JPH0328573Y2 - - Google Patents

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JPH0328573Y2
JPH0328573Y2 JP1982165317U JP16531782U JPH0328573Y2 JP H0328573 Y2 JPH0328573 Y2 JP H0328573Y2 JP 1982165317 U JP1982165317 U JP 1982165317U JP 16531782 U JP16531782 U JP 16531782U JP H0328573 Y2 JPH0328573 Y2 JP H0328573Y2
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JP
Japan
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vhf
uhf
boom
waveguide
channel
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JP1982165317U
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JPS5969512U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、テレビジヨン用アンテナに関し、
特にUHFおよびVHF共用アンテナに関する。
従来、UHFおよびVHF共用アンテナには、例
えば第1図に示すようなものがあつた。これは
UHF、VHF共用ラジエータ1を用い、UHF導
波器2,2……の側方にVHFハイチヤンネル用
導波器3を取付けたものである。また第2図に示
すようなものもあつた。これは第1図のものと同
様にUHF、VHF共用ラジエータ1とUHF導波
器2とを用い、VHFハイチヤンネル用導波器4
として導波器の中心にコイル5を装着した短縮型
複合導波器を用いたものである。しかし、第1図
および第2図に示したUHF、VHF共用アンテナ
では、VHFローチヤンネル用導波器を取付ける
ことが困難であつた。すなわち、第1図のものに
VHFローチヤンネル用導波器を取付けようとす
ると、その長さがUHF用導波器2の長さよりも
大幅に長くなり、ブーム6で支持することが困難
であるという機構的な問題があり、第2図のもの
にVHFローチヤンネル用導波器を取付けようと
すると、第3図に示すようにその導波器の中心に
コイル7を設ける他の両端側に別にコイル8,8
を設けなければUHFの受信に障害を生じ、特性
的にもコスト的にも好ましくないという問題があ
る。さらに、第1図及び第2図のUHFおよび
VHF共用アンテナにおいて、VHFローチヤンネ
ル用導波器をブーム6に直接に取付けた場合、
VHFローチヤンネル用導波器は、その中心から
先端までの長さがUHF帯の波長の1/2より長く、
しかもUHF波はVHF波に比較してブーム6の近
い所を進行するので、UHF波の進行に妨害を与
えるという問題もあつた。
この考案は、上記の各問題を解決しUHFおよ
びVHFローチヤンネル波を良好に受信できる
UHFおよびVHF共用アンテナを提供することを
目的とし、そのためVHFローチヤンネル導波器
をブームの上方または下方にこのアンテナで受け
るUHF信号の1/4波長だけブームから上方に離し
て、かつラジエータ18より前方にVHFローチ
ヤンネルの波長の約1/6波長だけ離して1本設け
たものである。
以下、この考案を第4図乃至第8図に示す1実
施例に基づいて詳細に説明する。第4図におい
て、10はブームで、約1.5mの長さであり、支
柱12によつて支持されている。このブーム10
には、その中心軸線を貫通するようにUHF導波
器14,14……が取付けられており、さらにブ
ーム10の上縁にはその中央部にコイルを挿入し
た短縮型のVHFハイチヤンネル用導波器16,
16……が取付けられている。18は給電部で、
これにVHF・UHF共用ラジエータ20が取付け
られている。このラジエータ20はブーム10の
右端部から約50cmの位置に設けられている。2
2,23はVHFハイチヤンネル用反射器、24
はVHFローチヤンネル用反射器である。
ラジエータ20の取付位置から約50cm(VHF
ローチヤンネルの約1/6波長)左端部側に寄つた
位置のブームの上方には、VHFローチヤンネル
用導波器26が配置されており、副ブーム28を
介してブーム10に取付けられている。この
VHFローチヤンネル用導波器26は、その中央
部にコイルを挿入した短縮型のものであり、
UHF用導波器14,14……によつて受けよう
とするUHF電波のほぼ1/4波長の長さだけブーム
10の中心軸線から隔てた位置に設けられてい
る。
第6図は、第4図及び第5図に示したアンテナ
において、VHFローチヤンネル用導波器26の
ブーム10からの距離を変更することによつて
VHFローチヤンネル(90乃至108MHz)において
利得がどのように変化するかを示したもので、曲
線30はブーム10の中心軸線から100mmの距離
に設けた場合、曲線32はブーム10の中心軸線
から20mmの距離(ブーム10の上縁)に設けた場
合、曲線34はVHFローチヤンネル用導波器2
6を除去した場合である。
第7図は、第4図および第5図に示したアンテ
ナにおいて、VHFローチヤンネル用導波器26
のブーム10からの距離を変更することによつて
UHFチヤンネル(470乃至530MHz)において利
得がどのように変化するかを示したもので、曲線
30aはブーム10の中心軸線から100mmの距離
に設けた場合、曲線32aはブーム10の中心軸
線から20mmの距離に設けた場合、曲線34aは
VHFローチヤンネル用導波器26を除去した場
合である。
第6図の曲線30と32とからVHFローチヤ
ンネルにおいて100mm離してVHFローチヤンネル
用導波器26を設けても通常のVHFアンテナと
同様にVHFローチヤンネル用導波器26をブー
ム10の上縁に設けた場合と同様な利得を得られ
ることが判る。また第7図の曲線30aと34a
とからUHFチヤンネルにおいて100mm離して
VHFローチヤンネル用導波器26を設けても、
通常のUHFアンテナと同様にVHFローチヤンネ
ル用導波器26を設けていない場合と同様な利得
を得られることが判る。
なお、ブーム10の中心軸線から100mm離して
設けた場合、その距離はUHFチヤンネル(470乃
至530MHz)の1/4波長より若干短いが、これは
VHFローチヤンネル用導波器26のラジエータ
20からの距離によつて影響を受けているからで
ある。すなわち、例えば第8図に示すように受信
しようとする電波の波長がλで、ラジエータ36
から先端の導波器38までの距離が1.5λ、各導波
