JPH03287642A - 重荷重用空気入りタイヤのサイドウォール用ゴム組成物 - Google Patents

重荷重用空気入りタイヤのサイドウォール用ゴム組成物

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JPH03287642A
JPH03287642A JP2088166A JP8816690A JPH03287642A JP H03287642 A JPH03287642 A JP H03287642A JP 2088166 A JP2088166 A JP 2088166A JP 8816690 A JP8816690 A JP 8816690A JP H03287642 A JPH03287642 A JP H03287642A
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JP
Japan
Prior art keywords
rubber
amount
weight
ratio
rubber composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP2088166A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Suzuki
鈴木 一朗
Naoki Takahashi
直樹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、重荷重用空気入りタイヤのサイドウオール部
の耐クラツク性を向上したゴムMi戊物に関する。
〔従来の技術〕
従来、空気入りタイヤの中でもトラック、ハス等の大型
の重荷重用空気入りタイヤは、そのトレッドを更生する
ことにより高寿命化している。特に、海外ではこのトレ
ッドの更生によりその合計走行距離が100万Kmにも
達することも稀ではない。しかし、この重荷重用空気入
りタイヤを高寿命化するためには、その更生用台タイヤ
としての外観が損なわれないことが必要であるため、そ
のタイヤサイドウオール部には高水準の耐クラツク性が
要求される。
一般に、タイヤのサイドウオール部には、ゴム成分とし
て天然ゴムとシス含有量の多い耐疲労性に優れたハイシ
スポリブタジェンゴムとを併用し、かつゴム成分中に占
めるポリブタジエンゴムの配合量を多くしたゴム組成物
が使用されている。たとえば、ゴム成分が前記ハイシス
ポリブタジェンゴムと天然ゴムとからなるゴム組成物に
おいて、このポリブタジェンゴムのゴム成分中に占める
量が60〜70重量%であり、残りの40〜30重量%
が天然ゴムであるときに、最大の耐クランク性を示す。
しかしながら、ポリブタジェンゴムの配合量を増加させ
ていった場合、耐クランク性及び耐摩耗性は向上する傾
向を示すものの、硬さ、抗張力、伸び等が大幅に低下す
る等のゴムとしての本来の特性に不都合な点が生ずると
いう問題があった。また、ポリブタジェンゴムの配合量
が60重量部以上になると、耐クランク性が向上するこ
とはなく、高度の耐クラツク性の要求される場合は、他
の配合により対応することが必要であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、ゴム成分としてハイシスポリブタジェ
ンゴムを50重量部以上含有するジエン系ゴム、特に天
然ゴムを用いたゴム!lJl戒物において、硬度、抗張
力、伸び等の一般ゴム物性を低下させることなく、耐ク
ラツク性を向上した重荷重用空気入りタイヤのサイドウ
オール用ゴム組成物を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
このような本発明の目的は、シス含有量35重量%以上
のポリブタジェンゴムを少なくとも50重量%含有する
ジエン系ゴム及びオレフィン系ゴムの少なくとも1種を
ゴム成分とし、このゴム成分100重量部に対し、プロ
セス油の配合量Aとフェノール系樹脂の配合量Bとの合
計量(A+B)が0.5〜8重量部で、かつ該合計量(
A+B)とフェノール系樹脂の配合量Bとの比B/ (
A+B)が0.06〜0.5の範囲になるように配合す
ると共に、酸化亜鉛の配合量Cとステアリン酸の配合量
りとの合計量(C+D)が3〜5重量部で、かつ該酸化
亜鉛の配合量Cとステアリン酸の配合量りとの比C/D
が1.5〜2.0の範囲になるように配合したゴム組成
物により達成することができる。
本発明のゴム組成物は、ゴム成分としてシス含有量35
重量X以上、好ましくは75%以上のシスポリブタジェ
ンゴムを少なくとも50重量%含有するジエン系ゴム、
すなわち、50重量%以上のシスポリブタジェンゴムを
使用する必要がある。このようなジエン系ゴムを使用す
ることによりサイドウオール用としての良好な耐タラ・
ツク性を付与することができる。
本発明のゴム組成物に配合するシスポリブタジェンゴム
以外のゴム成分としては、一般にジエン系ゴムが好まし
い。ジエン系ゴムの例としては、天然ゴム、スチレンブ
タジェン共重合ゴム(SBR)、ポリイソプレンゴム(
IR)、アクリロニトリルブタジェン共重合ゴム(NB
R)等がある。オレフィン系ゴムとしては、ブチルゴム
(IIR)ハロゲン化ブチルゴム、エチレン−プロピレ
ン非共役ジエン三元共重合体ゴム(EPDM)  等が
ある。これらの中で、好ましくは天然ゴムがよい。
本発明において、上述したように、シスポリブタジェン
ゴムの配合量を大きくすることによって向上する耐クラ
ツク性をさらに改善するため、ゴム成分100重量部に
対し、プロセス油の配合量A(以下、Aと略す)とフェ
ノール系樹脂の配合量B(以下、Bと略す)との合計量
(A+B)が0.5〜8重量部で、かつこの合計量(A
+B)に対するBの比B/、(A+B)が0.06〜0
.5の範囲内になるように配合すると共に、ゴム成分1
00重量部当たり酸化亜鉛の配合量C(以下、Cと略す
〉とステアリン酸の配合量D〈以下、Dと略す)との合
計量(C+D)が3〜5重量部で、かつこのCとDとの
