JPH03285260A - 電池用正極合剤の製造法 - Google Patents
電池用正極合剤の製造法Info
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- JPH03285260A JPH03285260A JP8652490A JP8652490A JPH03285260A JP H03285260 A JPH03285260 A JP H03285260A JP 8652490 A JP8652490 A JP 8652490A JP 8652490 A JP8652490 A JP 8652490A JP H03285260 A JPH03285260 A JP H03285260A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/06—Electrodes for primary cells
- H01M4/08—Processes of manufacture
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、電池用正極合剤の製造法の改良に関するもの
である。
である。
従来の技術
電池用正極合剤は、電池の特性に大きく影響するため、
過去数多くの検討がなされてきた。とくに電池の正極は
、粉体を加圧・成型して正極とするため、水や有機溶剤
の中に少量の結着剤を分散したものを正極活物質中に混
合した後、万能式混合練合機などの攪拌機で攪拌し、嵩
密度を高くしたり、粉体の流れを良くしたりして、充填
密度を高めるなどの工夫がなされてきた。
過去数多くの検討がなされてきた。とくに電池の正極は
、粉体を加圧・成型して正極とするため、水や有機溶剤
の中に少量の結着剤を分散したものを正極活物質中に混
合した後、万能式混合練合機などの攪拌機で攪拌し、嵩
密度を高くしたり、粉体の流れを良くしたりして、充填
密度を高めるなどの工夫がなされてきた。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、従来の万能式混合練合機によって得られ
た粉体は、その嵩密度が、０．９０〜０．９５ｇ／ｃｃ
の見掛は密度しか得られない。従って打錠機による加圧
・成型の際、流れが悪（秤量精度のバラツキやペレット
の強度不足による割れ、欠けなどの欠点があった。また
、成型されたベレットが径方向や高さ方向に１級し、電
池を組み立てる工程で寸法変化による機械トラブルや稼
働率の低下などの発生要因となり、ひいては電池特性の
バラツキを引き起こしていた。
た粉体は、その嵩密度が、０．９０〜０．９５ｇ／ｃｃ
の見掛は密度しか得られない。従って打錠機による加圧
・成型の際、流れが悪（秤量精度のバラツキやペレット
の強度不足による割れ、欠けなどの欠点があった。また
、成型されたベレットが径方向や高さ方向に１級し、電
池を組み立てる工程で寸法変化による機械トラブルや稼
働率の低下などの発生要因となり、ひいては電池特性の
バラツキを引き起こしていた。
また、粉体製造工程における問題として、前記した万能
式混合練合機なとは、 ■ 一般的に回転スピードが遅く攪拌時間が長い。
式混合練合機なとは、 ■ 一般的に回転スピードが遅く攪拌時間が長い。
■ 混合攪拌条件を変化させても低い嵩密度の粉体しか
得られない。
得られない。
■ 粉体にするまでの処理工程が多く、工数がかかる。
■ 粉体の出し入れが多（、粉塵などの処理設備費用が
かかり、−当たりの単価も高くなる。
かかり、−当たりの単価も高くなる。
など数多くの問題があった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解決し、電池組
み立て工程の安定化が図れる優れた電池用合剤を提供す
るものである。
み立て工程の安定化が図れる優れた電池用合剤を提供す
るものである。
課題を解決するための手段
この問題を解決するために本発明は、正極合剤の製造に
当って、水平回転羽根と垂直回転羽根を備えたミキサー
を用いて、嵩密度の異なる２種類以上の粉末とバインダ
ーを混合・攪拌するものである。
当って、水平回転羽根と垂直回転羽根を備えたミキサー
を用いて、嵩密度の異なる２種類以上の粉末とバインダ
ーを混合・攪拌するものである。
作用
第１図と第２図に従来のミキサーと本発明で用いた水平
回転羽根と垂直回転羽根を備えたミキサーの例を示す。
回転羽根と垂直回転羽根を備えたミキサーの例を示す。
第２図に示す従来のミキサーは、そのブレード３が自転
と公転の回転によって比較的遅いスピードで回転してい
るため混練には適している。しかし混練された合剤を乾
燥して粉砕した場合、嵩密度の低いものしか得られず、
しかもその流動性も低いものしかできなかった。
と公転の回転によって比較的遅いスピードで回転してい
るため混練には適している。しかし混練された合剤を乾
燥して粉砕した場合、嵩密度の低いものしか得られず、
しかもその流動性も低いものしかできなかった。
一方、第１図に示す水平・垂直の回転羽根を備えた本発
明でのミキサーによると、水平回転羽根による転勤造粒
と、垂直回転羽根による解砕造粒との組合せにより、結
着剤の均一分散と造粒とが同時に行えるため、嵩密度も
高まり、流れ性の良好な粉体が得られる。
明でのミキサーによると、水平回転羽根による転勤造粒
と、垂直回転羽根による解砕造粒との組合せにより、結
着剤の均一分散と造粒とが同時に行えるため、嵩密度も
高まり、流れ性の良好な粉体が得られる。
実施例
以下、本発明による実施例を容積２０ｅの水平回転羽根
１と垂直回転羽根２を備えたミキサーで説明する。
１と垂直回転羽根２を備えたミキサーで説明する。
活物質材料として二酸化マンガン、導電材としてカーボ
