JPH03285109A - 角速度センサの制御回路 - Google Patents

角速度センサの制御回路

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JPH03285109A
JPH03285109A JP2085883A JP8588390A JPH03285109A JP H03285109 A JPH03285109 A JP H03285109A JP 2085883 A JP2085883 A JP 2085883A JP 8588390 A JP8588390 A JP 8588390A JP H03285109 A JPH03285109 A JP H03285109A
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JP
Japan
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output
signal
circuit
angular velocity
vehicle speed
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Pending
Application number
JP2085883A
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English (en)
Inventor
Masayuki Sato
雅之 佐藤
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はジャイロスコープ(方位センサ)等に用いられ
る角速度センサに関する。
(従来の技術) いわゆる振動ジャイロは、−船釣に、第3図に示すよう
な構造になっていた。音叉のような機械振動子を駆動素
子によって駆動してそれに定常的な振動を付加して慣性
力を作り出して、ヘースの回転によって振動子に作用す
るコリオリカを駆動素子に装着した検知素子によって検
知する。コリオリカは振動ジャイロにかかる角速度ωに
応じて変化するので、このコリオリカにより発生する検
知素子の撓みを検出することによって回転の角速度を検
出できる。
(発明が解決しようとする課題) 以上に説明した振動ジャイロでは、角速度センサが置か
れた環境が、例えば、温度変化が激しい環境であるとき
、振動子が温度変化に追従して収縮するため、音叉の共
振周波数を一定に保持することができなかった。このた
め、角速度の検出感度を一定にすることができず、角速
度の検出信号に誤差成分が含まれ、精度の高い角速度の
測定が出来ない可能性があった。
本発明は、角速度センサが設置された環境がいかなる状
態であっても、角速度センサから出力される出力信号が
実際の角速度値を出力できる手段を提供することを技術
的課題とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) このような技術的課題を解決するために講じた技術的手
段は、支持部材;少なくとも一端が前記支持部材に支持
された棒状の連結部材;前記連結部材に支持された板状
の振動部材;前記振動部材に取り付けられた駆動手段:
前記連結部材のねじれ歪みを検出するねじれ検出手段;
前記駆動手段を付勢して、前記振動部材に前記連結部材
の軸方向の振動を与える駆動付勢手段;前記ねじれ検出
器から出力される信号を検出する検出手段−車速信号を
出力する車速検出手段;および、該車速検出手段からの
出力信号を取り込んで前記車速検出手段から出力される
信号が車速零に対応するとき前記ねじれ検出手段の出力
信号に補正項を導入する制御手段;を有する角速度セン
サの制御回路とした、ことである。
(作用) 以上の技術的手段を用いたことによって、角速度センサ
が温度変化の激しい環境下におかれても実際の角速度に
対応する誤差成分を含まない角速度センサの出力信号が
得られるようになった。
(実施例) 第1図に、本発明の一実施例を示す。以下の実施例では
、角速度センサが自動車に搭載されたものとして説明を
進める。第1図を参照すると、各軸X、YおよびZは、
互いの軸に対して90度傾いた軸をそれぞれ示している
。支持部材1oは、板状の金属をコの字状に曲げて形成
しである。4はその全体に渡って周面に螺子が形成され
た断面が円形のコツト(連結部材)であり、金属材料で
形成されている。このロッド4は、前記支持部材10の
一端10aから他端10bまで貫通する状態で設けられ
ており、ロッド4の一端は、支持部材の一端10aの両
面で、それぞれ固定機構8によって支持部材10に固定
されている。また、ロッド4の他端は支持部材10の他
端10bで固定機構9によって支持部材10に固定され
ている。
ロッド4は、この例ではY軸に沿って配置されている。
固定機構9は、ロッド4の螺子と螺合するロックナツト
9a、 ワッシャ9bおよびインシュレータ9cで構成
されている。固定機構8および後述する固定機構7も同
様な構成である。
ロッド4の中央部には、ねじれ検出器3(ねじれ検出手