比C/Dが1.5〜2.0の範囲内になるように配合す
る必要がある。
プロセス油とフェノール系樹脂の配合量が、その合計量
(A+B)で0.5重量部未満では、ゴム組成物の耐摩
耗性または耐発熱性は向上するものの、耐クラツク性は
モジュラスが上昇し過ぎるために低下する傾向となる。
かつ硬くなり過ぎて押出加工性が悪化する。また、8重
量部を超えると耐クラツク性が低下する傾向となり、同
時に耐摩耗性または発熱性が悪化する。
また、軟らかくなり過ぎて加硫後の物性が低下する。さ
らに前記比B/ (A+B)は0.06未満になると耐
クラツク性を充分に向上させることができない。他方、
0.5を超えてもゴム組成物が硬くなり過ぎて耐クラツ
ク性が悪化する。
さらに、酸化亜鉛とステアリン酸の配合量が、その合計
量(C+D)で3重量部未満では、ゴム組成物の補強効
果は不十分であり、サイドウオールに適したゴム組成物
とはいえない。
また、前記比C/Dが1.5未満では、ゴム組成物の耐
摩耗性、発熱性は悪化しないものの、耐クランク性の向
上効果が不十分になる。他方、前記合計量(C+ D)
が5重量部を超えるか又は前記比C/Dが2.0を超え
ると耐クランク性が低下する。
本発明に使用されるプロセス油の例としては、コーモレ
ックス300、ソニックプロセス1tbX−140等の
アロマチックオイル、コーモレ・ンクス2号等のナフテ
ン系オイル、フッコールプロセス油P−400、キョー
セキプロセス油P−200等のパラフィンオイルがある
。また、フェノール系iM脂の例としては、フェノール
ホルムアルデヒド樹脂、トール油変性ロジン等がある。
本発明のゴム組$、物には、前述した配合薬品のほかに
、通常のサイドウオール用ゴム組成物に配合される配合
薬品、たとえば、カーボンブラック、老化防止剤、硫黄
、加硫促進剤、マイクロクリスタリンワックス等が適宜
配合される。
これらの中で、カーボンブラックとしては、本発明のゴ
ム組成物の耐摩耗性、耐クラツク性を向上させるため、
沃素吸着量80mg/g以上、ジブチルフタレート吸油
量100m l /100g以上のカーボンブラックを
使用するのが好ましい。また、その配合量はゴム成分1
00重量部当たり40重量部以上配合することが望まし
い。
また、本発明のゴム組成物の加硫した後の硬さは、室温
(25℃)おけるJIS硬度で40〜70、好ましくは
50〜65の範囲であるのがよい。
(実施例) 実施例1〜5、比較例1〜12 天然ゴム(NR)、シス含有量が98χのポリブタジェ
ンゴム(BR)およびカーボンブランクの配合量、A、
B、合計量(A+B)、比B/A十B、C,D、合計量
(C+D)、比C/Dがそれぞれ表に示す通りである1
7種類のゴム組成物を作成した。
これらのゴム組成物を混練し、148℃、30分間加硫
して得た加硫ゴムについて、以下の方法により測定した
破断強度(Kg/cm”)、破断伸び(χ) 、300
%モジュラス(Kg/cm”)、JIS硬度、耐摩耗性
、発熱、耐クラツク性を測定評価した。
結果を表に示した それぞれ室温(25℃)において、JIS K 630
1に規定されている方法に準拠して測定した。
址輩止丘: ランボーン型摩耗試験機を使用し、スリップ率25χて
測定した値である。比較例1の測定値を基準(100)
とする指数で表示した。この指数値が大きいほど耐摩耗
性は優れている。
発並: 長さ30cm、幅5mm、厚さ2mmのサンプルについ
て、東洋精機陣製の粘弾性スペクトロメーターを使用し
、初期伸張歪10χ、動的歪±2z:周波数10)1z
、温度60℃の条件下における発熱量を測定した。比較
例1の測定値を基準(100)とする指数で示した。こ
の指数値が大きいほど発熱が大きいことを示す。
狙?5ヱl且: デマソシャー型疲労試験機を使用し、幅20mm、長さ
150n+m 、厚さ2mmの短冊状サンプルに1mm
のカットを入れた後、20χ歪の動的疲労を与えた時の
カット成長速度を測定した。この測定値の逆数を求め、
比較例1の値を基準(100)とする指数で示した。こ
の指数値が大きいほど耐タラ・7り性が優れている。
(本頁以下、余白)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シス含有量35重量%以上のポリブタジエンゴムを少な
    くとも50重量%含有するジエン系ゴム及びオレフィン
    系ゴムの少なくとも1種をゴム成分とし、該ゴム成分1
    00重量部に対し、プロセス油の配合量Aとフェノール
    系樹脂の配合量Bとの合計量(A+B)が0.5〜8重
    量部で、かつ該合計量(A+B)とフェノール系樹脂の
    配合量Bとの比B/(A+B)が0.06〜0.5の範
    囲になるように配合すると共に、酸化亜鉛の配合量Cと
    ステアリン酸の配合量Dとの合計量(C+D)が3〜5
    重量部で、かつ該酸化亜鉛の配合量Cとステアリン酸の
    配合量Dとの比C/Dが1.5〜2.0の範囲になるよ
    うに配合した重荷重用空気入りタイヤのサイドウォール
    用ゴム組成物。
JP2088166A 1990-04-04 1990-04-04 重荷重用空気入りタイヤのサイドウォール用ゴム組成物 Pending JPH03287642A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06199112A (ja) * 1992-12-28 1994-07-19 Sumitomo Rubber Ind Ltd 重荷重用タイヤ
JP2010195869A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Diamond Polymer Science Co Ltd 硫化促進助剤
CN108367633A (zh) * 2015-12-11 2018-08-03 株式会社普利司通 轮胎和轮胎的制造方法

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