JPH0328934A - 共有資源のデッドロック防止方法 - Google Patents

共有資源のデッドロック防止方法

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JPH0328934A
JPH0328934A JP16253289A JP16253289A JPH0328934A JP H0328934 A JPH0328934 A JP H0328934A JP 16253289 A JP16253289 A JP 16253289A JP 16253289 A JP16253289 A JP 16253289A JP H0328934 A JPH0328934 A JP H0328934A
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JP
Japan
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task
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resource
waiting
shared
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JP16253289A
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English (en)
Inventor
Rei Kuroki
黒木 玲
Hidemi Yorita
頼田 英美
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、共有資源(メモリ上の各共通エリアのデータ
を複数のタスクで共通して使える場合に、夫々の共通エ
リアのデータをさして共有資源という。)のデッドロッ
ク防止方法に関し、たとえば、金融機関(銀行等)の各
営業店に設置され、かつ各端末の制御やホストコンピュ
ータ等と通信を行なう装置に搭載される各種プログラム
の処理における共有資源のデッドロック防止方法に関す
る。
(従来の技術) 第2図(a),(b)は、従来の共有資源のデッドロツ
ク防止方法の一例を説明するための図である。同図(b
)に示すように2つのタスクA及びBが、夫々2つの共
有資源a及びbを占有する処理において、共有資源a及
びbに同図(a)の占有順序テーブルに示される如く占
有順序番号を割当てる。
共有資源a及びbを占有するアプリケーションプログラ
ムは、占有順序番号の昇順(1,2の順)に共有資源を
占有するよう処理する。従って、同図(b)では、タス
クAは、共有資源a.次に共有資源bを占有する処理の
ため、認められるが、タスクBは、共有資源bを占有し
た後、次に共有資源aを占有要求することになり、タス
クBの共有資源の占有順序は同図(a)の占有順序テー
ブルに反し認められないとして、共有資源のデッドロツ
クを防止している。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の共有資源のデッドロツク
防止方法では、共有資源の占有順序を、たとえば第2図
(a)に示す如く規定していたので、アプリケーション
プログラムを構築する際に制約を与えることになる。こ
のため、柔軟なプログラムの構築が難しいという問題が
あった。
また、共有資源の占有順序を規定してもアプリケーショ
ンプログラムの設計者の設計誤り等によって、占有順序
番号が昇順とならない場合には、デッドロツクを防止す
ることはできず、システムが止まってしまう。従って、
システムを再立ち上げすることにより、復旧用ログファ
イル等を用いて復旧しなければならないという問題があ
った。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の問題点を解決
し、共有資源の占有順序に制約を加えることなく、共有
資源のデッドロツクを防止するようにした共有資源のデ
ッドロツク防止方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、処理装置にて処理する複数のタスクが共有資
源を占有する際の共有資源のデッドロックを防止するよ
うにした共有資源のデッドロック防止方法において、共
有資源毎に当該共有資源に対して占有中や占有解除待ち
のタスクを示すための資源管理領域が夫々メモリに設け
られ、かつタスク毎に当該タスクが占有解除待ちの場合
における共有資源を示すためのタスク管理領域が夫々メ
モリに設けられ、一のタスクがある共有資源を占有しよ
うとする際、前記メモリの該当資源管理領域のデータよ
り他のタスクにて占有中であることが判かれば、前記他
のタスクが別の共有資源の占有解除待ちの状態にあるか