段)が配置され、該ねじれ検出器3の厚み方向(Y軸方
向)の一端にインシュレータ6を介して、それと面接触
する状態に音叉l (振動部材)が配置されており、ね
じれ検出器3の厚み方向の他端にも、同様に、ねじれ検
出器3に連接されるインシュレータ5を介して音叉2(
振動部材)が配置されている。ロッド4は、ねじれ検出
器3、インシュレータ5.6、音叉1及び2にそれぞれ
設けた図示しない穴を貫通する形で、それらを支持して
いる。
音叉1の支持部材10の一端10aと対向する面(図示
路)、及び音叉2の支持部材1oの他端10bと対向す
る面には、それぞれ固定機構7が設けられており、それ
らの締め付けによって、音叉1.インシュレータ6、ね
じれ検出器3.インシュレータ5及び音叉2が、両端か
ら互いに押し付けられて一体に固定されている。但し、
これらはY軸方向に対し、僅かにねじれ変形が可能な状
態になっている。
音叉1は、その長手方向がZ軸方向に向けられた矩形の
薄板状に形成された金属製の振動板1aを備えている。
この振動板1a(駆動手段)は、その長手方向の一端近
傍で、ロッド4に支持されている。振動板1aの表面に
は酸化シリコンの絶縁薄膜が形成されている。さらにこ
の絶縁薄膜上には、振動板1aの厚み方向の両方の面に
それぞれ薄板状矩形の圧電セラミック(圧電素子)lb
およびlcが固着されている。また、圧電セラミックl
bおよびICは、それらの厚み方向に分極されている。
従って、これらの圧電セラミックに交流電圧を印加すれ
ば、それらは厚み方向に歪みを生じるし、逆に厚み方向
の歪みを受けるとそれに電圧が誘起される。音叉2(振
動部材)も音叉lと同様な構成であるためその説明は省
略する。
第2図にねじれ検出器3(ねじれ検出手段)の構成を示
す。第2図を参照すると、このねじれ検出器3は、筒状
の絶縁チューブ3aと、その外周に装着された、圧電体
3b、3c、電極3d、3eおよび3fで構成されてい
る。圧電体3bは電極3dと3eとで挟まれ、圧電体3
Cは電極3eと3fで挟まれている。絶縁チューブ3a
の内部を前述のロッド4が貫通する。
圧電体3bは、図示のように、円筒状に形成されている
が、これは各々90度の円弧状に形成された4つの圧電
素子3 b+、3 bz、3 bxおよび3b4を組み
合わせて構成しである。また、各々の圧電体は、矢印で
示す周方向に、それぞれ分極されである。もう一方の圧
電体3Cも圧電体3bと同一の構成になっている。圧電
体3bおよび3cは、それがロッド4の軸方向、即ち、
Y軸方向に対してねじる方向(周方向)に力を受けると
、その大きさに応じた電圧を出力する。
再度第1図を参照して、電極3dおよび3fは互いに共
通に接続され、アースと接続されている。
そして、2つの圧電体3b、3cの中央に配置された電
極3eから、このねじれ検出器3の信号S3が取り出さ
れる。電極3eからの出力線は、検出回路11と発振回
路12(駆動付勢手段)に接続されており、ねじれ検出
器3の信号S3がこの2つの回路に入力されている。
発振回路12の出力信号S1が音叉1および音叉2の圧
電セラミック1bおよび2bに、駆動付勢信号として印
加されている。また、音叉2の圧電セラミック2cから
出力される信号S2が、フィードバック信号として発振
回路12に印加されている。このフィードバック信号は
、音叉1. 2に定振動を与えるための信号として発信
回路12に入力されるものである。さらに、検出回路1
1から出力する信号S4は整流回路13に入力されてお
り、整流回路13からの出力信号S5は平滑回路14に
入力されている。ここで、整流回路13はアースにも接
続されている。この実施例ではフィードバック信号とし
て、圧電セラミック2Cからの出力信号S2のみを取り
出すものとしたが、圧電セラミックICからのみ、ある
いは両方の圧電セラミック2c、lcから出力される信
号をフィードバック信号としてもよい。
さらに、平滑回路14から出力される信号S6は、演算
回路15に入力されている。演算回路15には、車速セ
ンサ16の出力信号が入力されている。車速センサ16
は、例えば、磁石の回転と共に接点が開閉して、車速に
対応したパルス信号を出力するリードスイッチ型のもの
を通常使用するが、車速に対応する信号を出力するもの
であればその形式は問われない。前記したように車速セ
ンサ16の出力する車速信号、およびねじれ検出器3が
出力して平滑化された角速度に対応する信号が演算回路
15に人力され、両者の信号が演算回路15内で処理さ
れる。
以下、本発明の角速度センサの作動について説明する。
始めに角速度センサの作動を説明する。
発振回路12は、付勢信号S1として周波数および振幅
の安定化された正弦波を出力する。発振回路12によっ
て生成される正弦波の付勢信号Slが印加される2つの
圧電セラミック1bおよび2bは、各々その厚み方向に
分極されているので、付勢信号S1によって、それらの
厚み方向に歪みを発生する。印加される付勢信号S1は
正弦波信号であるため、その歪みの方向が交互に切り換
わるので、厚み方向に振動し、その振動に共振するよう
