JPH0328888B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328888B2 JPH0328888B2 JP21893885A JP21893885A JPH0328888B2 JP H0328888 B2 JPH0328888 B2 JP H0328888B2 JP 21893885 A JP21893885 A JP 21893885A JP 21893885 A JP21893885 A JP 21893885A JP H0328888 B2 JPH0328888 B2 JP H0328888B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- oil
- oil passage
- cooling
- sheath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 13
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、ラジアルフロー式冷却を実施して
いないOFケーブルにおける局部冷却方法に関す
るものである。
いないOFケーブルにおける局部冷却方法に関す
るものである。
[発明の解決しようとする問題点]
長尺OFケーブル線路で、ケーブル周囲の温度
が、長手方向に一定でなく、部分的に高い区域、
いわゆるホツトスポツトの存在することがある。
が、長手方向に一定でなく、部分的に高い区域、
いわゆるホツトスポツトの存在することがある。
そのようなケーブル線路では、ホツトスポツト
のところの導体温度で送電容量が決まる。
のところの導体温度で送電容量が決まる。
そこで、ホツトスポツトのところだけを外部冷
却することが考えられるが、外部冷却では、 1) 冷媒の供給および戻り管と複数の配管が必
要となり、スペースフアクターが良くない、 2) 間接冷却であるため、狙つたところ以外か
らも吸熱するので、冷却容量が大きくなる、 などの欠点がある。
却することが考えられるが、外部冷却では、 1) 冷媒の供給および戻り管と複数の配管が必
要となり、スペースフアクターが良くない、 2) 間接冷却であるため、狙つたところ以外か
らも吸熱するので、冷却容量が大きくなる、 などの欠点がある。
また一般の内部油冷式の強制冷却では、ホツト
スポツトの区域だけを狙つて冷却することができ
ない。
スポツトの区域だけを狙つて冷却することができ
ない。
この発明は、単心OFケーブル線路のホツトス
ポツトの解消を目的とするものである。
ポツトの解消を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、第1図、第2図のように、
ホツトスポツトA,Bの存在するOFケーブル
線路において、 ケーブル10の中空油通路内に、絶縁油を送り
こむとともに、前記ホツトスポツトA,Bの部分
もしくはその近傍で、シース下油通路の油をケー
ブル10外にとりだし、前記部分の絶縁体内をラ
ジアルフローさせるようにしたことを特徴とす
る。
線路において、 ケーブル10の中空油通路内に、絶縁油を送り
こむとともに、前記ホツトスポツトA,Bの部分
もしくはその近傍で、シース下油通路の油をケー
ブル10外にとりだし、前記部分の絶縁体内をラ
ジアルフローさせるようにしたことを特徴とす
る。
[実施例]
第1図において、10はケーブル、12は普通
接続部(絶縁接続部も含む)である。
接続部(絶縁接続部も含む)である。
給油接続部14から、絶縁油を、ポンプ18に
よつて加圧して、ケーブル10の中空油通路内に
送りこむ。
よつて加圧して、ケーブル10の中空油通路内に
送りこむ。
そしてホツトスポツトA,Bのところにおい
て、たとえば、それらの区域の中もしくは近傍に
ある中間接続部12A,12Bのところで、シー
ス下油通路の油をケーブル10外にとりだし、リ
ターンパイプ20によりポンプ18に戻し、循環
させる。22は絞り弁である。
て、たとえば、それらの区域の中もしくは近傍に
ある中間接続部12A,12Bのところで、シー
ス下油通路の油をケーブル10外にとりだし、リ
ターンパイプ20によりポンプ18に戻し、循環
させる。22は絞り弁である。
なおポンプ18近辺に冷却装置を設け、油を冷
却するようにしてもよい。
却するようにしてもよい。
[作用]
第2図に示すように、たとえばホツトスポツト
A中にある接続部12Aのところでは、シース下
油通路内の油圧はほぼゼロになり(リターンパイ
プに通じているため)、中空油通路内の油圧との
間に大きな差ができる。そのために、中空油通路
内の油の一部はケーブル10の導体や絶縁体内を
半径方向に流れて(以下ラジアルフローという)
シース下油通路に出、それからリターンパイプ2
0に流れこむ。
A中にある接続部12Aのところでは、シース下
油通路内の油圧はほぼゼロになり(リターンパイ
プに通じているため)、中空油通路内の油圧との
間に大きな差ができる。そのために、中空油通路
内の油の一部はケーブル10の導体や絶縁体内を
半径方向に流れて(以下ラジアルフローという)
シース下油通路に出、それからリターンパイプ2
0に流れこむ。
したがつて、そのラジアルフローする絶縁油に
より導体発生熱は強制的にケーブル外に排除され
る。
より導体発生熱は強制的にケーブル外に排除され
る。
その結果、ホツトスポツトの部分で特にケーブ
ル10の温度が高くなるということがなく、した
がつてその部分で送電容量が制限されるというこ
ともなくなる。
ル10の温度が高くなるということがなく、した
がつてその部分で送電容量が制限されるというこ
ともなくなる。
通常の非ラジアルフロー式冷却のOFケーブル
では、シース下油通路の油流抵抗は中空油通路の
油流抵抗に比べて非常に高い。そのために第2図
のように、油をとり出す接続部12A付近だけ、
シース下油通路の油圧が低くなり、その外のとこ
ろでは、シース下油通路と中空油通路との油圧が
ほぼ同じである。よつて接続部12A付近におい
てのみラジアルフローが行われる。
では、シース下油通路の油流抵抗は中空油通路の
油流抵抗に比べて非常に高い。そのために第2図
のように、油をとり出す接続部12A付近だけ、
シース下油通路の油圧が低くなり、その外のとこ
ろでは、シース下油通路と中空油通路との油圧が
ほぼ同じである。よつて接続部12A付近におい
