JPH03287953A - 中空筒状セラミック建材 - Google Patents

中空筒状セラミック建材

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JPH03287953A
JPH03287953A JP8864990A JP8864990A JPH03287953A JP H03287953 A JPH03287953 A JP H03287953A JP 8864990 A JP8864990 A JP 8864990A JP 8864990 A JP8864990 A JP 8864990A JP H03287953 A JPH03287953 A JP H03287953A
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JP
Japan
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hollow cylindrical
cylindrical ceramic
molded
dimension
building material
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JP8864990A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Wakasugi
若杉 勝廣
Masaru Takigawa
勝 瀧川
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Shinagawa Refractories Co Ltd
Original Assignee
Shinagawa Refractories Co Ltd
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  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、中空円筒上のセラミック建材であり、特に建
築土木において゛使用される杭、柱あるいは梁の表装材
に関する。
[従来の技術] ビルディング等の建築物の柱は鉄骨あるいは鉄筋コンク
リートの外側表面を塗装したり表装材で覆うのが一般的
である。この場合には、表装材には応力を欠けない工法
が通常採用されており、逆に表装材は取り付は方法によ
っては柱に加重として作用することもある。
そして、表装材として天然石を使用する場合には円柱や
中空円筒では石の加工および切削のロスが多くなるため
に円周方向で数個に分割したものを張り合わせるか、柱
の形状を板状の表装材が使用可能である角柱とすること
が行われていた。
また、従来の製造方法では大型で変形の少ない筒状の焼
成セラミックを製造することができなかったので、建材
として使用できる筒状の焼成セラミックスの部材はなか
った。
[発明が解決しようとする課題] 柱、杭に使用するための長い円筒あるいは角筒を作る方
法にはコンクリートで利用されている流し込み法やオー
ガーマシンによる押出成形法があるが、流し込み法では
表面に気泡や巣が生じ易く外装用としては適さない。
流し込み法と類似の泥漿鋳込み法は中空の衛生陶器等の
製造に適用されているように表面の性状も良好なものが
得られるが、 この方法では大型の厚肉品の製造をする
ことができない。
また、押出成形法あるいは湿式プレス成形は陶管を製造
する手法として広く知られているが、長尺あるいは大型
の製品の場合には品質の面で問題があった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、調合した原料を混練の後にアイソスタティッ
クプレスによる静水圧成形によって成形したものであり
、このような成形方法を採用したために長い筒状の形状
のものであっでも均一な組織に成形できるので品質が安
定した変形の少ない円筒状あるいは多角形の筒状のセラ
ミック建材が得られる。
[作用] 本発明は静水圧プレス法により成形して得られた成形体
を焼成したセラミックであって、外側寸法に対する内側
寸法の比が0.5以上の中空筒状であるので、長い筒状
の製品であっても品質が安定した変形の少ない筒状のセ
ラミックが得られ また外表面に施釉することによって
表装材として更に美観を向上することができる。
[実施例コ 以下に図面を参照して本発明を更に詳細に説明する。
第1図は本発明で得られるセラミック建材の断面図を示
す。 (イ)は中空筒状のものを示し、 (ロ)は角筒
状のものを示している。
このセラミック建材は図に示すように円筒状の場合には
外径の寸法りに対する内径の寸法dの比が0.5以上で
あることを特徴としており、角筒状の場合は外側寸法W
に対する内側寸法Wの比が0.5以上であることを特徴
