JPH03286013A - 水門用ゲート - Google Patents

水門用ゲート

Info

Publication number
JPH03286013A
JPH03286013A JP8690390A JP8690390A JPH03286013A JP H03286013 A JPH03286013 A JP H03286013A JP 8690390 A JP8690390 A JP 8690390A JP 8690390 A JP8690390 A JP 8690390A JP H03286013 A JPH03286013 A JP H03286013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
materials
layer material
gate
layer
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8690390A
Other languages
English (en)
Inventor
Sachitada Momoshima
百島 祐忠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
COMPOSITE SYST KENKYUSHO KK
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
COMPOSITE SYST KENKYUSHO KK
Tonen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by COMPOSITE SYST KENKYUSHO KK, Tonen Corp filed Critical COMPOSITE SYST KENKYUSHO KK
Priority to JP8690390A priority Critical patent/JPH03286013A/ja
Publication of JPH03286013A publication Critical patent/JPH03286013A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Barrages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水門用ゲート、詳しくはFRP (繊維強化プ
ラスチック)製ゲートの改良に関する。
(従来技術とその課題) 従来、軽量、高強度を目的として開発されたFRP製水
門用ゲートが知られおり(実開昭61−173531号
公報)、その従来ゲートは、FRP材からなる格子状の
補剛桁とスキンプレート板材とを、一定の規格化された
形状に一体成形した構造である。
しかるに従来構造においては、スキンプレート板材自体
には水圧に耐え得るに十分な強度及び盤面剛性が得られ
ず、そのため補強用の補剛桁が一体成形されるものであ
るが、該補剛桁によっても所望の高強度が得られず、高
強度を得んとすれば板材及び補剛桁の肉厚を大きくしな
ければならないので重量の増大をまねくことになる。
又、上記補剛桁は成形に不便な複雑な形状であり製作性
に劣るとともにプレス成形による場合、熱歪によってス
キンプレート板材に反りが発生して開閉動作の障害とな
る等の不具合がある。
本発明は斯る従来不具合を解消して、軽量かつ高強度で
あるとともに製作性及び成形精度に優れたFRP製の水
門用ゲートを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 斯る本発明の水門用ゲートは、口の字形に成形したFR
P製フリフレーム裏両面に、それぞれFRP製パネルを
一体的に形成し、各パネルがCF/GFハイブリッド材
を複数層積層するとともに各層の繊維を交差状に配向さ
せて構成してなることを特徴とする請求項第1項)。
又、上記FRP製パネルはその最上面q層の両端部に耐
摩耗性繊維を縦方向に配向した補強材を形成する(第2
項)。
上記FRP製パネルの成形法は、プリプレグ法、FW法
(フィラメントワインディング法)など何れの方法によ
ることも自由であるが、請求項第3項は、繊維配向を制
御したプリプレグを積層して前記パネルを形成する。
さらに本発明ゲートは、その耐圧強度を補強するために
、上記フレーム内空間部に硬質フオーム材などのコア材
を充填することもよい(第4項)。
而して上記CF/GFハイブリッド材とは、炭素繊維(
CF)とガラス繊維(GF)とを一方向に配向させた状
態で混成させた強化プラスチック材であり、前後する層
の繊維交差角は一般的には90度(直交)とするが斜交
蓋状とすることもよい。
(作 用) 本発明によれば、口の字形のFRP製フレフリフレーム
裏に形成したFRP製パネルとにより構成された簡素な
構造であるので、軽量であるとともに前記パネルのCF
/G Fハイブリッド材の積層構造によって高強度及び
高剛性が得られる。
又、請求項第2項の如く、パネルの最上面層の両側端部
がアラミド繊維強化複合材料あるいは超高分子量ポリエ
チレン繊維複合材料などからなる補強材によって耐摩耗
性に優れるとともに補強材の繊維配向方向によりゲート
の上下方向の摺動性が向上する。
上記パネルが請求項第3項の如く、プリプレグを積層し
て形成されることにより、熱歪の影響を受ける余地がな
(、パネルの反りが発生しない。
請求項第4項によれば、コア材の充填によりゲートの盤
面剛性が向上し耐圧変形が防止される。
(実施例) 本発明の実施例を図面により説明すれば、ゲートAはフ
レーム1とその表裏両面に一体的に取付けたパネル2,
2° とにより構成され、堰堤に形成された溝形嵌合材
3.3′ に上下方向へ摺動自在に配設される。
尚、図中の4はスピンドル取付用のブラケットである。
フレーム1はGFRP材を引抜き成形により断面コ形に
形成し、それを口の字形に成形して構成される。
このフレーム1には所望によりコ形内空間部及び口の字
形空間部に渉って、硬質フオーム材、ハニカム材等のコ
ア材5を充填し補強せしめる。
パネル2.2′ は同一構造であるため、その−方のパ
ネル2について説明すれば、パネル2はFRPハイブリ
ッド材を第1層材2g、第2層材2b。
第3層材2cからなる3層構造に積層した場合を例示す
る。
第1層材2a及び第2層材2bはCF/G Fハイブリ
ッド材であり、その第1眉材2aはフレーム1の表面上
に接着して積層し、GF材aの途中にGF材すを混成さ
せ、それら繊維の配向方向を縦方向とする。
第2層材2bもまたGF材a°の途中にGF材すりを混
成させたもので、それら繊維の配向方向を前記第1層材
2aと直交する方向、すなわち横方向とする。
上記第1層材2aのGF材す及び第2層材2bのGF材
すりの配置は、ゲートAの受ける水圧を考慮し、水圧の
大きな位置に集中するように設計する。
尚、第1層材2aと第2層材2bとの繊維配向を反対に
することも任意であり、さらにCF/GFハイブリッド
材を追加して積層すること、あるいは第1層材2aと第
2層材2bとの繊維配向を直交状ではなく斜交蓋状とす
ることも自由である。
第3屑材2CはGF材a”の両側に耐摩耗繊維、例えば
アラミド繊維、超高分子ポリエチレン繊維の強化プラス
チック材などの補強材b”を混成したもので、それら繊
維の配向方向は縦方向とする。
上記補強材b”は前記溝形嵌合材3,3°に嵌合う部分
に配置せしめる。
上記パネル2,2°の第1〜第3層材2g、 2b。
2cはそれぞれ前記GF材、CF材、補強材のプリプレ
グを積層し、減圧の上オートクレーブにより硬化させる
プリプレグ法により成形するものとし、第3層材2C上
には所望に応じてウレタン塗装を施して表面仕上げとす
る。
尚、上記実施例ではプリプレグ法によりパネル2.2°
を成形するが、本発明のゲートAはその成形法に限定さ
れるものではなく、フィラメントワインディング法など
他の成形法によることも任意である。
上記ゲートAのフレーム1及びパネル2,2゛の厚さ寸
法の実施例を例示すれば、フレーム1は5mm、パネル
2,2゛ の第1層材2aは1mm、第2層材2bは2
皿、第3層材2cは1mmである。
(効 果) 本発明の請求項第1項によれば、従来FRP製のゲート
に較べて、軽量かつ高強度のゲートが得られ、第2項に
よれば堰堤の溝形嵌合部との摺動性が改善されて開閉操
作を円滑ならしめるとともに耐摩耗性に優れ耐久性を高
める。
又、第3項によればGF材、CF材の配置を任意ならし
め設計しやすいとともにプレス法による場合に較べ、熱
歪の影響を受けることがなく成形精度を高め、第4項に
よれば盤面剛性の向上したゲートを提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ゲートの一部切欠せる正面図、第2図は
その平面図、第3図は一部切欠せる斜視図である。 図中、 Aはゲート、      1はフレーム、2.2°はパ
ネル、  2aは第1層材、2bは第2層材、    
2cは第3層材、a、  a’ 、  a”はGF材、 b、  b’ はCF材、  b”は補強材、5はコア
材である。 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ロの字形に成形したFRP製フレームの表裏両面
    にそれぞれFRP製パネルを一体的に形成し、各パネル
    がCF/GFハイブリッド材を複数層積層するとともに
    各層の繊維を交差状に配向させて構成してなる水門用ゲ
    ート。
  2. (2)上記各パネルが最上面層の両側端部に耐摩耗繊維
    を縦方向に配向した補強材を形成せしめた請求項第1項
    記載の水門用ゲート。
  3. (3)上記各パネルが繊維配向を制御したプリプレグを
    積層して形成された請求項第1項又は第2項記載の水門
    用ゲート。
  4. (4)上記フレームがGFRP材であり、該フレーム内
    空間部に硬質フォーム材、ハニカムコアなどのコア材を
    充填せしめた請求項第1項記載の水門用ゲート。
JP8690390A 1990-03-31 1990-03-31 水門用ゲート Pending JPH03286013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8690390A JPH03286013A (ja) 1990-03-31 1990-03-31 水門用ゲート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8690390A JPH03286013A (ja) 1990-03-31 1990-03-31 水門用ゲート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03286013A true JPH03286013A (ja) 1991-12-17