ン、結着剤としてフッ素系樹脂を希釈したものを使用し
た。まず、二酸化マンガンとカーボンを混合する。次に
、希釈した結着剤を注入し、水平回転羽根を約１５０ｒ
ｐｍ、垂直回転羽根を約１０００ｒｐｍｌ：：設定し約
３分混練する。
ン、結着剤としてフッ素系樹脂を希釈したものを使用し
た。まず、二酸化マンガンとカーボンを混合する。次に
、希釈した結着剤を注入し、水平回転羽根を約１５０ｒ
ｐｍ、垂直回転羽根を約１０００ｒｐｍｌ：：設定し約
３分混練する。
混練終了後合剤を排出し、乾燥後整粒して粉末合剤とす
る。
る。
次に、本発明による製造法と従来の製造法との工程及び
能力比較を表−１に示した。
能力比較を表−１に示した。
（表−１）
上記の条件によって製造された正極合剤と従来の正極合
剤との各種特性の比較を表−２に示す。
剤との各種特性の比較を表−２に示す。
表−２
本発明において、乾燥時間が短（なるのは混練時の分散
が良いため、希釈剤の量をこれまでの約５０％に減量し
たからである。
が良いため、希釈剤の量をこれまでの約５０％に減量し
たからである。
嵩密度は、ＪＩＳの測定方法に基づく。流れ性は、正極
合剤を５０ｇ秤量し、内径１０１０ｌ１のロートを用い
、流れ切る時間を測定した。従来品は、ロート内で合剤
がブリッジ状態になり流れなかった。
合剤を５０ｇ秤量し、内径１０１０ｌ１のロートを用い
、流れ切る時間を測定した。従来品は、ロート内で合剤
がブリッジ状態になり流れなかった。
秤量精度は、打錠機により７１０■のベレットを成型し
、重量のバラツキをｎ＝１００個で測定したものである
。
、重量のバラツキをｎ＝１００個で測定したものである
。
また、本発明品による正極合剤と従来品の正極合剤を用
いてペレットを成型し、これとリチウム負極とを組合せ
て高さ５．４ｍ、直径２３１１Ｉｍの扁平形有機電解質
電池を構成し、２０℃で放電した結果を表−３に示す。
いてペレットを成型し、これとリチウム負極とを組合せ
て高さ５．４ｍ、直径２３１１Ｉｍの扁平形有機電解質
電池を構成し、２０℃で放電した結果を表−３に示す。
表−３
表−３で本発明品は、ペレット重量のバラツキが小さく
なっているため、放電時間のバラツキも小さくなってい
る。また、放電平均時間が５０ｈも長くなるのは、本発
明品の成型時の充填密度が高くなるため、合剤重量も約
８％アップするためである。
なっているため、放電時間のバラツキも小さくなってい
る。また、放電平均時間が５０ｈも長くなるのは、本発
明品の成型時の充填密度が高くなるため、合剤重量も約
８％アップするためである。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、水平・垂直回転羽根を
備えたミキサーによって得られる粉末合剤は、嵩密度が
高く、流れ性も良い。しかも電池組立工程の安定化と合
理化が図れ、また、上記粉末合剤を用いてペレットを成
型し、電池を構成することによって、放電時間が長くバ
ラツキの少ない電池が得られる。
備えたミキサーによって得られる粉末合剤は、嵩密度が
高く、流れ性も良い。しかも電池組立工程の安定化と合
理化が図れ、また、上記粉末合剤を用いてペレットを成
型し、電池を構成することによって、放電時間が長くバ
ラツキの少ない電池が得られる。
第１図は本発明の製造法で用いたミキサーの概略図、第
２図は従来のミキサーを示す図である。 １・・・・・・水平回転羽根、２・・・・・・垂直回転
羽根、３・・・・・・ブレード。
２図は従来のミキサーを示す図である。 １・・・・・・水平回転羽根、２・・・・・・垂直回転
羽根、３・・・・・・ブレード。
Claims (2)
- （１）嵩密度の異なる２種以上の粉末とバインダーとを
水平回転羽根と垂直回転羽根を備えたミキサーによって
混合、攪拌することを特徴とする電池用正極合剤の製造
法。 - （２）嵩密度の異なる２種以上の粉末が、主成分として
二酸化マンガン、酸化銀などの金属酸化物及びフッ化カ
ーボンからなる特許請求の範囲第１項記載の電池用正極
合剤の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8652490A JPH03285260A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 電池用正極合剤の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8652490A JPH03285260A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 電池用正極合剤の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03285260A true JPH03285260A (ja) | 1991-12-16 |
Family
ID=13889378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8652490A Pending JPH03285260A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 電池用正極合剤の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03285260A (ja) |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP8652490A patent/JPH03285260A/ja active Pending
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