としている。この比率が0.5より小さいと重量が増し
てコストが割高となるとともに焼成やその他の製造の面
でも不利な面が生じる。また、内側の空間に鉄筋コンク
リートを打つ場合等には肉厚は薄い方が好ましい場合も
ある。
また、セラミック建材を建築土木の分野において構造物
の一部として使用するためには他の部材と係合する溝形
状やその他の係合部を設ける必要が生じるが、 、二の
ような保合部はセラミックの焼成後に所望の形状に機械
的な加工をするかあらかじめ成形枠に保合部に対応した
構造を設けることによって行うと良い。
第2図は外圧型の静水圧プレスによる成形方法を示す図
であり、第3図は成形枠の断面図を示す。
第3図の成形枠1は中空部を形成する芯2を有する台座
3とゴム製の成形型4によって構成されており、芯と成
形型の間に形成される空間には、調合後に十分に混練し
た成形原料5を充填し、上部には蓋6を設ける。芯には
加圧によって変形しない金属等を使用するとよい。
成形用の原料を充填した成形枠を第2図で示す静水圧プ
レス7内に設けて加圧する。静水圧プレスはシリンダ一
部8と蓋9で構成した圧力容器に供給口から水または油
等からなる圧力媒体11を供給して500〜1500K
 g / cポに加圧する。
また、第4図は内圧型の静水圧プレスによる成形方法を
示す図である。圧力容器12はシリンダ一部13と蓋1
4から構成されており、圧力容器の下部には圧力媒体1
8の供給口17が設けられている。また圧力容器の内部
には穴をあけた心棒15を内部に有する袋状の加圧ゴム
16を設けており、加圧ゴムの内部には圧力媒体18を
供給して加圧することによって圧力容器内に充填した原
料を成形す る。
上記の例では、成形体の形状は両端が開いたものについ
て示したがこのような形状に限らず、一方が閉ざされた
形状のものを使用することも可能である。
以上のようにして成形した成形品は通常の方法によって
焼成して焼結する。成形したセラミック建材はそのまま
利用することができルカ、第3図に示す外圧型の成形枠
を使用した場合には得られる成形体の表面が滑らかでは
なかったり、あるいは寸法精度が十分ではない場合もあ
るので使用する用途によっては表面を旋盤等によって加
工する必要がある。
−弁内圧型の静水圧プレスでは圧力容器である外枠によ
って外形およびその表面の状態が決まるので通常は外表
面の加工は必要としない。
得られたセラミック建材を表装材として使用する場合に
は外表面に施釉してもよい。この場合にはタイル用ある
いは陶磁器用の釉薬を用いるが、素地と同時に焼成する
一回焼成と、素地を一度焼威の後に施釉した後に再度焼
成する2回焼成方法があるが、いずれの方法を採用して
もよい。
また施釉に代えて素地のなかに着色顔料を練り込むこと
によって着色することも可能であ る。
成形品を焼成する場合には単独窯あるいは連続窓のいず
れを使用することもできるが、成形品の加熱は0.5℃
/分々いし3℃/分で昇温し、使用した原料に応じた所
定温度に1ないし3時間保持した後に昇温時と同様の速
度で降温するのが好ましい。また、成形品を水平にした
状態で焼結を行う際には受は台を使用して変形防止をす
ることが好ましい。
また、本発明のセラミック建材の原料には多くの材質の
ものを使用することが可能である。とくに外観上あるい
は耐久性の面からはアルミナリッチあるいはシリカリッ
チのもの、炭化珪素系の材料を用いることもできるが、
建材としてのコストを低く抑えるためには低価格で製造
の容易な一般の粘度系の材料が好ましい。
また、第5図および第6図には本発明の筒状のセラミッ
ク建材を柱として使用する場合の施工例を示すが、第5
図は柱の長さ方向と垂直な面の平面図であり、第6図は
第5図のA−A線で切断した柱の断面図である。
筒状のセラミック建材20の内部には鉄骨21および鉄
筋22を設けて内部にはコンクリート23を充填してい
る。また、筒状セラミックの継目には目地材24を充填
している。
第7図には梁に四角状の本発明のセラミックを利用した
場合の施工例を示すが、円筒状の柱の場合と同様に筒状
セラミック2oの内部には鉄骨21および鉄筋22を設
けてコンクリート23を充填した。
このように、−船釣な土木建築用の柱の施工方法である
金鳳 木材あるいは厚紙を素材とした流し込み枠を用い
てコンクリートを流し込み、硬化後脱枠する方法に代え
て本発明によるセラミック建材を表装建材として用いれ
ば、流し込み枠を用いる必要がない。また、一体高によ
る施工が困難な場合には二つ割あるいは三つ割にして固
定手段を用いることによって目的を達することができる
また、一端がふさがった形状のセラミック建材はそのま
ま埋没するのみで杭あるいは車止め等として使用可能で
ある。
実施例1 成形体の配合成分として水ヒ粘土を30重量%、 15
0メツシユ以下の陶石201i量%、150メツシユ以
