JPH03287075A - 圧電型加速度センサ - Google Patents

圧電型加速度センサ

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JPH03287075A
JPH03287075A JP8789690A JP8789690A JPH03287075A JP H03287075 A JPH03287075 A JP H03287075A JP 8789690 A JP8789690 A JP 8789690A JP 8789690 A JP8789690 A JP 8789690A JP H03287075 A JPH03287075 A JP H03287075A
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JP
Japan
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electrode
fixed
pedestal
piezoelectric
divided
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Pending
Application number
JP8789690A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kunimura
國村 智
Shiro Nakayama
中山 四郎
Katsuhiko Takahashi
克彦 高橋
Takayuki Imai
隆之 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1産業上の利用分野」 この発明は、圧電型加速度センサに関し、出力を低下さ
せることなく焦電出力を低減せしめたものである。
「従来の技術」 第11図は、膜状圧電体を用いた圧電型加速度センサ(
以下、センサという)の基本的な構造を示すしのてあっ
て、このセンサは、膜状圧電体1の両面に電極2.2を
形成し、一方の電極2を台座3上に固着し、他方の電極
2上に荷重体4を搭載して構成さC5ている。
しかし、このような構造では、周囲温度の変動に伴って
大きな焦電出力が発生してしまう。
第12図は、これを改善したタイプのセンサであり、こ
のセンサは、荷重体4を搭載する上側の電極を、中心電
極5と周囲電極6とに分割し、中心電極5上に荷重体4
を搭載して構成されている。
このセンサの出力は、中心電極5と周囲電極6から取り
出される。また第13図は、第12図に示ずセンサの等
価モデルである。このセンサでは、周囲温度か変動する
と、出力の取り出される2つの電極5.6および接続さ
れた2つの電極2.2ではそれぞれ同一の電荷が発生す
るので、出力としてはカウントされない。このセンサが
運動した場合は、荷重体か搭載された側のみで出力が発
生し、もう一方の側は単なるコンデンサとして働くので
、正常に出力を取り出すことができる。
しかしながら、このタイプのセンサでは、分割した電極
5.6の一方(中心電極5)にのみ荷重体4が搭載され
ているため、モデルにより示した2つの圧電体部分1 
a、 I bに対する周囲温度の影響が生じ、焦電出力
を十分低減させることができなかった。
「発明が解決しようとする課題」 よって、この発明における課題は、高い出力か得られる
とともに、周囲温度の変化に伴う焦電出力の発生を低減
でき、この焦電出力をノイズとしたS/N比を向上させ
ることのできる圧電型加速度センサを提供することにあ
る。
「課題を解決するための手段」 かかる課題は、膜状圧電体の両面に設けられた電極の内
、一方の面側の電極上に第1の荷重体を固着し、他方の
面側の電極を複数の分割電極に分割し、一方の分割電極
を、台座に固定された支持体に固定し、他方の分割電極
に、台座および支持体と接触させずに第2の荷重体を固
定した構造とすることて解決される。
1作用づ このようなセンサては、上記の構成としたことにより、
加速度を受けた時に、一方の分割TL極に接する圧電体
部分と他方の分割電極に接する圧電体部分とにそれぞれ
異なる方向の力を受け、これにより2つの圧電体部分で
異なる電荷が発生し、運動による出力を電圧て取り出す
と出力電圧は2つの圧電体部分て生じる電圧の和として
取り出される。さらに、このセンサでは、一方の分割電
極に支持体が固定され、他方の分割電極に第2の荷重体
が固定されていることから、従来のセンサに比へ、周囲
温度の影響の不均一性が緩和される。
以下、この発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明の圧電型加速度センサの一例を示す
ものである。このセンサは、膜状圧電体11の両面に形
成された電極12.13の内、方の面側(上面側)の電
極12に、慣性質!部として作用する剛体からなる第1
の荷重体を固着し、他ノjの面側(下面側)の電極13
を、中心電極15と周囲電極16とに分割し、中心電極
15に、台座17に固定さt、た支ri18を固着し、
周囲電極I6に、台座+7および支持体18と接触しな
いように第2の荷重体19を固定した構成になっている
