンネルセレクトギヤ上に同調位置設定ねじをはめこむ十
分なスペースがすくすってくる。
ンネルセレクトギア4の外径も小さくなってもはやチャ
ンネルセレクトギヤ上に同調位置設定ねじをはめこむ十
分なスペースがすくすってくる。
本発明は従来構造の上記欠点に鑑み、キャビティ寸法及
びキャビティ間距離が非常に小すくすっても容易に同調
位置設定ねじを設けることのできる同調機構を備えた多
空胴クライストロンを提供するものである。
びキャビティ間距離が非常に小すくすっても容易に同調
位置設定ねじを設けることのできる同調機構を備えた多
空胴クライストロンを提供するものである。
以下第3図及び第4図を用いて本発明を説明する。
第3図のB−B線より左方は第1図の従来構造と変化は
ないが、B −B線より右方の構造は従来と著しく相異
っている。
ないが、B −B線より右方の構造は従来と著しく相異
っている。
即ち、本発明においては空胴16を通る電子ヒーム10
の進行方向(紙面に垂直な方向)と直角方向の回転軸を
もつ従来のチャンネルセレクトギアを使用していた代り
に、各キャビティに対応した位置に電子ビームの進行方
向と同一方向の中心軸22の周りに回転する円環18を
配置している。
の進行方向(紙面に垂直な方向)と直角方向の回転軸を
もつ従来のチャンネルセレクトギアを使用していた代り
に、各キャビティに対応した位置に電子ビームの進行方
向と同一方向の中心軸22の周りに回転する円環18を
配置している。
各置県18はスペーサ19を介して互いに一体となって
回転可能である。
回転可能である。
勿論円環18とスペーサー19はひとつの部品として製
作してもよい。
作してもよい。
円環18の周には中心軸22に直角方向にねじ20をは
めこむためのタップ及びねじを嵌すための工具が通る穴
21が適宜あけられている。
めこむためのタップ及びねじを嵌すための工具が通る穴
21が適宜あけられている。
上記円環方式では、円環の径を大きくすることによりプ
リセットできるチャンネル数を従来よりかなり多くでき
る。
リセットできるチャンネル数を従来よりかなり多くでき
る。
またねじ20としてM3ネジを使用する場合を考えれは
円環18の高さは5WLrIL程度あれば十分で、この
機構は周波数300H2程度まで適用可能である。
円環18の高さは5WLrIL程度あれば十分で、この
機構は周波数300H2程度まで適用可能である。
第1図は従来のプリセラ1〜ナユーナー機構断面図、第
2図は第1図のA−A矢視断面図で特に5空胴クライス
トロンの場合のチャンネルセレクトギヤの関係を示す図
、第3図は本発明にかかるプリセットチューナー機構の
断面図、第4図は第3図のB−B矢視断面図で特にナヤ
ンネルセレクト円環を示す図である。 図において、10は電子ビーム、12は同調軸、15は
可動の共振周波数変化素子(短絡板)、16は空胴、1
8はチャンネルセレクト円環、19はスペーサー、20
は同調位置設定ねじ、21は同調位置設定ねじの調整孔
、22は円環18の回転中心軸を示す。
2図は第1図のA−A矢視断面図で特に5空胴クライス
トロンの場合のチャンネルセレクトギヤの関係を示す図
、第3図は本発明にかかるプリセットチューナー機構の
断面図、第4図は第3図のB−B矢視断面図で特にナヤ
ンネルセレクト円環を示す図である。 図において、10は電子ビーム、12は同調軸、15は
可動の共振周波数変化素子(短絡板)、16は空胴、1
8はチャンネルセレクト円環、19はスペーサー、20
は同調位置設定ねじ、21は同調位置設定ねじの調整孔
、22は円環18の回転中心軸を示す。
Claims (1)
- 1 空胴内で可動の共振周波数変化素子に一端が連結さ
れ、他端部がベースプレートに貫挿された同調軸と、前
軸ベースプレートと共振周波数変化素子との間に設けら
れ、同調軸を軸方向外向きに押圧するスプリングを備え
たスプリング保持体と、前記同調軸の挿入位置をあらか
じめきめられた所定位置に設定するための同調位置設定
ねじとを有するプリセットチューナー機構を備えた多空
胴クライストロンにおいて、前記設定ねじは、前記空胴
を通る電子ビームと同一方向の軸を同一中心軸とし、こ
の軸中心に回転する複数個の円環の円周上に中心軸と直
角方向にはめ込まれていることを特徴とする多空胴クラ
イストロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10044774A JPS5845134B2 (ja) | 1974-08-31 | 1974-08-31 | タクウドウクライストロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10044774A JPS5845134B2 (ja) | 1974-08-31 | 1974-08-31 | タクウドウクライストロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5127768A JPS5127768A (ja) | 1976-03-08 |
JPS5845134B2 true JPS5845134B2 (ja) | 1983-10-07 |
Family
ID=14274162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10044774A Expired JPS5845134B2 (ja) | 1974-08-31 | 1974-08-31 | タクウドウクライストロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845134B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH023937Y2 (ja) * | 1984-09-28 | 1990-01-30 |
-
1974
- 1974-08-31 JP JP10044774A patent/JPS5845134B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH023937Y2 (ja) * | 1984-09-28 | 1990-01-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5127768A (ja) | 1976-03-08 |
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