否かを該当タスク管理領域のデータにてチェックし、そ
の結果、前記他のタスクが別の共有資源の占有解除待ち
であれば、前記別の共有資源を占有中であるタスクが前
記一のタスクであるか否かを該当資源管理領域のデータ
にてチェックし、前記別の共有資源を占有中であるタス
クが前記一のタスクであれば前記一のタスクの処理を終
了させるようにしたものである。
(作用) 従って、一のタスクがある共有資源を占有しようとする
際、メモリの該当資源管理領域のデータより、前記ある
共有資源が他のタスクにて占有中であることが判かれば
、前記他のタスクが別の共有資源の占有解除待ちの状態
にあるか否かを前記他のタスクに対応する該当タスク管
理領域のデータにてチェックし、その結果、前記他のタ
スクが別の共有資源の占有解除待ちであれば、前記別の
共有資源を占有中であるタスクが前記−のタスクである
か否かを、前記別の共有資源に対応する該当資源管理領
域のデータにてチェックし、前記別の共有資源を占有中
であるタスクが前記一のタスクであれば共有資源のデッ
ドロックが生ずることになるので前記一のタスクの処理
を終了させ、前記他のタスクの処理を実行させる。
このように共有資源の占有順序に制約を与えることなく
、共有資源のデッドロツクが発生するのを検出し共有資
源のデッドロックを防止できる。
また、共有資源のデッドロックの発生を検出した場合、
前記一のタスクの処理のみを終了させるため、正常に動
作している他のタスク(前記他のタスク等)に何ら影響
を与えることがない。従って障害の波及範囲を局所化さ
せることができる。
また、前記他のタスクが、前記一のタスクの占有してい
る共有資源の占有解除待ち状態にあるとき、前記一のタ
スクが占有しようとする共有資源を前記他のタスクが既
に占有しており、占有解除待ち状態になった場合に、直
ちに共有資源のデッドロックの発生を検出し、共有資源
のデッドロックの防止を図るようにしたので、オーバヘ
ッドが少なくシステムスルーブットに殆ど影響を与えな
い。
(実施例) 次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第1図は本発明による共有資源のデッドロック防止方法
の一実施例を示す処理フローチャート、第3図(a)及
び(b)は資源管理テーブル及びタスク管理ブロック(
T C B (Task ControlBlock)
という。)の説明図、第4図はタスクA及びタスクBの
タイミングチャート、第5図は2つのタスクA及びBが
2つの共有資源a,bを夫々交互に占有する処理を第4
図のタイミングにて実行するときの、資源管理テーブル
及びタスク管理ブロックの状態説明図である。
中央処理装置(以下、CPUという。)と主記憶装置(
以下、MEMという。)がシステムバスに接続されてお
り、CPUにて処理する複数のタスクがMEMに格納さ
れている必要な資源を占有して処理を行なうに当たり、
複数のタスクがMEMの共有資源を占有して処理する場
合にデッドロックが生ずることがある。この共有資源の
デッドロツクの防止を行なうべく第1図の処理フローを
実行するために、MEMには、共有資源が格納されてい
るほかに、共有資源毎の各資源管理テーブルとタスク毎
の各タスク管理ブロック(TCB)が夫々設けられてい
る。第3図(a)に示すように、MEMにおける共有資
源毎の各資源管理テーブルlには、該当共有資源が未だ
占有されていなければ該当共有資源の占有要求をするタ
スクに対して占有中TCBアドレス2が設定され、また
該当共有資源が別のタスクにより占有されていれば、該
当共有資源を占有しようとするタスクに対して占有解除
待ちTCBアドレス3が設定される。また、第3図(b
)に示すように、MEMにおけるタスク毎の各タスク管
理ブロック(TCB)4には、該当タスクが共有資源の
占有解除待ち状態になったとき、占有解除待ちの共有資
源の資源管理テーブルアドレス5が設定される。
次に、本発明に係る第1図のフローチャートについて第
3図を用いて説明する。CPUにおいて、複数のタスク
がMEMに格納されている共有資源(説明の便宜上、共
有資源a,b,cを用いる。)を占有して処理する場合
のデッドロックの防止処理は次のようにしている。即ち
、一のタスクが共有資源aの占有要求を出し、MEMに
おけるその共有資源aの該当資源管理テーブル1の占有
中TCBアドレス2をアクセスすることによりその共有
資源aが未占有状態であれば、MEMに設けた該当資源
管理テーブル1の占有中TCBアドレス2に自タスク(
一のタスク)のTCBアドレスを設定し(書込み)、ス
テップ処理を終える(ステップS1.32)。次に、そ
の共有資源aが他のタスクにより占有されていれば、そ
の共有資源占有中の他のタスクの状態を、MEMに設け
た他のタスクのタスク管理ブロック(TCB)4の占有
解除待ち資源管理テーブルアドレス5をアクセスするこ