下の長石20重量%、 16ないし48メツシユの磁器
層30重量%を用いた水分含有量6重量%の材料を、外
圧式の成形枠に充填して静水圧プレスで500Kg/ 
c rdに加圧して、外寸法500 m m、内寸法4
40mm、長さ1800 m mの四角筒状の成形体を
得た。
得られた成形体を1250℃まで加熱して焼結した。成
形体は施釉しなかったが、吸水率は0.1%、曲げ強度
は250 K g / cボ、圧縮強度は1300 K
 g / c rrrであった。
また、 10%の硫酸および塩酸、 15%の酢酸、 
10%の水酸化ナトリウム水溶液に対して浸漬したとこ
ろ以上が認められなかった。
実施例2 成形体の配合成分として水ヒ粘土を30重量%、 15
0メツシユ以下の陶石30重量%、150メツシユ以下
の長石20重量%、 150メツシユ以下のソーダライ
ムガラス20重量%を用いた水分の含有量が8重量%の
材料を、内圧式の成形枠に充填して静水圧プレスで40
0 K g / c rdに加圧して、外径600mm
、内径540mm、長さ900 m mの円筒状の成形
体を得た。
得られた成形体を1150℃まで加熱して焼結した。成
形体は1150℃で1次焼結後に釉薬スプレー後110
0℃にて2次焼結により施釉した。得られた焼結体本体
の吸水率は0.5%、曲げ強度は250 K g / 
cボ、圧縮強度は1250 K g / c trl’
であった。
また、実施例1と同様の耐薬品性を調べたが問題はなか
った。
実施例3 成形体の配合成分として水ヒ粘土を30重量%、 15
0メツシユ以下の陶石30重量%、150メツシユ以下
の長石10重量%、 16ないし48メツシユの磁器層
20重量%、 150メツシユ以下のろう石10重量%
を用いた水分を7重量%含む材料を、外圧式の成形枠に
充填して静水圧プレスで400 K g / cポに加
圧して、外寸法1000mm、内寸法900mm、長さ
1000mmの円筒状の成形体を得た。
得られた成形体を1300℃まで加熱して焼結した 成
形体は施釉しなかったが、吸水率は0.1%、曲げ強度
は300 K g / cボ、圧縮強度は1400 K
 g / cポでありLまた、実施例1と同様の耐薬品
性があった。
比較例 外径470mm、内径400mm、長さ1000mmの
一般的な陶管は吸水率が4%であり、曲げ強度は150
 K g / c rrr、圧縮強度は400 K g
 / c trl’であり、一方外径470mm、内径
400 m m、長さ2430mmの一般的なコンクリ
ート管は吸水率が10%であり、曲げ強度は70 K 
g / c g、圧縮強度は250 K g / cボ
であった。
[発明の効果] 本願発明の成形品は静水圧プレスによって成形した外側
寸法に対する内側寸法の比が0゜5以上である長い円筒
状あるいは角筒状の形状であっても均一な組織に成形で
きることから、品質的にも安定で変形の少ない円あるい
は多角形の筒状セラミック建材が得られる。
しかも、 このように製造した建材はセラミックの特徴
である耐火性、耐候性を有し、強度にも優れているのみ
ではなく美観の面でも従来にないものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で得られるセラミック建材の断面図。第
2図は外圧型の静水圧プレスによる成形方法を示すは 
第3図は外圧型の成形枠の断面は 第4図は内圧型の静
水圧プレスによる成形方法を示す図。第5図は本発明の
セラミック建材の柱の長さ方向と垂直な面の平面図。第
6図は第5図のA−A線で切った断面は 第7図は本発
明のセラミック建材を梁に利用した場合の斜視図。 成形枠1、芯2、台座3、ゴム製の成形型4、成形原料
5、蓋6、静水圧プレス7、加圧ゴム16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静水圧プレス法により成形した後に焼成した外側
    寸法に対する内側寸法の比が0.5以上であることを特
    徴とする中空筒状セラミック建材。
  2. (2)外表面に施釉した請求項1記載の中空円筒セラミ
    ック建材。
  3. (3)静水圧プレス法により成形した後に焼成した外側
    寸法に対する内側寸法の比が0.5以上である中空筒状
    セラミック建材の内側に内側にコンクリートを流し込む
    施工方法。
  4. (4)静水圧プレス法により成形した外側寸法に対する
    内側寸法の比が0.5以上である中空筒状セラミック建
    材の内側にコンクリートを流し込んで得られた施工体。
JP8864990A 1990-04-03 1990-04-03 中空筒状セラミック建材 Pending JPH03287953A (ja)

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