膜状圧電体11は、PVDFなどの圧電性を打電る材料
からなる厚さ10〜300μmのフィルム状のものであ
って、その厚さが十分に均一でかつ全体が十分に均質な
ものが用いられる。また電極12.13は、膜状圧電体
11の両面にアルミニウムなどの金属を蒸着して形成さ
れる。これらの電極のうち、分割する側の電極I3を形
成するには、中心電極15と周囲電極16とを隔てる隙
間20を金属蒸着膜の形成時にマスキングするか、全面
に金属蒸着膜を形成しjコ後、隙間20の部分をエノヂ
ングすることにより形成することができろ。史にこのT
L極を銅箔のような金属箔を用い、これを誘電性接着剤
に上って圧電体フィルLに接着t−ることによって形成
することしてきる。この場合は、通常全面に電極を形成
後、エノチノグによってパターンを形成することかでき
る。これら=)ii %パターンは特に限定さt1″A
、例えは第・1図に示すように、正方形の中に凸字状の
中心電極15aを形成するパターンや、第5図のように
円形C・中に略円形の中心電極+5bを形成するパター
ン、或いは第6図に示すように正方形の中に略円斤′、
の中心電極+5cを形成するパターンなとかす、Fまし
い。なお膜状圧電体11の平面形状は、正方形、円形に
限定されず、平行四辺形、楕円形、多角形はどの他の形
状とすることも可能である。
このセンサにおいては、膜状圧電体11が台座17の感
知軸Gに対して正確に垂直に配置され、その平面形状が
、感知軸Gを対称の中心とする点対称であり、また第1
の荷重体14は、その底面形状が感知軸Gを対称の中心
とする点対称であると共に、感知軸Gを通り、底面に垂
直な無数の平面で断面した時にすべての断面について感
知軸Gを対称軸とする線対称である必要がある。また、
膜状圧電体1■の対称中心と第!の荷重体I4の対称軸
とを感知軸G上に一致させて配置する必要がある。
このように構成されたセンサは、台座17を被測定物に
取り付けられて使用され、その感知軸G方向の加速度を
測定することができる。
第2図は、このセンサの等価モデルを示す図である。こ
のセンサでは、第1図に示す矢印の方向に台座17が運
動すると、慣性の法的に従って、中心電極I5に接する
圧電体部分11aと周囲電極16に接する圧電体部分1
1bとに、それぞれ異なる方向の力を受ける。これによ
り2つの圧電体部分11a、11bでは、それぞれ異な
る電荷が発生する。そして運動による出力を電圧として
取り出すと、出力電圧は2つの圧電体部分11a、11
bで生じる電圧の和として取り出される。したかってこ
のセンサは、従来のセンサに比べて出力を大きくするこ
とができる。
さらに、このセンサでは、中心電極15に支柱18が固
定され、周囲電極16に第2の荷重体19が固定されて
いることから、中心電極15と周囲電極16のいずれか
一方が露出しているものと比へ、周囲温度の影響の不均
一性が緩和されて焦電出力を低下させることができ、そ
の結果、焦電出力をノイズとしたS/N比を大幅に改善
することがてきる。
第3図は、この発明の他の実施例を示すものである。こ
の実施例のセンサは、先の実施例のセンサと同様の構成
要素を備えて構成されており、先の実施例のセンサと異
なる点は、中心電極L5に第2の荷重体19を固定し、
周囲電極16に支柱18を固定した点である。
このセンサは、先の実施例のセンサと同様に、台座17
が運動すると中心電極15に接する圧電体部分11aと
周囲電極I6に接する圧電体部分11bとに、それぞれ
に異なる方向の力を受け、これにより2つの圧電体部分
11a、llbては、それぞれ異なる電荷が発生し、運
動による出力を電圧として取り出すと、センサの出力を
大きくすることができるなど、先の実施例と同様の効果
か得られる。
〔実施例: pVDFフィルム(厚さl’I 0μm)の両面にア几
ミニウムを蒸着して電極を形成し、一方の面側には、第
4図に示すものと同一のパターンを形成して中心電極と
周囲電極とを形成した。膜状圧電体は1 cmX 1 
amの正方形とし、中心電極と周囲電極の面積は共に0
.45cm’とした。各荷重体の材質はンンヂコウて、
それぞれ5gとし、支柱もンンチュウ製とした。
(実施例1) 第7図に示すように、膜状圧電体の周囲電極16に2本
の棒状の重り(第2の荷重体19)を固着し、台座に固
定された支柱18上に中心電極15を固着し、上面側の
電極12に第1の荷重体を固着して、第1図に示すセン
サを作製した。なお各部材の固着には、エポキン系接着
剤を用いた。
(実施例2) 第8図に示すように、膜状圧電体の中心電極15に、正
方形ブロック状の重り(第2の荷重体19)を固着し、
台座に平行に並べられた2本の支柱19.19の上に周
囲電極16を固着し、1面側の電極I2に第1の荷重体
14を固着して、第3図に示すセンサを作製した。
(比較例1) 膜状圧電体を反対の向きにして膜状圧電体の電極12を
直接台座の表面に固定し、第9図に示すように中心電極
16の上に正方形ブロック状の重り19を固着して、第
12図に示すセンサを作製した。
(比較例2) 比較例1と同様に膜状圧電体を台座に固定し、第10図
に示すように、周囲電極16に2本の棒状の重り19.
