JPH0328576Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328576Y2 JPH0328576Y2 JP1986015787U JP1578786U JPH0328576Y2 JP H0328576 Y2 JPH0328576 Y2 JP H0328576Y2 JP 1986015787 U JP1986015787 U JP 1986015787U JP 1578786 U JP1578786 U JP 1578786U JP H0328576 Y2 JPH0328576 Y2 JP H0328576Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pseudo
- pulse generator
- random pulse
- output
- integrator
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、オシロスコープなどに用いられる
発振器に係り、特に、リードアウトオシロスコー
プにおいて、ドツト表示を行なう時のタイミング
が、掃引のタイミングと同期する虞れのない発振
周波数信号を生成するための発振回路に関する。
発振器に係り、特に、リードアウトオシロスコー
プにおいて、ドツト表示を行なう時のタイミング
が、掃引のタイミングと同期する虞れのない発振
周波数信号を生成するための発振回路に関する。
(従来技術・考案が解決しようとする問題点)
従来、リードアウトオシロスコープにおいて、
リードアウトするためのドツトを表示するタイミ
ングと、表示されている信号波形の掃引のタイミ
ングとが同期すると、信号波形の一部分が中断
(欠落)して見えることがある。そこで、従来は、
オシロスコープの掃引速度に応じて、掃引中およ
びブランキング中に、ドツトを表示するタイミン
グを変えたりしていたが、必ずどこかのレンジに
おいて、観測する信号波形に中断する部分が生ず
るという欠点があつた。
リードアウトするためのドツトを表示するタイミ
ングと、表示されている信号波形の掃引のタイミ
ングとが同期すると、信号波形の一部分が中断
(欠落)して見えることがある。そこで、従来は、
オシロスコープの掃引速度に応じて、掃引中およ
びブランキング中に、ドツトを表示するタイミン
グを変えたりしていたが、必ずどこかのレンジに
おいて、観測する信号波形に中断する部分が生ず
るという欠点があつた。
この考案は、上記した点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、表示されてい
る信号波形と、リードアウトするためのドツトを
表示するタイミングを気にする必要のない発振周
波数信号を生成することができるようにしたドツ
トの表示速度を決める発振回路を提供することに
ある。
であり、その目的とするところは、表示されてい
る信号波形と、リードアウトするためのドツトを
表示するタイミングを気にする必要のない発振周
波数信号を生成することができるようにしたドツ
トの表示速度を決める発振回路を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段)
この考案に係る発振回路は、M系列の疑似ラン
ダムパルス発生器と、疑似ランダムパルス発生器
の出力を積分する積分器と、積分器の出力電圧に
より発振周波数を変化する電圧コントロール発振
器(VCO)とを設けた発振回路において、電圧
コントロール発振器の出力信号を疑似ランダムパ
ルス発生器のクロツク信号として帰還するように
構成することによつて、問題の解決を図つてい
る。
ダムパルス発生器と、疑似ランダムパルス発生器
の出力を積分する積分器と、積分器の出力電圧に
より発振周波数を変化する電圧コントロール発振
器(VCO)とを設けた発振回路において、電圧
コントロール発振器の出力信号を疑似ランダムパ
ルス発生器のクロツク信号として帰還するように
構成することによつて、問題の解決を図つてい
る。
(作用)
電圧コントロール発振器の出力信号をM系列の
疑似ランダムパルス発生器にクロツク信号として
印加することにより、疑似ランダムパルスを得
る。この疑似ランダムパルスの出力信号を積分器
(またはフイルタ)を通すことにより、電圧レベ
ルがたえず変化している脈流信号を得る。この脈
流信号を、電圧コントロール発振器に印加するこ
とによつて、常時発振周波数がランダムに変化す
る。よつて、発振周波数が常時一定でないよりラ
ンダム性が強調された発振出力信号を生成するこ
とができる。