Family

ID=13899798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8690390A Pending JPH03286013A (ja) 1990-03-31 1990-03-31 水門用ゲート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03286013A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012092567A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Mitsubishi Plastics Inc 止水扉、樋門、樋管、及び水門

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012092567A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Mitsubishi Plastics Inc 止水扉、樋門、樋管、及び水門

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8157937B2 (en) Method of making a fiber reinforced core panel
EP0781714B1 (en) Cargo container
EP0373729B1 (en) Method for strengthening a panel
EP1097804A4 (en) THE MINE
BR102013018440A2 (pt) Elementos de flexão e reforço compósitos laminados com o reforço de folhas metálicas entre camadas
FI78333B (fi) Sandwichelement.
JP2005313613A5 (ja)
EP1660307B1 (en) Window skin panel and method of making same
CN111204103A (zh) 波型格构腹板增强复合材料夹芯结构及制备方法
JPH03286013A (ja) 水門用ゲート
GB2105254A (en) Top-hat stiffeners for GRP and other panels of synthetic plastics materials
JP4249890B2 (ja) アーチ型覆蓋
JPH0644678Y2 (ja) 外皮層とハニカムコアとを有するサンドイッチ構造体の補強構造
JPH01157840A (ja) 強化コア層を有するサンドイツチ板
JPH03286014A (ja) 水門用ゲートの製造方法
JPH02169633A (ja) 繊維強化複合材料
CN218907419U (zh) 一种车载增压方舱舱板及车载增压方舱
JPS6010840Y2 (ja) 複合材料製抗張構造体
RU2738944C2 (ru) Способ т-образного соединения трехслойных судовых конструкций из полимерного композиционного материала и полученный этим способом узел соединения
JPS6124439A (ja) サンドイツチパネル
JPH1044321A (ja) ガラス繊維強化樹脂複合体
KR20220140490A (ko) 코어 요소 또는 공극 및 개재된 시트의 어레이를 갖는 제품, 및 이러한 제품을 형성하기 위한 방법
JP2001106288A (ja) 運搬用セキュリティボックスとその製造方法
JP2513625Y2 (ja) 複合構造体
JPH02277623A (ja) 積層発泡体の製造方法