器38の長さが約0.8×λ/2、導波器38の総本数 が12本のアンテナの場合に、λより充分長い長さ
のエレメント39をこのアンテナに近づけ、利得
が約0.5dB低下する範囲を測定すると、曲線40
で示すようにブーム42の中心軸線からλ/4の
距離を中心として幾分変動しており、第4図及び
第5図に示したアンテナではVHFローチヤンネ
ル用導波器26のラジエータからの距離を約50cm
に選択したことによりたまたまλ/4よりも短か
くても充分にUHFチヤンネルについて利得の減
少が生じなかつたものであり、平均すればほぼ
λ/4の距離にVHFローチヤンネル用導波器2
6を設ければよい。
以上述べたように、このアンテナでは、VHF
ローチヤンネル用導波器26を、UHF帯の約
λ/4の距離を隔ててラジエータ18よりも前方
へVHFローチヤンネルの約1/6波長離した位置に
1本配置したことにより、UHF、VHFハイチヤ
ンネル、VHFローチヤンネルの共用アンテナに
おいて、UHF及びVHFローチヤンネルのいずれ
の利得もほとんど低下させることがなく、良好に
受信することができる。即ち、VHFローチヤン
ネルの導波器を直接にブームに取り付けると、
VHFローチヤンネルの導波器の中心から先端ま
での長さがUHF帯のUHF電波の半波長よりもか
なり長く、UHF電波が、このVHFローチヤンネ
ル用導波器に同調吸収され、しかもUHF帯の電
波がブームの近辺を進行するので、UHF帯を受
信するラジエータの電波を弱め、UHFの利得を
低下させる。これを防ごうとすると、VHFロー
チヤンネルの導波器をブームから離して設ければ
よいが、余り離しすぎると、今度はVHFローチ
ヤンネルの利得が低下する。そこで、UHF利得
が通常のUHF用のアンテナの利得にほぼ等しく、
かつVHFローチヤンネルの利得が、VHFローチ
ヤンネルの導波器をブームに直接に取り付けた状
態での利得とほぼ等しくなる取り付け位置とし
て、ラジエータ18よりも前方へVHFローチヤ
ンネルの約1/6波長離した位置であつて、かつブ
ームからUHFチヤンネルの約1/4波長離れた位置
を選択したものである。しかも、VHF帯の利得
をVHFローチヤンネルの導波器をブームに直接
に取り付けた状態での利得とほぼ等しくするに
は、VHFローチヤンネルの導波器は1本だけで
よい。
またVHFハイチヤンネル用の導波器16は、
コイルを用いた短縮型であるので、ブーム10に
UHF導波器14と共に取り付けてもUHFの利得
に影響を与えない。即ち、VHFハイチヤンネル
の導波器16のエレメントにUHF帯の電波の半
波が載り、電流を誘起するが、これらは逆相であ
つて短縮用のコイルに流れるので、このコイルで
互いに打ち消される。従つて、UHFの利得に影
響を与えない。さらに、副ブーム28を介して
VHFローチヤンネル用導波器26をブーム10
に結合しているので、かなり長くなるVHFロー
チヤンネル用導波器26を支持できる。
上記の実施例では、VHFローチヤンネル用導
波器26はその中央部にコイルを設けて、その全
長を短縮したものを示したが、短縮していないも
のも使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のUHFおよびVHF共用アンテナ
の斜視図、第2図は別の従来のUHFおよびVHF
共用アンテナの斜視図、第3図は第2図の共用ア
ンテナに用いるVHFローチヤンネル用導波器の
概略図、第4図はこの考案によるUHFおよび
VHF共用アンテナの側面図、第5図は同アンテ
ナの部分拡大斜視図、第6図は同アンテナの
VHFローチヤンネルにおける周波数特性図、第
7図は同アンテナのUHF帯にひける周波数特性
図、第8図は同アンテナのVHFローチヤンネル
用導波器の配置位置の説明図である。 10……ブーム、14……UHF導波器、16
……VHFハイチヤンネル用導波器、26……
VHFローチヤンネル用導波器、28……副ブー
ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブームにその一端側からUHF用導波器および
    コイルを中央に設けた短縮型のVHFハイチヤン
    ネル用導波器を取付け、これに続いてUHFおよ
    びVHF共用のラジエータを設け、上記UHF用導
    波器で受ける電波のほぼ1/4波長の距離だけ上記
    ブームの中心軸線から上方または下方に隔てた位
    置であつてかつ上記ラジエータより上記ブームの
    一端側にVHFローチヤンネルの電波の約1/6波長
    だけ隔てた位置にVHFローチヤンネル用導波器
    を1本配置し、これを副ブームを介して上記ブー
    ムに取付けてなるUHFおよびVHF共用アンテ
    ナ。
JP16531782U 1982-10-29 1982-10-29 Uhfおよびvhf共用アンテナ Granted JPS5969512U (ja)

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JP16531782U JPS5969512U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 Uhfおよびvhf共用アンテナ

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JPS5969512U JPS5969512U (ja) 1984-05-11
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JP16531782U Granted JPS5969512U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 Uhfおよびvhf共用アンテナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01146407A (ja) * 1987-12-02 1989-06-08 Dx Antenna Co Ltd Uhf及びvhf共用アンテナ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753682A (en) * 1980-09-18 1982-03-30 Seiko Epson Corp Electronic watch

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JPS5753682A (en) * 1980-09-18 1982-03-30 Seiko Epson Corp Electronic watch

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JPS5969512U (ja) 1984-05-11

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