とにより取得する(ステップS3)。そして、前記他の
タスクのTCB4の占有解除待ち資源管理テーブルアド
レス5が゜′0′゛に設定されていれば、前記他のタス
クが別の共有資源解除待ちでないことが判かり、前記共
有資源aの資源管理テーブル1の占有解除待ちTCBア
ドレス3に自タスク(一のタスク)のTCBアドレスを
設定し(書込み) これにより自タスク(一のタスク)
を共有資源aの解除待ちの状態にする(ステップS4,
S5)。また、前記他のタスクのTCB4の占有解除待
ち資源管理テーブルアドレス5に別の共有資源bの資源
管理テーブルアドレスが設定されていれば、前記他のタ
スクは別の共有資源bの占有解除待ちであることが判か
る。次に別の共有資源bを占有しているタスクが自タス
ク(一のタスク)であるか否かを、MEMに設けた共有
資源bの資源管理テーブル1の占有中TCBアドレス2
をアクセスして得られる占有中TCBアドレスと自タス
ク(一のタスク)のTCBアドレスとを比較することに
より調べる(チェックする)(ステップS4,S6)。
これにより、別の共有資源bを占有しているタスクが自
タスク(一のタスク)であれば、デッドロツクが生ずる
ことになるので、エラーとして自タスク(一のタスク)
を終了させると共に他のタスクを実行させる。また、別
の共有資源bを占有しているタスクが自タスク(一のタ
スク)でなければ、ステップS6よりステップS3へ移
行する.そして、別の共有資源bを占有しているタスク
の状態を、MEMに設けた該当TCB4の占有解除待ち
資源管理テーブルアドレス5をアクセスすることにより
取得し(ステップS3)、更に別の共有資源Cの占有解
除待ち状態になっているかを調べる(ステップS4)。
そして、別の共有資源Cの占有解除待ち状態であれば、
その別の共有資源Cを占有しているタスクが自タスク(
一のタスク)であるかを調べ(チェックし)、自タスク
(一のタスク)であればエラーとして自タスク(一のタ
スク)を終了させ、他のタスクを実行させる。また、ス
テップS4において、別の共有資源Cの占有解除待ち状
態でなければ、共有資源aの資源管理テーブル1の占有
解除待ちTCBアドレス3に自タスク(一のタスク)の
TCBアドレスを設定し(書込み)、自タスク(一のタ
スク)を共有資源aの解除待ち状態にする(ステップS
4,S5)。
次に、CPUにてタスクAとタスクBが第2図(b)に
示すようにMEMに格納されている2つの共有資源a及
びbを、夫々交互に、第4図に示すタイミングにて占有
する処理について、第1図のフローに沿って説明する。
タスクA及びBは、夫々共有資源a及びbに対する占有
要求を第4図のタイミングにて出す。このときMEMに
おける共有資源a及びbは未占有状態にあるので、第5
図(a)及び(b)に示すようにMEMの共有資源a及
びbの各資源管理テーブル1の占有中TCBアドレス2
には、夫々共有資源a及びbの占有要求をしたタスクA
及びBのTCBアドレスが設定され(書込まれ)、共有
資源a及びbが夫々タスクA及びBにより占有中である
ことを示す。また、第5図(a)及び(b)に示すよう
にタスクA及びBのTCB4の占有解除待ち資源管理テ
ーブルアドレス5には“0”が設定されており、タスク
A及びBが共有資源の占有解除待ちでないことを示して
いる。このように第1図のステップSl,S2を経て第
1図の処理フローを終了する。
次に、タスクAが第4図に示すように共有資源bの占有
要求を出す(第1図のステップS1)。
このとき、CPUは共有資源bは、既にタスクBにより
占有されていることを、MEMの共有資源bの資源管理
テーブル1の占有中TCBアドレス2をアクセスするこ
とにより知る。そこで、CPUはMEMに設けたタスク
BのTCB4の占有解除待ち資源管理テーブルアドレス
5をアクセスすると、“O”よりタスクBは共有資源の
占有解除待ち状態ではないことが判かり、第5図(C)
に示すように共有資源bの資源管理テーブルlの占有解
除待ちTCBアドレス3にタスクAのTCBアドレスが
設定される(書込まれる)と共に、タスクAのTCB4
の占有解除待ち資源管理テーブルアドレス5に共有資源
bの資源管理テーブルアドレスが設定され(書込まれ)
(第1図のステップ82〜S5)、第1図の処理フロー
を終了する。
次に、タスクBが第4図に示すように、共有資源aの占
有要求を出す(第1図のステップSt)。このとき、共
有資源aはタスクAにより既に占有されていることを、
CPUがMEMに設けた共有資源aの資源管理テーブル
lの占有中TCBアドレス2をアクセスすることにより
知る[第5図(d)]。そこで、更にCPUはMEMに
設けたタスクAのTCB4の占有解除待ち資源管理テー
ブルアドレス5をアクセスすることにより、タスクAが
共有資源bの資源管理テーブルアドレスを知る[第5図