疑似ランダムパルス発生器にクロツク信号として
印加することにより、疑似ランダムパルスを得
る。この疑似ランダムパルスの出力信号を積分器
(またはフイルタ)を通すことにより、電圧レベ
ルがたえず変化している脈流信号を得る。この脈
流信号を、電圧コントロール発振器に印加するこ
とによつて、常時発振周波数がランダムに変化す
る。よつて、発振周波数が常時一定でないよりラ
ンダム性が強調された発振出力信号を生成するこ
とができる。
(実施例)
この考案に係る発振回路の実施例を第1図乃至
第3図に基づいて説明する。
第3図に基づいて説明する。
第1図は、第1の実施例の全体構成を示すブロ
ツク図、第2図Aは、この考案の実施例に用いる
M系列の疑似ランダムパルス発生器の一例を示す
回路図、第2図Bはその入力および出力波形図、
第3図Aは、この考案の実施例に用いる積分器の
一例を示す回路図、第3図Bはその出力波形図で
ある。
ツク図、第2図Aは、この考案の実施例に用いる
M系列の疑似ランダムパルス発生器の一例を示す
回路図、第2図Bはその入力および出力波形図、
第3図Aは、この考案の実施例に用いる積分器の
一例を示す回路図、第3図Bはその出力波形図で
ある。
図中、2はM系列の疑似ランダムパルス発生器
で、例えば、第2図Aに示すように構成されてい
る。この疑似ランダムパルス発生器2は、クロツ
ク信号として電圧コントロール発振器の出力信号
を帰還回路1を通じて帰還して用いている。この
クロツク信号(波形)が疑似ランダムパルス発
生器2へ印加されると、第2図Bの波形で示す
ような、M系列の疑似ランダムパルス列を発生す
る。この第2図Aに示す、疑似ランダムパルス発
生器2では、5ビツトで構成しているが必要に応
じて、ビツト数および帰還のかける位置を変えて
もよい。3は積分器で、第3図Aに示すように構
成され、その出力は第3図Bに示す出力信号(波
形)を発生する。また、その出力側にリミツタ
回路3aを設けるか、CRの時定数を最適値にす
ることによつて、第3図Bに示す出力信号(波形
)のアナログ出力レベルの振幅を制限すること
ができる。また、この積分器3の代りに、疑似ラ
ンダムパルス発生器2の出力信号(波形)のパ
ルス列に見あつたローパスフイルタ(図示しな
い)を用いてもよい。4は電圧コントロール発振
器(VCO)で、積分器3の出力信号(波形)
が印加され、その出力信号の電圧レベルの変化に
応じて発振周波数を変える。よつて、その出力に
は、発振周波数が常時ランダムに変化する発振出
力信号を生成する。
で、例えば、第2図Aに示すように構成されてい
る。この疑似ランダムパルス発生器2は、クロツ
ク信号として電圧コントロール発振器の出力信号
を帰還回路1を通じて帰還して用いている。この
クロツク信号(波形)が疑似ランダムパルス発
生器2へ印加されると、第2図Bの波形で示す
ような、M系列の疑似ランダムパルス列を発生す
る。この第2図Aに示す、疑似ランダムパルス発
生器2では、5ビツトで構成しているが必要に応
じて、ビツト数および帰還のかける位置を変えて
もよい。3は積分器で、第3図Aに示すように構
成され、その出力は第3図Bに示す出力信号(波
形)を発生する。また、その出力側にリミツタ
回路3aを設けるか、CRの時定数を最適値にす
ることによつて、第3図Bに示す出力信号(波形
)のアナログ出力レベルの振幅を制限すること
ができる。また、この積分器3の代りに、疑似ラ
ンダムパルス発生器2の出力信号(波形)のパ
ルス列に見あつたローパスフイルタ(図示しな
い)を用いてもよい。4は電圧コントロール発振
器(VCO)で、積分器3の出力信号(波形)
が印加され、その出力信号の電圧レベルの変化に
応じて発振周波数を変える。よつて、その出力に
は、発振周波数が常時ランダムに変化する発振出
力信号を生成する。
このように、この考案に係る発振回路は、疑似
ランダムパルス発生器2のクロツク信号として、
電圧コントロール発振器の出力信号を用い、基本
性能をさらに改善し、かつ構成部品数を減少させ
ると共に、発振出力信号の周波数のランダム性を
強調することができるように構成している。
ランダムパルス発生器2のクロツク信号として、
電圧コントロール発振器の出力信号を用い、基本
性能をさらに改善し、かつ構成部品数を減少させ
ると共に、発振出力信号の周波数のランダム性を
強調することができるように構成している。
(考案の効果)
この考案に係る発振回路によれば、疑似ランダ
ムパルス発生器のクロツク信号として電圧コント
ロール発振器の出力信号を帰還して用いたから、
発振周波数のランダム性を強調することができ
る。したがつて、この発振回路をリードアウトオ