てのみラジアルフローが行われる。
ただし、普通接続部12以外のところから、シ
ース下油通路の油をケーブル10外にとり出して
も良い。
ース下油通路の油をケーブル10外にとり出して
も良い。
またポンプ18の前後に冷却装置を設置しても
良い。
良い。
[発明の効果]
(1) 非ラジアルフロー式冷却のOFケーブルであ
るから、通常は、ラジアルフローによる冷却は
行われていないのであるが、 ホツトスポツト部分もしくはホツトスポツト
近傍においてのみ、ケーブルシース下から、ケ
ーブル絶縁油をケーブル外に取り出すようにし
たので、その部分においてのみ、ラジアルフロ
ーが行われ、その狙つた部分においてのみ、ケ
ーブルが冷却される。
るから、通常は、ラジアルフローによる冷却は
行われていないのであるが、 ホツトスポツト部分もしくはホツトスポツト
近傍においてのみ、ケーブルシース下から、ケ
ーブル絶縁油をケーブル外に取り出すようにし
たので、その部分においてのみ、ラジアルフロ
ーが行われ、その狙つた部分においてのみ、ケ
ーブルが冷却される。
したがつて、ホツトスポツトが解消され、電
流容量の増大が図られる。
流容量の増大が図られる。
(2) シース下油通路の油流抵抗は非常に高いの
で、ホツトスポツト以外の部分のシース下油通
路からは絶縁油が流れないから、ケーブル外に
流出する油の量は少ない。
で、ホツトスポツト以外の部分のシース下油通
路からは絶縁油が流れないから、ケーブル外に
流出する油の量は少ない。
したがつて、導体内部油通路を流れる油の量
はさほど増大しない。
はさほど増大しない。
もし、導体内部油通路の流量が多くなつたと
すると、ホツトスポツト以外の部分まで無駄に
冷却することになるが(ケーブル線路の送電容
量は、最高温度の部分により決まり、低温部分
をことさら冷却しても無駄になる)、本発明に
おいては、目標地点以外において冷却は行われ
ないから、そのような無駄がない。
すると、ホツトスポツト以外の部分まで無駄に
冷却することになるが(ケーブル線路の送電容
量は、最高温度の部分により決まり、低温部分
をことさら冷却しても無駄になる)、本発明に
おいては、目標地点以外において冷却は行われ
ないから、そのような無駄がない。
(3) 散在する複数のホツトスポツトを冷却でき
る。
る。
(4) シース下の絶縁油を取り出すだけでよいか
ら、既設のOFケーブルに対しても容易に実施
できる。
ら、既設のOFケーブルに対しても容易に実施
できる。
第1図は本発明の実施例の説明図、第2図は、
中空油通路およびシース下油通路内の油圧と、ラ
ジアルフロー流量の関係の説明図。 10:ケーブル、12:普通接続部、20:リ
ターンパイプ、A,B:ホツトスポツト。
中空油通路およびシース下油通路内の油圧と、ラ
ジアルフロー流量の関係の説明図。 10:ケーブル、12:普通接続部、20:リ
ターンパイプ、A,B:ホツトスポツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導体内部油通路の油流抵抗に比べてシース下
油通路の油流抵抗が非常に高いOFケーブルにお
いて、 ホツトスポツトの部分もしくはホツトスポツト
近傍において、ケーブルシース下から、ケーブル
絶縁油をケーブル外に取り出すようにしたことを
特徴とする、OFケーブルの冷却方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60218938A JPS6281918A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | Ofケーブルの冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60218938A JPS6281918A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | Ofケーブルの冷却方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6281918A JPS6281918A (ja) | 1987-04-15 |
JPH0328888B2 true JPH0328888B2 (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=16727678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60218938A Granted JPS6281918A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | Ofケーブルの冷却方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6281918A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5850497A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-24 | 株式会社東芝 | 高速増殖炉 |
JPS5851365A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-26 | Fujitsu Ltd | 共通メモリ制御方式 |
-
1985
- 1985-10-01 JP JP60218938A patent/JPS6281918A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5850497A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-24 | 株式会社東芝 | 高速増殖炉 |
JPS5851365A (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-26 | Fujitsu Ltd | 共通メモリ制御方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6281918A (ja) | 1987-04-15 |
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