JPH0328968B2 - - Google Patents

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JPH0328968B2
JPH0328968B2 JP2622188A JP2622188A JPH0328968B2 JP H0328968 B2 JPH0328968 B2 JP H0328968B2 JP 2622188 A JP2622188 A JP 2622188A JP 2622188 A JP2622188 A JP 2622188A JP H0328968 B2 JPH0328968 B2 JP H0328968B2
Authority
JP
Japan
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bolt
hole
conical
tip
die
Prior art date
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Expired
Application number
JP2622188A
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English (en)
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JPH01202333A (ja
Inventor
Yoshiichi Sakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakamura Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sakamura Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sakamura Machinery Co Ltd filed Critical Sakamura Machinery Co Ltd
Priority to JP2622188A priority Critical patent/JPH01202333A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、工具を用いてボルトを締結する際に
ボルトがねじ孔に装入し易いようにボルト軸部の
先端に円錐案内部を設けたロボツト用ボルトの製
造方法に関する。
(従来の技術及び問題点) 従来古くから用いられているボルトにおいて
は、軸部の先端に面取りを施してねじ孔への挿入
位置決めを容易に行なえるようにしているのが一
般的であるが、このような面取りはJISにも決め
られているように極くわずかであるから、手に持
つて扱う場合にはその程度でも充分間に合うもの
の、無人による自動ねじ締結装置を用いる謂ゆる
ロボツト操作の場合は、この面取り程度では100
パーセント円滑確実に操作できず、適正位置に入
らず空締めになつたり、ゆがんで無理に螺合締着
されたりして不具合いを生じるものである。
(発明が解決しようとする課題) そこで、ボルトの先端を軸細にし且つさらに円
錐形に尖らせた案内部をもつ特殊なボルトが必要
となるが、ボルトホーマによる従来の方法では製
造できないという問題があつた。
従つて本発明においては、無人による自動ねじ
締結装置によるロボツト用ボルトを、連続多段ホ
ーマを用いて簡単確実に製造する方法を提供する
ことを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明における円
錐案内部をもつロボツト用ボルトの製造方法は、
金属素材を圧造部へ順次に送り込んでパンチとダ
イスで鍛圧しボルト軸部の先端に円錐筒形の案内
部をもつロボツト用ボルトノ製造方法であつて、
第1工程の頭部予備成形時に先端部に絞りと同時
に端面矯正して中心部に案内孔を形成する予備成
形を施し、第2工程で頭部成形と軸部の絞りを行
ない同時に突き出しピンにて中空孔を成形し、第
3工程で中空孔端部をダイス型孔の円錐底部に押
し当てるように据込むことにより中空孔先端部を
円錐尖鋭に絞縮せしめた後、頭部座面をノツクア
ウトピンより押出すことを特徴とするものであ
る。
また、第3工程の円錐案内部成形時にダイス型
孔底部の通気路よりエアー抜きすることが好まし
い。
(作用) 第1図はロボツト用ボルトの圧造工程を示すも
ので、連続した鋼製の丸棒材からなる材料を切断
工程(a)で一定寸法に切断した素材1を得、それを
第1の圧造工程(b)へ送り込み、円錐形の第1のパ
ンチ11で第1のダイス14へ据込み、頭部1
a′を予備成形し、その際に軸部1bの先端を軸細
に絞つて軸細の円筒部1c′を形成すると同時に端
面矯正し中心に浅い案内孔1dを形成する。
第1工程で第2図bに示すように頭部予備成形
と、軸部の絞り、及び端面矯正がダイス型孔の底
部に備えるノツトアウトピン17に軸部先端を押
し当てることによる行なわれる。
パンチ11の後退をまつてノツクアウトピン1
7がダイス型孔より突出するように作用すると予
備成形品11が圧造成形される。
第2工程において、前工程で得られた予備成形
品11を第2のパンチ12により第2ダイス15
へ据込むと、頭部1a′が絞られながら圧造されて
角形頭部1aと鍔1fが圧造され、同時に軸部1
bがさらに奥まで絞られて段部1eとその先端に
軸細の円筒部1cが形成される。このときノツク
アウトピンを兼ねた突き出しピン18が所定位置
に突出して端面を突きこれにより中空孔1hが形
成され、第2パンチ12の後退をまつてダイス1
5から突き出しピン18にて押出すと第2図Cに
示す成形品12が得られる。
この成形品12を第3工程に運び、第3のパン
チ13で第3ダイス16の型孔16a内へ圧入す
ると、型孔16aの円錐底部16bに円筒部1c
の先端縁が突き当り、これにて押しすぼめられる
ように作用するから中空孔先端が円錐尖端1gに
絞縮されたものとなり、中空孔1hが密閉された
中空部1h′となる。その後パンチ13の後退をま
つてノツクアウトピン19が突出すると該ピン1
9にて角形頭部1aの鍔1fが突き出されるよう
に押動される為ダイス型孔16aから押出され、
製品となるボルト体13が得られる。
このようにして得られたボルト体13は、この