に振動板1aおよび2a、即ち、音叉1および2が振動
する。したがって、音叉lおよび2の振動の方向は、第
1図の矢印F4、即ち、Y軸方向である。但し、音叉1
と音叉2の振動の方向は逆になっており、音叉1が音叉
2に近づく方向に、撓むときは音叉2も音叉1から離れ
る方向にそれぞれ撓む。
このように、音叉1および音叉2を定常的に振動させた
状態では、この角速度センサに慣性力が働((角速度セ
ンサがZ軸を中心として回転しようとする慣性力)ため
音叉1および2には、それぞれX軸方向に回転の角速度
ωに応じた大きさのコリオリの力Feが作用する。音叉
1に働く力F0と音叉2に働(力Feは互いに方向が逆
であり、音叉1がX軸の正方向の力Feを受けるときは
、音叉2に働く力FCの方向はX軸の負方向になる。
従って、インシュレータ6を介して音叉lに接続された
、ねじれ検出器3の厚み方向の一方の面と、インシュレ
ータ5を介して音叉2に接続された、ねじれ検出器3の
厚み方向の他方の面とには、この装置のZ軸まわりの回
転によって、互いに逆方向の、Y軸まわりに回転する力
が加わる。つまりこれによって、ねじれ検出器3は、Y
軸に沿ってねじられることになる。ねじれ検出器3は、
前述したようにその周方向に分極されているので、ねじ
れ方向の力を受けると、その力に応した電気信号を出力
する。従って、ねじれ検出器3から出力される信号S3
の振幅の大きさはZ軸まわりの角速度ωに対応する。
次に、角速度センサ、車速センサからそれぞれ出力され
た出力信号の処理について説明する。
演算回路15は、ねじれ検出器3の出力する信号を入力
できる入力ボート、車速センサI6がらの出力信号を受
は入れる入力ボートを有している。
演算回路I5内には、角速度が零であるときの演算回路
15が出力すべき値R1が予め格納されている。ここで
、角速度が零である状態は車速か零である状態を意味す
るものと規定する。演算回路15の入力ボートには、ね
じれ検出器3の現在の出力値R2が入力され、さらに車
速センサ16からも現在の車速に対応する信号R3が入
力している。車速センサ16の出力する信号R3が車速
零に対応する値であるとき、ねじれ検出器の出力する信
号R2と、演算回路15内に格納されたR1の値が比較
される。R1<R2である場合には、演算回路15内で
は(R2−R1)の演算が実行され、演算結果によって
得られた値R4が演算回路15内に新たに格納される。
この演算結果(R2−R1)は、角速度センサから出力
される信号に含まれる誤差分を意味する。それ以後、ね
じれ検出器3からは、R2からR4を差し引いた値がね
じれ検出器3の補正された出力値として出力される。一
方、R1>R2であるときには、演算回路15内では(
R1−R2)なる演算が実行され、この演算結果はR4
として演算回路15内に格納される。これ以後、ねじれ
検出器3からは、R2にR4を加えた値がねじれ検出器
3の補正された出力値として出力される。
2つの演算(R2−R1)、(R1−R2)はねじれ検
出器3が実際に出力している値に対する補正項となる。
〔発明の効果〕
以上のように、演算回路内で演算処理されて生成される
補正項を、ねじれ検出器3からの出力される値に導入す
ることによって、角速度センサが温度変化の激しい環境
下におかれても、角速度センサは正確な角速度に対応す
る出力値を出力することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による角速度センサの斜視図およびその
制御回路のブロックを示す説明図、第2図はねじれ検出
器の斜視図、第3図は一般的な振動ジャイロの斜視図で
ある。 10・・・支持部材、 4・・・連結部材、 1.2・・・振動部材、 lb、2c・・・駆動手段、 3−・・ねじれ検出器(ねじれ検出手段12・・・発振
回路(駆動付勢手段)、11・・・検出回路(検出手段
)、 16・・・車速センサ(車速検出手段)、15・・・演
算回路(制御手段)、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持部材; 少なくとも一端が前記支持部材に支持された棒状の連結
    部材; 前記連結部材に支持された板状の振動部材;前記振動部
    材に取り付けられた駆動手段; 前記連結部材のねじれ歪みを検出するねじれ検出手段; 前記駆動手段を付勢して、前記振動部材に前記連結部材
    の軸方向の振動を与える駆動付勢手段;前記ねじれ検出
    器から出力される信号を検出する検出手段; 車速信号を出力する車速検出手段;および、該車速検出
    手段からの出力信号を取り込んで前記車速検出手段から
    出力される信号が車速零に対応するとき前記ねじれ検出
    手段の出力信号に補正項を導入する制御手段; を有する角速度センサの制御回路。
JP2085883A 1990-03-31 1990-03-31 角速度センサの制御回路 Pending JPH03285109A (ja)

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