19を固定してセンサを作製した。
これらのセンサにIGの加速度を加え、オシロスコープ
で出力を測定した。焦電出力は、それぞれのセンサに1
00Wの白熱灯を20cmの距離から1秒間照射したと
きに生ずる出力変動で評価した。
結果を表1に示す。
表  1 「発明の効果」 以上説明したように、この発明の圧電型加速度センサは
、上記の構成としたことにより、加速度を受けた時に、
一方の分割電極に接する圧電体部分と他方の分割電極に
接する圧電体部分とにそれぞれ異なる方向の力を受け、
これにより2つの圧電体部分で異なる電荷が発生し、運
動による出力を電圧で取り出すと出力電圧は2つの圧電
体部分で生じる電圧の和として取り出されるので、従来
のセンサに比べて出力を大きくすることができる。
さらに、このセンサでは、一方の分割電極に支持体が固
定され、他方の分割電極に第2の荷重体か固定さ礼てい
ることから、従来のセンサに比べ周囲温度の影響の不均
一性か緩和されて焦電出力を低下させることができ、そ
の結果、焦電出力をノイズとしたSlN比を大幅に改善
することがてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示すもので、センサの
概略構成図、第2図は、第1図のセンサの等佃モデルを
示す概略図、第3図は、この発明の他の実施例を示すも
ので、センサの概略構成図、第4図ないし第6図は、こ
の発明に使用される分割電極のパターンを例示する平面
図、第7図および第8図は、この発明の詳細な説明する
ためのセンサの底面図、第9図および第10図は比較例
を説明するためのセンサの平面図、第11図は従来のセ
ンサの一例を示す概略構成図、第12図は従来のセンサ
の他の例を示す概略構成図、第13図は第12図に示す
センサの等価パターンを示す概略図である。 第1図 II  膜状圧電体、12.13・−電極、14第1の
荷重体、15−・中心電極、16・10周囲電極、17
・台座、18・・支柱(支持体)、19第2の荷重体。 第2図 4 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被測定物に剛に取り付けられる台座と、この台座の感知
    軸に垂直な測定面に固着された膜状圧電体と、この膜状
    圧電体上に固着され、慣性質量部として作用する剛体か
    らなる荷重体を有し、膜状圧電体の平面形状が、前記測
    定面に平行な面において感知軸を対称の中心とする点対
    称である圧電型加速度センサにおいて、 前記膜状圧電体の両面に設けられた電極の内、一方の面
    側の電極上に第1の荷重体が固着され、他方の面側の電
    極が複数の分割電極に分割され、これらの分割電極の内
    の一方の分割電極が、台座に固定された支持体に固定さ
    れ、かつ他方の分割電極に、台座および支持体と接触さ
    せずに第2の荷重体が固定されたことを特徴とする圧電
    型加速度センサ。
JP8789690A 1990-04-02 1990-04-02 圧電型加速度センサ Pending JPH03287075A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5377523A (en) * 1991-07-19 1995-01-03 Mitsubishi Petrochemical Co., Ltd. Acceleration sensor suitable for self-checking and a self-checking circuit therefore

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5377523A (en) * 1991-07-19 1995-01-03 Mitsubishi Petrochemical Co., Ltd. Acceleration sensor suitable for self-checking and a self-checking circuit therefore

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