後、ねじ転造等の加工が施され、軸部1bにねじ
1kが形成される(第3図e)。
(効果) 本発明は次のような特有の効果を有する。
ボルト軸部1bの先端の円筒部1cは段部1
eを存して軸細に形成され中心に中空孔1hを
有するため、先端部は薄肉となつており、従つ
てダイス型孔の円錐底部16bに押し当てるこ
とによつて比較的小さい支持力でもつて円錐尖
鋭に容易且つ確実に絞縮できる。
段部1eから軸部1bより小さい径のストレ
ートな長さを有する円筒部1cがあり、その先
端が円錐尖鋭であるために、ロボツト操作でボ
ルトをねじ孔に挿入する場合にガイドの役目を
して適正な姿勢でない場合でも、安全確実にボ
ルトの自動挿入から締結を適確に行なうことが
できる。
連続多段式ボルトホーマを利用して圧造3工
程で規格の統一したロボツト用ボルトを大量生
産できる。
円錐尖鋭に絞縮して中空孔を完全密閉するた
め、内部に液が侵入せず、従つてメツキ処理加
工等の際にメツキ液が侵入し封入されず、腐蝕
の心配がない。
軸細の長いストレート状円筒部と中空孔によ
り材料が節減され、経済的である。
第3工程で製品圧造後、ノツクアウトピン1
9にてボルト頭部の鍔1fを内側から突き出す
ように押動して圧造製品をダイス型孔から押出
す為、ロボツトボルト先端の尖鋭部が損傷され
ず、又ダイス金型も耐久寿命が長くなる。
(実施例) 第1図は圧造3工程でロボツト用ボルト体を圧
造する工程が示されているが、4〜5工程で行な
うこともできる。
軸部1bに対する円筒部1cの長さは適宜増減
変更することができる。又円筒部1cの径は軸部
1bのねじ1kの谷径と同一か又はそれより若干
小さくなるように規定する。
段部1eは先細まりのテーパをつけ、ひつかか
りに対し安全性を高めるようにする。
第3工程において、ダイス16内における軸部
1bの支持は、段部1eと円筒部1cで行ない、
軸部1bの外周は隙間を設けるか、又は緩く嵌合
した状態にしてノツクアウトピン19にて製品を
押出す際に軽い力で無理なく行えるようにする。
又ダイス型孔16aの円錐底部16bの軸芯部
に通気路16cを設けて、圧造時に生じる空気の
逃げをこれより行なうようにする。ノツクアウト
ピン19にはリタンばね20を設けてノツクアウ
ト後に自動復帰するようになす。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、その第1
図は圧造3工程部の横断平面図、第2図a,b,
c,d,eは圧造成形品の加工順序を示す正面図
で、一部は断面で示されている。 1……素材、11,12,13……パンチ、1
4,15,16……ダイス、16a……ダイス型
孔、16b……円錐底部、17,18,19……
ノツクアウトピン、11……予備成形品、12……
圧造成形品、13……ボルト体、1a……角形頭
部、1b……軸部、1c……円筒部、1e……段
部、1f……鍔、1g……円錐尖鋭部、1h……
中空孔、1h′……密閉中空部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属素材を圧造部へ順次に送り込んでパンチ
    とダイスで鍛圧しボルト軸部の先端に円錐筒形の
    案内部をもつロボツト用ボルトノ製造方法であつ
    て、第1工程の頭部予備成形時に先端部に絞りと
    同時に端面矯正して中心部に案内孔を形成する予
    備成形を施し、第2工程で頭部成形と軸部の絞り
    を行ない同時に突き出しピンにて中空孔を成形
    し、第3工程で中空孔端部をダイス型孔の円錐底
    部に押し当てるように据込むことにより中空孔先
    端部を円錐尖鋭に絞縮せしめた後、頭部座面をノ
    ツクアウトピンより押出すことを特徴とする円錐
    案内部をもつロボツト用ボルトの製造方法。 2 第3工程の円錐案内部成形時にダイス型孔底
    部の通気路よりエアー抜きされるようにした請求
    項1記載の円錐案内部をもつロボツト用ボルトの
    製造方法。
JP2622188A 1988-02-05 1988-02-05 円錐案内部をもつロボット用ボルトの製造方法 Granted JPH01202333A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2622188A JPH01202333A (ja) 1988-02-05 1988-02-05 円錐案内部をもつロボット用ボルトの製造方法

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JP2622188A JPH01202333A (ja) 1988-02-05 1988-02-05 円錐案内部をもつロボット用ボルトの製造方法

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JPH01202333A JPH01202333A (ja) 1989-08-15
JPH0328968B2 true JPH0328968B2 (ja) 1991-04-22

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ID=12187333

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JP2622188A Granted JPH01202333A (ja) 1988-02-05 1988-02-05 円錐案内部をもつロボット用ボルトの製造方法

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Families Citing this family (5)

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WO2007013675A1 (ja) * 2005-07-29 2007-02-01 Showa Denko K.K. 鍛造用金型、鍛造成形品製造方法とその鍛造成形品
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JPH01202333A (ja) 1989-08-15

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