(d)]。そして、タスクAは共有資源bの占有解除待
ち状態になっているを知り、共有資源bを占有している
タスクが自タスク(タスクB)であるか否かを、共有資
源bの資源管理テーブル1の占有中TCBアドレス2に
書込まれているTCBアドレスと自タスク(タスクB)
のTCBアドレスとを比較することにより調べる(チェ
ックする)(第1図のステップ82〜S4,S6)。こ
こでは、占有中TCBアドレス2に書込まれているTC
BアドレスはタスクBのTCBアドレスであり[第5図
(d)]、このため、前記占有中TCBアドレス2に書
込まれているTCBアドレスと自タスク(タスクB)の
TCBアドレスとが一致することになり、自タスク(タ
スクB)が共有資源bを占有していることになり、共有
資源のデッドロックが生ずることになる。そこで、CP
Uは、エラーとして、タスクBを終了させ、第1図の処
理フローを終了する.タスクBが占有していた共有資源
bは占有解除となるので、タスクAの共有資源bの占有
解除待ちの状態は解除され、直ちにタスクAは共有資源
bを占有できることになり、タスクAの実行ができるこ
とになる。よって、共有資源のデッドロックは防止され
る。
なお、もし共有資源bを占有しているタスクが、自タス
ク(タスクB)でなかった場合には、次のように処理フ
ローを実行する。即ち、第1図のステップS6よりステ
ップS3へと移行する。
そして、ステップS3において、共有資源bを占有して
いるタスクの状態を取得し、そのタスクが別の共有資源
の占有解除待ちになっているか否かを前述したと同様に
して調べる(チェックする)(第1図のステップS4)
。その結果、そのタスクが別の共有資源の占有解除待ち
であれば、その別の共有資源を占有しているタスクが自
タスク(タスクB)であるか否かを前述したと同様にし
て調べ(チェックし)(第1図のステップS6)、自タ
スク(タスクB)であれば、自タスク(タスクB)が前
記別の共有資源を占有していることになり、共有資源の
デッドロックが生ずるので、CPUはエラーとして自タ
スク(タスクB)を終了させ、前記別の共有資源を占有
しているタスクを実行させる。また、ステップS4にお
いて、そのタスクが別の共有資源の占有解除待ちでなけ
れば、ステップS5に移行し、共有資源bの資源管理テ
ーブル1の占有解除待ちTCBアドレス3に自タスク(
タスクB)のTCBアドレスを設定し(書込み)、第1
図の処理フローを終了する。
以上の説明から判かるように、共有資源の占有順序に制
約を加えることなく、共有資源のデッドロックの発生す
るのを検出し、共有資源のデッドロックを防止すること
ができる。
また、共有資源のデッドロックの発生を検出した場合、
該当する自タスクのみを終了させるため、正常に動作し
ている他のタスクに何ら影響を与えることがない。従っ
て、障害の波及範囲を局所化させることができる。
また、第1図のステップS6のチェックにて、デッドロ
ックの発生を検出した場合、直ちに自タスクを終了させ
、他のタスクを実行させて共有資源のデッドロックの防
止を図るようにしたので、オーバヘッドが少なく、シス
テムスルーブットに殆ど影響を与えることがない。
次に本発明の適用例について簡単に述べる。
第6図は、為替仕向取引を説明するための金融機関等の
システム構成例を示す図である。第7図はソフトウェア
の構成図である。
第6図において、11はたとえば本店側のホストコンピ
ュータ、12は通信制御装置、13はたとえば支店に設
けたオフィスプロセッサ、14a,14bは支店の各汎
用窓口端末/情報端末(以下、汎用端末という。)であ
る。オフィスプロセッサl3は、システムバスに接続さ
れたCPU,MEM,磁気ディスク装置等から構成され
ている。そして、支店の各汎用端末14a・.14bか
らの為替仕向取引データ(振込データ等)は、通信制御
装置12を介してオフィスプロセッサ13の磁気ディス
ク装置に記録されると同時に、通番や汎用端末14a,
14b上のプログラムの状態等はオフィスプロセッサ1
3内のMEM上の共通エリアに書込まれる。ホストコン
ピュータ11には、オフィスプロセッサ13より為替仕
向取引データが通信制御装置12.通信回線を介して供
給される。
オフィスプロセッサl3において、CPUが一回の為替
仕向取引処理を行なうに当たって、MEM上の複数の共
通エリア上のデータを占有することになるので、複数回
の為替仕向取引処理を行なうとき占有するタイミングに
よってはデッドロツクを生ずる場合がある。かかるデッ
ドロックを防止すべくデッドロック防止機能をファイル
サポートの機能の1つとしてファイルサポートに持たせ
ている。第7図に示すようにファイルサポート15は、
基本ソフトウェア16とアプリケーションプログラム(
業務プログラム)17の中間に位置し、業務プログラム