シロスコープに用いることにより、表示されてい
る信号波形と、リードアウトするためのドツトを
表示するタイミングとが同期することがなく、表
示されている信号波形の一部分が中断欠落すると
いうような虞れは全くなく、実用上きわめて有効
なものである。
ムパルス発生器のクロツク信号として電圧コント
ロール発振器の出力信号を帰還して用いたから、
発振周波数のランダム性を強調することができ
る。したがつて、この発振回路をリードアウトオ
シロスコープに用いることにより、表示されてい
る信号波形と、リードアウトするためのドツトを
表示するタイミングとが同期することがなく、表
示されている信号波形の一部分が中断欠落すると
いうような虞れは全くなく、実用上きわめて有効
なものである。
第1図乃至第3図は、この考案に係る発振回路
の実施例を示すもので、第1図はブロツク図、第
2図Aは、疑似ランダムパルス発生器の一例を示
す回路図、第2図Bは、信号波形図、第3図Aは
積分器の一例を示す回路図、第3図Bは積分器の
出力波形図である。 1;帰還回路、2;疑似ランダムパルス発生
器、3;積分器(またはフイルタ)、4;電圧コ
ントロール発振器(VCO)。
の実施例を示すもので、第1図はブロツク図、第
2図Aは、疑似ランダムパルス発生器の一例を示
す回路図、第2図Bは、信号波形図、第3図Aは
積分器の一例を示す回路図、第3図Bは積分器の
出力波形図である。 1;帰還回路、2;疑似ランダムパルス発生
器、3;積分器(またはフイルタ)、4;電圧コ
ントロール発振器(VCO)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 M系列の疑似ランダムパルス発生器と、疑似ラ
ンダムパルス発生器の出力を積分する積分器と、
積分器の出力電圧により発振周波数を変化する電
圧コントロール発振器とを設けた発振回路におい
て、 電圧コントロール発振器の出力信号を疑似ラン
ダムパルス発生器のクロツク信号として帰還する
ように構成したことを特徴とする発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986015787U JPH0328576Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986015787U JPH0328576Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62129813U JPS62129813U (ja) | 1987-08-17 |
JPH0328576Y2 true JPH0328576Y2 (ja) | 1991-06-19 |
Family
ID=30807042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986015787U Expired JPH0328576Y2 (ja) | 1986-02-07 | 1986-02-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0328576Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2795545B2 (ja) * | 1991-02-01 | 1998-09-10 | シャープ株式会社 | 雑音発生装置 |
JPH08201449A (ja) * | 1995-01-24 | 1996-08-09 | Advantest Corp | スペクトラムアナライザ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124321A (ja) * | 1984-05-30 | 1986-02-03 | テクトロニツクス・インコ−ポレイテツド | デジタル機器の放射低減装置 |
-
1986
- 1986-02-07 JP JP1986015787U patent/JPH0328576Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124321A (ja) * | 1984-05-30 | 1986-02-03 | テクトロニツクス・インコ−ポレイテツド | デジタル機器の放射低減装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62129813U (ja) | 1987-08-17 |
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