を支援するソフトウェア(金融機関向アプリケーション
支援ソフトウェア18)を構成するパッケージの1つで
ある。そして、オフィスプロセッサl3では、金融機関
向アプリケーション支援ソフトウェア18の下で稼動す
る全ての業務プログラムをファイルサポート15により
制御し、前述した第1図のようにしてデッドロックの防
止を図っている。
本発明は本実施例に限定されることなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々の応用及び変形が考えられる。
(発明の効果) 上述したように本発明を用いれば、次のような種々の効
果を奏する。
(1)共有資源の占有順序に制約を加えることなく、共
有資源のデッドロックが発生するのを検出し、共有資源
のデッドロックを防止できる。
(2)前記(1)より、共有資源を使用する柔軟な処理
プログラムの構築が容易となる。
(3)一のタスクがある共有資源を占有しようとした場
合に、デッドロツクの発生が検出された場合、そのーの
タスクの処理のみを終了させるため、正常に動作してい
る他のタスク等には何ら影響を与えず、従って障害の波
及範囲を局所化させることができる。
(4)共有資源のデッドロックの発生を直ちに検出し、
共有資源のデッドロックの防止を図るようにしたので、
オーバヘッドが少なくシステムスルーブットに殆ど影響
を与えない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による共有資源のデッドロック防止方法
の一実施例を示す処理フローチャート、第2図(a)及
び(b)は従来の共有資源のデッドロック防止方法の一
例を説明するための図、第3図(a)及び(b)は夫々
資源管理テーブル及びタスク管理ブロック(TCB)の
説明図、第4図はタスクA及びタスクBのタイミングチ
ャート、第5図(.a)〜(d)は2つのタスクA及び
Bが2つの共有資源a及びbを夫々交互に占有する処理
を第4図のタイミングにて実行するときの、資源管理テ
ーブル及びタスク管理ブロック(TCB)の状態説明図
、第6図は金融機関等のシステム構成例を示す図、第7
図はソフトウェア構成図である。 1・・・資源管理テーブル、 2・・・占有中TCBアドレス、 3・・・占有解除待ちTCBアドレス、4・・・タスク
管理ブロック(TCB)、5・・・占有解除待ち資源管
理テーブルアドレス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 処理装置にて処理する複数のタスクが共有資源を占有す
    る際の共有資源のデッドロックを防止するようにした共
    有資源のデッドロック防止方法において、 共有資源毎に、当該共有資源に対して占有中や占有解除
    待ちのタスクを示すための資源管理領域が夫々メモリに
    設けられ、かつタスク毎に当該タスクが占有解除待ちの
    場合における共有資源を示すためのタスク管理領域が夫
    々メモリに設けられ、 一のタスクがある共有資源を占有しようとする際、 前記メモリの該当資源管理領域のデータより他のタスク
    にて占有中であることが判かれば、前記他のタスクが別
    の共有資源の占有解除待ちの状態にあるか否かを該当タ
    スク管理領域のデータにてチェックし、 その結果、前記他のタスクが別の共有資源の占有解除待
    ちであれば、前記別の共有資源を占有中であるタスクが
    前記一のタスクであるか否かを該当資源管理領域のデー
    タにてチェックし、 前記別の共有資源を占有中であるタスクが前記一のタス
    クであれば、前記一のタスクの処理を終了させるように
    したことを特徴とする共有資源のデッドロック防止方法
JP16253289A 1989-06-27 1989-06-27 共有資源のデッドロック防止方法 Pending JPH0328934A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6338054B1 (en) 1998-12-07 2002-01-08 Fujitsu Limited Channel interface re-connection controlling method and file controlling apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6338054B1 (en) 1998-12-07 2002-01-08 Fujitsu Limited Channel interface re-connection controlling method and file controlling apparatus

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